-
芸能 2010年12月30日 19時00分
ケイト・モス、化粧はナチュラルに
ケイト・モスが仕事以外では、最低限の化粧しかしない。 『リンメル・ロンドン』、『ディオール』の化粧品広告に登場した経験のあるケイト、仕事のない時は、フレッシュで手のかけていない顔が好きだという。 「スタジオにいる時は、化粧は大好きだけど、仕事をしていない時はとにかく自然な姿でいたいの」 厚化粧よりも地味な方が好みだというケイド、しかし、まつ毛をカールせず、アイライナーを引かずに外出したことは一度もないという。 「毎日まつ毛はカールさせるわ。私なりの秘訣はマスカラをつけた後、まつ毛がもろくなっているから、マスカラを付けたら絶対にビューラーは使わないことね」「それからいつも黒のアイライナーを使う。自分を変身させたいから、上手くササッと入れるか、スモーキーアイにするために本当にしっかり入れるかのどちらかね」 化粧をミニマムに抑えたいのと同様、忙しいケイトは高価な美容トリートメントに時間を割くのが嫌いだが、自分のネイルのお手入れだけは特別だという。 「いつもマニキュアを塗るわけじゃないけど、爪が汚いのは耐えられないの。ハンドバッグにはどこでもお手入れできるように、いつも爪ヤスリを入れているわ」
-
芸能 2010年12月30日 19時00分
アマンダ・サイフリッド、ティーン時代の憂鬱
アマンダ・サイフリッドは、自分のことを「超ブス」だと思っていた。 10代の頃、自分の外見を好きになることに苦労したというアマンダ、他人と一緒にいると緊張したと語った。 「10歳までは超が付くほど社交的だったのに。ちょっと大人になってシャイになっちゃったの。内気すぎたわね」「自分がひどく不細工に感じたの。今思えばブスじゃなかったわ。可愛くて前歯の間に隙間があってね。でももっと人生のその部分を楽しめて、自信が持てていればいいのに、って思うわ」 アマンダは仲良しグループといる際は控えめだったが、1人で家にいる時はお気に入りのミュージカルの曲を歌うのが大好きだったと語る。 「時々、2時間家で歌いっぱなしだったの。だけど誰にも近くで聴いて欲しくはなかった。『キャバレー』みたいなブロードウェイの曲を歌っていたわ」「ペットの猫には嫌われ始めてね。最初は優しかったのに、ほとんど怖がっていたんだから。私達のセオリーは、家で私が歌う時、その音が猫の耳を痛めてたってことだったの。とにかく自分にそう言い聞かせていたわ!」
-
芸能 2010年12月30日 19時00分
リース・ウィザースプーン、婚約
リース・ウィザースプーンが婚約。 元夫ライアン・フィリップとの間にアヴァ(11)、ディーコン(7)がいるリース、ハリウッドのエージェント、ジム・トスと約1年間の交際を経て婚約する。リースの代理人は、UsMagazine.comにこれを認め、「2人は婚約し、非常に幸せです」と語っている。 2人の婚約は、リースの子供たちからの後押しによるものだと言われている。1人の関係者は、「アヴァとディーコンは、ジムと一緒に居ることが出来て幸せみたいです」と言う。 今月始め、ジムは、ビバリーヒルズにあるハリー・ウィンストンなど高級宝石店を何件か訪れ、プロポーズの為のパーフェクトな指輪を探しているところを目撃されてから、婚約のウワサが流れていた。 「ジムはかなり大きい3、4カラットぐらいのモノを探していました。リースは派手さが無くなってからは、それより大きい物はつけなくなっていましたから。値段は問題ではなかったみたいです」 ジムの友人は、最初からジムがリースとの交際に真剣だったことを語っている。 「ジムはリースが自分の探していた女性だと思っています。そういう女性を待っていたんですよ。2人にとって婚約は自然なステップでした」 リースは、ジェイク・ジレンホールとの2年の交際を終了していた1か月後に、ジムと去年の1月に交際を始めた。またリースは、7年間の交際を経た元夫ライアンと2006年に離婚している。
-
-
芸能 2010年12月30日 19時00分
リアーナ、破局!!
