-
芸能 2016年04月04日 11時14分
どうしても目立ってしまう藤原紀香
3月30日に歌舞伎俳優の片岡愛之助と結婚し、翌31日に2ショット会見した女優の藤原紀香が、このところ連日自身のブログを更新している。 2日のブログは「4/6地元西宮をパレード」のタイトルで更新。 「以前からお話をいただいておりました、交通安全啓発キャンペーン☆一日署長。4/6午後2時半から、兵庫県西宮市で地元の園児らと一緒にパレードするらしくとても楽しみにしています」と告知。「西宮市は、私が生まれ育った場所です。事故を減らすために何かお役に立ちたいと願い、今回の大役を引き受けさせていただきました。西宮市の皆さま、ぜひパレードでお会いしましょう」と自身の地元への“凱旋”で住民とのふれあいを心待ちにしていることをつづり、さらには、結婚発表以降、各方面から届いているお祝いの花の写真を掲載した。 お笑いタレントの陣内智則と離婚し、バツイチで愛之助と再婚した紀香だが、3日のブログは「人は、また幸せになる権利がある」とかなり意味深なタイトルで更新。 かと思いきや、同タイトルの映画を紹介し、ドラマで共演した女優の上野樹里やテレビの民放各局から花が届いていることを写真付きで紹介した。 「パレードを告知すれば、かなり人が集まることが分かっていてあえて告知。地元だけに、大勢の人に祝福してもらいたいというのが透けて見える。本来ならば、“梨園の妻”として愛之助をバックアップしなければならないにもかかわらず、女優気分丸出し。ますます、梨園からの反発が高まりそうだ」(演劇関係者) すでにブログでは、7月から8月上旬にかけて、出演する舞台の全国ツアーが開催されることを告知。さらには、6日からNHK Eテレの健康をテーマにした番組に出演することも告知している。 なかなか“裏方”として愛之助を支えるのは難しそうだ。
-
芸能 2016年04月04日 11時05分
二階堂ふみ 映画『蜜のあわれ』“赤納め”撤回でPR
映画『蜜のあわれ』の舞台挨拶が2日、東京・新宿の新宿バルト9で行われ、二階堂ふみ、大杉蓮、真木よう子、高良健吾、永瀬正敏、韓英恵、渋川清彦、石井岳龍監督ら豪華キャストが勢ぞろいした。 作家の室生犀星が、晩年に発表した小説『蜜のあわれ』を映画化した同作品は金魚と作家と幽霊が織りなす艶やかで濃密な恋の物語。 二階堂は赤のロングドレスで登場し客席を見渡した。「ちらほら赤い洋服を身に纏っている方がいて嬉しいです」とニッコリ。今回の映画のプロモーションで何時も赤の洋服を身に着けているという二階堂は「映画のイメージが『赤』なので着させてもらっていたのですが今日で赤納めですね。色々な方がこの映画を見て赤い気分で劇場を出られたと思います」と笑顔で語った。 この話を聞いた石井岳龍監督は「今日で赤いドレスを終わりにせずもう1年ぐらい着続けて欲しいです」と懇願。二階堂は「ではもう少し赤を着たいと思います」と慌ててコメント。 「蜜のあわれ」は新宿バルト9他に公開中。
-
アイドル 2016年04月04日 10時48分
チーム8 結成2周年記念沖縄公演 レポート
AKB48チーム8が、『「TOYOTA presents AKB48チーム8 全国ツアー 〜47の素敵な街へ〜」チーム8結成2周年記念特別公演 in 沖縄 めんそ〜れ!春のエイト祭り』を、4月2日(土)、3日(日)に、世界遺産に登録されている沖縄・中城(なかぐすく)城跡で行った。 リクエストアワーで発表された、チーム8 結成2 周年記念となる沖縄でのコンサートが、今週末2 日間にわたって行われた。両日とも、コンサートの前に「お祭り」としてファン参加型のイベントを開催。香川県代表の行天優莉奈による 「びっくり行天!危機一髪」、兵庫県代表の山田菜々美による 「ぴったり菜々ちゃん (ストップウォッチで7秒台を出すゲーム)」など趣向を凝らしたブース企画や、ステージ上でも宮里莉羅(沖縄県)が弾く三味線に載せてメンバーがカラオケをするなど、メンバーとファンが一緒になって、チーム8の2周年を喜び合った。 コンサートは、2周年記念にふさわしく、初日は「2年目最後の夜」、2 日目は「ハイサイ!3年目!」と題して行われた。コンサートのオープニングでは、メンバーも太鼓打ちに挑戦して、沖縄の伝統芸能“エイサー”を披露。「めんそーれ!」と、挨拶して幕開けした。 