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スポーツ 2011年04月20日 15時30分
「引き分け」狙いの是非 守護神・藤川を温存した真弓采配
ルールとの戦い…。4月17日の対中日3回戦は真弓明信監督(57)にとって、難しい選択を迫られたゲームとなった。 延長10回裏は、絶対的な守護神・藤川球児(30)を投入すべきだったのではないだろうか−−。試合後、真弓采配に対する賛否が聞かれた。投手交代に“迷い”が見られたのは、延長10回裏の中日の攻撃中だった。阪神、中日ともに無得点のまま延長に突入。今季は「3時間30分を経過したら、新しいイニングには入らない」ルールになっている。このとき、試合経過時間は、3時間15分といったところだった。 「11回の表の攻撃に入れるのかどうか、微妙なところですよね」 ネット裏のプロ野球解説者、マスコミ各社が声を揃える。 阪神は8回に久保田智之(30)、9回には小林宏(32)を送り込んでいる。そして、「0対0」で迎えた延長10回裏、真弓監督は守護神・藤川ではなく、オープン戦好調だった福原忍(34)をコールした。 「11回表の攻撃があると判断したようです。11回裏の中日の攻撃に藤川を出そうとしたようですね」(プロ野球解説者) このまま引き下がるような中日打線ではなかった。福原が二死を取った後、四球を与えてしまう。次打者は4番・和田一浩(38)。落合博満監督(57)は代走・英智を送り、勝負を掛けてきた。この時点での試合経過時間は、3時間20分強。11回の攻防に入れるかどうか、ますます“微妙”になってきた。 一般論として、真弓監督がここで「投手交代」を告げていれば、救援ウォーミングアップで11回表の阪神の攻撃は消滅していただろう。 真弓監督は福原続投を選択した。「11回表の攻撃」を引き込もうとしたのだろう。しかし、その福原が和田に二塁打を献上…。阪神はサヨナラ負けを喫した。 「この中日との3連戦は後味の悪い結末となってしまいました。初戦は金本の代打での打席を完了できず、守備にも付かせませんでしたので『連続試合出場』の記録がストップしてしまいました。第3戦に先発した下柳は7イニングを投げ、『0点』に抑えきったのに勝利投手に導いてやることが出来ませんでした」(関係者) チームの雰囲気も、重苦しいものに変わってしまったようである。 試合後の囲み会見で、真弓監督は「(和田に)ヒットが出たら、藤川を投入するつもりだった」とも吐露している。その通りだとすれば、投手交代のタイミングを見誤ったことになり、和田を迎えた場面で「延長11回の攻防はナシ」と判断していたわけだ。 投手交代のタイミングは結果論でしかないが、こんな目撃談も聞かれた。 「試合後の真弓監督は苛立っていました。感情を表に出さないタイプなので、非常に珍しいことです」(前出・同) 3時間30分のルールは、絶対的なクローザーを持つ阪神にとって、有利に展開すると思われてきた。だが、絶対的なストッパーのいるチームは、「むしろ、継投のタイミングが酷評されやすい」ことも分かった。真弓監督にとって、気苦労の耐えない1年になりそうだ。
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トレンド 2011年04月20日 15時30分
連載ラノベ 夢ごこち(39)
ここはどこだろう。体を動かせない。目も開けられない。けど、人の話し声が聞こえる。何かが燃えるにおいがする。たき火をしているみたい。 私はどうしたのだろう。そうだ、夢をみていたんだ。夢の中で怪鳥にさらわれたんだ。それにしても、ここがどこだか、わからない。どうしよう。 そうだ、夢の中だから、自分で想像しちゃえばよいのだ。目が開かなくても、自分で風景を考えちゃえばよいのだ。それなら、私は今、山奥の広場にいる。後ろ手に縛り付けられている。目の前では、野蛮な男たちがたき火をしている。情景が見えてきた。 