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社会 2013年02月20日 11時45分
宮城の消防士がガス点検業者装い留守番の女子高生に乱暴
なんともむごい事件が起きた。 宮城県警大河原署は2月16日までに、ガス点検業者を装って住宅に侵入し、女子高校生に乱暴したとして、強姦と住居侵入の疑いで、同県柴田消防署(同県柴田町)の副士長・佐藤光信容疑者(30=同県大河原町金ケ瀬新町裏)を逮捕した。 同署によると、佐藤容疑者は「身に覚えがない」と容疑を否認しているが、現場に残されていた指紋と、佐藤容疑者の指紋が一致したため、逮捕に至った。 逮捕容疑は、昨年8月4日午前9時頃から同9時20分頃までの間、ガスの点検だと偽って、大河原町の女子高校生宅に侵入し、「殺すぞ」と脅して、一人で留守番をしていた女子高校生を乱暴した疑い。 もともと、2人に面識はなかったが、2月14日、女子高校生が同容疑者を大河原町内の商業施設で発見し、通報した。 仙南消防本部によると、佐藤容疑者は柴田消防署で、主に救急救命を担当。事件があった日は、午前8時半まで当直勤務をしていた。 今年1月、大阪府豊中市で水道業者を装った男が、「水漏れの確認に来た」と偽って、民家に侵入。一人で留守番をしていた小学校高学年の女児を、「大声出したら刺すぞ」と脅して、わいせつな行為をしようとした事件があった。女児が大声を上げて抵抗したため、男はそのまま逃走し、犯行は幸い未遂に終わった。このように、電気、水道、ガスなどの業者を装って、留守番の女の子を狙う事件が跡を絶たない。 幼い女の子が一人で留守番する際は、安易に玄関を開けないようにするしか、防止する手段はなさそうだ。物騒な世の中になったものである。(蔵元英二)
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芸能 2013年02月19日 15時30分
改めてフジテレビに“絶縁宣言”した『海猿』の原作者
昨年10月、事務所へのアポなし直撃取材を受けたことなどを理由にフジテレビにたいし自身のTwitterで「続編などは絶対にありません」とフジとの“絶縁宣言”をしていた大ヒットシリーズ「海猿」の原作者・佐藤秀峰が改めて自身のTwitterで「フジテレビとは二度と仕事をしません」と“絶縁宣言”した。 佐藤氏は「飲み会に呼ばれて行ったら、どこぞの社長がいて『私がフジテレビとの仲介をしてあげよう』みたいのがすごく多い」、「知り合いの編集さんも『うちの会社の顧問弁護士が「どうやったら佐藤秀峰を落とせるか教えてほしい」とフジテレビから相談された』て言ってた」など最近、フジサイドが和解に向けて動いていることを明かしたうえで、「どこかで不快に感じていることを意思表明しておかないと、さらに続きそうなので書いておきますね。フジテレビとは二度と仕事をしません」と改めて“絶縁宣言”した。 「フジはこのところ、何をやっても当たらず、大幅な減収が見込まれているうえ、『海猿』と並ぶ大ヒットシリーズだった『踊る大捜査線』が昨年公開の映画で完結。なんとしてでも、『海猿』の続編を映画で公開したいところだろう。しかし、佐藤氏の決意は固いようで、仲介して両者を和解させられるような人物も特に見当たらず、現状では続編の公開はなさそう」(映画関係者) 昨年公開された「海猿」の映画第4作「BRAVE HEARTS 海猿」は興行収入73.3億円で昨年の邦画興行収入トップとなった。主演の伊藤英明は佐藤氏のフジに対する“絶縁宣言”後に登場したイベントで、「2度とできないってニュースで見て、こういうもんなのかなって思って」と胸中を明かしていたが、伊藤にとっては代表作となったシリーズだけに、誰よりも佐藤氏とフジの和解を望んでいるに違いない。
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芸能 2013年02月19日 15時30分
【週刊テレビ時評】大河ドラマ「八重の桜」は視聴率持ち直す
