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芸能 2013年03月21日 15時30分
略奪愛で中尾明慶とデキ婚する仲里依紗
俳優の中尾明慶と女優の仲里依紗が結婚し、仲が現在妊娠3カ月で秋に第1子が誕生することを21日に中尾の所属事務所がFAXで発表した。 FAXでは連名で「四年前に初めて出逢って以来、とても仲の良い友人でしたが、お互いに尊敬し合え、この人となら幸せな家庭を築けると確信し、結婚することを決めました」と報告し、「二人の合言葉はBIG LOVE。この言葉を大切に人生を歩んでいきます」と書面からもラブラブぶりをにじませた。同居はしておらず、挙式・披露宴も未定。今後は結婚の日取りを選んで婚姻届を提出するという。 2人は09年に映画「時をかける少女」で初共演し、昨年放送されたNHKドラマ「つるかめ助産院」で共演し、撮影終了後の同10月から本格的な交際に発展し昨年12月に写真誌「フライデー」(講談社)で交際が発覚していたが、仲の事務所にとっては喜んでいる場合ではないようだ。 「プライベートを管理すると仕事に対するモチベーションが下がるので好き勝手やらせていたが、妊娠は想定外だったようだ。以前は看板だった上野樹里のオファーが激減し、吉高由里子と仲の2トップを売り出し軌道に乗っていた矢先の妊娠だけにその分、吉高が稼働させられることになりそう」(芸能プロ関係者) さらに、2人がデキちゃった結婚に至るまでの舞台裏を報じたのが発売中の「女性セブン」(小学館)。同誌によると、中尾が「つるかめ助産院」の撮影に臨んで昨年4月に元モデルで現在はアパレルブランドのディレクターをつとめる秋定麻紀子さんと交際し、夫婦同然の深い関係だったという。ところが、仲が当時交際していた俳優の浅野忠信との関係を中尾に相談するうちに急接近。そのため、中尾はロケ中の昨年5月初めに秋定さんに別れを告げ、その後、仲と交際。結果的に、仲が略奪した形となった。 「仲は浅野の時も幼なじみのハーフモデル・ダイアナチアキから略奪して交際することとなった。どうやら、彼女がいる好みの相手だと燃えるようだ」(芸能記者) 秋定さんは今月17日に自身のTwitterで「今日は本当に飛ばされるネタが多過ぎて酒が進むわ!! ある意味、4月が楽しみ。とりあえず、幸せになってくれよ」、「でき婚ね〜。複雑」、「今日はムシャクシャしてるから爆弾Tweetします」とつぶやき、21日には「誰と誰が結婚しよーが私には関係ない」とすっかり呆れた様子。中尾にとってはかなり切ないつぶやきに違いない。
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その他 2013年03月21日 15時30分
【声優の履歴書】第九回 声優史上初! 『朝日新聞』の号外にも掲載された福山潤
声のお仕事である『声優』。顔の見えない裏方のお仕事でありながら、近年はアイドルとの垣根がなくなって来ており、バラエティー番組や、歌番組などに出演することも珍しくなく、注目度が増している職業である。そんな人気声優をフィーチャーするこの連載。第9回目としてお届けするのは福山潤。 『機動天使エンジェリックレイヤー』、『ツバサ』、『xxxHOLiC』、『こばと。』、『BLOOD-C』など、ヒットメーカー「CLAMP」の作品や、『∀ガンダム』、『GUNDAM THE RIDE』(監修)、『機動戦士ガンダムI〜III』(劇場版DVD)、『ガンダム新体験 ‐0087‐ グリーンダイバーズ』(監修)、『リーンの翼』など「ガンダム」の生みの親として知られる富野由悠季が携わった作品に多く出演しており、人気クリエーターに重宝されている。 2006年に新設された、声優アワード・初代主演男優賞を受賞し、同年に日本アニカン大賞・男性声優賞を2年連続受賞。また日本アニカン大賞では、5回連続で1位を獲得し、声優部門初の記録を叩き出すなど実力は折り紙つきである。