沖縄の空の下で披露されたのは、「桜、みんなで食べた」「10年桜」などの今の季節に合わせた楽曲や、海を間近に臨む会場ということで「パレオはエメラルド」「Everyday、カチューシャ」「ポニーテールとシュシュ」などのサマーシングルの数々。 さらに、「制服の羽根」「汚れている真実」「あまのじゃくバッタ」などチーム8 の楽曲の他、沖縄の守り神シーサーと共演した「恋するフォーチュンクッキー〜恋する充電プリウス2〜」、メンバーが演奏するギターやキーボードを交えての「365日の紙飛行機」など、多彩なセットリストで会場を盛り上げた。 3年目初日となる、コンサート2日目も、“エイサー”からスタート。「はいたい ぐすーよ ちゅーがなびら! (やあ みなさん こんにちは)」と、地元 ・沖縄出身の宮里による方言での挨拶も飛び出した。 また、4月3日 (日)に15 歳の誕生日を迎えた下尾みう (山口県)の生誕祭も行われた。下尾は“強い心を持って頑張る”という意味の 「確乎不抜 (かっこふばつ)」を座右の銘とし、15歳の1年間を過ごしていくことをファンの皆様の前で約束。コンサート中盤には廣瀬なつき(高知県)が、「チーム8 は今日3 年目を迎え、AKB48は11 年目に入りました。 先輩達が作ってくれた輝かしい道を、これからも一緒に走り続けて、チーム8 がAKB48 の中で1 番のチームと皆さんに言って頂けるよう、もっともっと頑張ります!」と宣言、会場を埋め尽くした2400名のファンの方々から拍手喝采を受けた。開催地代表メンバーということで、宮里にはサプライズで母親からの手紙が倉野尾成美(熊本県代表)より読み上げられた。手紙が読まれている間中、宮里はずっと目頭を押さえながら、ひと言ひと言に聞き入っていた。
-
-
レジャー 2016年04月04日 09時00分
【第48回ダービー卿CT】マジックタイム悲願の初重賞制覇
競馬の「第48回ダービー卿CT」(芝1600メートル、3日日曜日・中山競馬16頭)は、中団を進んだA.シュタルケ騎手のマジックタイム(53キロ、単勝5番人気)が最後の直線で内から鋭い伸び脚を発揮、2着ロゴタイプ(58キロ田辺裕信騎手、単勝4人気)の追撃をクビ差抑えて優勝。悲願の初重賞制覇を達成した。1分32秒8。3着サトノアラジン(57キロC.ルメール騎手、単勝2番人気)1馬身1/4。単勝1番人気を集めたキャンベルジュニア(54キロ川田将雅騎手)は8着惨敗に終わった。 マジックタイムは父ハーツクライ、母タイムウィルテルの牝5歳馬(黒鹿毛)。馬主は(有)サンデーレーシング。戦績=17戦5勝。主な勝ち鞍=重賞初勝利。シュタルケ騎手、中川公成調教師とも初勝利。「配当」単勝(10)1300円複勝(10)340円(14)280円(6)160円枠連(5)(7)2280円ワイド(10)(14)1820円(6)(10)850円(6)(14)750円馬連(10)(14)6110円馬単(10)(14)1万2830円3連複(6)(10)(14)6930円3連単(10)(14)(6)5万9230円*レース結果については、必ずJRA公式発表でご確認ください。
-
その他 2016年04月03日 13時00分
【幻の兵器】この連載では例外!約20年にわたり使用され続けた「十一年式平射歩兵砲」
第一次世界大戦といえば塹壕陣地に機関銃、自殺行為同然の歩兵突撃というイメージが浮かんでくるだろう。もちろん、後方の野砲や重砲による砲撃で陣地を制圧することも可能だったが、それはあくまでも一時的なものに過ぎず、最終的に無力化するには陣地に砲弾を直撃させるほかはなかった。そのため、歩兵が自前で装備して行動をともにし、最前線から陣地を直接砲撃する軽火砲が必要になり、その結果として生まれたのが歩兵砲である。 欧州における歩兵戦闘の変化を知った日本軍は、第一次世界大戦中の1916年には早くも「機関銃破壊砲」の名称で歩兵砲の研究開発に着手し、翌17年には狙撃砲と名付けられ、シベリア出兵の際には第十二師団へ配備されて実戦にも参加した。狙撃砲は歩兵連隊に設置された特殊砲隊が1個小隊(2門)を装備しており、機関銃陣地の制圧以外にも河川用砲艦の破壊や敵歩兵部隊への攻撃など広範囲に活躍したとされる。 狙撃砲は口径37ミリの軽火砲で、移動時は車輪を取りつけて人力牽引した。