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スポーツ 2012年01月05日 11時45分
北京五輪柔道金メダリスト石井慧 大みそか決戦惨敗で米メジャー進出遠のく!
昨年大みそかにDREAMとIGFが合同で開催した「元気ですか!! 大晦日!! 2011」(さいたまスーパーアリーナ)で、“人類最強の男”と呼ばれたエメリヤーエンコ・ヒョードル(35=ロシア)と対戦した北京五輪柔道100キロ超級金メダリストの石井慧(25)は1回2分34秒、パンチ3連打で屈辱のKO負けを喫した。試合後、病院に直行した石井は鼻骨を骨折したもよう。 これが石井の実力なのか。かつて“人類最強の男”と称されたヒョードルもすでに35歳。ここ数年は負けも込み、引退も取りざたされ、全盛期の力はもうない。そのヒョードルにわずか154秒で惨敗を喫し、総合格闘家としての石井の実力に再び疑問符が付いた。 10年大みそかの「Dynamite!!」では打撃系のジェロム・レ・バンナと総合ルールで対戦したが、終始、極めきれずに判定までもつれ込んでの辛勝。負けを恐れての消極的ファイトには批判も多かった。 昨年は米ストライクフォースと契約したものの、同団体が米最大手のUFCに買収された関係もあって、マットに上がることができず、米国内で柔道の「全米体重別選手権」に出場するなど、迷走が続いた。総合の試合は9月14日にブラジルで行ったパウロ・フィリォ戦(引き分け)だけで、大みそかのヒョードル戦は大きなアピールの場であった。 この試合にはUFC関係者も注目し、勝てなくても好内容を残すことができれば、UFC参戦への道も拓けるところであった。だが、衰えたヒョードル相手に完敗を許したとあっては、米メジャー進出への道は遠のいてしまったといえよう。 石井で気になるのは、やはり試合数の少なさ、強豪選手との対戦の少なさだ。米国を拠点に練習して、チャンスを待つのもいいかもしれない。しかし、プロで実績ない者にオファーはなかなか届かないだろう。たとえ、ファイトマネーが安くても、日本国内で試合数をこなして実戦経験を積むことも、米メジャーに進出するためのステップとして必要なことかもしれない。(落合一郎)
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トレンド 2012年01月05日 11時45分
ミュージシャンによる味のある君が代斉唱
昨年12月に日本有線大賞を受賞したものの、その登場があまりに衝撃的だったために自身のブログが炎上してしまったシンガーソングライターのふくい舞。ようやくその騒動が一段落したかと思ったのも束の間、大みそかにまた問題発生でブログが炎上する騒ぎに。 昨年の大みそか、大阪府立体育館で行われたWBC世界ミニマム級タイトルマッチにて試合前の「君が代独唱」を務めた彼女。しかし、緊張していたのか歌い出した所で咳払いをしてしまい、最初から歌い直す結果となってしまったのだ。彼女が試合に出演する前に更新した記事には視聴者等によるコメントが殺到。900件以上のコメントの殆どが彼女の独唱に対する厳しい意見であった。 事態を重く見た彼女は、年が明けて1月2日のブログにて年始の挨拶等と共に「国歌独唱では、歌い直しになってしまい、大変申し訳ありませんでした。未熟な自分をしっかり反省しこれからも更なる努力を重ねていきたいと思います」とお詫びのコメントを掲載。しかし、なおも記事には批判や擁護、その他議論も含めて1500件を越えるコメントが寄せられ、収束の気配は未だ見られない状態が続いている。 彼女のブログのコメント欄では未だ議論が続いているが、一方でネット全体では「緊張していたから仕方がない」「歌い直したときに、会場でヤジを上げていた観客の方がマナー違反では」と彼女を擁護する意見も多数見受けられた。 そもそも君が代は音程がとりづらく、歌うのは難しい曲だとされている。それ故、歌いやすいようにアーティストの方でもある程度のアレンジを効かせることも多く、彼女と同じように国家独唱で注目を集めた芸能人は多い。ソウルフルに歌い上げた和田アキ子や伸びやかな声で歌い上げたDA PUMPのISSA、渋い低音が魅力の竹内力など歌唱力が注目された例や、やはり緊張でどこかの音を外してしまった人達の例も多くある。海外でも、クリスティーナ・アギレラやシンディ・ローパーらが緊張のあまりミスしてしまった事例がある。 今回のふくい舞のケースは、前回のブログ炎上の記憶もまだ新しいときに浮上した格好の話題だったために、ブログが再炎上してしまった気の毒なケースと言えるのではないだろうか。 兎にも角にも、彼女には新年を迎えて心機一転、歌手活動を頑張って欲しいものである。
