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トレンド 2011年02月24日 15時00分
「国道・高速道路アイドルで、くまドルです! 山形みらい」第1回/全2回
国土交通省のイベントMCにも抜擢されるほどのディープな道路知識を持つアイドルタレント、山形みらい! 活断層やフォッサマグナを研究する大学からスカウトがかかるほどの地質学の実力を持ちながら、それらを断って国道・高速道路アイドルの道へ進みつつも、クマが好きなアイドル「くまドル」としての顔も持っている。 異なる2つの魅力を発揮する山形みらいにアイドルタレントになったキッカケや普段の活動を中心に話を聞いてみた。今回は人のカラダとクマの頭が魅力的なクマネージャー「クマリン」も同席している。 Q:くまドルになったキッカケは? 山形みらい(以下、みらい)「今でこそタレントですが、はじめはテディベアを作るテディベア・アーティストを目指していたんです。クマ好きだから家には100匹以上のクマがいて、1番大きいものは180センチ×180センチありますね。今は忙しくて出来ないんですけど、(岐阜の)木曽三川公園で紅茶の知識やマナーを教える先生をやっていました。この公園は国土交通省が管理しているのですが、イベントをやるにあたりMCを探しているという話があったので、そこからアイドルの仕事が始まりました」 Q:2011年1月11日にセカンドシングル『ついてるっ!ラッキー!ハッピー!元気っ!』がリリースされましたが、どんな曲ですか? みらい「ツキが回って元気になる曲です。みんなハッピーに生きて欲しい。今回、作詞作曲してくださった青葉美咲先生は心理カウンセラーでもあり、その言葉に『偶然は全て必然』というものがあります。運・ツキは自分でつかみ取るという想いが込められています」 クマネージャー、クマリン(以下、クマリン)「元気の無い人がポジティブになれます」 みらい「今日は頑張ろうという気持ちになりますね」 Q:普段はどんな活動を? みらい「MCやステージ活動、WEBテレビにWEBラジオ、そして道路取材です。ライブは月1回程度、名古屋、東京を中心に、オリジナル曲やアニソン、懐メロなどを歌っています。WEBテレビは『チョコレートみるくまてぃ♪』というタイトルで隔週金曜日の23:00から生放送しています。WEBラジオはハイウェイラジオをパロディにした『ハイウェイおやびん』というタイトルで、クマリンと放送しています。道路取材に関しましては、『国道に萌える』というタイトルの本を製作しています。これは自らの足で現地に赴き、フィールドワークに基づいて執筆しています」 Q:めずらしいものをお持ちだとか? みらい「はい、国道標識、通称おにぎりの実際に使用されていた廃却品です。実は年に1回、国道愛好家が集うオフ会が開催されるのですが、そこに国土交通省の道路局の方がいらっしゃって、国道8号の標識を持ってきていました。後日欲しい旨をつたえたら、なんと自宅まで持ってきていただけたんです!」 (資料によると、国道8号は京都から新潟を結ぶ国道で、日本海側の豪雪地帯でかつ、海岸沿いにあたるため、劣化するのが早いとのことだ。) Q:高速道路で流れるハイウェイラジオ(交通情報)がお好きだという話を聞きましたが? みらい「ハイウェイラジオを聴くと癒されます。 ナレーターさんが『さて』という言葉を何度も使うところが良いですね。女性のナレーションから途中で突然、男性のナレーションに変わるところも好きです」 クマリン「ハイウェイラジオが聴ける区間は中央分離帯に導線(電気を流す線のこと)が通っていて、放送が途切れるところは導線も途切れているのがポイントです」 NHK・BSの番組『熱中スタジアム』の企画、ハイウェイ・ドライブに出演した際、「人生の8割はハイウェイの上」と豪語するほどの高速道路マニアのタレント、ふかわりょうと道路話で盛り上がったとのことだ。 山形みらいは化粧道具をはじめ、名刺、手帳、ネタ帳、デジカメ、歌のリズム感を鍛えるメトロノームを常時、持ち歩く。ここまでは普通のアイドルの持ちモノだが、「国道・高速道路アイドル」として、道路取材で使用するGPSロガーを持っている。取材したルートをPC上で確認ができる優れものだ。また、ケータイ電話や鍵には「くまドル」のシンボルといえるクマのぬいぐるみストラップや道路標識(通称・おにぎり)ストラップ、キーホルダーをつけている。徹底的なフィールドワークだけではなく、道具に対する「こだわり」も他のアイドルとは一線を画している!(第2回へ続く)※山形みらい公式ブログ http://d.hatena.ne.jp/xxSweetiexx/※インタビュアー、文科系忍者記者ドラゴン・ジョー(山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou※取材アドバイザー、和佐田 真 http://t.co/DfKRq0D