また、狙撃砲は防楯が上下に分かれており、下部防楯の角度を調節することで砲身高を変化させることができた。これは、低い姿勢で平らな弾道を描く砲弾を発射する平射と、高い姿勢で山なりの弾道を描く曲射とを両立させようと試みたための仕組みである。当時は平射で狙撃するか、または曲射によって陣地の上から砲弾を降らせるかのいずれが効果的か結論が出ていなかったことによるものだが、機構的にはいささか無理があったのではないか。 なにしろ、狙撃砲破甲榴弾の炸薬量はたったの35グラムに過ぎず、たとえ曲射が可能であっても爆発効果が小さいため、実戦ではほとんど意味をなさなかった可能性が高い。というのも、その後に開発された歩兵砲は平射歩兵砲と曲射歩兵砲となっており、それぞれの専門へ特化しているのだ。そして、曲射砲として開発されたのが日本初の近代迫撃砲とも言える十一年式曲射歩兵砲であり、平射砲として開発されたのがこの十一年式平射歩兵砲だった。 十一年式平射歩兵砲は狙撃砲と同様に口径37ミリの小型砲で、車両や機関銃座に対する直接照準射撃を目的として開発された。この砲は狙撃砲が完成した直後の1919年11月に設計作業が始まり、翌年前半には早くも試作砲が完成している。だが、試験によって発射薬の不完全燃焼が判明し、砲身や砲架を改修した上で再度試験を行い、第二次試作砲は1921年の大演習で披露された。十一年式平射歩兵砲は狙撃砲から発展した火砲とされているものの、フランス軍のプトー1916型やアメリカ軍のM1916歩兵砲(事実上、プトー砲の米軍型)に外観などが酷似していることから、それらの歩兵砲をモデルとして開発されたのは明らかだろう。 歩兵砲の大きな役割のひとつは防御された敵の機関銃座を破壊することであり、高い命中精度に加えてつるべ打ちに発射する能力が求められた。発射速度を早くするため、十一年式平射歩兵砲には半自動式垂直鎖栓が装備された。半自動式垂直鎖栓とは、砲弾装填後自動的に砲尾を閉鎖し、発射が行われると自動的に開放して排莢を行うというものだ。そのため装填手が砲弾を突っ込むだけで、砲手は次々と発射することができた。 また当初、十一年式平射歩兵砲は十二年式榴弾を使用していたが、後に九四式徹甲弾と九四式榴弾、そして一三式榴弾を使用することとなった。装薬(発射薬)量こそ異なるものの、後に使用することとなった九四式徹甲弾と榴弾の弾頭は、九四式三十七粍砲や九四式三十七粍戦車砲、九八式三十七粍戦車砲で使用された同徹甲弾、及び榴弾と同一で、豆対戦車砲としての役割も担っていた。とは言え、十一年式平射歩兵砲は軽量化を優先したため全体的に耐久力が不足しており、発射薬の量に制限があった。そのため、砲弾の初速が低下してしまい、装甲貫徹力も不十分だった。 大正十一年(1922年)に制式採用されたことから、十一年式平射歩兵砲と呼ばれるようになった。十一年式平射、曲射の両歩兵砲は1931年に日本軍が中国東北部へ武力侵攻した際に使用された他、上海の武力衝突でも日本海軍の陸戦隊が多用している。その他、限定的とはいえ対戦車能力を有していたことから、八九式中戦車やルノーNCの主砲としても使用されたことがある。 実際1932年の上海戦では、曲射歩兵砲とコンビを組んで歩兵に貴重な支援火力を提供している。上海一帯はクリークとレンガ造りの民家が錯綜する情況で、あたかも第一次世界大戦をほうふつとさせる陣地戦となったが、銃砲火を犯して前進した平射歩兵砲が敵火点を丹念につぶし、ようやく歩兵が前進できるといった有り様だった。また、その後の日中戦争においても中国軍の戦車を海軍陸戦隊が撃破するなど、対陣地対戦車両用の万能砲として頼りにされた。なにしろ、日本初の本格対戦車砲である九四式三十七粍砲が制式採用されたのは1936年で、当時はまだ対戦車砲そのものが存在していなかったのだ。 とはいえ、戦車の装甲が強化されると存在価値は小さくなり、先に述べたように軽量化を優先した耐久力の不足によって、改良、強化の余地もほとんど無かった。ただ十一年式平射歩兵砲は相当数が生産され、九二式歩兵砲が現われた後も更新に時間がかかり、なかには1939年に至っても装備している部隊が存在していた。また、部隊によっては十一年式平射歩兵砲を装備したまま太平洋戦争に突入しており、約20年にわたって使用され続けた兵器であった。(隔週日曜日に掲載)■十一年式平射歩兵砲口径:37mm全備重量:89kg最大発射速度:20発/分
