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芸能 2011年08月16日 11時45分
AKB48 世にも恐ろしい“指原アンダーの呪い”はホント?
アイドルグループ、AKB48で、“ヘタレキャラ”として異彩を放つ指原莉乃。飛ぶ鳥を落とす勢いで成長したAKB48の中でも、絶好調の指原は唯一、冠番組を持つメンバーであり、第3回総選挙でも前回の19位から9位へ大躍進した。しかし、指原の周囲については、あるウワサが囁かれている。 「指原のアンダーは鬼門だと言われています」と語るのは芸能ライター。“アンダー”とは劇場公演を休演するメンバーの代わりをつとめる代役のことで、主に研究生がつとめる。指原は人気の高いメンバーなので、公演を休むことは多々あり、彼女にもアンダーがいるのだが、指原のアンダーをつとめたメンバーは、研究生から正式なメンバーになる前に次々と卒業、解雇などでAKB48から去るというのだ。 「去ったメンバーの中には、研究生の中でも将来を嘱望されたものもいました。ちなみに、指原はそもそも、スキャンダルで解雇された菊地彩香(その後、菊地あやかとして7期研究生として復帰)のアンダーをつとめ、彼女がセンターをつとめていたポジションを引き継ぐ形で研究生から正式メンバーに昇格しました」(芸能ライター) ただの偶然といえば、偶然なのかもしれないが、こんな話もある。 「番組では“ヘタレ”と呼ばれる指原ですが、実は意外な一面を持っています。高橋みなみや、秋元才加などとはキャラクターは違いますが、親しみやすくとても人望があるようです。後輩メンバーの面倒見はとてもよく、人気もあるようです。アンダーは代役なので、指原がいない時に出演する。逆に言えば指原と直接の接点が少ない。面倒見の良い指原ともう少し接点があれば、卒業したアンダーたちは、そのままAKB48を続けるという選択肢もあったのかもしれませんね」(芸能ライター) 人数の多いグループなので、様々な人間関係が作用することは想像できるが、“指原アンダーの呪い”は逆に言えば、指原の後輩への面倒見の良さを証明しているのかもしれない。
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芸能 2011年08月16日 11時45分
岡本夏生「私は四半世紀、25年前からグラドルやって今や史上最年長」
モーニング娘。の道重さゆみ、タレント岡本夏生、お笑い響がオンラインゲーム「Dragon Nest」新キャラクター「ハロリ」の記者発表会に出席した。 史上最強の神アイドル「ハロリ」の声優に挑戦した道重はキャラクターそのままのミニの衣装で登場。自分がだれよりも一番かわいいと自負する道重は「衣装がかわいくて、リボンがたくさんあって嬉しいです。声の仕事がしたいと思っていたんですが、不安も感じていました。周りに乗せられて、褒められ図に乗ってやりました。史上最強のアイドル・ハロリは私にぴったりです」と自信満々。 そこに派手なピンクの衣装で現れた岡本は「道重なんては目がでかいだけ、アイドルにふさわしいのは私」と豪語。続いて「あんたは昨日、今日のアイドル、私は四半世紀、25年前からグラドルやって今や史上最年長のグラビアアイドルとしてまだ健在よ」と吠えまくった。フォトセッション中には「オナラが出ちゃう〜」とめちゃくちゃ発言で会見場は大爆笑。(アミーゴ・タケ)
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芸能 2011年08月16日 11時45分
またまた眞鍋かをりの所属事務所に薬きょうが!!
契約解除をめぐり所属タレントの眞鍋かをりと係争中の芸能プロ「アヴィラ」(東京都港区)に、薬きょうとみられる金属片数個が送りつけられていたことが15日、明らかになった。 「警視庁高輪署によると、事務所関係者が先週、封筒に入った金属片数個と脅迫文書が郵送されているのを発見したという。同事務所には今年2月にも金属片とともに、『(眞鍋さんを)困らせるな』という趣旨の文書が送りつけられていたため同署は悪質な嫌がらせの疑いもあるとみて調べているというが、素人の手口ではないだろう。2月の事件があったこともあり、同事務所の社長は会社に寄りつかなくなったばかり、ほとんど“雲隠れ”のような状態でろくに連絡が取れない」(芸能記者) 眞鍋と所属事務所の泥仕合は09年12月に眞鍋が契約解除を求めて東京地裁に提訴したことから始まり、昨年5月には同事務所が、仕事の拒否などによる損害は6億円以上にのぼると算定し、損害賠償としてその半分の3億円を求めて同地裁に反訴。現在にいたるまでいっこうに和解にいたる様子がないという。 「すでに眞鍋は新しい事務所を窓口にして仕事をしているが、親族の会社に給与を振り込ませていた“脱税疑惑”を所属事務所に暴露されるなど訴訟の影響は避けられず、仕事は減っている。所属事務所社長は『眞鍋が引退するまで引かない』と息巻いているそうで、そう簡単には引き下がらないだろう。もはや眞鍋が直接頭を下げるしかないだろうが、眞鍋は脱税疑惑も含めたネガティブな情報を流されまくっているので、眞鍋も一歩も引かないだろう」(週刊誌記者) もっと物騒なことが起こらなければいいのだが…。
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芸能 2011年08月16日 11時45分
ロンブー田村淳、真夏の恐怖体験 Twitter上に心霊写真を公開!?