リアーナとマット・ケンプが破局した。 リアーナは、最新アルバム『ラウド』を発表するとほぼ同時にワールドツアーを敢行している。マットはロサンゼルスに居ることで、二人は会う時間をお互い見つける事に苦労し、11か月の交際に終止符を打った。 Usウィークリー誌に、関係者は、「この数週間で起こったことです。とにかくリアーナは別れました」とコメントしている。 関係者は、マットがリアーナの忙しいスケジュール中にフラストレーションを溜めていたと言われるが、2人は特に真剣な交際ではなかったと語る。 「マットはリアーナのいろいろな場所に移動するとんでもないスケジュールについていけなかったんです。子犬のようにいつも世界中リアーナの後についていくのにウンザリしていました。もっと普通の生活を送りたかったようです」「真剣な交際だった事は一度もありません。いつもただ楽しく過ごすためだけでした」 今年始め、リアーナは、とマットが遠距離恋愛を上手くやっていくことにプレッシャーを感じるとコメントしていた。 「付き合って1年ぐらいになるのに、2人とも仕事がとっても忙しいから本当に大変。だけどそんなものよ」「私は恋をしているし、とっても幸せだけど、数か月しか付き合っていないから結婚も今は全く考えていないわ。気楽に考えているの」
-
芸能 2010年12月30日 18時00分
2010年 リアルライブがお世話になった5人の芸能人
2010年も終わりを迎えようとしているが、リアルライブ編集部は今年、多くの芸能人にお世話になった。そこで感謝の意味をあらわすためにも、お世話になった素晴らしい芸能人たちを紹介したい。 まずは、お笑いコンビ・アンタッチャブル柴田。突然の原因不明の無期限休養に入り、いまだ芸能界に復帰していない。のちに一部週刊誌で「不倫女性が妊娠で警察沙汰」と報道される。ただ、柴田が復帰しない中、ザキヤマこと相方の山崎弘也は今年も絶好調。果たして柴田の復帰がいつになるのか…。来年も注目したい。 芸能界に対して今年、一番ケンカを売ったのは元グラビアアイドルの小阪由佳だろう。ブログで可愛い三段腹を惜しげもなく披露したかと思えば、ライブを行ったりメイド喫茶でバイトしたり、そのたびに追いかけてくる写真週刊誌に対して毒を吐きまくった。我々も見習いたいが…とても無理。尊敬してます! ただ最近はブログの更新も行われていない。元気にしているのだろうか…。「ダー(恋人)」との関係はどうなったのか…。少し心配だ。ぜひリアルライブ編集部にご連絡を。 ここ数年、芸能界を騒がせ続けている沢尻エリカにもお世話になった。今年に入り、スペインの個人事務所を設立、芸能活動を再開へ向けて動き出すも、私生活やプライバシーにかかわる情報は許可なく公開しない等の『6か条の誓約書』を報道各社に送りつける。そんな中、リアルライブの記者がハイパーメディアクリエーターの高城剛氏のイベントに取材に行った翌週、突然に離婚騒動が勃発。その後、「Girls Award 2010 ガールズ・アワード」でハミ尻が話題になるなど、存在感は示すも、自身が出演するCMの発表会見をドタキャン。「あの憧れのエリカ様に会える」と楽しみにしていたリアルライブの記者は残念すぎて人知れずトイレで涙を流した。ただ、これで終わらないのがエリカ様。12月に入り、復縁し同居しているとの報道が飛び出している。いったいどういうことなのか…。エリカ様、来年もこの調子で我々に潤いを下さい。 今年、俳優から小説家へ転身した水嶋ヒロも大活躍だった。9月に所属事務所を退社したかと思えば、10月には『第5回ポプラ社小説大賞』を受賞。高校時代はサッカーで全国大会出場、大学は慶應大学、そしてイケメンで俳優である水嶋ヒロ。さらに小説家として数十万部を売り上げ、“大先生”となれば、もう文句の言いようがありません。先生、第2作目も期待しています。来年は芥川賞でしょうか? そして年末を大きく騒がせたのが市川海老蔵だ。11月25日未明、西麻布のバーで暴行を受け、自宅に帰宅後、救急車で病院に搬送される。事件の詳細はともかく、記者会見で見せたあの“大人な海老蔵”にはガッカリした。ぜひはやく元気になって頂きたい。今まで以上にイケイケな海老蔵に戻って欲しいとリアルライブ編集部一同、心の底から怪我の回復を祈っています。 それでは芸能人のみなさん、よいお年を!