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スポーツ 2011年02月24日 14時30分
元ヤクルト高津が独立リーグ入りした意義
一律13万円、遠征は民宿などで雑魚寝…。「野球を職業にする」ことは並大抵の苦労ではない。選手に『給料』が支払われるのは、シーズン中だけである。プロ野球界も同様だが、金額が違う。しかも、プロ野球界には給料に『プラスアルファー』があるので、生活苦を実感することはほとんどないはずだ。 独立リーグはハングリーである。専有グラウンドを持っていない。資金もない。道具も十分にあるとは言い切れない。持っているのは、本当に『情熱』だけかもしれない。 四国アイランドリーグ・愛媛(名称は当時)に、松坂大輔の弟・恭平が在籍していたころ、彼を取材したことがある。野球に対する情熱も語ってくれたが、練習日の昼食光景が衝撃的だった。コンビニのおにぎり2つ。他選手も似たようなものだった。自炊をしている夕食も「財布と相談しながら」と話していた。アスリートにとって、『食事』は身体を作るための必須事項なのだが…。 また、現埼玉西武ライオンズの宮地克彦・二軍コーチがBCリーグ・富山に在籍していたころだった。練習中の些細なことでもプロ野球との違いを感じることがあったそうだ。たとえば、フリー打撃の際、プロ球団ならば、外野に転がったボールは裏方の職員が拾い集めてくれる。独立リーグは自分たちで集めなければならない。打ち損じて折れたバットを涙目で見つめる選手もいた。プロ野球の世界が「いかに恵まれていたか」を実感したと言う。 去る1月27日、元東京ヤクルトスワローズの高津臣吾投手(42)がBCリーグ・アルビレックス新潟の入団会見に臨んだ。プロ野球史上最多となる286セーブ(日米通算313セーブ)、名球会入りも果たしたビッグネームの独立リーグ入りに驚いたファンも多かったはずだ。現在、BCリーグは1球団が抱えられる選手数を上限27人と定め、年俸総額3105万円までというサラリーキャップ制を敷いている。高津の推定年俸は200万円(6カ月間)である。高津自身、「現役を続けたい、そのためならアジア、米独立リーグ、欧州でも」と考えていたそうだ。 高津が新潟入りする前にも、プロ野球退団者が『再起』を期して、独立リーグ入りした例はたくさんあった。学校卒業後、高いレベルで野球を続けたいと思う学生も少なくない。 元プロ野球選手が監督、コーチを務めているからだろう。独立リーグの練習指導は細部に渡っており、時間も長い。まさに野球漬けだった。独立リーグは「野球を続けたい」と思う元プロ野球選手、学生球児の受け皿でもあり、「存在することに意義のある」と思っている。しかし、それだけではない。 アメリカの地方都市にはマイナーリーグのチームが点在している。地元市民はホームタウンのユニフォームを応援し、そこからメジャーにはばたいて行った選手を誇りに感じている。寂れた地方球場のスタンドに集まった老若男女が声援を送るのは、マイナー選手の頑張りを認めているからであり、ちょっとヘタクソな選手に親近感を覚えるのだろう。 『地域密着』では、Jリーグの後塵を拝したプロ野球12球団もその遅れを取り戻そうと必死だ。 アメリカ市民がマイナーリーグのチームを応援するように、日本の独立リーグは地域住民の「より身近な存在」として、NPBよりも深く地域に根付く可能性を秘めている。選手の成長を楽しむ野球−−。ビッグネーム・高津を得た独立リーグのこれからに期待したい。(一部継承略/スポーツライター・美山和也)
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トレンド 2011年02月24日 14時00分
新価格本は読書好きの新たなる楽しみ?
