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芸能 2013年11月29日 11時45分
次クル芸人 〜新時代に輝くホープたち〜 (Vol22 オテンキ)
のりが演じる“小ボケ先生”がスマッシュヒット。観れば必ず笑えるコントは、強いインパクトを与える。ももいろクローバーZや関ジャニ∞など、共演したタレントが次々とブレイクする“アゲアゲ芸人”でもある。オテンキに迫ってみた。(伊藤雅奈子) −−GOさんとのりさんは、元みちのくプロレスの練習生。江波戸さんは元アメフトの選手。そろってスポーツマンですね。 のり「当時の事務所の社長が、どっかで長州小力さんの名前を聞いたんでしょうね、『芸人もやって、プロレスもやる』って言いだしたんです。で、勢いよく飛びこんだんですけど、勢いよく逃げちゃいました(笑)。入団会見に出て、『週プロ』(『週刊プロレス』)にも載ったんですけど、2日で辞めましたね。スクワット300回とかで、練習がすっげぇキツくて」 江波戸「僕は日大(日本大学)でアメフトをやってて、芸人になったら仕事が来るんじゃないかなぁって思ってたら、まさかのオードリーが…。同じ年で、彼らは二高(第二高等学校)、僕は一高(第一高等学校)。試合をしたこともあって。3対0で負けまして、お笑いでも負けて、2連敗をしております(笑)」 −−オテンキさんの分岐点はやはり、終了した『爆笑レッドカーペット』(フジテレビ系列)ですか? のり「そうなりますね。同じ事務所の響さんが、僕らの半年ぐらい前に出て、売れてたんで、僕らもキタぞ! と。売れると思って、引っ越そうと思って不動産やさんとか、見てましたから」江波田「僕は、さっそくゴルフをはじめました(笑)」 GO「僕は、おっきいテレビを見にいきました(笑)」 江波田「しかし、“レッドカーペット難民”になってしまって…。2年後には、箸にも棒にもかからないって時代に突入しましたね。そこから不毛の時代なんですけど、運よく、ももいろクローバーZがまだ、ももいろクローバーだった時代にお仕事させていただいてから(※1)、“うっすらバーター”でいろんなことをさせていただきまして。当時はももクロちゃんと普通にしゃべってたんですけど、売れてから敬語になりました(笑)」 のり「長いものには、巻かれまくりますから(笑)。僕は関ジャニと今もラジオをやってるんですけど(※2)、ももクロちゃんも関ジャニも、僕と絡んだら売れていくっていう」 江波戸「売れてたからね、もう」 GO「じゃあ俺、売れるかね?」 のり「あげチンなんですよ、俺。デカチンでもあって…」 江波戸「書けることを言いなさい!」 −−個人として、グループとしての2014年の目標を聞かせてください。 江波戸「個人では、経済とかFXに詳しいんで、そっちのほうと携わっていたいですね。オテンキとしては、初めてのDVD(※3)。こんなネタもできるんだと知ってもらえれば」 のり「(昨年の)『キングオブコント』で、事務所の先輩のバイきんぐさんが優勝したことで、努力すればイケるんだと思えたんで、来年こそは決勝に。あとは、柔道4段取ろうかな。あと、FX」 江波戸「やってないでしょ!」 GO「僕は気合いの入れ直し、ですね。オテンキ、フレッシュ感がなくなってきたから、体も鍛え直して、若返り」 江波戸「え〜、まさかのアンチエイジング!?」(※1) 早見あかりが在籍時のももクロが、テレ朝動画でスタートさせたバラエティ『ももクロChan〜Momoiro Clover Z Channel〜』(現在は地上波放映もあり)。オテンキは企画MCとして、共演していた。(※2)のりが2代目パーソナリティーを務める文化放送『レコメン!』の木曜日レギュラーが、関ジャニ・村上信五、丸山隆平。(※3) 12月25日に初のDVD『1回やらせて!』が発売。コント、ロケ、リアクション芸ありで、本編75分+特典30分。定価2,857円+税。【プロフィール】GO(左) ‘78年8月生まれ、東京都出身。のり(中) ‘79年2月生まれ、千葉県出身。江波戸邦昌 ‘78年3月生まれ、東京都出身。SMA NEET PROJECT所属。2006年結成。(この連載は次回、12月最終週に更新)
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芸能 2013年11月29日 11時45分
アンジェラ・アキが日本での活動を無期限停止
歌手のアンジェラ・アキが、2014年3月5日にアルバムをリリースし、日本での音楽活動を無期限で停止することがわかった。ブロードウェイ・ミュージカルプロジェクトに専念するために家族とともに日本を離れ、2014年秋頃からアメリカの音楽大学に留学するという。
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芸能 2013年11月29日 11時45分
尾上菊之助に長男が誕生
歌舞伎俳優の尾上菊之助(36)に長男が誕生したとがわかった。妻は2月に結婚した歌舞伎俳優中村吉右衛門の四女・瓔子さん(31)。 菊之助夫妻は、9月26日に東京都内のホテルで披露宴を予定していたが、来年に延期していた。
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社会 2013年11月29日 11時45分
大阪府警の警部補が摘発されたスカウトグループから性風俗、飲食を「ごっちゃん」していた!