-
-
トレンド 2010年12月30日 16時00分
【今行く映画館】本国イタリアで大ヒット! 激動の時代の大河ロマン『シチリア!シチリア!』
本国イタリアで大ヒットを記録した、壮大な家族の物語。町の人々に見守られて立派な青年へと成長した牛飼いの息子・ペッピーノは、美しいマンニーナと燃えるような恋の果てに結婚し、新しい生活を送るが、そこには戦争の足音が響く。愛し合う男と女、家族。ジュゼッペ・トルナトーレ監督の生まれ育った美しい町“バーリア”に暮らす、激動の時代を生きた人々の移り変わりを、叙情的な音楽に載せて描く。モニカ・ベルッチ他イタリアの女優陣が美しい。『シチリア!シチリア!』12/18(土)よりシネスイッチ銀座、角川シネマ新宿ほかにてロードショー監督・脚本:ジュゼッペ・トルナトーレ音楽:エンニオ・モリコーネ出演:モニカ・ベルッチ、フランチェスコ・シャンナ、マルガレット・マデ、アンヘラ・モリーナ 配給:角川映画(c)2009 MEDUSA FILM HP:http://www.sicilia-sicilia.jp/
-
スポーツ 2010年12月30日 15時40分
2010年を締めくくる地下プロレスの闘いに激震が走る『EXIT-57 ZEST』“世田谷冬の陣”。日本阿吽選手権王座交代!
地下プロレスが日本に上陸して早や2年5か月もの月日が経過。この間、新宿、恵比寿、高田馬場、日比谷…、と様々な場所で激闘が繰り広げられてきたが、2010年を締めくくる最後の決戦の場所に指定されたのが、世田谷の『ZEST CANTINA 世田谷』。同会場は最寄り駅から徒歩15分はかかる辺鄙な場所にあるテックスメックス料理が売り物のレストランで、「本当にこの辺に店があるのだろうか?」と不安になって足どりが重くなりかけた頃に暗がりにぽっかりと店のネオンが浮かぶ様は、地下プロレスの怪しさとこれ以上ないほどに絶妙にマッチしている。 会場に足を踏み入れると、正面に見慣れた4m四方のリングが現われる。この場合の“見慣れた”とは、地下プロレスにおける見慣れた光景を意味する。通常のプロレスのリングよりひと回り小さい地下プロレスのリングは、それだけ戦いの空間が制約され、必然的に逃げ場も少なくなることになる。また、ロープの代わりにチェーンが張られているのも特徴で、その無機質な冷たさが観客の想像力を否が応でも刺激し、これから目の前で行なわれる死闘のことを考えると自ずと血もたぎってくるというものだ。そして、すべての色を飲み込む真っ黒なキャンバス。その黒は、これから始まる“漆黒の闇の戦い”への誘いを、観客に暗示しているのだろうか? さらにリング上には、巨大なコンドルのオブジェが舞う。“小次郎”と名づけられたそのコンドルは、試合中も両目を赤く光らせ、首を上下させながら、戦いを上空から不気味に見守ることに…。こうした何から何まで規格外の常識の下で行なわれる地下プロレス。だからこそ観客はこのリングから発せられる強力な磁場に、思わず吸い寄せられてしまうのだ。 地下プロレスは対戦カードの事前発表がない。そのため観客は、入場テーマ曲が鳴り、選手が現われて初めてその日の対戦カードを知ることになる。最初のテーマ曲が鳴り、まず入場してきたのは“タックル将校”竹嶋健史と“足技の魔術師”小笠原和彦。この日、「IVANOV ROGOVSKI Jr.指名審判」と発表されていた小笠原が選手としてリングに上がったため、客席から大きなどよめきが起こる。