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レジャー 2013年11月30日 16時45分
【ステイヤーズS】11歳トウカイトリック3着に入線
競馬のマラソンレース「第47回ステイヤーズS」(GII・芝3600メートル、30日中山13頭)は、2周目の最後の坂を上がって一気にスパートした単勝1番人気のデスペラード(56キロ横山典弘騎手)が2着ユニバーサルバンク(単勝4番人気、56キロ田辺裕信騎手)に3馬身1/2差を付けて圧勝。悲願の初重賞制覇を達成した。勝ちタイムは3分45秒2。3着には昨年の優勝馬で11歳のトウカイトリック(単勝7番人気、57キロ北村宏司騎手)が入線した。 デスペラードは父ネオユニヴァース、母マイネノエルの牡5歳馬(鹿毛)。馬主は、市川義美氏。戦績=28戦7勝。主な勝ち鞍=重賞初勝利。横山典騎手は4勝目(99年ペインテドブラック、01年エリモブライアン、08年エアジパング)、安達昭夫調教師は2勝目(03年チャクラ)。「配当」単勝(4)300円複勝(4)150円(13)260円(5)390円枠連(4)(8)970円ワイド(4)(13)630円(4)(5)850円(5)(13)2170円馬連(4)(13)1340円馬単(4)(13)1920円3連複(4)(5)(13)7720円3連単(4)(13)(5)2万9950円*レース結果については、必ずJRA公式発表でご確認ください。
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社会 2013年11月30日 16時00分
ベテラン小学校講師の反乱!?
大阪市立小学校の女性講師が、同僚の40代女性教諭に睡眠導入剤を入れたシュークリームを食べさせ急性薬物中毒にしたとして、大阪府警平野署は11月14日、この女性講師を傷害・器物損壊などの容疑で大阪地検に書類送検した。 送検された女性講師(60)は、昨年6月1日夕方、職員室で買ってきたシュークリームを教師たちに振る舞ったが、そのうちの1個に睡眠導入剤『ブロチゾラム』を入れたとされる。 「結果、それを食べた女性教諭は、間もなく意識不明に陥り病院へ搬送されました。病院から急性中毒の患者がいるとの通報を受けた警察が女性の血液鑑定をしたところ、服用した覚えのない睡眠導入剤の成分が検出されたため、捜査を始めていたのです。その中で女性講師に事情を聞いたところ、女性教諭について『指導方法が自分とは異なり、任せていたら子どもたちが育たないと感じた。日頃の態度にも不満があり、邪魔で仕方なかった。いなくなればいいと思っていた』と犯行を認めたため、書類送検するに至ったのです」(捜査関係者) この小学校では、数年前から女性教諭ばかりが会議中などの最中に突然眠り込んだり倒れる事件が続発し、さまざまな憶測を呼んでいたという。 「女性講師は、長年小学校教師だったが、50代でいったん退職しており、経験と実績を買われ現場復帰したのです。現在、6年生の音楽の担当に対し、被害女性は6年生の担任。今年4月には学校から1年生の『児童調査書』が紛失する騒ぎが起きるなど、学校の中で指導力不足が目立つ女性教諭が増えてきていたことに、ベテランの彼女は我慢がならなかったようなのです」(地元記者)
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スポーツ 2013年11月30日 15時30分
高卒新人で10勝挙げた阪神・藤浪 多くのファンが2年目のジンクスを危惧
大阪桐蔭高時代、2012年春夏の甲子園をエースとして連覇した藤浪晋太郎投手(19)。同年のドラフト会議で地元・阪神から1位指名を受け、鳴り物入りでプロ野球界に進んだ。 プロになってからも、高卒ルーキーらしからぬ堂々たるピッチングで、24試合(先発は23試合)に登板し、10勝6敗、防御率2.75の見事な成績を残した。 パ・リーグでは99年に松坂大輔投手(西武)が16勝、07年に田中将大投手(楽天)が11勝をマークしているが、セ・リーグの高卒新人の2ケタ勝利は、67年の江夏豊投手(阪神)の12勝以来、実に46年ぶりの快挙となった。 まさに、逸材ぶりを発揮した藤浪だが、来季はどの程度の成績を残せるのだろうか? 「Yahoo!ニュース」では、「阪神・藤浪は2年目に何勝できる?」との意識調査を行った。 実施期間は2013年11月18日〜28日で、1万2,474票(男性=92.3%、女性=7.7%)の回答があった。 