8月15日はお盆こと盂蘭盆会、死んだ人が現世に帰ってくるとされる日である。そんな言い伝えのある日だから、奇妙な現象が起きたり、写真に妙な物が映り込んでも、何ら不思議な事ではないのかも知れない…。 8月14日に人気お笑いコンビ、ロンドンブーツ1号2号の田村淳がTwitter上にて公開した一枚の写真が衝撃を呼んだ。「よーく見てごらん♪」と音符記号に顔文字まで付けた発言の後に付けられていたのは、何と心霊写真!? 一見すると何の変哲もないスナップショット。やや薄暗い廊下で、田村淳を真ん中にサッカー日本代表のユニフォームを着た男性3人が肩を組んで笑顔で写っている。だが、発言に従ってその写真をよくよく見てみると…なんと田村淳の股の辺りに、人間の女性の顔がはっきりと写り込んでいる。 その顔は田村を含めた他の人間の顔と比べても明らかに小さく、また遠近感もおかしく見える。ほとんどが足の間に隠れているせいで髪型や格好などはよく判らないが、切りそろえた黒い前髪、赤い唇、何よりらんらんと光る目がこちらを向いている。 Twitterでもこの写真に対して「怖い!」「本物!?」とするファンの声が多く見られた。一部では、2007年に亡くなられた、著名なファッションモデルでありデザイナーの「山口小夜子さんに顔が似ている!」とする声も上がった。しかも彼女が亡くなったのはちょうど8月14日。それもあって「まさか!?」との声が上がったのだが…真相は、思わぬ所で明らかになった。 詳細が語られたのは、田村淳が写真をアップした同日、14日に放映された「笑っていいとも! 増刊号」にて。この写真は親しい友人らと何気なく撮ったところ、偶然知人の娘さんが絶妙な位置で映り込んでしまったものだったそうだ。写真をアップした田村淳自身も、その事実を知らされるまでは本物の心霊写真かと思っており、「ガチで怖かった」と述べていた。 時期を考えれば何とも人騒がせな話だが、有名人のブログで「何気なく撮った写真の背後に妙な物が写っている」という話は割とよくある。昨年の6月、小嶋よしおがブログの日記に公開した写真に「霊が写っている!」と騒ぎになったのも記憶に新しい。 幽霊と言えば夏。あなたが旅行などで何気なく撮ったスナップ写真にも、奇妙な物が写り込んでいるかもしれない!?参考URL:http://p.twipple.jp/K9tZVatsushilonbooよーく見てごらん♪(´ε` )2011年08月14日 11:11:11
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芸能 2011年08月16日 11時45分
ゴーイング、デビュー10周年にして初めて映画主題歌書き下ろし 仲里依紗主演の映画「ハラがコレなんで」とのコラボが実現
今年“メジャーデビュー10周年”を迎え、約2年ぶりとなるアルバム「稲川くん」を4月にリリースしたGOING UNDER GROUNDが、キャリア“初”となる書き下ろし映画主題歌を手掛けたことが発表となった。 今回ゴーイングが映画のために書き下ろした新曲「愛なんて」は、今年11月に全国公開される仲里依紗主演の映画「ハラがコレなんで」の主題歌。満島ひかり主演映画「川の底からこんにちは」など独自の作風で注目を集める奇才石井裕也監督によるこの新作は、仲里依紗演じる義理人情溢 れる妊婦が人助けに奮闘する“ヒーロー”物語だ。 本年度日本アカデミー賞新人賞受賞の仲里依紗と、ロッテルダム国際映画祭や香港国際映画祭など世界的にも賞賛を受ける石井裕也監督との若い才能のぶつかり合いが、映画界では既に話題となっている作品でもある。 「愛なんて」は、映画に流れるスピリットを研ぎ澄まされた歌詞とメロディーで表現し、聴き者の魂にエモーショナルに語りかけるミディアム曲になっている。 なお、この映画主題歌のリリースは現在のところ未定。
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トレンド 2011年08月16日 11時45分
『美男ですね』第5話、小嶋陽菜の壊れていく女性の怖さ