続いて入場してきたのは、“ブラジル大車輪”ペドロ高石と“頭突き世界一”富豪2夢路。入場時、夢路は本部席にいた「IVANOV ROGOVSKI Jr.指名リングアナウンサー」“カナディアンタイガー”ブラック・トムキャットを一瞥してリングイン。はたしてこの行為が何を意味するものなのか? もし仮にブラック・トムキャットの正体があの男だとすると、この一瞥にも深く頷けるものがある。 リング上には小笠原と夢路が対峙し、小笠原の左のローから試合は始まった。グラウンドに持ち込もうとする夢路。だが、それをことごとくヒザや足でカットする小笠原。緊迫したシーンが何度も続く。ペドロとスイッチする夢路。同じく竹嶋とスイッチする小笠原。そして竹嶋からのタッチを受け、再び小笠原がリングに入ると“空手”対“カポエイラ”という異色の対決が実現。 この日の会場『ZEST』が売り物にするテックスメックス料理とは、国境沿いのアメリカ・テキサスとメキシコの料理が融合して生まれた料理のことで、まさにこの日の会場にふさわしい空手とカポエイラという異なる格闘技がいま歴史的な融合を果たす。こうしたカオスな闘いが観られるのも、地下プロレスならではのもの。 試合は夢路と竹嶋がエルボー、張り手とゴツゴツした闘いを展開し、夢路が強烈な頭突きを叩き込むと、竹嶋は思わずその場にばったり崩れ落ちた。すると夢路は容赦なく倒れた竹嶋を引きずり起こし、卍固め。11分18秒、激しすぎる試合は終わりを告げた。 続く第2試合。テーマ曲とともに入場して来たのは“求道妖怪”入道と“地下横綱”梅沢菊次郎の“カンパイ・ボーイズ”。そしてそれに続くのが“銀座の鉄人”三州ツバ吉と“格闘僧侶”日龍。三州と日龍が入場して来たのを見て、観客はこの試合が「日本阿吽選手権試合」であることを知る。三州の手には“阿の帯”が、日龍の手には“吽の帯”が握り締められる。4月18日『EXIT-37 HIGHEST』で第2代王者に輝き、その後も着々と防衛を重ねてきた三州&日龍だが、はたしてこのまま王者のまま年を越すことができるのか? 試合は王者としてのキャリアの違いか、三州と日龍が素早いタッチを繰り返し、試合を有利に進めていく。途中、三州と梅沢の蹴りとチョップの攻防が客席を沸かせる。だが、梅沢のなぎ倒すようなラリアットを受け、三州がカウント9のダウンを喰らう。その後も、三州のハイキックとヒザ蹴りで入道がダウンする、三州の蹴りで梅沢がダウンするといった具合に、息詰まる攻防が繰り返される。そうした中、梅沢が三州にヘッドバット、アルゼンチンバックブリーカー、カナディアンバックブリーカーと必殺技のフルコースをたたみかけ、とどめに逆エビ固めで三州からギブアップを奪った。その瞬間、12分18秒の激闘は幕を下ろし、新しい王者が誕生した。 勝負を決めた梅沢には“吽の帯”より優位とされる“阿の帯”が、そして入道には“吽の帯”が手渡された。それらの帯を腰に巻き、互いの額をぶつけ合いカンパイのポーズを取る新王者。この“阿吽の帯”は単なるタッグ王者の証ではない。時にはタッグチーム同士で雌雄を決し、その勝者には“阿の帯”が、敗者には“吽の帯”が渡される。つまりタッグ王者であると同時に、常に二人の間に強さの序列が引かれることになる。ただ対戦相手に勝つだけでなく、味方にも“勝たなければならない”熾烈な生存競争の証が“阿吽の帯”なのだ。2011年の地下の主導権を握った梅沢と入道がはたしてどういったアクションを起こしていくのか? ますます地下プロレスから目が離せなくなってきた。(印束義則)地下プロレス『EXIT』公式サイトhttp://www7.plala.or.jp/EXIT/梶原劇画で伝承された「地下プロレス」が、この日本に存在した! 闇の闘いを伝える『EXIT』とは何か!?http://npn.co.jp/article/detail/97320773/