本は、再販売価格維持されているが、だいぶ前から、“自由価格本”などと呼ばれて売られる、非再販本、というジャンルの流通が行われている。 ここでは、その自由価格本(=非再販本)のうち面白そうなものをランダムに紹介してみよう。 亡くなった平岡正明氏の『アングラ機関説』、河出書房『骨は語る』、朝日新聞社『地球防衛家のヒトビト』、新人物往来社『日本将棋集成』、沖積舎『オフェリア殺し』…等々。これらは某新刊書店のラインナップのホンの一部だ。 棚にはまだまだ、いかにもありそうな明石書店の本から、講談社の昭和史に関するDVDブック、ケンブリッジ大学出版局の研究書まで、様々な本が並んでいた。 ネット情報によると、本は3か月売れないと出版社に返品、年間一億冊くらい廃棄されている、ということなので、新しい流通価格の古書(でも新品)がこのように新刊書店に並んでいたりすると、読書好きならずとも惹かれるものがある。 埋もれたる銘品を一冊いかが。
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トレンド 2011年02月24日 13時30分
文科系忍者記者ドラゴンの道 「テキーラ飲んで萌えた森メンズ! KORPIKLAANI(コルピクラーニ)が新作をリリース」
フォークメタルを奏でるフィンランドのリアルな森メンズ、KORPIKLAANI(コルピクラーニ)が新作、『コルピの神様』を2011年3月23日にリリースする。熱狂的なファンの間では早くもアルバム収録曲『Tequila』のPVが話題になり、洗練されたパフォーマンスの評価が高い。 今回、リリースされる新作では、コルピクラーニのファンにお馴染みとなった「シュールな邦題」も健在である。 代表的なタイトルをいくつか上げると、『テキーラ飲んで萌え!(原題、Tequila)』、『酔いどれ頭(原題、Paat Pois Tai Hirteen)』、『野生肉のドン(原題、Korvesta Liha)』、『樽麦(原題、Tuoppi Oltta)』などがある。 以前、リリースしたアルバムの中でお酒を冠したタイトルの曲、『ウォッカ』を発表しているが、新作では『樽麦』と『テキーラ』を取り上げている。フィンランドのバンドが『テキーラ』とタイトルをつけたのは南米のファンに捧げているとのことだ。 どこか懐かしい民謡のメロディとメタル音楽を組み合わせたフォークメタルは世界のトップクラスであり、新作『コルピの神様』でも高いクオリティの楽曲が揃っている。 アルバムの最後を飾るボーナストラックには、レミー・キルミスターが率いるモーター・ヘッドの永遠の名曲、『Iron Fist(アイアンフィスト)』を森のカラーに染め上げ、コルピクラーニらしいカバーに仕上がっている。 個性的で荒々しいボーカルを響かせるフロントマン、ヨンネによると「フィンランド語のアルバムタイトル『Ukon Wacka』は古代、神々へ生贄を捧げるための宴会を表した言葉で、この宴会では特別なビールが用意され飲まれたと伝えられている。タイトルからも古代の雰囲気や民族音楽のフィーリングが伝わるし、歌詞も全てフィンランド語だ」と語っている。KORPIKLAANI「コルピの神様」(原題、UKON WACKA)2011年3月23日リリース※Photo by HARRI HINKKA※発売元:キングレコードhttp://www.kingrecords.co.jp/※取材協力:ぶどう 忍※記事:文科系忍者記者ドラゴン・ジョー(山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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その他 2011年02月24日 13時00分
【雅道のサブカル見聞録】アイドルマスター2がいよいよ発売だが…