-
-
スポーツ 2016年04月03日 12時00分
IWGP王者オカダ・カズチカに初めて「挑戦して来い」と言わせた内藤哲也
「すべては両国で変わるから! 両国が運命の日だ!」 4・10両国国技館大会でオカダ・カズチカが保持するIWGPヘビー級王座への挑戦が決まっている内藤哲也。3・27後楽園ホール大会でオカダとの前哨戦を制した内藤は、バックステージでこのようにまくし立てた。 内藤が「20代のうちにIWGP王者になる」と言って挑んだ2012年3・4後楽園大会、「ドームのメインでIWGP王者になる夢」を掲げて挑んだ2014年1・4東京ドーム大会、「2年連続ドームでIWGP挑戦」のチャンスだった10・13両国大会のIWGP挑戦権利証争奪戦。この全ての試合で勝利を収めたのはオカダで、内藤はIWGP王者になる道をことごとく阻まれてきた。 「今後、競い合っていく関係になる」 2007年8月にオカダ(当時は岡田かずちか)のプレデビュー戦の相手を務めた内藤は、試合後このようなコメントを残している。両者の対戦成績はオカダの3勝2敗。オカダがレインメーカーになってからは3勝1敗で優位に立っているが、今回の注目すべき点は、内藤が本隊を抜けて新たなユニット、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンを立ち上げたことにあるだろう。かつてのオカダもそうであったように、こうした変化は勢いを生む。IWGPに近い所にいるのになかなか獲れないという状況は後藤洋央紀に似ているが、後藤は本隊の中にいたため変化をするにも制限があったように見えた。逆に現在の内藤は“制御不能”で、木谷高明オーナーをはじめ団体の方向性についても自由奔放に批判するなど、ファン心理を突いた発言が注目を集めている。【精神的には内藤が優位】 2012年以降の対戦を振り返ると、IWGPヘビー級王座戦に関しては、全て内藤がオカダを追う形で挑戦していた。前哨戦や調印式でもオカダは終始余裕を崩さず、内藤が一方的に挑発していた感は否めない。しかし、今回に関してはこれまでとは違う流れが来ているように思う。『NEW JAPAN CUP 2016』の開幕前に内藤は「オレが優勝しても両国では挑戦しない。大阪城ホールで挑戦する」と発言。3・12青森マエダアリーナ大会で後藤を破って優勝し、IWGPヘビー級王座への挑戦を表明するも「4月の両国国技館? 勝手に決めんなよ。俺のタイミングで挑戦するから」と宣言。ダウンしていた後藤にロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのメンバー全員で公開リンチを行った。 そこに、後藤をCHAOSに勧誘していたオカダが石井智宏とともに救出に駆けつけて事態を収拾。マイクをつかんで内藤に対し「4月10日の両国で俺に挑戦して来い!」と言い放つと、内藤は「チャンピオンのリクエストだからさぁ、オカダの望みどおり両国でやってやるよ!」と応えた。レインメーカーショック以降、オカダを追い続けた内藤としては、してやったりの展開。「大阪城で挑戦する」という発言はカムフラージュで、オカダもファンも内藤の掌の上で転がされていただけなのではないかと思えるほどだ。 今回のIWGP戦は、内藤が初めて精神的に優位な状態で臨むことになるだろう。今の内藤にはEVIL、BUSHIというロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのパレハ(仲間)がいる。これまでも試合中、バレットクラブのメンバーに介入されたことがあるオカダにとっても、より厄介な相手であることは間違いない。特にBUSHIの毒霧によるアシストは成功率が高く、内藤の対戦相手を大いに悩ませている。オカダも3・27後楽園大会でグリーンミストを浴びて動きを止められた。また、冒頭のコメントは内藤が何かを予告しているように聞こえなくもない。それが何を指しているのか知る由もないが、今回のチャンスを逃したら内藤自身はもちろん、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンとしても失速する危険性をはらんでいるため、ベルト奪取のためには手段を選ばないだろう。 これまでは内藤の思惑を打ち砕き続けてきたオカダだが、今回ばかりは簡単にはいかないだろう。内藤が必殺技デスティーノで勝利し「運命の日」になるのか? それともオカダがレインメーカーで勝利し、いつもの光景が見られるのか? 4・10両国決戦まであと1週間だ。(増田晋侍)<新日Times VOL.12>