TBS系の金曜ドラマ『美男ですね』の第5話「マジでキスした!?」が8月12日に放送された。今回も秘密のバスやブタ鼻、ブタウサギのぬいぐるみなど韓国オリジナル版の名シーンが目白押しであったが、小嶋陽菜が演じるNANAが恋に満たされずに壊れていく女性の怖さを演じた。 A.N.JELLのメンバーは韓国版以上に桜庭美男(瀧本美織)に執心で、恋の五角関係を盛り上げる。桂木廉(玉森裕太)はツンデレである。藤城柊(藤ヶ谷太輔)は美男の廉への想いを知りつつ、「廉の誕生日はナナちゃんが祝ってくれる」と言う黒さも見せる。本郷勇気(八乙女光)はトオル(楽しんご)という日本版オリジナルのオカマを絡ませることで、男性を好きになった微妙な心情を浮き彫りにする。そして美男に嫉妬の怒りを向けるNANAが韓国版とは別次元の怖さを見せた。 韓国版のNANAに相当するユ・ヘイ(ユイ)は清々しいほど憎たらしかった。それに比べると、おっとりしたイメージの強い小嶋陽菜が演じるNANAには、ふてぶてしさが足りない。本当はかわいらしい女の子が無理して性悪女王様を演じる痛々しささえ漂う。ところが、今回は自分が認めたくない現実に直面し、壊れていく女性の怖さがあった。 ユ・ヘイは性格が悪いが、自分を確固として持っている芯の強さがあった。それ故にユ・ヘイの登場シーンには安定感があり、笑いどころでもあった。むしろ主人公のコ・ミナム(パク・シネ)に何をしでかすか分からない不安要素があった。桂木廉に相当するファン・テギョン(チャン・グンソク)の顔色をうかがってオドオドし、思いつめて誰も望まない行動に走る。 これに対してリメイク版の美男は「てっぱん」で明るく元気な女の子を演じた瀧本美織らしくなっている。オドオドすることもあるものの、廉をからかう明るさも見せる。廉はテギョンと比べて子どもっぽくなっており、美男がリードするという韓国版と比べた主人公カップルの逆転現象も見られた。 代わりにNANAに何をしでかすか分からない怖さがある。他の客もいるレストランでグラスを壁に投げつけるシーンが象徴する。ここでは裏表のある女性ではなく、裏の顔が表に侵食している。韓国版の筋書きを知る視聴者にも予想外の波乱を起こしそうな小嶋陽菜の壊れていく悪女の演技に注目である。(林田力)
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芸能 2011年08月15日 15時30分
ZONE、復活ライブにて活動延長を宣言
8月1日より1か月限定での再結成を発表していたZONEが、8月14日(日)、赤坂BLITZにて復活ライブをおこなった。さらにサプライズとして、ファンの前で、年内までの活動延長を宣言した。 ZONEは、2001年にデビューし、3rd Single「secret base〜君がくれたもの〜」が90万枚を超す大ヒット、その年の新人賞を総なめし、年末の紅白歌合戦にも出場し人気絶頂になるも、2005年4月の武道館ライブを最後に解散したガールズバンド。 その「secret base」のサビの歌詞である「10年後の8月また出会えるのを信じて」の通り、リリースから10年となる今年の8月、再結成を果たした。ライブ直前の記者会見では、再結成の理由について「3月11日の大震災があって、自分たちのやれることは何かを3人で話し合った結果」と語り、東日本大震災が今回の再結成の大きな理由となったことを明かした。 記者会見終了後には、メンバー自らが募金箱を持ち、会場の外で募金の呼び掛けもおこなった。また、10日にリリースとなった10組のガールズアーティストによる「ZONEトリビュート〜君がくれたもの〜」の期間限定盤(8月末までの生産限定)に収録される6年振りとなるZONEの新曲「約束〜August, 10years later〜」については、「この10年間の想いを込めて3人で作詞をしました。自分たちの魂を込めることができた1曲になりました」と語った。 尚、新曲「約束〜August, 10years later〜」は、「secret base」のアンサーソングとなっていて、作詞をZONE自ら担当、過去のZONE楽曲のタイトルを盛り込んでおり、こちらも話題になる事必至だ。ライブでは全22曲を披露。即完となったプレミアムチケットを手にした1400名は、6年4か月振りとなる彼女たちのライブに酔いしれた。 