前週、人気者の浅田真央が出場した「四大陸フィギュアスケート選手権2013〜女子フリー」(フジテレビ系列)の影響を受けて、視聴率を落としたNHK大河ドラマ「八重の桜」(綾瀬はるか主演/日曜日午後8時〜)が持ち直した。 同ドラマは初回(1月6日)21.4%(視聴率は以下、すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)と上々のスタート。第2話(同13日)から第5話(2月3日)までは18%台をキープしていたが、前週の第6話(同10日)は15.3%と一気に数字を落としていた。 第7話(同17日)は17.5%と、前週から2.2ポイント上昇した。ライバル番組の日本テレビ系列「世界の果てまでイッテQ!」(日曜日午後7時58分〜8時54分)は16.2%で、前週(10日)の15.0%から1.2ポイント上げ、根強い人気を示した。 持ち直したとはいえ、「八重の桜」も初回に比べれば、3.9ポイントのダウン。今のところ、大河史上最低視聴率となった前作の「平清盛」よりはマシだが、近年の大河ドラマに比べれば、低水準で油断は禁物だ。 また、民放の連続ドラマのなかで、初回(1月13日)17.0%と幸先いいスタートを切り、第2話(同20日)、第3話(同27日)と16%台を維持していたTBS日曜劇場「とんび」(内野聖陽主演/日曜日午後9時〜)。第4話(2月3日)で12%台に落ちたが、第6話(同17日)も12.6%と3週連続で12%台。女子フィギュアが午後9時30分まで放送された前週と違い、今週は強力な裏番組があったわけではなく、フジテレビ系列ドラマチックサンデー「dinner」(江口洋介主演/日曜日午後9時〜)は、8.6%と低調。日本テレビ系列「行列のできる法律相談所」(午後9時〜)は13.5%で、特別高かったわけではなかった。それを考慮すると、「とんび」の再浮上はむずかしそうな気配となってきた。 その他、バラエティ番組では「イッテQ」の他、17日日曜日の日本テレビ系列「ザ!鉄腕!DASH!!」(日曜日午後7時〜7時58分)が16.7%、北斗晶&佐々木健介夫妻らをゲストに招いた15日金曜日のTBS系列「ぴったんこカン・カン」(午後7時56分〜8時54分)が16.6%で高視聴率をマークした。(坂本太郎)
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スポーツ 2013年02月19日 15時30分
世界王者乱立は必至か!? 日本ボクシングコミッションがWBO、IBFに加盟
JBC(日本ボクシングコミッション)が2月18日、後発団体のWBO(世界ボクシング機構)、IBF(国際ボクシング連盟)に4月1日付で加盟することを発表した。 これまで、JBCは老舗のWBA(世界ボクシング協会)とWBC(世界ボクシング評議会)しか認可していなかった。しかし、世界的にWBO、IBFが広がりを見せるなかで、その流れに乗ることになる。 今まで、JBCが後発2団体を認可していなかったため、両団体の王座に挑戦する場合には、JBCからの脱退、除名を余儀なくされるケースも多かった。 10年4月30日、WBC世界バンタム級王者(当時)の長谷川穂積が、WBO世界同級王者のフェルナンド・モンティエルと東京で事実上の統一戦を行ったが、JBCは統一戦としては認めなかった。 また、元WBA世界スーパーウエルター級暫定王者の石田順裕は昨年5月、ロシアでWBO世界ミドル級王座に挑戦するために、JBCに引退届を提出している。石田は3月30日、モナコでWBA世界同級王座に挑む予定で、JBCにライセンス再発給を希望している。 石田のようにWBO、IBFに関わった選手は苦汁を味わってきたのが現実で、チャンスが広がるのはいいことだろう。 だが、JBCが認可する団体が2から4に倍増することで、懸念されるのが世界王者の乱立。現状においても、WBAが世界戦の承認料を稼ぐために、正規王者がちゃんと存在するにも関わらず、暫定王者を乱造。さらに、多くのスーパー王者をつくるなど、世界王者の乱立が目立っている。 この上、WBOとIBFの世界戦を認可することで、世界戦の機会は激増し、単純に世界王者の数は倍増する。これは安易な世界王座への挑戦、実力の伴わない世界王者の誕生にも、つながりかねない。 JBCでは国内での挑戦は「世界、東洋太平洋、日本のいずれかの王座獲得経験者に限定する」とハードルを設け、安易な挑戦を防ごうとしているが、海外に行けば、そのルールは適用されない。年内にも3兄弟世界王者を目指す亀田3兄弟の三男・和毅は内規を満たしていないが、亀田陣営は「日本でやらなければ、いつでもできる」と意に介さず。この規定も海外に出れば、治外法権となり、有名無実となりそうだ。 世界的な流れに逆らえない現実は理解できる。しかし、容易にはなれないのが世界王者で、だからこそベルトの価値もあった。世界戦の機会が著しく増えて世界王者が乱立すれば、その権威が守れるのか、はなはだ疑問だ。(落合一郎)
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芸能 2013年02月19日 11時45分
眞鍋かをりが参院選出馬!?