2月24日、遂に『アイドルマスター2』発売された。本作は、バンダイナムコゲームスが2007年1月25日に発売したXbox360用アイドル育成シミュレーションソフトの第二弾。前作はネット通信を通して新規の衣装などを購入するシステムを採用し、Xbox Liveのマーケットプレースのダウンロードコンテンツの売り上げでは、日本のみの発売にも関わらず一時は世界第三位にランクインされるなど、Xbox360用の育成シミレーションゲームでは最も成功した作品である。その後継作とあっては期待感も高まる気がするが、ファンの間では必ずしもそうではないらしい。 人気作の続編にはよくある問題だが、大規模な路線変更がファンに不満感を与えている。前作での主要キャラの一部をプレイヤーの育成キャラではなくライバルのアイドルグループとして登場させ、男性ユニット「Jupiter(ジュピター)」を追加するなどの新要素が主な変更点だが、特にファンの間では一部キャラクターのプ育成不可が問題のようである。 育成シミレーションというゲームジャンルはゲームシステム以上にキャラ人気も重要だ。前作は発売後のプレイ動画などがYouTubeなどにアップされ人気に火をつけた。それも個性豊かなキャラクターが見た人の目を引いたからだ。その一部が自分でプロデュース出来ないとなれば、ファンにとっては大きな問題だ。キャラ売りに特化してヒットしたシミレーションゲームシリーズでは、ファンを意識して二作目は追加キャラのみで、従来キャラはそのままのケースが多い。前例からするとありえない大幅な変更が良い方向に向かうかは、ゲーム本編の内容と、前作で好評だったネット購入での追加要素次第だろう。 『アイドルマスター』シリーズはゲーム本体の売り上げ以外にも本編での楽曲CDの売り上げ、フィギュア、プラモデル、アニメなどでのキャラの版権収入など、多くの付加価値が期待される、バンダイナムコゲームスの中でもかなり有力なコンテンツ。続編でコケるようなことがあるとコンテンツ全体の消滅危機でもある。発売前に植えつけたファンへの不安を今後どう払拭するか、見ものだ。(斎藤雅道)
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トレンド 2011年02月24日 12時30分
『江〜姫たちの戦国〜』第7回、出しゃばる江は新たなヒロイン像
NHK大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』の第7回「母の再婚」が、2月20日に放送された。相変わらず江(上野樹里)は歴史上の事件に出しゃばっているが、そこに近年とは異なる大河ドラマのヒロインになる可能性がある。 今回は清州会議が行われ、市(鈴木保奈美)は織田家筆頭家老・柴田勝家(大地康雄)へ嫁ぐことを決意する。今回も江は清州会議を盗み聞きするなど歴史的事件に介入する。三法師擁立という奇策を使った羽柴秀吉(岸谷五朗)に勝家までもが沈黙させられる中で、江は何故、秀吉が織田家の跡目を決めるのかと問い詰める。 主人公を歴史上の事件に関係させることは大河ドラマの常套手段である。大河ファンの評価が高い『風林火山』でも桶狭間の合戦が山本勘助の謀略になっている。しかし、江ほど物語の序盤で歴史的事件に介入した主人公は過去の作品では考えられない。 最近の大河ドラマは女性を主人公とした女性目線の作品が目立つ。『利家とまつ〜加賀百万石物語〜』や『功名が辻』、『篤姫』である。これらの作品の主人公は歴史の表舞台からは一歩下がった人物であり、だからこそ歴史事件を追うよりもホームドラマ風の演出が強調された。 逆に悪女と名高い日野富子を主人公とした『花の乱』のように歴史を動かす女性のドラマは支持されない。『花の乱』は足利義政を演じた市川海老蔵のテレビドラマ出世作となるなど役者の評判は良かったが、視聴率では苦戦した。その意味では伝統的な大河ファンは女性に媚びていると不満を抱くが、まだまだ大河ドラマは男尊女卑である。 『江』も主婦ホームドラマ路線の延長線上と予想された。『篤姫』と同じ田渕久美子の脚本であり、公式ウェブサイトには「企画意図」として以下の文章が掲載されている。 「生まれ故郷である近江の雄大な琵琶湖のように、いかなる人生の変転に対しても穏やかさを決して失うことなく、すべての数奇な運命を豊かな心で受け入れていった」 しかし、これまでの放送では、江が受け入れるだけの存在には見えない。結果的に運命を受け入れることになるとしても、簡単に諦めずにジタバタあがきそうである。決して穏やかさを失わない女性には見えない。むしろ、織田信長の魂を受け継いだ女傑に見える。視聴者の受け入れやすいホームドラマ風の装いを示しつつ、歴史に介入する女性を描く『江』は一歩進んだヒロイン像を提示する可能性がある。(林田力)
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芸能 2011年02月24日 12時00分
沢尻エリカ、映画復帰作であのらつ腕プロデューサーとタッグ結成か?