大阪府警東住吉署刑事課の50代の男性警部補が、売春防止法違反事件で摘発されたスカウトグループの代表の男らから、性風俗や飲食の接待を受けていたことが分かった。 府警は、現時点では捜査情報の漏えいは確認されておらず、接待は1回だけで継続的ではなかったとしているが、不適切な行為として近く懲戒処分とする方針。警部補はすでに辞職願を提出している。 府警によると、警部補を接待したのは、大阪のキタやミナミの繁華街で女性をスカウトし、性風俗店に紹介していた「Rグループ」代表の男(28)ら。 代表の男はスカウト業の他に、ファッションヘルスやキャバクラ、ガールズバーなど計約20店舗を経営。売り上げの中から、暴力団に「用心棒代」を支払っていたため、警部補に「暴力団からの用心棒代の要求を断れないか」などと相談を持ちかけた。警部補は府暴力追放推進センターや、府警捜査4課の担当係を頼るようにアドバイスしたという。 その後、警部補は代表の男や、グループのメンバーと数回にわたり接触。11年8月頃にグループ側から、デリバリーヘルスの紹介を受けたほか、大阪市中央区の飲食店で約1万1000円相当の接待を受けた。 捜査対象者との癒着を防ぐため、府警では暴力団関係者らと接触する際は、上司の承認を求めているが、警部補は届けていなかった。警部補は「相談を受けていると思ったこともあり、(料金を)支払わなかったが、軽率だった」と話しているという。 代表の男は、同市西区の歓楽街「松島新地」の料理店に、20代の女性を紹介して売春させたとして、売春防止法違反容疑などで、今年1月に府警保安課に逮捕され、10月に大阪地裁で有罪判決を受けている。 警部補は暴力団の摘発を担当する捜査4課などを経て、10年に東住吉署刑事課に配属された。代表の男とは、以前に捜査対象だった暴力団関係者を通じて、11年2月頃に知り合った。(蔵元英二)
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社会 2013年11月29日 11時00分
「東電」希望退職者募集が生む若手の“集団脱走”危機
東京電力が創業以来、初めて希望退職者の募集に踏み切る方針を示した。既に新卒採用の抑制や依願退職者の増加で削減は進んでいるが、除染や廃炉費用などに巨額の血税投入が必至となった中で、少しでも身を切る努力をアピールしようとの“アリバイ作り”とみられている。 将来展望が全く描けない中、東電は管理職で30%、一般職で20%の給与カットを行っている。そのため毎年1000人超の定年退職者とは別に、依願退職者の急増ぶりにも拍車が掛かっているという。 「会社は詳細を公表していませんが、依願退職は若手の優秀な社員が多い。ただでさえ原発事故で肩身が狭く、給料ダウンとくれば会社に見切りをつけて当たり前。ほぼ半数は20〜30代が占めています」(関係者) 非常事態に陥った東電は昨年、今年と2年連続で新卒採用を見送った。来年4月には331人の入社が内定しているとはいえ、退職者はそれを大きく上回る。そこへ希望退職の追い打ちだ。まだ東電は募集条件を発表していないが、おそらく高額の退職金をはずむに違いない。