最も回答が多かったのは、「5〜9勝」で3,046票(24.4%)。「0〜4勝」の回答も、752票(6.1%)あり、「0〜9勝」を予想した人は全体の3割を超え、多くのファンが今季の10勝を下回り、「2年目のジンクス」があると見ている。 2番目に多かったのは「12勝」で2,066票(16.6%)、3番目が今季と同じ「10勝」で1,922票(15.4%)、4番目が「15勝」で1,336票(10.7%)を得た。 以下、5番目は「13勝」で1,237票(9.9%)、6番目は「16勝以上」で827票(6.6%)。「0〜4勝」の7番目に続き、8番目は「11勝」で671票(5.4%)、9番目は「14勝」で617票(4.9%)となった。 今季を上回る「11勝以上」の回答は、トータルで6754票(54.1%)と半数を超え、藤浪への期待の高さが伺える。 「2年目のジンクス」の壁にぶち当たるのか、それとも、ジンクスなど吹っ飛ばして、今季以上の成績を残すのか、来季も藤浪から目が離せなくなりそうだ。(リアルライブ編集部)
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芸能 2013年11月30日 14時00分
『いいとも』『はなまる』に続く長寿番組“打ち切り候補”
来春『笑っていいとも』(フジ系)『はなまるマーケット』(TBS系)が終了する。 『いいとも』は32年、『はなまる』は17年続いた長寿番組だが、なぜ今年は看板老舗番組の打ち切り表明が多いのか。 「キー局では、毎年3〜4%の番組制作費削減を進めているが、それでも目標利益には追いつけない。そこで費用対効果が期待できず、老舗で低視聴率の番組の打ち切りに着手している。それも“来年3月”です。打ち切りを系列局に伝えるのは、3月なら年内か年明けでも十分間に合う。問題は『はなまる』、『いいとも』の“次”はどの番組か、で関係者は神経をぴりぴりさせています」(民放関係者) 長寿番組を制作する会社は、突然の打ち切り通告に対し、右往左往するしかない。定期的に入ってくる制作費が激減するので、資金繰りが破綻し、倒産する制作会社も出てくる。 そんな中、打ち切り候補で浮上しているのが、草野仁司会で27年続いている『世界ふしぎ発見』(TBS系)。 「だいたい9〜11%台で、8%台の時もある。ただ、草野は業界の天皇といわれておりクビが切りにくいし、うるさ型の黒柳徹子が出ているのもネックになっている。とにかく、切るには鬼になるしかない」(放送業界事情通) 『所さんの目がテン』(日本テレビ系)も24年目で、候補と囁かれている。 「今年4月、土曜午後5時から4年ぶりに日曜午前7:30に復帰したが、科学や自由研究を題材とした内容はもうマンネリ気味。5〜6%と元気がない」(テレビ誌編集担当) そして、フジ系では『SMAP×SMAP』だろう。 17年目に入るが、メンバーの“高齢化”が目立つ。中居正広が41歳、木村拓哉も41歳。稲垣吾郎が39歳、草なぎ剛も同じく39歳、そして香取慎吾が36歳だ。全員がダンスをすれば息切れするため、その時間は削られている。 「今年、稲垣と草なぎの2人は40歳になる。30代は香取だけで完全にオッサングループ。『SMAP×SMAP』も視聴率がヒト桁台のときが多く、『嵐』に枠を渡したらどうか、という指摘は日増しに多くなっている」(芸能界事情通) 番組打ち切り旋風が吹きまくるのはこれからだ。
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社会 2013年11月30日 11時00分
ヤマダ電機の止まらない凋落
家電量販店の“ガリバー”ヤマダ電機の凋落が止まらない。連結最終損益が42億円の赤字となり、'02年の連結決算への移行後、4〜9月期として初の最終赤字に塗れたのだ。 今年3月期に2年連続で大幅な減収減益となった同社は創業者の山田昇会長が社長に復帰、他の役員を一斉に降格してテコ入れを図ったが、現実には空回りした格好。おかげで株価は低迷し、塩漬けを余儀なくされた個人投資家には“泣き”が入っている。 「屈辱決算に陥った最大の原因は、アマゾンなどのネット通販サイトとの価格競争の揚げ句、予想外に採算性が悪化したことだ」と関係者は打ち明ける。 「ヤマダ電機は5月から価格決定の裁量権を店長など現場に与えた。これを機にライバルを同業者からネット通販まで拡大したことから、店舗によってはアマゾンなどが提示する価格どころか、顧客の言い値まで値引きして売るケースさえあった。