-
アイドル 2016年04月03日 12時00分
増え続ける“女ヲタ”がアイドル業界に変革をもたらす存在に
アイドルのコンサートやイベント会場に、女性ファンの姿が目立つようになって久しい。今では「女ヲタ」の存在は、まったく珍しいものではなくなった。なぜ、女性ファンがアイドル現場に増えたのか? 女性ファンと男性ファンの楽しみ方は同じなのか? そして、女性ファンはアイドル業界にどのような影響を与えているのか? 増え続ける「女性アイドルヲタ」について考えてみたい。 かつては、女性アイドルを応援する「アイドルおたく」といえば、わざわざ説明せずとも「男性のアイドルファン」というのが一般的なイメージであり、実際のファン層も男性の数が圧倒的だった。とはいえ、ジャニーズやK-POPなど男性アイドルのファンには女性が多かったことを考えれば、「アイドルおたく」的な楽しみ方は、もともと女性たちにも根付いていたと言っていい。 異性のアイドルだけではなく、同性にも目が向くようになったのは、「AKB48の国民的ブレイクの影響」や「かつてモーニング娘。やミニモニ。のファンだった子供たちが女子高生世代になったから」とも言われている。なるほど、確かにそれらの影響も少なくないだろう。ただ、最も大きなきっかけになったのは、やはり数年前に起こった「アイドルブーム」だったように思う。 あえて悪い言い方をすれば、女性というのは流行りモノに弱い。美味しいと噂されるグルメ、人気と勧められるファッション、楽しいと言われている文化には、あくまでも腰が軽く、貪欲で、頭が柔らかい。頭が固く、妙なこだわりを持ちがちな男性たちには、真似のできないしなやかさを持っている。いつの時代も「流行は女性たちが作る」と言われるゆえんだ。 そんな女性たちがアイドルブームに触れ、アイドルのかわいらしさ、アイドルソングで盛り上がることの楽しさに“気付いた”のだ。 当初は、遠巻きに見聞きしていただけかもしれない。しかし女性たちにとって、「よく分からないけど、流行っているらしい」「なんだか楽しそう」という流行感は、行動を起こすきっかけとしては充分だった。SNSなどによって情報の拡散・共有が容易になったこともあり、「女ヲタ」が急増したのも不思議のないことだ。 男性のアイドルファンが楽しんでいるのを見て、「ドルヲタ」という楽しみを発見した女性たち。では、その楽しみ方も男性と同じなのかと言えばそうでもない。歌やダンスなどのパフォーマンスを純粋に楽しむ一方、アイドルに対して「疑似恋愛」的な感情を持ち、それをファン活動の推進力とする者も少なくない男性ファン。「恋愛禁止」が暗黙の了解で、色恋沙汰の発覚が脱退に繋がるのも、疑似恋愛を商品化しているためだ。 当然のことながら、女性たちにそうした感情を持つファンは多くない。彼女たちのファン活動の推進力は、恋愛感情ではなく、「憧れ」や「共感」だ。女性ファンがアイドルに抱く感情は、セーラームーンやプリキュアへのそれに近いとも言われる。「目標に向かって努力する(戦う)姿とその成長」「グループ内での友情やぶつかり合い」「非現実的な変身」「女の子だけの集団」、これらはすべてセーラームーンやプリキュアにも共通するものだ。「子供の頃の影響」を言うならば、ミニモニ。よりもセーラームーンの方が大きな要素になっているはずだ。 今、女性たちに人気が高いアイドルグループといえば、乃木坂46、℃-ute、フェアリーズ、毛色はいささか異なるがE-girlsあたりだろうか。一見して、「パフォーマンス力」や「アイドル的なかわいらしさよりも、凛としたカッコかわいい」を売りにしているグループが多いことが分かる。乃木坂46に関してはそうした路線ではないが、白石麻衣、西野七瀬、橋本奈々未、松村沙友理、齋藤飛鳥と、ファッション誌の専属モデルをしているメンバーが多いことから、女性ファンを意識しているのは間違いなく、実際にその効果を上げている。 モデル活動のように、女性ファンへのアピールやケアを強める動きも近年顕著だ。