「その場合、将来の東電を担うであろう若手幹部候補が次々と手を挙げる可能性もあります」と、東電OBが不安を口にする。 「優秀な彼らは引く手あまた。退職したいと漏らそうものなら即座に声がかかる。それどころか会社側の希望退職募集報道に呼応するように、大学の先輩や取引先を通じて“一本釣り”の動きが出ている。高給で優遇し、然るべきポストを用意すると口説かれたら、大半はグラッとするでしょう」 ご承知のように、原発事故に遭うまでの東電は“超”の字がつく優良企業で、東大出身のエンジニアなど人材の宝庫だった。その彼らが将来に失望した揚げ句、甘い誘惑に負けたら“難破船ネズミ”が現実味を増す。 針のムシロに座った廣瀬直己社長こそ、腹の中では「真っ先に逃げ出したい」と思っているかもしれない。
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スポーツ 2013年11月29日 11時00分
日本サッカー協会顧問・釜本邦茂氏が渇! 覚せい剤所持逮捕者も出た元Jリーガーの堕落
「まず言えるのは、最近のJリーグには“プロはお金が全て”という間違った意識に取りつかれている選手が多いということ。プロである前に常識ある社会人たれ、ということを忘れている」 犯罪者が続出する元Jリーガーにこう苦言を呈するのは、日本サッカー協会顧問・釜本邦茂氏だ。 11月21日、サッカーJリーグ・京都パープルサンガ(現・京都サンガ)に所属していた元Jリーガー、後藤純二容疑者(42)が、警視庁に覚醒剤取締法違反容疑で逮捕されていたことが判明した。自宅で覚醒剤約0.1グラムを所持していた疑いなどが持たれている。 後藤容疑者は'96年にJリーグ引退後、会社員やサッカースクールのコーチなどをしていたが、最近は覚醒剤の売人に手を染めていた模様で、'03年にも同法違反容疑で逮捕され有罪判決を受けていた。 元Jリーガーが引き起こした事件では、10月13日に元日本代表でもあった前園真聖(40・元東京ヴェルディ他)がタクシー運転手への暴行で逮捕されたことが記憶に新しいが、今年に限ってみても、4月には西脇良平(34・元ジェフユナイテッド市原)がサッカー指導中の傷害容疑で、6月にも元日本代表の奥大介(37・元ジュビロ磐田他)が、妻(現在は離婚)への脅迫容疑で逮捕されている。 元Jリーガーに犯罪者が絶えないのは、冒頭で釜本氏が語った個人の自覚の無さに加え、選手を抱える側にも問題があるという。 「各クラブが、選手のセカンドキャリアの問題を形式的にしか考えていないということ。Jリーグの選手は、他のプロスポーツと比べても選手生命が短い。20代半ば、つまり、やり直しのきく年齢で引退するものですから、クラブが行うセカンドキャリア支援もつい軽く見られてしまい“辞めたらあとは選手自身”になりがちなんです。しかし、この状態のままでは問題の解決にはならない。後に続く選手のためにも、クラブ側がもう少し責任を持ってやってもいいんじゃないでしょうか」(釜本氏) 改革が待たれる。
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ミステリー 2013年11月28日 18時00分
古代ローマから伝わる「海のドラゴン」は実在した!?