いわゆる『安心価格保証』の拡大解釈です」 8月からはネット通販を“仮想敵”とする方針を転換し、大幅値引きにタガを嵌めたとはいえ、言い値丸呑みで味を占めた顧客がどこまで納得するかは怪しい限りだ。 「この赤字決算は、電機メーカーとの価格交渉力に大きく影響する。メーカーが強気に転じる分、圧倒的な存在感を誇ったヤマダのバイイングパワーは急速に低下するだろう」(ライバル社幹部) 栄枯盛衰とはよくぞ言ったもので、家電量販店は数年サイクルで業界トップの座が交代してきた“下剋上”の歴史を持つ。しかも同社は鳴り物入りで進出した中国店舗を相次いで閉鎖する失態を演じたばかり。そこへ赤字垂れ流しの追い打ちとくれば、市場に燻る「ヤマダ時代の終焉」観測が妙に説得力を持つ。
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スポーツ 2013年11月30日 11時00分
来年も親方・力士の給料アップ無し
相撲協会は九州場所(福岡国際センター)の中日、11月17日に理事会を開き、またまた力士、親方らの来年の給料の据え置きを決定した。これで力士の給料は平成13年に一律3%アップされたのを最後に13年連続してゼロ査定、1銭も上がらないことになる。 「一言でいえば、ない袖は振れぬで、アップしたくても原資がないんです。大相撲人気は慢性的な右肩下がり。トラブル続きもあって1昨年は48億、去年も10億7000万円もの赤字を計上しています。多くの親方は『給料をもらえるだけでありがたいと思わなくちゃ』と話し、力士たちに対しては『番付が上がれば給料も上がるんだから、もっともらいたかったら強くなれ』と尻を叩いていますよ」(担当記者) 力士たちも黙ってこのゼロ査定を受け入れてきたワケではない。平成20年の名古屋場所前には、当時の力士会会長の横綱・朝青龍が、「せめて場所入りするための交通費を出すくらいは考えてほしい」と訴えたが、協会首脳に完全に無視された。 ただ、あまりにも長期間、据え置きになると、この世界に入って10年以上経ち、結婚適齢期を迎えた中堅と、昨日、今日入ったばかりの新人の給料が一緒、という弊害を生む。このため、平成23年に協会事務員や裏方の呼出しや行司らだけは2.7%アップされたが、力士たちは恩恵に浴しなかった。 もっとも、今回の九州場所の惨状をみれば、やはり据え置きは致し方ないかもしれない。ケガとはいえ、序盤で琴奨菊、琴欧洲の2大関が休場し、優勝争いを演じたのは白鵬、日馬富士らのモンゴル出身力士ばかり。これでは客席が空席だらけになるのも当然か。 力士たちがベースアップを勝ち取るのは、いつになるのだろうか。
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アイドル 2013年11月30日 11時00分
X21 佐川実優&細井友里加&大西亜玖璃インタビュー「マイペースな高校1年トリオ」
国民的美少女コンテストのファイナリスト21名で結成された平均年齢14歳の次世代ユニット「X21」。すでに4月からはテレビ朝日で彼女たちの冠番組「GO! オスカル! X21」がスタート。今後注目ガールズユニットだ。そんな同ユニットの佐川実優(写真=左)、細井友里加(写真=中央)、大西亜玖璃に話を聞いた。 −−まずは、簡単な自己紹介をお願いします。 佐川 佐川実優です。高校1年生、大阪府出身です。特技はダンスとヘアアレンジです。 細井 細井友里加です。神奈川県出身の高校1年生です。特技は子供や動物をあやすことです。趣味は「日常の小さな幸せを探すこと」です。人と話すのも大好きです。 大西 大西亜玖璃です。愛知県出身の高校1年生です。好きなことはアニメを見ることです。特技は色んな声でしゃべったり歌ったりすることです。 −−佐川さんは色々なメンバーから“天然”と言われていますが 佐川 違うんですけど…天然ってよく言われます。なぜだがわからないんですよ。 −−では、佐川さんから見て、この子の方が“天然”だと思うメンバーは? 佐川 (小澤)奈々花ちゃんかな。すごいしっかりものに見えるんですけど、たまにとんでもなく天然なことがあります。 細井 すっごくかわいらしい天然です。 大西 でも、この3人は天然というか、マイペースな3人だと思いますよ。メンバーで歩いていても、いつも一番最後のような気がします。 −−細井さんは、趣味が「日常の小さな幸せ探し」とのことですが、きょうの「小さな幸せ」は? 