そして最後にサプライズが。「私たちでお役に立てることがあればと思って、今年いっぱいZONEとしての活動をしていきたいと思います」と、年内いっぱいの活動を宣言。会場からは大きな声援が湧き上がった。ZONEは年内、チャリティーイベントなどの出演を中心に活動していくという。 尚、復活ライブは明日15日もおこなわれる予定でチケットは完売しているが、全国15館でのライブビューイングは今からでも間に合う映画館もあるようだ。今後も都内でのイベントや、テレビ出演が予定されている。また、今回の復活ライブの模様が、後日DVD、写真集としても発売されることが発表された。 今回ライブに参加したファンはもちろん、チケットを手に入れることができなかったファンにとっても、嬉しい発表となった。
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芸能 2011年08月15日 15時30分
大コケは予想通り、にもかかわらず… 香取慎吾主演 劇場版『こち亀』の内情
人気グループSMAPの香取慎吾主演の映画、「こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE 〜勝どき橋を封鎖せよ!」の公開初週興行成績が予想を遙かに下回っており、映画関係者は皆焦っているという。 もともとこの劇場版『こち亀』については、公開前や制作段階から「本当に大丈夫?」と疑問符が付いていた。この作品は2009年の夏にTBS系列で放送された連続ドラマの劇場版になるが、ドラマも放映当初からあまり人気が奮わず平均視聴率9.3%と芳しくない結果に。こういった連続ドラマなどを下敷きにした劇場版は、ドラマ自体の評価やイメージも影響する。今回の劇場版は原作者の秋本治やベテランの山田洋次監督も好意的な評価を下していたが、たとえ出来が良いとされても元になったドラマの印象が強いと、劇場版を観に行く際にも二の足を踏む人が多くなることはある程度予想が付いたはずだ。 それでも劇場版の制作・公開に踏み切ったのは、もともと香取の『こち亀』を息の長いシリーズ物とするためにドラマ化した、当初から劇場版の予定も組まれていたためだ。しかしドラマ版は「両さんと香取君のイメージが合わない」事を筆頭に、評価は右肩下がり。声のイメージや背格好から「(アニメや舞台で両津勘吉役を務めた)ラサール石井の方が良かった」という声も多く上がっていた。 ドラマ及び劇場版の制作側やジャニーズ側はこの作品を香取の代表作とし、『両さん』を香取のハマリ役にして、ジャニーズ版『男はつらいよ』にしたかったという目論見があったという話だ。確かに、俳優としていまいち代表作やハマリ役があると言えない香取慎吾だが、今回の劇場版で余計に遠ざかったような気もするが…? またそれとは別に、ジャニーズが山田洋次監督側と関係性を持っておきたかった、という話もある。劇場版『こち亀』公開に先駆けて監督と香取が8月5日の『僕らの音楽』(フジテレビ系)にて対談したのだが、これは最近のリメイクブームに乗って『男はつらいよ』シリーズをまた作ろうという話が映画界で浮上しているためだという。山田洋次監督が撮るかは未定であるが、主演の『寅さん』役をジャニーズの誰かに、という話が打診されているのだという。今回の対談もいざ撮影の話が来た時に、許可を取りやすくするための物ではないか、と言われているのだ。 劇場版『こち亀』の初週の興行成績は1億円、初週の観客動員が少ないと、上映されるスクリーン数も減少してしまうため、どうしても興行失敗は避けられないと見られている。様々な話が裏で動いていたらしい劇場版『こち亀』だが、いずれの話もどのような方向に転がっていくのだろうか。
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トレンド 2011年08月15日 15時30分
グルメレポーターに鞍替えした杉浦太陽の「ご当地グルメ」アプリ