タレントの眞鍋かをりが今年7月に行われる参院選に自民党からの出馬が内定したことを発売中の「女性自身」(光文社)が報じている。 同誌によると、知名度が全国的で国立・横国大卒の知性派ということで自民党が眞鍋に出馬を打診。眞鍋はどうやら前向きな返答をしたようで、2月上旬、自民党本部で行われた選挙対策会議で参院選の候補者について話合われた際、ある幹部議員の口から目玉候補としてワイドショーなどでコメンテーターとしても活躍する弁護士、アマチュアスポーツで活躍した元監督とともに眞鍋の名前があがったという。 同誌が眞鍋の名前をあげた幹部議員の事務所に確認すると、眞鍋に出馬を打診した事実を否定。眞鍋の事務所から回答はなかったというが、果たして、眞鍋が出馬する可能性は? 「まだまだ候補者を調整中の段階だけに、固まるまでは眞鍋が出馬するとしても、情報が外部に漏れることは好ましくないだろう。参院では議席数で民主党を下回っている自民党にしたら7月の参院選が正念場。同誌が報じた、眞鍋も含めた“タレント候補”たちを筆頭に強力な候補を送り込むことになるだろう」(永田町関係者) 自民党の“タレント議員”といえば、前回、10年の参院選で当選した女優として活躍していた三原じゅん子氏がいるが、眞鍋が出馬して当選すれば、年齢が近い小泉進次郎衆院議員と並んで若年層の支持を得るための“広告塔”となりそうだ。 一方、気になるプライベートだが、発売中の「週刊女性」(主婦と生活社)によると、昨年2月に交際が発覚し同棲中とも言われていたロックグループ元THE YELLOW MONKEYの吉井和哉との破局説が流れていることをバレンタインデーに直撃すると、「これからチョコレートを買ってこようかなって…」と破局説を一蹴したという。
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芸能 2013年02月19日 11時45分
AKB48 佐藤すみれ「ホリプロ撤退みたいに言われていますが、わたしは卒業しないです」
アイドルグループ、AKB48のメンバーである佐藤すみれの自身のツイッターでの発言が話題になっている。 佐藤は、ツイッターで18日、「ホリプロ撤退みたいに言われていますが、わたしは卒業しないです。まだまだやりたいことたくさんあります。だからこれからも応援よろしくお願いします」とコメントした。 AKB48のホリプロ所属のメンバーは、昨年末に河西智美が卒業を表明、今月には板野友美、仁藤萌乃も続いて卒業することを発表。立て続けの卒業となったため、ファンの間では、「ホリプロはAKB48グループから撤退するのでは?」と話題になっていた。今回の佐藤は、このことを受けての発言だと思われる。 佐藤すみれは、AKB48の7期生。昨年行われた同グループの総選挙では61位。また、現在、佐藤のほかにAKB48のホリプロ所属のメンバーは宮崎美穂、石田晴香、山内鈴蘭の3名がいる。
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芸能 2013年02月19日 11時45分
平愛梨が声優初挑戦に大はしゃぎ、ウエンツ瑛士はラブシーン「楽しみ」