私はやっぱり木に縛り付けられていた。胸に縄が食い込んでくる。きっと野蛮な男たちに縛られたんだ。けど、おかしい。私はエジプトの女王様みたいな飾りを身につけていた。パジャマはなくなっていた。ほとんど裸同然だ。 体をよじってみたけど、縄から抜けられない。髪の毛の間から、汗が落ちてきた。まぶたの横を垂れていく。汗をぬぐいたい。でも、体を動かせない。両手は背中に回されている。お腹にも、足首にも、縄が食い込んでくる。どうしてこんなにきつく縛られたのだろう。それに体をよじってばかりいると、男たちに気づかれてしまう。 「おい、女が気がついたみたいだぜ」 ほら、気づかれた。 「お前、どんなにもだえたって、その縄からは抜けられないよ」 きっと、あの野蛮な男が縛ったんだ。 「なあ、このままこいつを城に連れて行くだけなんて、なんだか、もったいなくないか」 私はどうされるのだろう。 「そうだな、城へ連れて行く前に、俺たちで、しばらく楽しまねえか」 どうしよう。私、襲われちゃう。 逃げなきゃ。けど、縄がきつい。目も開かない。こんなに体を動かそうとしているのに、気持ちがあせるばかりで、体がいうことをきいてくれない。なんでだろう。汗が顔じゅうを流れていく。 「そうだな。俺たちでたっぷり楽しんだって、ばちは当たらねえ」 どうしよう。逃げなきゃ。でも、体を動かせない。(つづく/文・竹内みちまろ/イラスト・ezu.&夜野青)
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スポーツ 2011年04月20日 12時30分
不祥事が止まらない! 大相撲・尾上親方が酒気帯び運転で摘発
大相撲の八百長問題は、関与したとして25人もの力士、親方が処分を受け、一定の区切りがついた。5月場所は興行ではなく、入場無料の技能審査場所として開催されることが決まり、日本相撲協会は再生への道を歩み始めた。 そんな矢先に、また不祥事が発生した。しかも、トラブルを起こしたのが力士ではなく、親方だというのだから、開いた口がふさがらない。尾上部屋の師匠である尾上親方(41=元小結・濱ノ島)が、4月18日、東京都港区の路上で、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで摘発されていたことが明らかになった。警視庁高輪署は同容疑で書類送検する方針。 18日夜10時頃、港区高輪の路上にて、片側3車線の中央車線に乗用車が止まっているのを、通行人が発見し110番通報。高輪署員が駆けつけたところ、運転席に尾上親方がおり、呼気から基準値を上回る1リットル当たり0.64mgのアルコールが検出された。同署によると、尾上親方は容疑を認め、「新橋で若い衆らと、ジョッキでビール3杯と焼酎の水割り4杯を飲んだ」と話しているという。車線上で止まっていたのは、信号待ちの際に、居眠りしていたものと見られている。 19日、報道陣の取材に応えた尾上親方は、「(運転するまで)十分休んだつもりだった」と弁明しながらも、「やってはいけないことをやってしまった。反省の気持ちしかない。社会人として軽率だったし、師匠として恥ずかしい」と謝罪のコメント。 尾上部屋では十両・境沢、幕下・白乃波、三段目・山本山の3人が、八百長に関与したと認定され角界を去った。監督責任を問われた尾上親方は、2階級降格処分を受けたばかり。ひとつ間違えば大事故にもつながる酒気帯び運転を、弟子を監督指導する立場の師匠がやるなど言語道断。 放駒理事長(元大関・魁傑)は「自覚が足りない。飲酒運転なんてとんでもない。初歩的なことができないのは、何なんだと思いたくなる」と呆れ顔。協会は20日に臨時理事会を開き、尾上親方の処分を協議する。(ジャーナリスト/落合一郎)
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芸能 2011年04月20日 11時45分
EXILEのAKIRAと交際が報じられた長澤まさみはモテモテ!?