すっかり地方グルメのレポーターを化した感の杉浦太陽。オフィシャルブログのタイトルも「太陽のメッサ食べ太陽」と、もう完全に“そっち路線”だ。 そしてアプリ、「メッサご当地」の登場である。「太陽のメッサ食べ太陽」の中から、グルメレポートに関する記事だけをピックアップ。ご当地グルメのリストや、オススメグルメが見られるというもの。芸能人ブログの定番である写真集はない。Amebaブロガーのオフィシャルブログは数多いが、グルメに特化したアプリは初めてではなかろうか? ブログの方はというと、これを書いている8月14日現在、沖縄家族旅行の真っ最中。公私ともに“メッサご当地”を実践しているようだ。(谷りんご)▼杉浦太陽「メッサご当地」http://itunes.apple.com/jp/app/id444579828
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スポーツ 2011年08月15日 15時30分
地下プロレス“天国地獄トーナメント”はまさに…負けたら地獄! 8・14『EXIT-83 CORE:Z!!』
2008年に世界屈指のゲイタウン・新宿二丁目に日本初公開を果たして以降、魔都・新宿を根城に進化を続けてきた地下プロレスが、8月14日に新宿格闘技界の殿堂・新宿FACEに初上陸を果たした。 新宿FACEでの地下プロレス初開催だが、休日のスケジュールが半年前に埋まるともいわれる興行の激戦地・FACEにおいて、お盆休み真っ只中の同会場を押さえるのはけっしてイージーなことではない。今回の決定には、「いかにも地下」としか言いようのないミステリアスな事情が潜んでいた。実は、8月14日に当初予定されていた興行の主催者が、7月に謎の失踪を遂げていたのだ。その間隙を縫い、電光石火で地下プロレスので8・14開催が決定。このあまりにできすぎたタイミング、よもや謎の失踪にも巨大地下組織・WUW(World Underground Wrestling)が何か一枚噛んでいるのかと勘ぐりたくなってしまうが…。【地獄トーナメント】 新宿FACE初開催の地下プロレスで華々しくぶち上げられたのが、「天国地獄トーナメント」という前代未聞の試み。もちろん勝ち抜き戦で優勝者を決める闘いなのだが、このトーナメントはそれだけでは終わらない。詰めかけた観客は、リングアナ・ミスター雁之助の第1試合終了後のアナウンスにより、その全容を初めて知ることとなった。「勝者・小笠原和彦選手は天国トーナメント準決勝進出、敗者・326選手は地獄トーナメント準決勝進出となります…!」 最後まで勝ち抜く勝者だけでなく、最後まで負け続ける敗者までも決定するトーナメント! 残酷な現実をあぶり出すこの試みに、“敗者の美学”という概念はない。ただ、“負け残り”という重い現実がのしかかるのみである。 そして“負け残りファイナリスト”となったのが、入道と326の二人。326は、準決勝のYASU戦でダメージを負った入道の右腕に照準を定める。そして空手家ながら狙いすました腕十字! 入道はたまらずタップし敗北、ついに“地獄トーナメント優勝者”という名の“劣敗者”としてその名を刻み込まれることとなってしまった。 しかし入道への責め苦は、それだけでは終わらない。入道の敗北が決まった瞬間、場内に流れるメロディは…、“暗黒サラブレッド”ジャガー・ロゴフスキーの入場テーマだ! 3試合闘い抜き、トーナメント最下位となった敗者に、すぐさま帝王ジャガーとの闘いを課せられるという試練…。これほど残酷な特典は、地下のリングにしか存在しない! そして嵐のようにジャガーの猛攻に叩き潰され、口から鮮血を噴き出しながらリングをあとにしていった入道。“負け残り”の名を背負いながらリングに上がり続けねばならない入道の今後の闘いに、もはや目を注がずにはいられない。【メインイベント 天国トーナメント決勝戦】・小笠原和彦 vs 三州ツバ吉 一方、栄えある優勝者を決する天国トーナメントは、戦慄の突きと蹴りでKOの山を築く小笠原と、2年連続の富士山頂プロレスを成功に導き、今年も“夏男”として乗りに乗る三州の両者が、決勝戦に駒を進めた。 極真空手出身の三州にとって小笠原は、かつては雲の上の存在であった。しかし今は地下のリングで雌雄を決する格闘者同士。そこに遠慮や慈悲が入る余地はない。三州は、肉体のビルドアップとともに破壊力を増した蹴りを、躊躇なく小笠原の胸板に叩きつける。