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トレンド 2012年01月05日 11時45分
『テルマエ・ロマエ』第4巻、長編化に賛否両論
ヤマザキマリが『コミックビーム』(エンターブレイン)で連載中の漫画『テルマエ・ロマエ』第4巻が、2010年12月22日に発売された。アニメ化や映画化と人気絶好調の『テルマエ・ロマエ』であるが、新機軸を打ち出した第4巻に対しては賛否両論が起きている。 『テルマエ・ロマエ』は古代ローマ帝国の浴場技師ルシウス・モデストゥスが現代日本にタイムスリップするコメディである。古代ローマと現代日本という全く異質の社会に入浴好きという共通項に見出す着想のユニークさで人気作品となった。1月12日にはフジテレビ系深夜アニメ枠「ノイタミナ」でアニメ放送も開始する。また、阿部寛主演・上戸彩ヒロインでの実写映画化も予定されている。 これまでの『テルマエ・ロマエ』の構成はシンプルであった。タイムスリップしたルシウスが感動した日本の風呂文化(風呂上りの牛乳など)をローマ帰還後に応用して繁盛するという展開である。ところが、この巻では作者も想定していなかったという連載長期化により、趣向が変わった。ルシウスが現代日本に長期滞在し、温泉旅館で働くことになる。偶然にもラテン語を話せる女性と出会い、言葉のコミュニケーションも可能になった。風呂に限定されていた現代日本に対する見聞も広がった。映画化を意識したようなストーリーである。 ルシウスは温泉旅館の造作や日本料理の繊細さを感嘆する一方で、一般の日本人の外見を蔑視する。そのギャップが笑いを誘う。これは映画『ティファニーで朝食を』に登場する変な日本人など西洋人の日本観と共通する。 これまでの短編的な展開でも主人公が平たい顔族と呼ぶ日本人への蔑視は描かれてきた。しかし、それはタイムスリップの認識のないルシウスの無知な大国意識に負うところが大きい。ルシウスが間抜けであり、日本人の読者は笑い飛ばすことができた。 ところが、主人公が現代日本に長期滞在するとなると、より日本の実態が見えてくる。短期のタイムスリップでは日本の風呂文化の美点だけを吸収し、ローマ帝国で応用すれば良かった。これは日本の風呂文化が古代ローマ市民にも通用すると、日本人の民族的自尊心をくすぐるものである。 これに対し、長編ストーリーでは経営不振となった温泉宿の買収を目論む同業者や大事にされない老いた馬の悲しみなど、日本社会のシリアスな話題を挿入する。単純に日本の風呂文化は秀でていると民族的自尊心を高揚させたい向きには重たい話である。それが「元のワンパターンな展開に戻してほしい」という不評の一因になっている。 しかし、この巻の長編は特定の文化をテーマとした漫画としては王道的展開である。ある文化に魅せられた主人公が師匠に弟子入りし、下積みを経て道を極めていく。これまでのような一時的なタイムスリップでは風呂文化を極めるには不十分である。温泉旅館で雑巾掛けから行うルシウスは日本の風呂文化の学習者になる。 さらに文化をテーマとした漫画では主人公は一方的に学ぶだけではない。主人公がもたらした波紋が閉塞感漂う文化の世界をも変えていく。たとえば都会のOLが陶芸作家を目指すディスク・ふらい原作、西崎泰正画の『ハルカの陶』では主人公が人付き合いの悪い陶芸家を少しずつ変えていき、人の輪を作っていく。『テルマエ・ロマエ』でも温泉宿の立ち退き問題や老いた馬の暴走など、ルシウスが温泉街の抱える問題に良い影響を及ぼしていくことが予感される。 また、『テルマエ・ロマエ』は比較文化論としても評価されている。比較文化論ならば日本の美点を抜き出すのではなく、ありのままの評価にさらされなければならない。より多角的に現代日本を評価する長編シリーズが日本の読者層に受け入れられるか。日本人の精神的成熟度が測られることになる。(林田力)