一部スポーツ紙が報じたところによると、女優の長澤まさみと人気グループ「EXILE」のパフォーマー・AKIRAが真剣交際中で、交際について長澤の所属事務所は「同郷で親しい友人の1人だと聞いています」、AKIRAの所属事務所は「プライベートなことなので本人に任せています」とコメントしているという。 「2人はともに静岡・磐田市出身で、同じ小・中学校の先輩・後輩。長澤の上京後に共通の知人を介して知り合い、昨年末から交際をスタートさせた。AKIRAは長澤の良き相談相手で、互いの家族も公認の仲というからこのまま交際が続けばゴールインもありか」(芸能記者) デビュー時から一貫して“清純派路線”で売り出してきた長澤だが、07年8月に「嵐」の二宮和也との交際がスポーツ紙で報じられた。 「05年にフジテレビ系ドラマ『優しい時間』で共演し交際に発展。交際発覚後、双方の事務所が2人を別れさせようとしたが、その後も密かに交際を続けていた。しかし、嵐が売れるにつれ二宮が多忙をきわめ、なかなか会う時間がなくなり、いつの間にか破局してしまった」(女性誌記者) 昨年の春には、二宮以外の男性との交際説が浮上していたという。 「芸能人も含め、セレブが通う高級スーパーチェーンの御曹司との交際がささやかれた。もともと遊び友だちだったようだが、結局、交際している“証拠”がつかめないまま記事にできなかった」(写真誌記者) 仕事ではかつての勢いが衰えやや大人しい長澤だが、プライベートはモテモテでかなり忙しかったようだ。
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芸能 2011年04月20日 11時45分
コブクロ黒田 次男誕生を報告
人気男性デュオ「コブクロ」のメーンボーカル、黒田俊介(34)に次男が誕生したことを、公式サイトで発表した。 同サイトには、「4月18日に無事次男が誕生いたしました。おかげさまで母子ともに健康です」との報告とともに、「大変な時ですが、いつの時代も子供は希望の光です。守るべき家族も増え、これからもより一層、音楽活動に励んでいきたいと思います」と綴られている。 コブクロは小渕健太郎と黒田俊介からなるフォークデュオ。1998年に結成、2005年にはNHK紅白歌合戦に初出場。また、2008年には、「蕾」が第80回選抜高校野球大会の開会式入場行進曲に選出された。
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芸能 2011年04月20日 11時45分
松ケンと小雪が結婚
かねてより交際していることが報じられていた俳優の松山ケンイチと女優の小雪が今月上旬に結婚していたことが、スポ−ツ紙で報じられた。挙式、披露宴は未定で小雪は妊娠していない。 二人の交際は、08年に映画『カムイ伝』の撮影で知り合い交際に発展。その後、女性週刊誌が交際を報じ熱愛が発覚した。その後も順調に交際を続け、8歳の年の差を超えて結婚となったようだ。 松山ケンイチは青森県出身の26歳。映画『人のセックスを笑うな』『ノルウェイの森』などで俳優として、一方の小雪は映画『ラストサムライ』やテレビドラマなどで女優として活躍している。
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ミステリー 2011年04月20日 11時45分
「まもなく富士山大噴火」の予言を追う!
富士山がまもなく噴火するという予言が噂になっている。 予言をしたのは沖縄の有名なシャーマンである比嘉良丸氏。彼は、伝説的な神人(かみんちゅ:沖縄のシャーマン)比嘉ハツの五男として産まれた。神の導きにより、母と同じように神の道へ入る決意したという。結婚後は、比嘉里佳氏と夫婦ふたりでご神事を行っている。 ブログ『こころのかけはし 祈りの和』の4月11日の日記によると、富士噴火の啓示が強く伝えられたとのこと。何と、4月22日あたりに富士山で小規模の噴火が起こり、夏至あたりに大噴火の可能性があるという。 また、4月13日の日記によれば、富士山を動かそうとしている存在がいるという啓示を受けたという。 確かに、富士山周辺を取り囲むように地震は起きている。それは、まるで富士山を狙い撃ちしているかのようにも見える。地震の刺激で富士山が噴火する可能性は十分にある。 それは偶然によるものなのか? または、自然破壊兵器によるものなのだろうか…? 比嘉氏は祈りの力によって大難を小難に、小難を無難に変えるのだという。 実は、4月17日に東南海、南海地方で強い地震があると啓示があったそうだ。 だが、実際には大地震は起こらなかった。祈りの力によるものなのだろうか? 現在、比嘉氏は富士の噴火を抑えることを意識に祈っているという。 そして、未来を変えていくには、人々の意識の変化、実際の行動も大切になってくるという。 まずは予言の22日に何事も起こらないように願うばかりだ。参照資料:ブログ『こころのかけはし 祈りの和』 http://mirokumusubi.blog115.fc2.com/(呪淋陀(じゅりんだ) 山口敏太郎事務所)