蹴りでダメージを与えるとともに小笠原に覆い被さり、渾身のヒザ十字固めで大アップセットを目指す三州だが、“足技の魔術師”小笠原は三州の頭部を蹴りあげ、手刀で背中を乱れ撃ち脱出。そして秘技・後ろ廻し蹴りが炸裂! 大健闘の三州だが、これには立ち上がれずレフェリー・RIKIYAは試合をストップ。ここに小笠原の天国トーナメント優勝が決まった。 試合後、“先生”小笠原は三州と固く握手・抱擁を交わし、三州の成長を喜んだ。【セミファイナル スペシャル6人タッグマッチ】・富豪2夢路&KENDO KEITA&梅澤菊次郎 vs 高岩竜一、怨霊、ブラック・トムキャット セミの豪華6人タッグ戦は、暴動のイギリスから急遽帰国の矢野啓太が、イギリスでのリングネーム「KENDO KEITA」でサプライズ登場。WALABEE TV王座を懸けて争った因縁の怨霊とレスリング勝負をまたも繰り広げた他にも、高岩vs夢路、高岩vs梅澤の重量級パワー対決、かねてから続く夢路vsブラック・トムキャットの因縁対決と、様々な対立模様が渦巻く重厚な熱戦となった。 試合は、師匠・藤原喜明の名を冠した必殺のフジワラ・アームバー(脇固め)で夢路がブラック・トムキャットをねじ伏せ、長く続く因縁に決着を付けた。…かに見えた。 試合後、唐突に差し出されたブラック・トムキャットの右手を強く握り返し、固く握手を交わした夢路。ついにこの二人に、清々しいノーサイドの瞬間が訪れた。…と誰もが信じた次の瞬間、カナダの虎仮面がマスクを脱ぎ、なんと中から現れたのはリッキー・フジ! 素顔を知った瞬間夢路はあっという間に激昂、リング上は大混乱となった。全国津々浦々で繰り広げられるリッキーと夢路の因縁は、このまま地下のマットにも点火されるのだろうか…? 全試合結果は以下の通り。◆地下プロレス『EXIT-83 CORE:Z!!』2011年8月14日(日)開始:18:30会場:東京・新宿FACE<第1試合 天国地獄トーナメント1回戦>○“足技の魔術師”小笠原和彦(7分39秒 KO)●“執念の空手デビル”326 ※ローキック<第2試合 天国地獄トーナメント1回戦>○“ブラジル大車輪”ペドロ高石(4分33秒 KO)●“ジャパニーズ和尚”日龍 ※ハイキック<第3試合 天国地獄トーナメント1回戦>○“銀座の鉄人”三州ツバ吉(3分31秒 腕固め)●“求道妖怪”入道<第4試合 天国地獄トーナメント1回戦>○“タックル将校”竹嶋健史(3分03秒 腕ひしぎ逆十字固め)●“襲撃メタル”YASU<第5試合 天国トーナメント準決勝>○小笠原和彦(4分09秒 KO)●ペドロ高石 ※ローキック<第6試合 地獄トーナメント準決勝>○日龍(1分33秒 日龍スリーパー)●326<第7試合 天国トーナメント準決勝>○三州ツバ吉(3分08秒 チキンウイング・フェイスロック)●竹嶋健史<第8試合 地獄トーナメント準決勝>○YASU(2分32秒 腕ひしぎ逆十字固め)●入道<第9試合 地獄トーナメント決勝戦>○326(4分12秒 腕ひしぎ逆十字固め)●入道※敗者・入道の地獄トーナメント“優勝”が決定。<第10試合 スペシャル地獄シングルマッチ>○“暗黒サラブレッド”ジャガー・ロゴフスキー(3分41秒 TKO)●入道 ※ハイキック<セミファイナル スペシャル6人タッグマッチ>○“頭突鬼世界一”富豪2夢路、“リバプールの風”KENDO KEITA、“地下横綱”梅澤菊次郎(17分42秒 フジワラ・アームバー)“超竜”高岩竜一、“霊界の貴公子”怨霊、●“カナディアン・タイガー”ブラック・トムキャット<メインイベント 天国トーナメント決勝戦>○小笠原和彦(11分31秒 TKO)●三州ツバ吉 ※後ろ廻し蹴り※勝者・小笠原の天国トーナメント優勝が決定。※試合はすべて時間無制限一本勝負。KO、ギブアップのみで決着。地下プロレスtwitterhttp://twitter.com/Chika_Wrestling地下プロレス データベースhttp://www43.atwiki.jp/wuw-exit/梶原劇画で伝承された「地下プロレス」が、この日本に存在した! 闇の闘いを伝える『EXIT』とは何か!?http://npn.co.jp/article/detail/97320773/