細井 飼っているチワワのチロルちゃんが、柵から手を出してきて、すっごくかわいかったです。 −−ブログでは、テレビのことを「魔法の箱」と呼んでいました。すっごいロマンチックですね。 細井 私が小さい頃は、家にはブラウン管のテレビでした。それがすっごい大きな箱みたいで、中に入いれば、映し出される人たちに会えると真剣に思っていました。お母さんに入り方とか聞いていました(笑)。 佐川 かわいいなあ〜。 細井 今はさすがに聞かないですけど…。ただ、大西さんは今でも、そんな感じですよ。 大西 私は今でも、なれるならば魔女になりたいんです。だって、魔法を使ってみたいでしょ!! 魔法のホウキが欲しいです。それで学校に通って、カバンも小さくして、ポケットに入れたいです。あと、雑誌に載っているお洋服をポンッって出すみたいなこともしたいです。ただ、この話を学校で話しても理解してもらえないんで、言わないようにしています(笑)。 −−そんな大西さんですが、以前、リーダーの吉本実憂さんに、「もし、自分が加入していなかったら、どのメンバーのファンになっている?」と聞いたら、大西さんの名前を挙げていました。 大西 え〜本当ですか? すっごくうれしいです! −−ただ、理由が「不思議ちゃんで何を考えているかわからないところ」とも語っていました。 細井 確かに本当に不思議です。 佐川 最初はおとなしい印象だったんですけど、全然違くて、不思議ちゃんワールドで、はじけちゃってるんです。 −−そんな大西さんから見て、「私よりももっと不思議ちゃん」と思うメンバーは? 大西 上水口萌乃香ちゃんです。自分のことをウサギだと話してて…。猫を飼ってるみたいなんですけど、あわせて「三匹と一羽」って、自分をウサギのつもりで数えちゃってるんです。 −−最後にそれぞれ、X21の中で、これだけは負けないということを教えて下さい。 佐川 私はダンスがすごい好きなんで、ぜひダンスを見て欲しいです。本当は天然キャラじゃなくて、カッコいいキャラでいきたいんです! でも、まだまだです(笑)。 細井 努力ができて、何事もマジメに一生懸命取り組めるところは負けません! 大西 元気なところは負けません! でも、はしゃぎすぎると止まらないところがあるので…(笑)、そこは注意していきたいです。
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芸能 2013年11月29日 18時00分
山岸舞彩の過剰お色気CMに疑問の声
フリーキャスター・山岸舞彩の新たなCM2本が、なにかと物議をかもしている。 1本はパナソニックのマッサージ機器『おうちリフレ』。居間のソファに寝ころんだホットパンツ姿の山岸が、腰に温感パッドをつけ「ううん…」とか「あっ…」など、気持ちよさそうなあえぎ声をもらすバージョンである。 もう1本はユピテルのポータブルカーナビゲーション。バスト&パンティーラインがくっきりわかる、体に密着したニットワンピースを着て街を闊歩するバージョンだ。 ただ、これらのCMに出ている山岸に対し、キャスター失格ではという声が上がっている。山岸は現在、夜11時から始まる『NEWS ZERO』(日本テレビ系)のメインキャスターである。同番組は政治・経済からエンタテインメントまで幅広く扱い、山岸はその“顔”だ。 CMを見たある全国紙関係者が、こう話す。 「山岸は何か勘違いしていますね。CMではお色気で売るB級女優のようです。番組でニュースを紹介する山岸を見てCMにだぶらせると、ニュース解説がどこか安っぽくなる」 たしかに『スーパーニュース』(フジ系)の安藤優子がその類のCMに出るだろうか。『とくダネ!』(同)の菊川怜も断るに違いなかろう。 「テレビ東京系『ワールドビジネスサテライト』の小谷真生子でさえ、自分が出ている番組の性格をわきまえ、化粧や髪型などを地味にしてCMにも出ない。そのため、報道内容に信用度が増している」(テレビ業界事情通) 山岸がこうしたCMに出る背景には、彼女の事務所『セントフォース』と日本テレビの間に、営業方針でズレがあるのが原因といわれている。 「山岸の事務所は、CMでもっと稼がせたい。だから、他局の番組にも出して名前を売り、CM本数を増やそうとしている。しかし、日テレ側は、品性を損なうことはないようにと注文を出している。しかし、事務所としては、それならもっとギャラをくれということになるが、日テレ側はそのへんを曖昧にしている」(番組制作関係者) 山岸が日テレを去るのは時間の問題?