俳優のウエンツ瑛士(27)、女優の平愛梨(28)、お笑いコンビ・ガレッジセールのゴリ(40)が映画「ジャックと天空の巨人」の日本語吹き替えを担当することが決定し、18日、都内で、声の録音風景を公開した。 「ジャックと天空の巨人」は、鬼才ブライアン・シンガー監督が手がけた3Dアドベンチャー。地上との門が開かれたことにより、天空に住む巨人たちが、失った土地を奪還するため、地上に下りてくる。巨人を阻止する戦いに身を投じる青年ジャックの声をウエンツが、イザベル姫の声を平が、巨人のボス・ファロン将軍の声をゴリが担当。3月22日に、3D・2D同時公開。 収録風景を公開した3人は、報道陣に感想を語った。声優初挑戦という平は、「すごく楽しかったです!」と笑顔を見せた。しかし、続いて「絶叫マシーンにも乗せてもらい!」などと話し始めた。ウエンツも、ゴリも、平が言うことの意味がわからず、「絶叫マシーン、乗ったの?」と思わず質問。平は、作中で巨人に追いかけられたり、絶叫したりするうちに、「絶叫マシーン」に乗った気分になっていたという。すると、ゴリが、会場入りの前に3人で控えていた際、平から「ゴリさん出てたんですか?」と聞かれ、平がゴリを映画出演者だと思っていたエピソードを暴露。さらに、ウエンツから、平が「『せりふに書いてないことも、あたし、言っちゃうかも』とか言ってました」とバラされてしまった。 平は、リアクションや、息遣いや、感情表現など、声優は「勉強になりました」と笑顔を見せ、ウエンツは、「作品の中に(平との)ちょっとしたラブシーンがあるのも楽しみです」と今後に続く日本語収録に期待を寄せた。(竹内みちまろ)
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芸能 2013年02月19日 11時45分
明石家さんま 離婚してからビールを飲む量が増えた!
キリンビール株式会社は、伸長する新ジャンルカテゴリーの新商品として、“デラックス”な濃い味を実現した「キリン 濃い味〈DELUXE(デラックス)〉」を2月20日(水)より全国で新発売、また、同日より、国民的お笑い芸人の明石家さんまを起用した新TVCM「キリン 濃い味〈DELUXE(デラックス)〉ほんまや篇」を、全国で放送開始、さらに、パッケージをリニューアルした「キリン 濃い味〈糖質0(ゼロ)〉」の新CMも23日より、明石家さんまと、内山信二を起用して放送を開始する。 明石家さんまは、「今回は“濃い味”ということで。今まで長年お笑い芸人をやっておりまして、“軽い”とか“マイルド”に関するオファーはあったのですが、『やっと“濃い”味という年代に来たか!』ということで、そこに惹かれてCM出演することにいたしました」とコメント。また、「私もビールを飲むことが増えてまいりまして…まぁ離婚してからなんですが、酒の量が増えまして(笑)。私たちの世代はビールといえばキリンなんでね」とも語っている。
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芸能 2013年02月19日 11時45分
要潤が結婚
俳優の要潤が結婚することがわかった。お相手は相手は美容関係の会社を経営する同じ年齢の元美人タレント。 要潤は2001年に俳優としてデビュー。その後はテレビドラマ、映画などで活躍。また、出身地・香川県をPRするキャンペーンで架空の県名「うどん県」の副知事として広報活動を担当している。
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スポーツ 2013年02月19日 11時45分
2013年プロ野球キャンプレポート・巨人編 「澤村のクローザー転向案は再燃する…」