2009年の第3回声優アワードの・初代海外ファン賞を受賞。2013年には台湾の年明けイベントに出演するなど海外での認知度も高い。 2011年4月には、長年所属していたぷろだくしょんバオバブを退社、人気声優・森川智之と共に、声優事務所「アクセルワン」を設立。独立後も仕事が途切れることはなく、変わらぬ活躍を見せており、2012年の8月に開催された『ドラゴンクエストX』発売カウントダウンイベントではCM&PVナレーションを担当。その際今の心境を語った『朝日新聞』の号外が掲載。これは声優初の快挙である!また歌手活動も行っており、2013年5月22日には4枚目のアルバム「love letters3 〜祭りの国で〜」をリリース予定。アルバムの世界観には毎回定評があり、福山独特の世界観を作り上げている。 業界内では真面目で、福山を悪く言う人間を聞いたことがないというくらい評判が良い人格者である。その爽やかなルックスでファンを魅了し、数多くの声優雑誌のグラビアに登場しているが、遂に3月23日発売の「JUNON(ジュノン)」5月号に登場し、声優雑誌以外の誌面も飾る。多方面で活躍する人気声優が今後どんなものに挑戦していくか楽しみである。
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トレンド 2013年03月21日 15時30分
噂の深層 溝端淳平も通うあの教習所
卒業シーズン真っただ中のこの時期、入学や就職を控え、念願の運転免許を取得しに教習所に通い出す人の数も多い。 実はここ数年、教習所が男女の出会いの場として密かに注目を集めつつあるのだ。 「年の近い男女が集まって、“免許取得”という一つの目標に向かって一緒に頑張るのですから、それはもう「ラブワゴン」の世界と変わりませんよ。男女が自然に出会える場だというところがウケているようです。最近では合宿中に様々なイベントを用意し、生徒同士の出会いの場を提供することで急速に入校者数を伸ばしている教習所グループもあります」(自動車学校関係者) どうせ通うならば美女・イケメンが多い教習所がいいってもの。ましてや元ジュノンボーイズが同じ教室にいるなんてなったら女子たちのウキウキは止まらないだろう。 そんな歴代ジュノンボーイの一員、溝端淳平も都内の教習所に熱心に通う生徒の一人。 昨年春、「22歳になるのに、免許を持っていないので、教習所デビューしたい。免許を取るスケジュールがないけれど、寝る間を惜しんで取りたい」と語っていた溝端。 仕事が本当に忙しいのか、本人のドライビングテクニックに問題があるのかは定かではないが、一年経った今でも変わらず教習所に通っているようだ。 もっとも同じ学校に通う生徒たちはこう微笑む。 「この学校ってあのあっちゃんも通っていた教習所なんですよ。あれだけ運転が苦手って言ってたあっちゃんが去年の10月に卒業できたんだから溝端クンも大ジョブでしょう」 一足先に免許を“フライングゲット”した前田敦子に、溝端も続くことができるだろうか。
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スポーツ 2013年03月21日 15時30分
野球人気は健在! WBC視聴率が証明
第3回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で、侍ジャパンは準決勝でプエルトリコに敗退し、3連覇を逃した。 野球人気の低下が叫ばれる昨今だが、今大会で残されたテレビ視聴率は、潜在的な野球人気が健在であることを証明した。 今大会の視聴率(以下、すべて関東地区)は、1次ラウンドのブラジル戦(テレビ朝日系列=3月2日午後7時〜10時39分)=25.4%、中国戦(テレビ朝日系列=同3日午後7時〜10時14分)=23.2%、キューバ戦(TBS系列=同6日午後7時44分〜10時49分)=22.8%。 