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社会 2012年01月05日 11時00分
アップルがシャープを完全下請にするこれだけの根拠(2)
むろん、シャープにもアップルが食指を動かすだけの事情がある。経営の中核に位置づけてきた液晶パネルはテレビを中心に競争力を失い、このままでは野垂れ死にするのは目に見えている。そこで片山幹雄社長は、液晶テレビ生産の代名詞だった亀山工場(三重県亀山市)の生産能力の8割を中小型の携帯端末用に転換、もう一つのテレビ用パネルを製造していた堺工場(大阪府堺市)の半分を大型テレビ、残りを太陽電池生産に切り替えた。世間の目には「液晶テレビのシャープの方針大転換」としか映らず、メディア報道もこちらばかりに注目したが、そのドサクサに紛れるようにして亀山第1工場は、同じ中小型でもアップルiPhone向けパネルの生産に切り替え、'12年中の稼動を目指している。 前述した'10年暮れのアップルマネー1000億円投入は、この亀山第1を指してのことだった。金に色は付いていないとはいえ、アップルが先行投資に大枚を注ぎ込んだからには経営監視に目を光らせようとして当たり前。だからこそ、工場出資にとどまらず「大株主として、にらみを利かせることになるのではないか」と警戒する声も聞かれる。 アップルによる経営支配にまで発展するかどうかはともかく、その脈絡で捉えればシャープが、ソニー、東芝、日立製作所による液晶パネル連合「ジャパンディスプレイ」に参加しなかったのも納得がいく。果たせるかな、関係者は「経済産業省を後ろ盾とする官民ファンドの産業革新機構の誘いにシャープは応じなかった。その時点でアップルがツバをつけていたに違いない」と苦笑する。 とはいえ、笑うに笑えない話もある。同じくアップルから1000億円の資金提供を受け、今年3月、石川県にアップル専用の液晶工場建設に着手したはずの東芝は、ジャパンディスプレイにくみしたことで「アップルが激怒し、金を返せと迫っている」と情報筋は打ち明ける。二股をかけられていたのだから無理もない。ところが当の東芝では広報担当者が臆面もなくこう言ってのける。 「石川の新工場について会社が何ら発表した事実はありません。アップルが激怒している? 個別取引についてはお話しできません」 サムスンに法廷バトルを挑むアップルが、東芝の“忍法”をどこまで許すか見ものである。 一方、シャープウオッチャーは「これでアップルが経営に口出しする事態になれば、ただでさえ不協和音が囁かれる町田会長と片山社長の関係が一気にギクシャクする。そうなれば血で血を洗うお家騒動に発展しかねません」と警告する。 シャープ会長−社長コンビの確執はつとに有名で、ここ数年は実力者の町田会長が「いつ社長追放の荒業に打って出るか」が経済記者の関心事だった。当然ながらアップルも、そんな事情は百も承知。シャープの“救いの神”として登場、との思惑があるからこその1000億円なのだろう。 アップルは見返りに何を望むのか…。日の丸連合に逃げ込んだ東芝ともども、アップルが切る“次のカード”から目が離せない。
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レジャー 2012年01月04日 18時00分
1500円のおこづかい馬券(1/5万葉S)
競馬ファンの皆様、明けましておめでとうございます。 昨年は読者の方からメッセージを頂く機会も多く、いっそう競馬を楽しむことができました。ただの競馬ファンの記事に付き合って頂けて嬉しい限りです。僕は専門家ではないですから、今後も予想記事というよりは、貧乏な放送作家が少ないおこづかいを使って増やしていくリアルドキュメントとしてお楽しみ頂ければと思います。 さて、今年最初の勝負レースは東西金杯ではなく、京都10Rの万葉S。金杯は東西ともに軸が決めづらいと感じたのですが、いかがでしょうか? 少ないおこづかいを使うわけですから、少しでも不安があるレースは回避が鉄則です。 本命はモンテクリスエス。冬が大好きで万葉Sは2年連続2着と相性良し。