℃-uteの鈴木愛理が『Ray』の専属モデルとして活躍するハロー!プロジェクトでも、レギュラー番組『The Girls Live』(テレビ東京系)でメンバーによるファッションコーデをメインコンテンツとし、週イチの配信番組『ハロ!ステ』にヘアアレンジのコーナーを設けている。今年1月には別のレギュラー配信番組の枠を、女子会をモチーフとした女性向け番組『Girls Night Out』に丸々衣替えした。 コンサートやイベント会場では、「女性限定エリア」の設置が一般的になった。男性ファンとの接触や勢いから女性ファンを守る配慮だ。コンサート会場で販売されるグッズ類も、いわゆる「ヲタT」っぽさを排除したシンプルなデザインのTシャツや、普通は女性しか使わないシュシュ(髪留めゴム)など、女性ファンへのアピール強化は明らかだ。 女性ファンが増えたことで、現場の雰囲気にも変化が生まれている。その変化を最も喜んでいるのは、ステージ上のアイドルたちだろう。「女性のファンがたくさんいて嬉しい」という言葉もたびたび耳にする。 ファン層の拡大は、市場の拡大を意味する。ひとつの文化としても、幅広いファンを持つことは、大きなメリットをもたらすだろう。近頃、乃木坂46が公式ライバルのAKBグループより勢いよく見えるのも、女性ファンの獲得が要因のひとつになっているはずだ。 しかしながら、女性ファンへのアピールや獲得が生むのは、メリットだけではない。まず、女性向けの施策の多くは、男性や既存ファンにはウケが悪い。シンプルなデザインのヲタTも、男性ファンが望むものではなく、Tシャツの売上が激減しかねない。そもそも、アイドル運営の基盤となるグッズの売上も、男性ファンと比べると女性ファンは客単価が低い。単純に、市場の拡大=売上の拡大とはいかないのが難しいところだ。 また、女限エリアなどの優遇措置や、あからさまに女性ファンを優遇するアイドルの対応を見て格差や差別を感じ、「萎え」てしまう男性ファンも少なくない。さらには、女性ファンが多くなったことによって、ライブの盛り上がりが低下したとの声も聞く。そうした面を懸念してか、必要以上に女性ファンを意識しないグループもあるようだ。 女性ファンと男性ファンのバランスを考えてアプローチしていくのか、あるいは男性ファンは切り捨てて女性ファン特化型にするのか、はたまた女性ファンを無視した“逆張り”路線を取るのか、今後の運営陣の舵取りに注目したい。【リアルライブ・コラム連載「アイドル超理論」第22回】
-
芸能 2016年04月02日 17時46分
片岡愛之助の女性問題を心配するマスコミ勢
多くのマスコミを集め、芸能ニュースを幸せ一色にしたのが歌舞伎俳優の片岡愛之助と女優の藤原紀香の結婚会見。ただ、その裏では愛之助のリサーチは始まっているという。 幸せいっぱいといった笑顔を見せた2人。ある芸能関係者は「紀香にはご存知の通り、芸能界でもトップクラスの重鎮がバックに控えています。愛之助は芸能界でも活躍していますが、歌舞伎俳優といえどもバックグラウンドに弱さを感じていたので、紀香と結婚することで、芸能界での地位も安泰に出来る。紀香のほうも、コレといった代表作もない女優ですから、歌舞伎俳優の妻というのはうってつけポジション。それに、片岡の家は、そこまで梨園のしきたりにうるさいところではないですからね、まさに願ったりの地位でしょう。ある意味、相思相愛なんです」。 そんな2人に心配されるといえば、稀代のモテ男といわれる愛之助の女性問題だ。会見では「すてきな宝ものを手に入れましたので、その心配はないと思います」と言い切ったが、「そもそも、今回の結婚を機に、女性問題をもう一度、調べておこうという動きはいろいろな出版社でも始まっています。女性に関しては奔放とも言われている愛之助ですから、いまは新婚ですから動かないとしても、いつかはというところもあるでしょう」(前出の関係者)。探索網はすでに張られているという。 芸能界がそういう世界といえばそういう世界だけに致し方がないのだろうが、「仮に発覚するような事があれば、紀香さんのほうも黙ってないでしょうからね。ごめんなさいで済まないのも今回のパートナーですよ」と同関係者。 余計な心配で終わればよいが。
-
レジャー 2016年04月02日 17時30分
大阪杯(GII、阪神芝2000メートル、3日)藤川京子のクロスカウンター予想!