2次ラウンドは台湾戦(テレビ朝日系列「報道ステーション」枠内=同8日午後9時54分〜11時48分)=33.0%、オランダ戦(TBS系列=10日午後7時34分〜10時4分)34.4%、オランダ戦(TBS系列=12日午後7時53分〜10時48分)=30.4%で、全試合で30%超え。 準決勝のプエルトリコ戦(TBS系列=18日午前10時58分〜午後1時44分)=20.3%だったが、平日の午前から昼過ぎという時間帯を考えれば上々。これが土日祝日であれば、大きく跳ね上がっていたのは間違いないだろう。 前大会(09年)の視聴率は第1ラウンドの中国戦(テレビ朝日系列=3月5日午後6時42分〜9時54分)=28.2%、韓国戦(テレビ朝日系列=同7日午後6時55分〜10時14分)=37.8%、韓国戦(テレビ朝日系列=同9日午後6時34分〜9時54分)=33.6%。 第2ラウンドのキューバ戦(TBS系列=同16日午前6時〜8時30分)=24.6%、韓国戦(TBS系列=同18日午後0時5分〜3時35分)=21.2%、キューバ戦(TBS系列=同19日午後0時5分〜3時37分)=20.2%、韓国戦(TBS系列=20日午前10時5分〜午後1時54分)=40.1%(※注1)。 準決勝の米国戦(TBS系列=同23日午前9時5分〜午後0時26分)=28.7%、決勝の韓国戦(TBS系列=同24日午前10時35分〜午後2時48分)=36.4%(※注2)で、今大会の視聴率は前大会より若干下がった感もある。 ただ、現在はすべての番組の視聴率自体が下がっている状況下である。ましてや、今大会はCS放送・Jスポーツが日本戦全試合を地上波と同時に生中継している。スカパーやケーブルテレビの普及率は、4年前より高い。CSは地上波と違って、CMが少ないため、本当に野球が好きな層はJスポーツで見た可能性も高く、それを考慮すれば、今大会の地上波の視聴率は上出来だろう。 巨人の公式戦の視聴率は2ケタを獲れないことも多くなったが、クライマックスシリーズ、日本シリーズやWBCへの関心は依然高く、まだまだ野球人気は健在といえよう。(※注1…午後1時54分〜2時=40.2%)(※注2…午後2時48分〜2時54分=37.6%)(落合一郎)
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芸能 2013年03月21日 11時45分
冨永愛がドラマ初主演「何でもやります」
モデル冨永愛が20日東京代々木第一体育館のガールズファッションイベント「東京ランウェイ」のステージ上で、NOTTV新連続ドラマ「オンナ♀ルール」の初主演を発表した。 東京ランウェイ登場は今回で3回目になる冨永は「オープニングを飾らせて頂いて光栄です。いつも以上に気合を入れて歩きました」とあいさつ。 今年から女優業も始めた冨永は「NOTTVで初主演のドラマをやらせて頂くことになりました。本音の女子トークを繰り広げるドラマです。見ていただいたら共感する所があると思います」と笑顔で語った。 また今後演じてみたい役については「始めたばっかりなので、何でもやります」とやる気満々。「モデルも続けますし女優も頑張ります! 応援お願いします」と力強く宣言した。 ドラマで共演する酒井若菜、能世あんな、磯山さやか、中村アンもステージに登場した。『オンナ♀ルール 幸せになるための50の掟』は4月8日より毎週月曜から金曜、23時から23時15分で全50話放送予定。(ブルクラGO)
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芸能 2013年03月21日 11時45分
読書好きピース又吉直樹が作家デビューに意欲「書いてみたい!」