鞍上は昨年大活躍の福永騎手で勝負気配。前走の敗戦は休み明けと割り切ります。 2番手はキタサンアミーゴ。新聞によっては馬柱に昨年のダイヤモンドSの成績まで載っていない可能性がありそうですね。盲点です(笑)。近走だけみるとステイヤーっぽくないローテですが、万葉Sを振り返ると前走2000mを使った馬はその時の成績に関わらず、穴を空けることがあります。しかし、この馬に関してはダイヤモンドSでスタミナは実証済みのうえ、叩き2戦目で前進は必至。これは好走の予感…。 3番手評価は10歳になるステイヤーおじさん、トウカイトリック。この馬も万葉Sで好成績を残していますが昨年は9着。しかし、天皇賞・春ではヒルノダムールと0.5秒差。トップハンデでもこのメンツなら十分やれるはず。 ということで、勝負馬券は…。馬連(5)-(10)に700円、3連複(5)(10)-(2)(1)(7)(6)に各200円。 合計1500円! 以上、若手放送作家の近藤でした〜。 あと、Twitterで競馬ネタをつぶやいているのでチェックして頂けたら嬉しいです! アカウントは「@minoru1202」です。※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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レジャー 2012年01月04日 18時00分
中山金杯GIII、中山芝2000メートル、5日)藤川京子のクロスカウンター予想!
新年明けましておめでとうございます。お正月はお買い物も行きましたけど、ほとんど家でまったりしていました。愛兎とゆっくりほっこりしているのが好きです。おせちとお雑煮と数の子ばかり食べていましたが、体重が増えないようにいつも以上に体重計に乗って管理をしましたよ。なんとか維持はできています。今年もどうぞ、競馬と藤川京子を宜しくお願い致します。 さて、5日には毎年恒例、東西で金杯が行われます。中山金杯は◎アドマイヤコスモスの勢いに乗ります。 JRAでは目下5連勝中。芝2000メートルを1分56秒8という破格なタイムを出した噂の彼です。芝ではまだ敗れておらず、馬場も不問。相手は揃いましたが、中山もセンスの良さで克服します。昨年の覇者コスモファントムが相手です、最初のJRA重賞、バッチリ的中させて幸先いいスタートを切りたいですね。(5)アドマイヤコスモス(6)コスモファントム(13)エクスペディション(11)ダイワファルコン(12)フェデラリスト(3)エオリアンハープ(16)ミステリアスライト馬単 (5)(6) (5)(13) (5)(11)3連単 (5)-(6)(13)(11)(12)(3)(16)アドマイヤコスモス 1頭軸マルチ※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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レジャー 2012年01月04日 15時30分
橋本千春の勝馬ピックアップ!(1/5) 中山金杯 他4鞍
1回中山競馬初日(1月5日木曜日)予想・橋本 千春 リアルライブ競馬ファンの皆さん、新年明けましておめでとうございます。今年は最高で一日5戦5勝、最低でも5戦3勝を目標に全力投球します。よろしくお付き合いください。 閑話休題。中山メイン「中山金杯」(芝2000メートル)は、中山巧者(5勝)のダイワファルコンがお薦め。 期待したディセンバーSはよもやの9着と凡走。ガッカリでしたが、敗因は歴然。最後の直線で先頭に立った際フワッとして、ブレーキをかける若さを露呈したもの。 あれが実力でないことは、弥生賞、皐月賞の両重賞でヴィクトワールピサ相手に3、8着した実績を見れば一目瞭然。前走を教訓に今回は集中力を高めるため、ブリンカーを着用。必勝の意気込みが手に取るように伝わってきます。 調子はもとより、非の打ちどころはありません。今度こそ大願を成就すると確信します。 当面の相手は、目下特別2連勝中の究極の上がり馬フェデラリスト。良血馬がついに本格化した印象が強く、好勝負は間違いないでしょう。