阪神11R、大阪杯は◎ラブリーデイが得意の距離で本領を発揮します。 昨年はGIを2勝。天皇賞(秋)は横綱相撲で圧巻の強さでしたが、JCは0秒1差3着、有馬記念は0秒2差5着と距離が延びても対応。力があるので上位に入線してみせましたが、本来は中距離の鬼で2000メートルは(3-2-1-3)とスペシャリスト。中山で1分57秒8のレコードを持っており、小回りをソツなくこなし、いい位置へつけられる器用さもあります。 昨年11頭立ての少頭数では、京都記念、鳴尾記念勝ち、10頭立ての京都大賞典を含めると3勝。ここも存分に能力を生かせそう。阪神の内回りは勝った宝塚記念と同じで、昨年は58キロを背負って3勝していて斤量慣れもしています。 中間はリフレッシュ放牧で疲れを取り、十分に乗り込んでほぼ仕上がっているようですから目標は先でもいきなりからやってくれそう。鉄砲も利く。昨年は重賞6勝を挙げたように、今年も緒戦からヤル気満々で真面目さをアピールします。(2)◎ラブリーデイ(8)○ショウナンパンドラ(9)▲アンビシャス(7)△キタサンブラック(3)△ヌーヴォレコルト(4)△イスラボニータ(6)△タッチングスピーチ良馬場のワイドBOX (2)(8)(9)(3)重馬場の場合ワイドBOX (8)(2)(9)(7)動画予想は→https://youtu.be/SXhwYWizOqg※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。
-
-
レジャー 2016年04月02日 17時25分
橋本千春の勝馬ピックアップ!(4/3) ダービー卿CT、他
3回中山競馬4日目(4月3日・日曜日)予想・橋本 千春☆中山11R「ダービー卿CT」(芝1600メートル)◎1キャンベルジュニア○5ダッシングブレイズ▲14ロゴタイプ△6サトノアラジン、13ダイワリベラル 昨秋を境に素質本格化した、キャンベルジュニアに期待。ここまで3戦2勝、2着1回とパーフェクト連対。2勝の中身も濃厚だ。2着以下を0秒4差、0秒6差突き放し子供扱いしているのだ。とりわけ、前走の関門橋Sは真骨頂。勝ちタイム1分45秒5(1800メートル)は、1週前の小倉大賞典(アルバートドック)より1秒2も速いから驚愕だ。スピード、能力は完全に重賞レベル。ここでも即通用する。1600メートルも、「1800メートルより、むしろ競馬はし易い」と、陣営は胸を張る。注目のハンデも54キロと恵まれ、チャンスは限りなく広がった。相手は、ダッシングブレイズ。4連勝(初重賞制覇)を目指した東京新聞杯は直線で落馬。競走中止したが、その後遺症はない。好勝負に持ち込みそう。休み明け2戦目で上積みの大きい、ロゴタイプが不気味。☆中山10R「伏竜S」(ダ1800メートル)◎3ストロングバローズ○13グレンツェント▲2インザバブル△5レガーロ、7ミッテルレギ リーディング・ジョッキーを独走する、ルメール騎手に乗り替わったストロングバローズをイチ押し。2連勝を目指したヒヤシンスSは2着に敗れたが、自分から勝ちに行って長く脚を使った内容は評価できる。実力はここでは上位。距離延長と、コース替わりもプラスに働きそうだし、今度は先行抜け出しの勝ちパターンが決まる。当面の相手は、グレンツェント。ちょっと癖があり、ルメール→シュタルケに乗り替わったのは微妙だが、力を出し切れば好勝負必至。この2頭に迫るのは、インザバブル。2連勝中と勢いがあり、嵌れば一角崩しがある。☆中山9R「千葉日報杯」(芝1200メートル)◎2シルヴァーコード○3フルールシチー▲9アルマエルナト△7ホッコーサラスター、12タケデンタイガー 昇級以降、(2)(2)(3)着と毎回、上位争いを演じているシルヴァーコードで今度こそ。地力強化の跡は歴然だし、<2425>と、まだ底が割れていない分、プラスアルファも大きい。