菅野智之(23=東海大)は前評判以上である。ドラフト浪人で実戦から遠ざかっているとはいえ、ストレートの威力、どの変化球でも確実にストライクが取れる。しかも、常に70%くらいの“脱力投球”なので、肩や肘の故障とも縁遠いピッチャーになるだろう。杉内俊哉、内海哲也、澤村拓一、ホールトン、宮國椋丞…。巨人の先発スタッフは12球団トップではないだろうか。 但し、「クローザー不在」は藤川球児を失った阪神以上に深刻である。オフに集めた情報の限りだと、現時点では西村健太朗に託すが、2年目のマシソンをかなりアテにしているという。そのマシソンが『左脇腹痛』で離脱したとき、投手陣の配置構想が一気に瓦解したように見えた…。 まず、ブルペン陣の層を厚くするために獲得した新外国人投手のアコスタだが、ストレートが速くない。クローザーに必須な威圧感もない。また、ブルペン投球を見た限り、コントロールがアバウトすぎる。投げ終わるのと同時に体が一塁方向に流れる外国人投手はこれまでにもいた。しかし、アコスタの場合は「キャッチャーミットも見ていないんじゃないか!?」という投げ方で、内外角に投げ分けることも出来ていなかった。ウイニングショットになるような変化球があるわけでもないので、僅差を争う場面では使えないだろう。 昨季新人ながら34試合に投げた左のリリーバー・高木京介が先発に転向するという。走者を背負った場面でも動じない度胸はリリーフ向きだと思うが、この高木京までがブルペンからいなくなるとなれば、安心して見ていられるリリーバーは山口鉄也だけになってしまう。「ちょっと面白いな」と思ったのが、トレード加入の香月良太。オリックス時代から対戦打者の胸もとをえぐる攻撃的な投球には定評があったが、この手のタイプは現在のセ・リーグにはいない。西村もシュートを使うが、ファールでカウントを稼ぐか、内野ゴロを誘うためのもので、香月の「シュート」とは使い方が違う。香月は相手打者(右バッター)を仰け反らせることに使ってきた。この香月がキーマンになるかもしれない。 打撃陣は『5番・一塁』が予定されているロペスだが、内外角ともにコンパクトに振り抜いていたので、日本球界特有の変化球攻めに苦しむことはないと思われる。だが、迫力はない。関係者によれば、「二軍スタートの小笠原(道大)がいい」という。良い方向でスタメン一塁が競争になればいいのだが、高橋由伸、谷佳知といった「一塁も守れる外野手」の力も借りることになるのではないだろうか。5年目の大田泰示も一塁を守れるが、紅白戦では存在感をアピールしきれなかった。大田を始めとする若手、中堅はチャンスなのだが…。 松本哲也、藤村大介が川相昌弘ヘッドコーチに鍛えられていた。犠打の名手でもあった同コーチは昨季、二軍監督として右方向への打撃や一塁までの全力疾走を徹底させていた。 俊足の彼らが1年間安定した成績を残せるのなら、阿部、村田、坂本、長野といった『クリーンアップタイプ』ばかりが目立った従来の打線は大きく生まれ変わるだろう。 その機動力で、覚えておきたいのが、15日の紅白戦に登場したドラフト2位の大累進内野手(道都大)だ。九回の第5打席で出塁すると、次打者の初球に二盗。対戦捕手は送球もできないほどだった。後続のタイムリーヒットで一気に本塁まで帰って来たが、三塁を蹴ったあたりからさらに加速するスピードに、スタンドもどよめいていた。選手名鑑には「50メートル5秒7」とあった。そういうスピードを塁間で発揮できないプロ野球選手も実は多いのだが、大累は3、4歩目でチャージできる。先の「二塁から本塁」という距離になれば、さらに加速する“野球向きのスピードランナー”だった。大累は紅白戦ではショートを守っていたが、藤村、脇谷亮太、ベテラン古木茂幸らによる正二塁手争いにも加わってくるだろう。 小技で1点を取る“俊足人員”が増えたということは、やはり、最小僅差を逃げ切るための『クローザーの力量不足』がクローズアップされるだろう。