夫でハイパーメディアクリエイターの高城剛氏と離婚協議中の女優・沢尻エリカ。スペインの怪しげな大麻インストラクターとの交際説も浮上するなどスキャンダルにまみれているが、ここに来て、本格的な仕事復帰の話も聞こえてきた。 05年に公開された映画「パッチギ!!」の好演で新人賞を総なめにし、その高い演技力が注目されたが、いまだ日本での事務所が決まっていないこともあり、しばらく演技から遠ざかっている。 「そもそも沢尻は07年9月に公開された主演映画『クローズド・ノート』での舞台あいさつで『別に…』と発言し仕事を干され、その後、事務所との契約も解除された。ドラマ出演は同年4月に放送された主演の『1リットルの涙 特別編〜追憶〜』にさかのぼる。まあ、最近の愛想が良すぎるマスコミへの対応を見ているとしっかり“演技”しているような気もしないでもない」(スポーツ紙記者) ところが、そんな沢尻に昨年末、かつては“日本映画界の寵児”とも呼ばれたあのらつ腕プロデューサーから映画出演のオファーが届いたというのだ。 「元松竹の映画プロデューサー・奥山和由氏が関係者を通じて沢尻に映画出演をオファーした。原作は直木賞作家の船戸与一氏原作のハードボイルド小説『海燕ホテル・ブルー』で、昨年、寺島しのぶがベルリン映画祭で最優秀女優賞を受賞した『キャタピラー』の若松孝二監督の作品。沢尻には主人公の人生を狂わせるヒロインの女性役でオファーしていて、若松監督自ら沢尻に手紙を書いたようだ」(映画会社関係者) 現実でも、沢尻と結婚したおかげでなんとなく高城氏の人生が狂っているような感じで、“役作り”の必要はなさそうだが…。 「2月にクランクインで、ヒロインのシーンの撮影は夏ごろになりそうだが、沢尻サイドからは何の返答もないようだが、離婚騒動でそれどころではないだろう。奥山氏や若松監督以下、百戦錬磨のスタッフは“問題児”の女優の扱いにも慣れているので、沢尻でもまったく問題なく扱えるだろう」(同) 松竹時代は北野武監督のデビュー作「その男、凶暴につき」(89年公開)の製作・原案を担当するなど、神がかり的にヒット作・話題作を連発していた奥山氏は98年に当時同社の社長だった父親とともにクーデターで松竹を追われ製作会社を設立したが、いまだに大ヒット作には恵まれておらず、“話題作り”との声もある。 「奥山氏は断られるのを前提で、その時々で“旬”の女優に片っ端からオファーする。沢尻は現在、個人事務所なのでオファーしやすいが、契約交渉の進んでいるエイベックス入りすれば間違いなく奥山氏のオファーは受けてくれないだろう。奥山氏にとってはエイベックス入りしないほうが都合がいい」(映画担当記者) 沢尻と奥山氏という問題児ながらも才能がある似た者同士のタッグは話題になりそうなだけに、沢尻にはぜひオファーを受けて映画復帰を果たして欲しいものだ。
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トレンド 2011年02月24日 11時00分
マンガとの新しい出会い方を提案、「フキダシコミックス」
マンガが多すぎる、そう思ったことがある人はいないだろうか。マンガは海外でも広く読まれ、年間で発行されるタイトル数は増加している。いっぽうで、人々の価値観の多様化や興味対象の細分化を受け、以前のような国民的ヒット作品が生まれにくくなっているという。また、ネットの洪水の中でほんとうに必要な情報にたどり着けるのかを疑問視する声もあがっている。 そんな社会潮流のなか、マンガとの新しい出会い方を模索する「マンガナイト」というユニットがある。マンガナイト代表の山内康裕さん(31)は、マンガナイトを立ち上げたきっかけを、「大人が、カジュアルにマンガに出会えて、マンガの話ができる場所があればいいなと思いました」と語る。これまでに、マンガを介したコミュニケーションイベントやワークショップを開催している。 そして、活動を開始して2年目になるマンガナイトが、マンガとの新しい出会い方の提案として、「フキダシコミックス」プロジェクトを、本と人との出会いをコーディネートするユニット「ブックピックオーケストラ」とコラボレーションして立ち上げた。マンガの古書を丸々、ブックカバーで包んでしまうというものだが、中身が見えない代わりに、カバーには推薦者が選んだ印象的なフキダシ文言が記載される。フキダシとは、人物の心情や事物の概要らを端的に表現するマンガ特有の技法。「フキダシコミックス」は、2月から、都内にある漫画喫茶「神保町漫楽園」(千代田区)とカフェ&バー「Le Cafe RETRO」(新宿区)で販売を開始している。「神保町漫楽園」では、土日を中心に、好評を得ているという。 