お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹と、「プラスマイナス」の岩橋良昌が20日、JR新宿駅近くの紀伊国屋新宿南店で、吉本興業創業100周年記念「笑いと平和の百冊シリーズ」春のフェア会見イベントに出席。一日書店員としてブースで顧客に本を紹介し、トークショーを行った。 「笑いと平和の百冊シリーズ」は、「笑いと平和」をテーマに、よしもと芸人や、よしもとにまつわる書籍やムックを100冊出版するプロジェクト。「笑いと平和の百冊シリーズ」の春のフェア開催にあたり、同シリーズ宣伝部長の又吉と、岩橋が一日書店員を務めた。 イベントが始まると、特設ブースに立った2人。顧客から、「お花見におすすめの本はありますか?」「誕生日におすすめの本は?」「純文学好き向けの本は?」など、相談が向けられ、フェア本の中から最適な一冊を紹介。購入を決めた顧客を特設レジに案内した。しかし、又吉は、レジの内側に立っても勝手がわからないようで、プロの書店員から、“「ありがとうございました」とお礼を言って、おつりを渡してください”などと小声で指示を受けてから、精算作業をしていた。一方、大阪の紀伊国屋でアルバイト経験があるという岩橋は、「働いている時も違う本を持ってきて、怒られていました」などと笑いを誘っていたが、小袋の置き場所や、レジの位置などを一目見ただけで、精算作業の流れのイメージが湧くようで、テキパキとレジ業務をこなし、気持ちよい言葉と共に顧客を送り出していた。 しかし、無類の読書好きとして知られる又吉が、本の話で巻き返した。作家デビューに意欲を示したのだ。まず、又吉は、好きな作家の一人として太宰治をあげた。中学生の時は大人の世界を読んでいたが、現在は、太宰が描く作品世界が自分が生きている世界と重なると、年代によって読み方が変わっているエピソードを紹介。「読み返すたびに、おもしろいことが発見できる」と語った。エッセイや、創作四字熟語の本などを刊行しているが、小説など創作の単行本出版はまだない又吉が、「機会があれば、書いてみたいです」と、作家デビューに意欲を見せた。ただ、文学賞や芥川賞などは考えたこともなく、「芥川賞とかは恐れ多いです」と恐縮していた。(竹内みちまろ)
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芸能 2013年03月21日 11時45分
ガールズファッションショー「東京ランウェイ2013」 蛯原友里、押切もえが会見
ガールズファッションショー「東京ランウェイ 2013 SPRING/SUMMER」が20日東京・代々木第一体育館で行われ、ランウェイ前に蛯原友里、押切もえが会見した。 蛯原は「本番に向けてリラックスしています。色々なファッションが見られるので楽しみにしています」と話し、押切は「暖かくなってきたので、春のファッションをハッピーにお届けできたら良いなと思います。良い意味の緊張感を持って歩きたいです」と語った。また春にやってみたい事について蛯原は「先日初めて宝塚を見たのですが、キラキラして乙女心をくすぐられる演出がたくさんありました。春にはもう一度行きたいです」とニッコリ。 押切は「定番かもしれませんが、花見をしたいです。桜が満開にちかいので早く楽しみたいです」と笑顔で話した。 また同イベントにはきゃりーぱみゅぱみゅ、石原さとみ、佐々木希らが出演した。(アミーゴ・タケ)
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レジャー 2013年03月21日 11時45分
ハッシーの中央競馬新馬セレクション(2010年産総括)
先週の新馬戦で2010年産の新馬戦は終了となった。ラストウィークの新馬戦でピックアップした2頭。阪神デビューの注目馬・レッドセイリングは、まずまずのスタート切ると、スーッと先頭に立ちマイペースの逃げ。鞍上との息もぴったりで、1000m通過が1.04.0と楽なペース。ラップタイムが3ハロン目から13.5-13.0-13.3-13.0-12.7-12.8-13.0-13.0とほぼ一定で、持っている力通りに決まるレース展開。3、4コーナーでは後続に早めに来られるが、マイペースを崩さず直線に入ると力強く伸び、ゴール手前50mから流す余裕を見せ1着。