右の写真は山口敏太郎事務所に所蔵してある「海のドラゴン」こと「ジェニー・ハニバー」の標本である。 尖った頭につり上がった目、唇のある横一文字の口にあばらの浮いた胸、体の横には薄い皮膜の翼が生えており、まさに怪物としか言い様のないビジュアルである。 ジェニー・ハニバーは漁師たちの間では守り神とされ、また怪奇な外見から多くの貴族・研究者たちの興味関心をひいた。手に入れられるものは写真のような乾燥標本だけなので、生前はどのような姿をしているのか、どのような生態なのかが長年に渡り研究されていたという。 研究の記録は古代ローマまでさかのぼり、当時の博物学者プリニウスは『博物誌』にて「海のドラゴンは捉えられて砂地に放られると、全く見事な速さで、鼻づらを使って穴を掘る」と紹介している。 また、中世になるとジェニーハリバーの正体は「エイの仲間ではないか」「エイの仲間のうちで最も恐ろしい外見をしているのが海のドラゴンである」と推察されていたが、生きている姿を捕獲することが叶わなかったためプリニウスの域は超えなかったとされる。 さて、写真の山口敏太郎事務所所有のジェニー・ハニバーであるが、一般的にジェニー・ハニバーは平べったく翼も大きいものが多いのだが、こちらは体に厚みがあり体長も60センチほどと長め。詰め物をしたのだろう、腹に大きな縦の縫い目がある。これは、ガンギエイの仲間であるサカタザメを加工したためだと考えられる。サカタザメはエイの仲間だが、厚みがあり大きな背びれを備えているので、サメと呼ばれているのだ。 ちなみにジェニー・ハニバーの一大『生産地』は江戸時代の日本であった。海国ゆえにエイが採れやすいためだろうか。国内でもまだ生産している地域が残っているという。 古代ローマから伝わる怪物が日本で作られ、世界中の人を驚かしている事実は非常に興味深い。 この「ジェニー・ハニバー」は現在、お台場のデックス東京ビーチで営業をしている「山口敏太郎の妖怪博物館」に展示されている。「海のドラゴン」の凶悪なビジュアルをじっくりと見て欲しい。(山口敏太郎事務所)ついに開館! 11月20日 お台場に『山口敏太郎の妖怪博物館』オープンhttp://blog.goo.ne.jp/youkaiou/e/69153e968e5d84c018ccdb00b969d463
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社会 2013年11月28日 18時00分
江沢民を告発したスペインに非道100倍返し 世界を敵に回した中国に下る“天誅”
蛮国・中国の歴代国家主席が「虐殺」と「迫害」の罪で国際手配されるという前代未聞の騒動が発生。これが原因で、中国がおぞましき“報復措置”に出ることが懸念され始めた。 国際部の記者がこう語る。 「騒動は、亡命したチベット族と人権団体の告発を受けたスペインの『全国管区裁判所』が、11月19日に江沢民元国家主席(87)、李鵬元首相(85)、喬石元全人代常務委員長(88)ら5人の逮捕状を出したことが発端。罪状は'80年〜'90年代に行ったチベット族の大量虐殺と拷問だが、人権問題という最も痛いところを突かれた中国が『強烈な不満と断固たる反対を表明する』と猛反発し、両国の関係が一気に悪化したのです」 ちなみに、『全国管区裁判所』は国際人道問題に対し、手厳しい判断を下すことで知られた裁判所。過去にもチリで行われた大量虐殺容疑で、同国のピノチェト元大統領の逮捕状を出しており、この際には英国が逮捕した例もあるほど。 ただ、これが原因で今後は「野蛮国家」とレッテルを貼られた中国の露骨な意趣返しが展開することが、確実視されているのだ。 「国際手配とはいえ、国外に出なければ逮捕はされないが、怒りの収まらない中国は今後報復を行うはず。その方策と見られているのが、卑劣な経済制裁なのです」(国際アナリスト) このアナリストによれば、実は中国はスペイン国債を大量に保有しているという。そのため、今後はさらなる国債の買い付け拒否をチラつかせ、スペイン政府に猛プレッシャーをかけてくることが予想されている。 「また、中国はスペイン産ワインの大量消費国。国内ではフランス産に次ぐ輸入量を誇っているが、これが全面輸入禁止となる可能性が高い。ワインをはじめ、同国の農作物や加工品を国内から締め出すことが中国政府内で検討されているというのです。これが現実化すれば、経済再生に喘ぐスペインは大打撃。EUも、両国の関係改善に乗り出さなければならない事態となる」(同) “100倍返し”の報復とならなければいいのだが。
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芸能 2013年11月28日 15時30分