また、2月20日、「フキダシコミックス発売記念レセプションパーティ」が「神保町漫楽園」で開かれた。トークセッションとパーティが行われた。 トークセッションでは、山内さんとともに、ブックピックオーケストラの川上洋平さん(30)、アーティストや表現活動を法律の視点から支援する法律家NPO「Arts and Law」の永井幸輔さん(30)、モデレーターとして、東京大学大学院学際情報学府博士課程に在籍する阿部純さん(28)が壇上にあがり、「フキダシコミックス」プロジェクトの趣旨と概要を語った。 マンガ古書を包む「フキダシコミックス」は、すでにブックピックオーケストラにて実施されている「文庫本葉書」のアイデアをマンガに適用したもの。「文庫本葉書」ではカバーに郵便番号や宛名を記載する項目があり、購入した古書を読むほか、切手を貼って投函することもできる。トークセッションで、その「文庫本葉書」を扱う川上さんは、「それが誰かに読まれて勧められた本であるということは、とても価値がある事だと思う。本もマンガも広めていきたい」と抱負を語った。 また、弁護士である永井さんからは、コミックマーケットなどの事例を引き合いに、マンガという著作物の特殊性と可能性が説明され、研究者の阿部さんからは、本やマンガが現実世界でのコミュニケーション・ツールとして用いられることの面白さや、それを可能にする場所という観点から、マンガナイトや文庫本葉書はじめフキダシコミックスの展望が述べられた。 トークセッション終了後、パーティータイムとなった。参加者が持ち寄ったマンガが特製カバーに包まれ交換されるなど賑わいを見せた。(竹内みちまろ)
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スポーツ 2011年02月24日 09時00分
野球バカコラム・「MLB、投手4本柱最強列伝」
筆者がMLBの話題をする時、アメリカンリーグ(以下「ア・リーグ」)の話題しかしてないような気がしたので、ちょっとだけナショナルリーグ(以下「ナ・リーグ」)の話題を。 ナ・リーグで、どうしても注目してしまうのは、やはりフィラデルフィア・フィリーズの先発4本柱であろう。ロイ・ハラディ、ロイ・オズワルト、コール・ハメルズ、そして筆者が別記事で書いたように、ヤンキースが獲得に失敗したクリフ・リー(前・レンジャーズ)。ただクリフ・リーは一昨年の09年のシーズン終盤にもフィリーズに在籍していたので、一応フィリーズに帰ってきた形となる。そこにハラディとオズワルトも加わった今、これほどまでに強力な先発陣を4人も抱えたチームなど、他には皆無であろう。 昨年はジャイアンツにリーグチャンピオンシップシリーズでまさかの敗戦を喫し、ナ・リーグ3連覇の夢が絶たれたフィリーズだが、今年は再びナ・リーグ優勝候補の最右翼となり、ワールドチャンピオンに輝いてもまったくおかしくない顔ぶれになったと思われる。 野球、特にプロ野球は、試合を制するのに一番重要なのは投手というのは日米問わず言われるが、その中でもやはり大事なのは、いかに先発投手が最小失点で切り抜けるかだということであろう。中継ぎ、抑えも重要だが、当然、先発投手が失点を食い止め、自チームがリードを奪ってる状態でないと、セットアッパーやクローザーに繋ぐこともできない。 そんなエース級の活躍をする先発投手が同時に3人揃うことは、そこまで珍しいことではない。筆者が好きな巨人も90年代には、槙原、斎藤、桑田といった3本柱が活躍していた。だが今回のフィリーズのように、それが4人、4本柱となると日米ともに滅多になかったのではないだろうか? 今回はMLBにおいて、そんな数少ないエース級の投手が同時に4人在籍してた球団のことを書いていきたいと思う。調べながら改めて思ったのは、やはりエースが4人も揃うと本当に強くなるということ。これから紹介する球団はすべて、最低でも地区優勝を果たし、中にはそのままワールドチャンピオンにも輝いている。 まず1971年のボルティモア・オリオールズである。なんと驚くことに、この年のオリオールズは20勝投手が4人も誕生したのである。ジム・パーマー、デーブ・マクナリー、パット・ドブソン、マイク・クエイヤーの4人。現在は20勝投手がチームから1人出るだけでもすごいのに、それが一気に4人も出たのだから、今ではほとんど考えられないであろう。 当然のようにア・リーグ優勝。ワールドシリーズで惜しくもピッツバーグ・パイレーツに敗れてしまったが、オフの日米野球で、この20勝投手4人が揃って来日したのである! この頃は日本では巨人のV9の真っ最中だったし、当然、長嶋茂雄と王貞治のONコンビの現役時代である。