-
トレンド 2010年12月30日 15時30分
宗教ネタが深まる『聖☆おにいさん』第6巻
中村光が『モーニング・ツー』で連載中のコメディ漫画『聖☆おにいさん』第6巻が、12月24日に発売された。目覚めた人・ブッダ(釈迦)と神の子=イエス・キリストがバカンスで下界(現代日本)に降りてきて、東京都立川の安アパートで共同生活を送るという設定である。 聖人をコメディの対象とする斬新な設定と、あまりに人間臭く描かれた聖人の下界生活が大きな話題となった。その後、連載の長期化につれ、宗教や神話に由来するネタが深くなっていった。第6巻ではロンギヌスの槍やユダの聖書など、あまり日本では知られていない宗教的なネタが満載である。 その結果として、作品を楽しむ前提知識のハードルが高くなったことは否めない。この点で好き嫌いが分かれるところであるが、設定の物珍しさだけでは作品は長続きしない。世間ズレしていない若者の日常生活を描く単なるギャグ漫画ではなく、聖人を主人公とした漫画にとって必然的な展開である。 信仰の対象である聖人をコメディの登場人物にする『聖☆おにいさん』は、宗教家から不敬と非難される可能性がある。デンマークの日刊紙に掲載されたムハンマドの風刺漫画は大きな国際問題になった。世界に例を見ないほど宗教性の薄い日本社会だから、成立する作品である。 一方で『聖☆おにいさん』はムハンマド風刺漫画とは異なり、特定の宗教をこき下ろす作品ではない。逆に宗教への理解を深めている面もある。『聖☆おにいさん』のファンの集まるコミュニティサイトなどでは、作品に登場する宗教的なネタの由来について活発に意見交換されている。『聖☆おにいさん』が宗教的な知識を身につける入口になっている。 宗教の名において現代でも多くの血が流され続けていることを考えれば、現代日本が無宗教的な社会であることには積極的に評価できる面もある。しかし、それは宗教に対して無知や無関心であることを是とするものではない。 古今東西の人間社会の大半は、宗教が文化のバックボーンとなっており、宗教の理解なくして異文化は理解できない。現代日本は無宗教的であるために、海外では常識化している宗教知識さえ身につけられないまま成長してしまう。それを本来なら不敬な作品である『聖☆おにいさん』によって補うという皮肉な状況が生まれている。 『聖☆おにいさん』は思い切った作品であるが、作者は漫画家としてもタブーを恐れていない。第6巻では過去の『週刊少年ジャンプ』を「豪華なアイテム」と表現している。『ドラゴンボール』や『スラムダンク』、『幽々白書』などジャンプ黄金時代の人気漫画が掲載されているためである。『聖☆おにいさん』の出版元は講談社であり、大人の事情を優先させるならば『週刊少年マガジン』が来るところである。今後も期待できる作品である。(林田力)
-
レジャー 2010年12月30日 15時00分
「渋井哲也の気ままに朝帰り」年末気分を冷めさせるのは、ボーイの質の悪さ?