ラップタイムからもわかるように、今回はスピードの持続力勝負となり、この馬の力が発揮しやすい展開だった。それでも絶対能力がメンバーの中では抜けていた印象で、上のクラスでも即通用するだろう。 2010年産最後の新馬戦となった3月17日(日)中山第4Rの注目馬・コナピーベリーは、もさっとしたスタートになってしまった上に、隣から寄られポジションを悪くしてしまう厳しい展開。道中は後方13番手からの競馬。残り1000m付近から仕掛け始めマクって行く。直線入り口では3番手まで押し上げ、直線を向くと先頭に並ぶ勢いで伸び、アタマ差まで詰め寄るが届かず2着。スタートでのロスや、勝ち馬は終始スムーズな競馬をしたことを考えると、負けて強しの内容。素質は高くすぐに勝ち上がるだろう。 さて、昨年6月2日から始まった2010年産の新馬戦。これまで述べ80頭(内1頭は未出走)をピックアップしてきた当コラム。勝ち上がりは34頭、内OP馬は12頭。勝ち上がり率は4割3分と、野球なら超一流打者であるが、この数字が高いか低いかは読者皆さんの判断に委ねます。3着以内の複勝圏内に入った頭数は、2着、3着共に11頭。複勝率は7割0分8厘と高アベレージとなった。未勝利戦はまだ続くので、勝ち上がり率が上がることを期待したい。勝ち上がり馬の中でクラシックへ出走しそうな馬は、牡馬ではラジオNIKKEI杯2歳S(GIII)を勝ったエピファネイアや、若葉Sで2着に入り皐月賞の優先出走権を手にしたクラウンレガーロ、萩Sを勝ったインパラトール、きさらぎ賞(GIII)で2着に入ったマズルファイヤー、コスモス賞を制し札幌2歳Sで2着に入ったラウンドワールドがいる。牝馬路線は現在のところレッドオーヴァルのみではあるが、上位人気が見込まれる逸材。1戦1勝馬もいるので、ダービーやオークスでは出走馬が増えてくると思われ、今後も注目していただきたい。 なお、2011年産の新馬戦が始まるまでの間、次週から特別編としてクラシックについて触れていきたいと思う。<プロフィール>ハッシー山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜日掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」も担当している。
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スポーツ 2013年03月21日 11時45分
2013年プロ野球キャンプレポート・中日編
右内転筋痛で全治4週間…。去る2月23日に発表されたドラフト1位ルーキー・福谷浩司投手(22=慶大)の戦線離脱は、チームに与える影響も大きかったのではないだろうか。落合時代に逆上ってもそうだったが、近年の中日はレギュラーがシッカリ固定されている。出場機会を求めている中堅野手も安定した力を見せている。そのため、年齢を問わず、選手は皆、『自己調整』ができる。良く言えば「大人の集団」。しかし、見方によっては、スロー調整のチームである。その意味では、先発ローテーションに食い込む力を持った福谷、左肘の故障で途中離脱したドラフト4位・杉山翔太捕手(22=早大)の2人には、停滞しがちなチームの起爆剤になって欲しかったのではないだろうか。 よもやの6連敗−−。オープン戦とはいえ、そんな見出しが踊った(3月18日)。開幕まであと(約)2週間という時期になっても、モチベーションが上がらないのも、ベテランが多いせいだろう。しっかりと調整してくると思われるが、高木守道監督は「(オープン戦は)残り少ないけど、いい状態に持っていかないと…」(17日)と、不安を口にしていた。 福谷の一軍合流はゴールデンウィーク前後と思われる。この福谷が1カ月遅れでも、先発ローテーションに入ってくれれば、ベンチのムードは好転するはずだ。 福谷がフリー打撃に登板したのは、2月17日(二軍)。キャンプ2日目にはブルペン投球を披露していたが、「実戦向き」というのが第一印象だ。