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レジャー 2013年11月29日 17時20分
金鯱賞(GII、中京芝2000メートル、30日)藤川京子のクロスカウンター予想!
中京11R、金鯱賞は◎メイショウナルトが適距離で巻き返します。 前走のアルゼンチン共和国杯は、道中行きたがって折り合いを欠くシーン。直線で追い出しても反応乏しく、脚を使うことなく14着に敗れました。2500メートルは初めてだったし、本来ベストは2000メートル。3走前の小倉記念では、重賞初制覇を飾り、勝ちタイム1分57秒1はレコードのおまけつき。 中間も素軽い動きを披露し、好調キープしています。同舞台では今夏、好走実績がありますし、ある程度の位置で脚をタメられれば、最後の直線勝負で豪快に弾けてくれるでしょう。重賞2勝目を狙います。(1)メイショウナルト(10)オーシャンブルー(13)ラブリーデイ(3)ムスカテール(11)カレンミロティック(12)トゥザグローリー(8)フラガラッハ馬単 (1)(10) (1)(13) (1)(3)3連単 (1)-(10)(13)(3)(11)(12)(8)メイショウナルト 1頭軸マルチ※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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社会 2013年11月29日 16時00分
開会式シートをエサに早くも現れた「東京五輪」に群がる詐欺集団の“あの手この手”
2020年の東京五輪開催決定時に、小誌は今後続発する「五輪詐欺」の可能性を指摘し、警鐘を鳴らしたが、ここにきてついにそれが横行しだした。 五輪チケットをエサにした詐欺が報告されたのである。社会部記者が言う。 「10月に岐阜県に住む女性のもとに、『開会式の特別席が12万5000円で買える』とする『近畿日本ツーリスト』からのはがきが届いたのです。詐欺グループは卑劣にも別の業者を装い、後日この女性に『それを45万円で買う』と電話したが、不審に思った女性が『近畿日本ツーリスト』に問い合わせ、そんな入場券が発売されていないことが判明。警察に届けたのです」 ただし、これは氷山の一角。『国民生活センター』には、他にもさまざまな五輪詐欺が報告されているのである。同センターの関係者がこう話す。 「最近寄せられたのは、五輪関連企業の投資話です。一口20万円で金利は9.5%という高利回り商品を電話で紹介しまくっているのです。話を持ち掛けられた男性はおかしいと思い、同センターに電話を掛けたことから難を逃れたのです」 また、警察関係者はさらなる被害をこう語る。 「口コミで広まっているのは、五輪施設の受注計画にまつわる詐欺ですね。『すでに決まった建設計画と、メーンとなる受注業者が記されたリストを20万円で買わないか』というもの。さらに、一方では『受注企業の未公開株を買わないか』『代わりに買ってくれたら、後日、高値で買い取る』との詐欺話も横行しており、こちらはすでに被害者が出ている状態なのです」 要は、五輪にかこつけた詐欺話が急増しているのだが、今後はさらにこれが加速化すると見られているのだ。経済部記者が言う。 「アベノミクスで、にわか投資家が増えたため、今後はチケット詐欺や関連商品への投資話もゾクゾクと出てくるはず。実際、一部では10万円の五輪金貨の発売に出資を求められた者もいるほどです」 五輪関連の儲け話は、まずは疑ってみることが必要なようだ。