年末年始は、キャバ嬢からの営業メールが多いのですが、現在、私が最も気に入っている嬢(20)からはなかなか来ません。営業メールをしなくても、人気があるだろうから、積極的にしなくてもいいのでしょう。 ところが12月20日ごろなって、ようやくその嬢からメールが来ました。いつもは週2〜3日なのに、今週はほぼ毎日出勤しているようです。でも、年末年始はやや忙しく、忘年会も重なっているのです。そのため、忘年会の合間に行くことにしました。 思ったよりもお客さんが少なく、出勤しているキャバ嬢たちも少ない気がする。 「そんなに混んでないのね?」 「そう? たしかに、いつもよりも少ないかもしれない」 もうひとつ気がついたことがある。キャバ嬢たちが疲れている気がしたのだ。もちろん、私がこの日、入店したのは午前0時近くだ。そのため、単純に疲れが出てくる時間帯ではある。飲み過ぎていればなおさらだ。 「なんか、女の子たちが疲れてる?」 「え? そう見える?」 「ノリが悪いというか、表情が疲れているというか」 「先週がピークだったんだ。お客さんの話を聞くと、会社の忘年会とかが集中していたみたいだし」 なるほど。12月は2週目が会社の忘年会がピークを迎えるのか。たしかに、友人・知人たちの会社の忘年会も2週目が多かったような気がします。その帰りに、キャバクラに来るとなると、3次会くらいで、女子社員が帰宅してしまってから、という流れなのでしょうか。 3週目が混んでいないは、もう一つあるようです。クリスマス前のために、それまでに仕事を終わらせようとしているのだ、とか。タイムスケジュール通りに、ある程度できるような仕事はそれができるのでしょうね。私のようなマスコミ関係、特に報道関係は、スケジュールなんて、あってないようなものです。いつ、どんなことが起きるのかはわからないですからね。 なにはともあれ、このお気に入りの嬢に会いにくるのは数か月ぶりだったので、“再会”を楽しむことにした。ただ相変わらず、人気のようで、入店時間を独占することができない。指名がかぶっているために、他の客との時間の分け合いになる。 いつも思うことだが、この店は、客の付け回し(キャバクラ嬢がどの客の接客に回るのかを判断する店員)の判断が悪い。なかなかキャバ嬢が席に着かないこともあるのですが、この日も、指名嬢が他の客に席に向かってから10分間、どのキャバ嬢も私に接客しない。マイナス営業(客の数よりもキャバクラ嬢のほうが少ない状態)でもない。 なかなか来ないので、私はiPhoneアプリのゲームをしながら、「暇アピール」をしてみたが、それでも気がついてくれない。仕方がないので、飲み物を頼んで、そのときに来たボーイさんに指摘してみた。こういうボーイさんたちの振る舞いは、客を醒めさせますよね。忙しいのは分からないではないですが、何度も重なると、ボーイさんの仕事の質を疑ってしまいます。 ボーイさんと言えば、別の店でも、「質の悪さ」を疑ってしまうことがありました。知り合いのボーイがいる店に、久しぶりに行った時のことです。初めて料金扱いにしてくれたのですが、問題は、付け回しでした。 90分間いて、3人のキャバクラ嬢が接客をしてくれましたが、すべて新人だったのです。それも、会話がほとんどできないのです。いくら「育て好き」の私でも、3人連続で新人の接客は疲れてしまいます。キャバクラは癒しの場でもありますが、これででは私が「癒される」場ではなくなってしまいます。 せっかく、癒される嬢がいたとしても、これではお店へのイメージが悪くなります。店としても、リピーターを逃すので、マイナス効果ではないか? と思ってしまうほどです。うがった見方をすれば、「どうせ、その日のノルマをこなせばいいだけでしょ?」と思ってしまいます。 そう思わせたら、店の負けなのかもしれませんが、歌舞伎町なんて、「その日しか遊ばない客」はたくさんいます。「店に入れたもの勝ち」の面が強いのはたしかですが、そうした「マイナス効果」の付け回しをしていると、キャバクラの質の低下を招いてしまいます。よいキャバクラ嬢を育て、それを活かすためにも、付け回しの役割は重要です。<プロフィール>渋井哲也(しぶい てつや)フリーライター。ノンフィクション作家。栃木県生まれ。若者の生きづらさ(自殺、自傷、依存など)をテーマに取材するほか、ケータイ・ネット利用、教育、サブカルチャー、性、風俗、キャバクラなどに関心を持つ。近刊に「実録・闇サイト事件簿」(幻冬舎新書)や「解決!学校クレーム “理不尽”保護者の実態と対応実践」(河出書房新社)。他に、「明日、自殺しませんか 男女7人ネット心中」(幻冬舎文庫)、「ウェブ恋愛」(ちくま新書)、「学校裏サイト」(晋遊舎新書)など。【記事提供】キャフー http://www.kyahoo.jp/