2枠2番と枠順にも恵まれ、身上のスピードを余すところなく発揮できる。強敵は、フルールシチー。房総特別は2着と、シルヴァーコードに先着している。差し脚が嵌れば逆転も。穴は、アルマエルナト。休み明け2戦目で走り頃だ。☆阪神11R「大阪杯」(芝2000メートル)◎3ヌーヴォレコルト○2ラブリーデイ▲7キタサンブラック△8ショウナンパンドラ、9アンビシャス GI馬が一堂に会し、白熱戦が期待できる。どの馬にもチャンスがあるが、本命にはヌーヴォレコルトを推す。斤量54キロが魅力だからだ。宝塚記念を参考にすればわかりやすい。結果は5着(0秒3差)に終わっているが、勝ち馬ラブリーデイとは56キロ対58キロで2キロ差。それが、今回は4キロ差に開いた。これは大きい。ここが、香港カップ(2着)以来、約4か月間のブランクがあるが、ほぼ万全と言える出走態勢が整っている。仕上がりの早い牝馬で鉄砲実績もあり、いきなりからベストパフォーマンスが期待できる。実績からラブリーデイ、キタサンブラックが順当に相手になる。※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。
-
芸能
しょこたん欲求不満発言!?
2009年05月25日 15時00分
-
芸能
上戸彩がメールにハートをつける相手は?
2009年05月25日 15時00分
-
芸能
宮迫ら吉本芸人が薄毛撲滅に奮起
2009年05月25日 15時00分
-
レジャー
人物クローズアップ “第2の「千の風になって」”生み出した樋口了一からの『手紙』
2009年05月25日 15時00分
-
レジャー
高橋四丁目の居酒屋万歩計(1)「さかばやし」(立ち飲み)
2009年05月25日 15時00分
-
トレンド
高橋四丁目の居酒屋万歩計(2)「帰ってきたとぶさかな」(居酒屋)
2009年05月25日 15時00分
-
トレンド
高橋四丁目の居酒屋万歩計(3)「豊後」(ぶんご、居酒屋)
2009年05月25日 15時00分
-
レジャー
日本ダービー(JpnI、東京芝2400メートル、31日)丹下日出夫の虎の巻 アンライバルドは最低でも2着は外さない!
2009年05月25日 15時00分
-
レジャー
日本ダービー(JpnI、東京芝2400メートル、31日)アプレザンレーヴ 父超えで頂点に立つ
2009年05月25日 15時00分
-
レジャー
「オークス」(JpnI、東京芝2400メートル、24日)ブエナビスタ2冠奪取 秋は凱旋門賞挑戦へ
2009年05月25日 15時00分
-
レジャー
東海S(GII、ダ2300メートル)ワンダースピードが押し切る
2009年05月25日 15時00分
-
レジャー
さきたま杯(JpnIII、浦和1400メートル、27日)スマートファルコン 主役の座は譲れない
2009年05月25日 15時00分
-
その他
福岡SG第36回「笹川賞」クオカードを10人にプレゼント
2009年05月25日 15時00分
-
社会
経済偉人伝 早川徳次(シャープ創業者)(48)
2009年05月25日 15時00分
-
レジャー
HP版!!狙え「藤川京子のフォーキャスト馬券」
2009年05月23日 15時00分
-
レジャー
オークス(JpnI、東京芝2400メートル、24日) 絶好調・石沢記者 イナズマアマリリス 波乱のヒロイン演じる
2009年05月23日 15時00分
-
レジャー
オークス(JpnI、東京芝2400メートル、24日) 藤川京子 ブエナビスタが2冠達成よ!
2009年05月23日 15時00分
-
レジャー
HP版!!狙え「アベコーのハッピー馬券」
2009年05月23日 15時00分
-
レジャー
オークス(JpnI、東京芝2400メートル、24日) アベコーの気になる本命は!?
2009年05月23日 15時00分