つくづく羨ましい時代だったんだなあ…。 続いては1986年のニューヨーク・メッツ。ちなみに監督を務めていたのは、巨人で初の現役メジャーリーガー助っ人として在籍したデーブ・ジョンソンである。さらにいうと前述の1971年のオリオールズに野手として在籍していたのである! 現役、監督時代を通して、やたら4本柱に縁のある人物であった。 そんな86年メッツの4本柱はボブ・オヒーダ、ロン・ダーリング、ドワイト・グッデン、シド・フェルナンデスの4人。20勝投手こそいなかったが、この年メッツは17年ぶりのワールドチャンピオンに輝いている。その立役者が、この4人であるのは間違いないであろう。 90年代を通した長きに渡って強力投手陣を誇ったのはアトランタ・ブレーブスだが、その中でも特に4本柱の投手の活躍が目立った年が91年と97年である。91年がトム・グラビン、スティーブ・エイバリー、チャーリー・リーブラント、ジョン・スモルツの4人。グラビンが20勝を達成している。97年は、上記の4人のうち、エイバリーとリーブラントに代わって、デニー・ネイグルとグレッグ・マダックスが加わっている。 そのネイグルが20勝を達成。97年は地区優勝止まりだったが、91年の方にはワールドシリーズまで進出している(ツインズに敗れて世界一は阻まれる)。ちなみに、いずれの年も監督を務めたのは昨年限りで勇退した、あの大監督、ボビー・コックスであった。 21世紀を迎えた最近では、目立った4本柱を抱えるチームは現れていないが、強いて言えば05年のシカゴ・ホワイトソックスである。マーク・バーリー、ジョン・ガーランド、ホゼ・コントレラス、フレディ・ガルシアの4人である。20勝投手はいないが4人とも200イニング登板を達成して、ホワイトソックスはワールドチャンピオンに輝いているのは特筆に価する。ちなみに、この年は井口資仁(現・ロッテ)も在籍していた。 このように、4人ものエース投手が在籍することは滅多にないものの、たまにそうなると、当然のように圧倒的な強さを発揮するのがお分かりいただけると思う。…というより、20勝近くする投手が4人も出てくれば、結果的にペナントレースは優勝できるとも言えるのかもしれないが…。 今年のフィリーズの4人も、まだ始まってみないことには、どんな結果を残すかは分からないが、ぜひとも今年のフィリーズも4本柱のエースが活躍をして、記録にも記憶にも残るシーズンにしてほしいと期待している。(野球狂のアキバ系・伊藤博樹「去年までナ・リーグではメッツかドジャースのファンだったけど、高橋尚成投手が移籍してトーリ監督が勇退した今、今年から本当にフィリーズファンになろうかなあ…w」 山口敏太郎事務所)
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トレンド 2011年02月24日 08時00分
注目の芸能人をウォッチせよ! 「オリコン芸能人事典」
芸能ニュースファン必見のアプリがオリコンから登場! 「オリコン芸能人事典」(http://itunes.apple.com/jp/app/id418514754)は話題の芸能人がひと目でわかるニュース系アプリだ。 アプリのトップには、24人の芸能人の顔が並ぶ。その顔をタップするとプロフィールページに進み、ニュースやプロフィール、ライブやドラマ出演といった情報が閲覧でいるのだ。24人の「注目の人」は1時間ごとに更新されるから、時々刻々と変化していく芸能ニュースが手に取るようにわかるのである。 直近の「注目の人」を見ていると、ほとんどがAKB48関連で占められている。AKBの注目度ってスゴい!(谷りんご)
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GI秋華賞追い切り速報 春の実績馬を脅かす不気味な存在 究極の上がり馬 サンドリオン絶好
2006年10月11日 15時00分
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大みそか参戦ほぼ決定 芸能人対決 金子賢vs押尾学
2006年10月10日 15時00分
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GII毎日王冠 テレグノシス花道V
2006年10月07日 15時00分
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アイルランドT キンシャサノキセキ断然
2006年10月06日 15時00分
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