-
-
その他 2010年12月30日 14時00分
サブカル新世代へ、「魔ゼルな規犬」のススメ
サブカルチャーの定義は様々だが、「サブカル」と聞くと、同じ言葉であってもその言葉の指す意味がずいぶん限定されて聞こえる。もう少し身近なもの、例えばオタク的なものであったり、メディアがとらえるものを本線として、それを少しマニアックにしたもの、歪ませたもの…。 TVやインターネット、紙媒体など大手のメディア番組・雑誌においては、表現規制が強くなっているので、メディアを通じて「サブカル」に触れる機会は少なくなった。でも、だからといって、「サブカル」がいま受難の時代を迎えているかというと、そうでもない。もともと、プロフェッショナルとアマチュアを隔てる壁があってないような世界。誰でも何かを発信しやすい今のネット時代はむしろ、「サブカル」的なものがこれまでに以上に世の中に溢れているともいえるのだ。SNSや大手掲示板、動画や写真、イラストに特化した投稿サイトなどでは、常に「サブカル」的なものが大量生産され、消費されている。 こんな時代の到来を早くから予見し、ネット上で独自のメディアを作り上げてしまった人がいる。それが「魔ゼルな規犬」(まぜるな・きけん)だ。 「魔ゼルな規犬」は、東京・大阪・名古屋を中心に活動するミュージシャンであり、パフォーマーだ。自作の前衛的な音楽をバックに、演説パフォーマンスなどを行う。彼の生み出すものが「サブカル」かどうかはさておき、「サブカル」好きのネットユーザーなどからは強い支持を集める。 活動の中心は前述の通り、インターネットだが、年に何度かインターネットを飛び出して、都市圏のライブハウスなどで企画を打つ。これがとにかく特異で人気だ。現代の「見世物小屋」的な、奇天烈なパフォーマーを集めたイベントをするのだ。 ネットでは、動画や写真など様々な情報を発信する。数年前からはインターネットラジオも始めて、週に一度、彼らしいなんとも摩訶不思議な放送を行うようになった。内容はオカルト的なもの、アキバ的なものなどいろいろな要素を散りばめたもので、参加者もミュージシャンからインディーズ映画関係者、お笑い、大学生などバラエティに富む。イベント、ラジオともに内容は見て、聴いてのお楽しみだが、昨今の「サブカル」の傾向とは、また世界観が違っていて面白い。 魔ゼルな規犬の生み出す独自のメディアがなんたるかは、ちょっとドギツイ世界でもあるのでここでは到底説明しにくいのだが、これから自身もと地下サブカル界隈への参入を狙うクリエーターがいれば、まずは彼のホームページの門を叩いてみるのも面白い。作品の奇抜性に加え、彼のしたたかなネット・メディア戦略に触れることができる。魔ゼルな規犬公式ホームページhttp://sitenn.finito-web.com/(写真家「東京人物画」名鹿祥史)http://www.geocities.jp/ondaatjebookers/
特集
-
岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
-
野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
-
-
豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
-
宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
-
元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分