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スポーツ 2011年04月20日 11時45分
5月に大阪、東京で「野球知識検定」実施
日本人に最も愛されている国民的スポーツといえば野球である。 125年にも及ぶ日本野球の歴史の中で数多くの名勝負が生まれ、あまたの名選手の活躍にファンは心を躍らせた。そんな野球の歴史や記録、逸話などにちなんだ問題を解き、野球への造詣度を確かめ、深める「野球知識検定」が昨年に引き続き、今年も5月15日(日)に大阪[シキボウホール]、5月22日(日)に東京[大正大学]で行われる。検定料は4000円(税込)。 膨大な球界データを持つ野球ファンが試験を経て、晴れて「超野球知識人」に認定されるわが国唯一の検定試験である。 今回は初心者向けの野球の歴史、ルール、記録、用語などの基礎知識を試す5、6級の検定試験も実施する。問題は4者択一のマークシート方式で全100問。制限時間は50分。70%以上の正解率で6級、90%以上で5級に認定され、それぞれに認定証が、5級合格者にはバッジも贈られる。 試験当日、会場では元プロ野球選手が検定官を務め、試験終了後に行われるトークショーでは検定官のサインボールがプレゼントされる企画もあり、楽しく受験できるのも特徴だ。また、最高得点者の中から抽選で署名入りコラムの執筆の権利が与えられるほか、東京・大阪両地区の5級合格者の中から5名を巨人、阪神戦の試合および江夏豊氏との合同食事会に招待する。さらに、合格者全員にアディダスジャパン株式会社の協力による特典もある。 試験問題は公式問題集の中の問題、解説、コラムの中から出題される。また、ホームページにも例題が週に20問ずつ、毎週掲載される。 試験の詳細、申し込みは株式会社マスターズリーグhttp://www.89master.com
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レジャー 2011年04月20日 11時45分
岩手競馬から東北を盛り上げよう! 「岩馬るべ!東北プロジェクト」
東日本大震災の影響を受けて、現在開催休止中の岩手競馬だが、岩手競馬が好きな人・愛する人・応援したい人などの有志が集まり、岩手競馬を通じて東北を元気に盛り上げる事を主目的とした任意団体「岩馬るべ!(がんばるべ)東北プロジェクト」(仮称)をスタートすることとなった。競馬関係者、マスコミ、ファンを問わず、岩手競馬が好きな人・愛する人・応援したい人なら、どなたでも、どこからでも参加することが可能だという。 「岩馬るべ!東北プロジェクト」のオープニング企画として、岩手のアイドル「ふじポン」の競馬仲間による応援メッセージの開始、ロゴマークデザイン募集、プロジェクト参加者募集を行う。また、毎年4月末からGW時期にかけて行われている水沢競馬場の桜並木でのお花見が行われる際には、何らかの形で応援出来ればと考えているという。ブログ「岩馬るべ!東北プロジェクト」http://ameblo.jp/ganbarube311/Twitter @ganbarube311http://twitter.com/ganbarube311
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社会 2011年04月20日 11時45分
愛知県西三河地方の伝説「歌にも詠まれていた蓮池」
8世紀頃(奈良時代)、愛知県豊田市上郷地区辺りに末野・上野・緑野という野があった。これら三つの野を称して三つ野と呼んでいた。緑野の南には一つの池があり、その名を緑野の池といった。緑野の池は、大正時代末期まで蓮池と呼ばれ、池一面が蓮田であった。また、この池は様々な古歌にも残されている。 『三河雑鈔』・緑野の池考では、「みどりの野の古くものに見えたるは、〜」とある。 『夫木集』・二三の巻雑の五には、「ことしおひみかはの池のあやめ草 長きためしに人はひかなむ」という御厳子女王の歌が掲載され、同集同巻同部に康平4(1061)年3月、子内親王ノ家ノ名所歌合で詠まれた和泉式部の歌「春ふかくなり行くままにみどり野の 池の玉ももいろことにみゆ」が、同集に「春雨のふりそめしより緑野の いけの汀ふかくなりゆく」という小待従の歌が掲載されている。 『松葉集』には「秋の目覚に当国の名所とした。されど先達説とりどりにて、其在り所いまだ詳でない。それはまず『三河国藻塩草』に緑野ノ池碧海郡粟寺村(桝塚東町)の地中にあり。俗に呼んで鷺草の池という」とある。 また宝暦5(1755)年5月、庄屋安五郎の『粟寺日記』の中に「家下之下りて三町余りのところに大小二つに池あり。人呼んで緑が池という。矢作川に注ぐよどみして幅広く、水草茂りて四季の草花たえず、昔から歌詠み人の訪れ多し」と書かれてある。 現在の緑野の池はその面影もなく、柳川公園の一部となり、休日には釣りを楽しむ人達の憩いの場となっている。写真:「緑野の池」愛知県豊田市桝塚東町柳川瀬(皆月斜 山口敏太郎事務所)