突如名前が世に出たイケメンミュージシャン・新里宏太
先ごろ、「日本レコード大賞」の最優秀新人賞の候補となる新人賞が発表され、5人組アイドルグループ「Juice=Juice」、岩手県の“脱サラ”演歌歌手・福田こうへい、細川たかしに師事する杜このみ、そして、テレビアニメ「ONE PIECE」(フジテレビ系)の主題歌を歌う新里宏太の4組が発表された。 この中で、福田はおおみそかに行われるNHK・紅白歌合戦に白組で出場することが発表され、一躍知名度がアップ。しかし、ほかの3組はそこまで名前が売れているわけではないが、その3組の中でイケメンぶりでジワジワ注目度を浴び始めているのが新里だ。 東京都出身の新里は11年、これまで武田真治、柏原崇、小池徹平、溝端淳平らを輩出した「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」のファイナリストに選ばれたが、歌唱力の高さを評価され、安室奈美恵、観月ありさら同じ事務所に入り、昨年、歌手として芸能界デビューした。 今年7月、満を持してシングル「HANDS UP!」でデビューしたが、いきなり人気アニメ「ONE PIECE」の主題歌に起用された。 「デビューシングルはなんと11形態で発売され、アニメのファンが主な購買層だったようだが、売り上げは1.5万枚程度でオリコンの週間シングルランキング初登場は20位とふるわなかった。それでも、様々な“大人の事情”で最優秀新人賞が内定したと言われている。そうなると、来年はいよいよブレークの兆し」(レコード会社関係者) 今年の9月に18歳となったばかり。Twitterなどによると、最近は「パズドラ」にハマり、趣味はサッカー。多忙なためか「最近、蹴りに行けてないなー」とつぶやいていたが、今後はもっと忙しくなりそうだ。
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芸能 2013年11月28日 15時30分
難題続きのTBS 散々だった社長の定例会見
前クール、連続ドラマ「半沢直樹」(堺雅人主演)の空前の大ヒットに沸いたTBSだが、今クールに入ってからは、難題続き。そんななか、11月27日に開かれた石原俊爾社長の定例会見は、異例なネガティブ要素満載の内容となってしまった。 まず、19日に生放送された亀田興毅のボクシング中継で、判定結果を待つ間に番組が終わってしまった問題。放送終了後、約2分のCMが流れた後、後続番組の「NEWS23」が始まったが、すでに判定結果は出ており、興毅の勝利が伝えられた。 この件に関し、会見に出席した佐々木卓編成局長は「大変多数のお叱りを受けた。電話が鳴り止まなかった」と、放送終了後、苦情が殺到したことを明かした。 同番組は午後10時に放送開始、10時54分に終了予定で、11時9分まで15分延長したが、枠内で判定結果が伝えられなかった。編成側は最終ラウンド終了から判定結果が出るまで、6分を想定したが、判定結果が出るのに想定外の時間がかかったため、枠内に入らなかったという。 ただ、選手入場、リングアナの選手コール、両国国歌斉唱などの時間が、ちゃんと枠に組み込まれていたのかどうか疑問が残った。佐々木局長は「結果として、想定の枠に入らなかったことは編成上の問題。反省している」と話した。 今世紀に放送された民放の連続ドラマ史上、最低の視聴率(3.0%=21日放送)を記録し、第8話(12月12日)で終了する「夫のカノジョ」(川口春奈主演)について、佐々木局長は「大変厳しい視聴率となり、8話で打ち切りとなった」と吐露。TBSは「当初の予定通り」として、これまで打ち切りを認めていなかった。同ドラマは全9話の予定だった。石原社長は「視聴者の声を真摯に受け止めたい」と話した。 10月22日の第1回だけで放送を打ち切った「マツコの日本ボカシ話」について、石原社長は「社内で議論した結果、全編“ぼかし”という表現手法はいけないと決断した」と話した。番組が放送前に社内考査を受けていなかったため、チェック体制が不十分だったという。 17年余続いた長寿番組「はなまるマーケット」が来年3月で終了することに関して、佐々木局長は「今年度に入ってから視聴率が若干低迷していた。出演者や視聴者に感謝を込め、堂々と番組の区切りを付けられるタイミングを、総合的に勘案して決めた」と説明。同番組は全盛期には視聴率12%前後を獲っていたが、ここ数年は1ケタ台に落ち込んでいた。後継番組は検討中だという。 苦情殺到、打ち切り、チェック体制の不備…数々の問題が噴出したTBS。「半沢直樹」の大ヒットも、どこかに吹っ飛んでしまった感もある。来年は巻き返しを図ってほしいものだ。(坂本太郎)