ブルペン投球では「ストレートの速い投手」、「変化球もそこそこ投げられて…」としか思わなかったが、フリー打撃では別人になっていた。ブルペンで投げるボールよりも、フリー打撃で投げるボールの方が良い。キャンプが進むにつれ、コンディションも上がってきたからかもしれないが、まず、初速と終速がほとんど変わらない。対戦打者のバットを折る場面も見られた。本人も「ブルペンよりもマウンドの方が投げやすい」と言っていたそうだが、バッターと対戦することで“本気モード”になるタイプなのだろう。 また、「一軍昇格までさほど時間が掛からないのではないか」と思えたのが、ドラフト7位の高卒ルーキー・若松駿太投手(祐誠高)だ。投・内連携プレーでノックを受けていたのを見たが、動きが機敏である。投球フォームはスリークオーター気味だが、下半身を存分に使って投げている印象も受けた。投球フォームに無駄な力が入っていないのが良い。高卒新人というと、ドラフト2位・濱田達郎(愛工大名電)ばかりに目が行きがちだが、中日は将来の右の先発候補も指名していたことが分かった。 “自己調整”で判断しにくい一軍だが、順調な仕上がりを見せていたのが、外野の中堅クラス。平田良介、松井佑介、野本圭が良かった。平田の打球は伸びる。フリー打撃を見ていると、フル出場すれば本塁打王争いに確実に食い込んでくるだろう。松井に関しては逞しくなった印象を受けた。また、新加入のクラーク(右投左打)だが、第一印象は「大人しい」。100キロを越す巨漢で守備範囲も広くない。おそらく、一塁以外は守れないだろう。ただ、迫力もバットスイングの速さも伝わってこないが、外角低めにもきちんとバットが届いていた。「横の変化球」には十分についていけるので、変化球の多い日本球界に適応できるだろう。 ブルペンも見たが、14年連続50試合登板の鉄腕、岩瀬仁紀は完全に技巧派に転身した心象を受けた。浅尾拓也の故障も長引きそうなだけに、今季の中日は僅差のゲームで苦しむ可能性が高い。昨季56試合に登板した田島慎二は順調に仕上がっていた。この田島をセットアッパーのポジションから外せないとなれば、昨季、先発だけではなく、中継ぎ、クローザーとフル回転だった山井大介がブルペンのカギを握るのではないだろうか。 吉見一起、大野雄大など完投能力の高い先発投手もいるが、試合終盤の継投策が『打倒巨人』のキーワードとなる。
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社会 2013年03月21日 11時45分
不倫の果てに…相手と結婚したように戸籍抄本偽造した札幌市職員クビ
実りない不倫の果てに待っていたのは、とんでもない結末だったようだ。 北海道札幌市は3月15日、不倫相手の女性と結婚したかのように装った戸籍抄本を偽造したとして、同市中央区市民部地域振興課の脇田英樹係長(43)を懲戒免職処分にした。同市は公文書偽造容疑で北海道警に告訴する方針。 同市によると、脇田係長は既婚者で、不倫相手の女性も市職員。脇田係長は女性と結婚の約束をしたものの、妻との離婚協議がなかなか進まなかった。その結果、考え出したのが戸籍抄本の“偽造”だった。 脇田係長は昨年7月頃、女性と結婚したように見せかけた戸籍抄本を自宅のパソコンで偽造した。それをホンモノだと思い込んだ女性は、その戸籍抄本を添えて市に名字変更を届け出た。精巧だったため、市も女性もニセモノとは気付かなかったという。 今年1月に同市に「脇田係長が再婚したと聞いたが、離婚が成立していない」という内容の情報提供があり、事情を聴いたところ偽造を認めた。 脇田係長は同市の調査に対し、「結婚の約束が果たせなかったので偽造した」と説明しているという。 脇田係長は、あくまでも不倫相手の女性に見せるための偽造だったのかもしれぬが、妻との離婚も成立していないのに、こんな紙切れが通用するはずもない。その代償は、懲戒免職という極めて重い処分。脇田係長も、全くバカなことをしたものである。信じた女性も、結婚が果たせず災難というしかないか。(蔵元英二)