◎11ダイワファルコン○12フェデラリスト▲6コスモファントム△5アドマイヤコスモス、8エーシンジーライン、13エクスペディション☆中山10R「初日の出ステークス」(ダ1200メートル) 準オープンの安定勢力、デイトユアドリームで軸は堅い。 5・4・3・2着と1戦ごとにレース内容が良くなり、前走でリーチ! 有力候補が相次いで除外され、メンバー構成にも恵まれた。まず、よほどのことがない限り勝てると確信する。◎5デイトユアドリーム○3ノボレインボー▲15エーシンリードオー△1レッドヴァンクール、12トシギャングスター、14アヤナルベルス☆京都11R「京都金杯」(芝1600メートル) 昨年、皐月賞・ダービー・菊花賞の3冠でオルフェーヴル相手に2着、7着(道悪馬場に殺される)、5着と好走したサダムパテックをイチ押し。 前走の鳴尾記念3着は三千を走った直後で、千八の流れに戸惑ったもの。0秒1差なら決して悲観する内容ではない。千八を経験したことが、このレースに生かされるハズ。 今度こそ、GI級の底力を見せつける。 相手は、もう1頭の明け4歳馬ダノンシャーク。休み明け以降、3戦2勝と充実ぶりは目を見張らせる。さらに、〈2210〉と抜群のコース実績、ハンデ54キロなど好材料が目白押し。僅かだが代わってのチャンスも考えられる。◎10サダムパテック○7ダノンシャーク▲4マイネルラクリマ△5アスカクリチャン、8ブリッツェン、9ショウリュウムーン☆京都10R「万葉ステークス」(芝3000メートル) 休み明け3戦目で走り頃の、マカニビスティーが面白い。 血統からスタミナは折り紙つき。昨年の天皇賞・春4着、目黒記念5着だけ走ればメンバーがメンバーだけにチャンスは十分だ。◎11マカニビスティー○10モンテクリスエス▲5キタサンアミーゴ△1メイショウクオリア、2トウカイトリック、7ピエナファンタスト☆京都9R「初夢ステークス」(ダ1800メートル) 前4戦で2着3回と、実績で一歩リードするサイオンが決める。 前走2着はトップハンデ57キロが響いたが、内容は負けて強しだった。定量でしかも、適鞍の千八ならもう負けられない。◎14サイオン○16シルクシュナイダー▲1チュウワブロッサム△5テイエムドンマイ、7メタギャラクシー、12クリュギスト※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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トレンド 2012年01月04日 15時30分
TBSショック! 大みそか紅白裏番組でボクシング井岡は快勝も視聴率はズタボロ!
TBSが大みそか紅白裏の視聴率戦争で惨敗を喫した。 昨年大みそかにNHKが放送した「第62回紅白歌合戦」の関東地区の平均視聴率は前半(19時15分〜20時55分)が35.2%(前年35.7%)、後半(21時〜23時45分)が41.6%(前年41.7%)で、前年とほぼ同ポイントで高視聴率を上げた。 民放では日本テレビのダウンタウンが2年連続でトップ。「ガキの使い大晦日年越しSP!! 絶対に笑ってはいけない空港24時!!」は前半(18時30分〜21時)が18.7%、後半(21時〜24時30分)が16.6%で、前年より数字を伸ばした。 一方、大きく数字を落としたのはTBS。同局は昨年まで10年間、格闘技を紅白の裏で放送してきた。昨年の「Dynamite!!」は視聴率1ケタ台に終わったこともあり、TBSは方向転換。ビートたけし総合司会のスポーツバラエティー「ビートたけしの勝手にスポーツ国民栄誉SHOW2011豪華アスリート総登場5時間半生放送SP」(18時〜23時39分)を放送したが、第1部(18時から19時40分)が6.7%、第2部(19時40分〜21時30分)が6.4%、第3部(21時30分〜23時)が4.2%と惨たんたるものだった。 01、02年の「INOKI BOM-BA-YE」、03年にスタートした「Dynamite!!」は民放トップを取る年もあり、09年もダウンタウンを上回り、民放1位だった。昨年は有名スポーツ選手を集め、19時30分からはボクシングWBC世界ミニマム級王者・井岡一翔の2度目の防衛戦(挑戦者・同級9位=ヨードグン・トーチャルンチャイ=タイ)を組み込み、自信満々で臨んだが結果は6%台という予想外の大敗となった。 ただ、井岡にも同情すべき面はある。同番組の視聴率は時間の経過とともに落ちており、井岡の試合を迎えた時点で、すでにチャンネルを替えた視聴者も多かったようだ。しかも、井岡の試合は紅白のAKB48、芦田愛菜&鈴木福と同時刻でガチンコ勝負となり、不利な状況は否めなかった。さらに、試合は井岡がわずか1回1分38秒で挑戦者をKOしてしまい、速攻で終了。強さは証明したものの、もっと長い試合になっていた方が、もう少し高い数字を取れた可能性もあり、その点ではマイナスだったかもしれない。また、一番組として独立したボクシング中継ではなく、「勝手にスポーツ国民栄誉SHOW」の枠内で放送されたことで、試合の認知度が低かったことも考えられる。 人気者のたけしを起用しても数字が取れず、方向転換が凶と出たTBS。今年の大みそかは、それでもまだスポーツにこだわるのか、他のジャンルに変えるのか、頭を悩ませることになりそうだ。 また、他の局ではテレビ東京の「第44回年忘れにっぽんの歌」(17時〜21時30分)が8.0%で民放2位。続いて放送されたWBA世界スーパーフェザー級王者=内山高志(ワタナベ)vs同級暫定王者=ホルヘ・ソリス(メキシコ)、WBA世界フェザー級王者・セレスティノ・カバジェロ(パナマ)vs同級10位=細野悟(大橋)のダブル世界戦、「“THE BEST OF BEST”ボクシングWタイトルマッチ」(21時30分〜23時30分)は4.2%と振るわなかったが、同局関係者によると、例年、大みそかの同時間帯は1〜2%程度しか取れていないとのことで、ボクシング中継の視聴率には一定の評価をみせた。 フジテレビの「大晦日はマル・マル・モリ・モリ! 爆笑そっくりものまね紅白歌合戦祭りだ」は紅白がスタートする前の第1部(18時〜19時)こそ10.5%をマークしたが、紅白の裏としては第2部(19時〜21時)が5.7%、第3部(21時〜23時45分)が4.6%と完敗。 テレビ朝日の「そうだったのか! 池上彰の学べるニュース 年またぎ7時間半特大スペシャル」は19時〜21時で5.5%、21時〜23時45分で5.7%。2年連続で同局の大みそか紅白の裏番組に抜てきされた池上彰だが、視聴率は2年連続で惨敗であった。(落合一郎)
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トレンド 2012年01月04日 15時30分
○○が写っちゃった!? 競輪・中野浩一選手の妻NAOMI ブログでうっかり
最近は携帯やパソコン、Twitterでの発言が挨拶になったりもするが、親類や友人知人から年始一番に届く年賀状はやはりうれしいもの。それが、有名人の物とくればよりうれしさも倍増してしまうし、報告したくなってしまうのも自明の理だろう。 現在、競輪選手として活躍している中野浩一選手の妻であり、歌手のNAOMI氏のブログもその一つ。彼女は多くの有名人や著名人、芸能人に知人が多く、彼らから届いた年賀状の一部を写真に撮影しブログにて公開しているのだが…なんと、一部芸能人の住所が見えてしまっているのだ! 公開されている年賀状は加藤茶や小柳ルミ子、星野仙一など多岐に渡っている。その中で加藤茶ら一部芸能人の住所が、欠けがあるものの殆どが把握出来る状態で掲載されてしまっている。加藤茶の場合は、宛名の部分を掲載しないと本人から来たと言う事が証明できないため、一緒に写して掲載する段階で画像処理を忘れ、うっかり消し忘れてしまったのだろう。 芸能人や有名人にとって、個人情報は特に繊細に扱うべき代物。こういった個人情報が晒されることを危惧し、一部を修正して掲載する事例は、例えば芸能人が自身のまだ幼い子供をブログなどにアップする際に目線を入れるなど、各所で見る事が出来る。 今回の事態は恐らく、多くの芸能人から届いた事が嬉しくて、掲載する事だけに意識が集中してしまった結果、このような事態になってしまったのだろうか。 しかし、問題はこれだけではない。なんと、宛名書きにある中野夫妻の住所も大写しになっている写真が複数あるのだ。 該当の記事は1月1日に上げられた物で、なかなか気付いていないのか未だ訂正される様子がない。本人も1月より夫の中野選手と共に中東ドバイに行っているため、なお気づきにくいのかとも考えられている。また、コメント欄が無くアメーバブログの会員以外が気軽にコメントなどを表す事が出来ない状態だったのも、事態の拡大に大きく影響していると見える(1月3日23時現在では健在)。 記事そのものにはさして問題はない物なのだから、早く訂正が入って欲しいものであるが…。
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レジャー 2012年01月04日 15時30分
ナイトワークのオンナたち・第10回・キャバ嬢と男性客の恋事情
12年前のキャバ嬢で、現在はキャバ嬢研究家の菊池美佳子です。今回は、キャバ嬢さんの恋模様について。 想いを寄せるキャバ嬢さんがなかなか振り向いてくれないと、「どうせ本命の彼氏がいて、俺のことは客としか思っていないんだろうなぁ」という気分になってしまうものですよね。その前に、キャバクラというものの楽しみ方についてですが、下心ナシで、楽しく飲むことをメインにするか、あわよくば男女の仲に発展することを期待するかで、通い方はだいぶ違ってきます。ここでは、後者のほう、男女の仲に発展することを意識したパターンに注目してみましょう。 「お客さんは恋愛対象外」と決めていたとしても、キャバ嬢さんとて血の通った人間です。目の前のお客様が魅力的だと、恋に落ちることがあります。実際に、お客様と付き合っているというキャバ嬢さんはけっこう多いものです。もちろん、大っぴらに吹聴しているわけではないですが。 「みなみ」というキャバ嬢さんがいました。特別美人というわけではないのですが、某女子アナに顔立ちが似ているということがセールスポイントになっているのか、彼女は常にナンバーワンに君臨していました。余談ですが、有名人に似ているというのは、キャバ嬢という仕事では非常に有効です。「○○に似ているね」という、会話を弾ませるというきっかけになりますから。尚、彼女がナンバーワンだったのは、有名人に似ているというセールスポイントだけでなく、同伴やアフターなど、営業面の努力も怠っていませんでした。 そんな時、みなみに彼氏が出来ました。何度か通ってくれている若い男性客です。付き合い始めというものは、しょっちゅう会いたいもの。みなみは、他のお客様との同伴やアフターを減らし、そのぶん彼氏とのデートを優先させるようになりました。また、店でお客様に接する際も、「恋仲への発展を匂わせるような素振り」を控え、楽しく飲むという雰囲気での接客スタイルに変わっていきました。本人も、そのことを自覚していて、「お客さんへのメールに、ハートマークを使わなくなった」とのこと。みなみの変化は、成績にも如実に表れ、更衣室に貼られている成績グラフは下降する一方、ついにはナンバーワンの座を、他のキャバ嬢に明け渡すことになりました。 みなみがナンバーワンの座を退いた頃、時を同じくして、彼氏から「キャバクラの仕事を辞めてほしい」と求められます。キャバ嬢をカノジョに持つ男性には2タイプあるようで、「他の男性に接するのは、仕事なのだから、不快に思うことはない」という割り切り型と、もう一方がみなみの彼氏のようなタイプ。そして、キャバ嬢側にも2タイプあります。彼氏のために職を辞す者と、そうでない者。みなみは、意外にも後者のタイプでした。キャバ嬢を続けるために、彼氏と別れることを決意します。 彼氏と別れてからの彼女は、以前のように営業にも積極さを取り戻し、徐々に成績を上げていきました。ナンバーワンに返り咲く日も、そう遠くはないでしょう。 それにしても、キャバ嬢をカノジョにするということは、付き合うまでよりも、付き合ってからのほうが難しいのかもしれませんね。他の男性と接するという仕事を、割り切って見守ることが出来なさそうなら、キャバ嬢への本気のアプローチは思いとどまったほうが無難なのかもしれません。むろん、恋のために職を辞すというタイプのキャバ嬢も存在します。さて、貴方が想いを寄せるキャバ嬢さんはどっちのタイプでしょうか? (キャバクラ研究家:菊池美佳子)
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