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スポーツ 2011年11月12日 17時59分
2011年『12球団ペナントレース総括』 エースのお値段! 千葉ロッテ編
成瀬善久(26)、26試合登板、10勝12敗。防御率3・27。2011年シーズンの推定年俸は1億3000万円−−。 前年の勝ち星は13勝で、チーム最多。防御率は3・31だった。契約更改で1億円から「3000万円プラス」を勝ち取って、今季に臨んだ。勝ち星が3つ減ったのは大きなマイナス材料だが、1年間、ローテーションを守り抜いた。よって、今オフの契約更改は『現状維持』になるのではないだろうか。一般論として、球団は『彗星のごとく現れた20勝投手』よりも、『たとえ10勝10敗でも、4年、5年とローテーションを守り抜いた投手』の方が評価される。単年の好成績よりも『実績』…。その是非はともかく、これが日本式の査定である。 プロ野球解説者の1人は悲観的な見方をしていた。 「昨年はクライマックスシリーズ(以下=CS)、日本シリーズでの好投が評価されての『プラス査定』でした。今回は厳しくチェックされるでしょう。チームは最下位に沈み、フロントはチーム総年俸を落とす大義名分を得たようなものです」 昨年12月15日の契約更改後の会見で、成瀬自身も『3000万円のプラス査定』に驚いており、「貯金が2個しかない(13勝11敗)。内容的にも、打たれて早い回に降板した試合がけっこうあった」と、反省の弁ばかり述べていた。それでも、球団が『プラス査定』を提示した理由は、主に2つ。CSでの好投、そして「エースとしての期待」である。 だが、今季はその期待に応えられなかった試合もいくつか見られた。 6月24日の対オリックス戦、成瀬は今季と最短となる5回で降板(同時点)。09年から続いていた対オリックス戦の連勝も「10」でストップした。こういう連勝記録はいずれ止まる。本拠地・QVCマリンでの試合ではあったが、この日は『風速10メートル強』の強風にさらされ、成瀬の生命線であるスライダーが決まらず、ストレートを狙い撃ちされた。また、成瀬の弱点といえば、『被本塁打の多さ』。08年=12本、09年=14本、10年=29本。11年の被本塁打は最終的に「15本」だが、4点を献上した5回表は後藤に2ランを浴びており、一気に敗戦ムードが漂っている。『弱点』を印象づける登板は、明らかに査定のマイナス材料だ。 対戦チーム別の成績を見直してみると、今季は首位・ソフトバンク戦に4試合登板し、2勝2敗。2位・日本ハム戦が3勝1敗(5試合)、3位・西武戦が2勝2敗(6試合)、4位・オリックス戦が1勝1敗(2試合)、5位・楽天戦0勝3敗(4試合)。強力打線のソフトバンク、日本ハムに5割強の勝率を見せたのはさすがだが、下位チームに苦戦させられた。交流戦でも、最下位・横浜に0勝2敗(2試合)と負け越している。エースを登板させて下位チームに負けるのは、痛い…。千葉ロッテが最後まで浮上のきっかけを掴めなかったのは、成瀬の不振も大きい。 成瀬の今季1勝目は4月19日の対西武戦。横浜高校時代の後輩でもある涌井との投げ合いを征したが(完封)、試合後、こう語っていた。 「昼過ぎにはあまり投げたことがなかった。いい勉強になった」 エースは3連戦の初戦を託される。火曜日か、金曜日だ。つまり、大半が『ナイター』となる。しかし、今年は震災の影響でデーゲームに変更された試合も多く、同日も『平日のゲーデーム』だった。QVCマリンは風の強い球場でもある。当日は突風も激しかったが、どうも、昼間と夜間とでは風の吹く方向や質感が異なるという。中盤戦以降は連戦に次ぐ連戦…。今季は統一球による打撃陣の不振ばかりがクローズアップされたが、成瀬以外にも変則日程に苦しんだ投手がいたのではないだろうか。 10勝目を挙げたのは、8月30日。9月以降、1勝も挙げていないのだ。 7月8日、ソフトバンク打線から完封勝利(6勝目)を奪ったとき、緩急とバツグンのコントロールが光った。これに対し、10勝目の日本ハム戦は139球中74球がストレートだった。力で押したのではなく、相手打者の裏をかき、コーナーギリギリのところでストライクカウントを稼いだのだ。『技巧派』という点では同じだが、7月8日のソフトバンク戦のウイニングショットはスライダー、カーブで、8月30日はストレートだった。相手打線に応じ、決め球を変える適応能力の高さは一流だ。「負け数が多い」と切り捨てられるか、それとも、「味方打線の援護に恵まれなかった」と判断されるか…。成瀬は契約更改の席で厳しい言葉をぶつけられるかもしれない。(スポーツライター・飯山満)
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レジャー 2011年11月12日 17時00分
京王杯2歳ステークス レオアクティブ直線伸び嬉しい初重賞制覇
競馬の「京王杯2歳ステークス」(GII・芝1400メートル、12日東京・14頭)は、後方から2番手で脚を溜めていた単勝5番人気のレオアクティブ(横山 典宏騎手)が直線の坂を上がってから矢のような伸び脚を発揮、サドンストーム(勝浦 正樹騎手)を1馬身1/4差捉えて圧勝。嬉しい初重賞制覇を達成した。1分22秒1。3着オリービン(小牧 太騎手)。 スタートで出負けした、単勝1番人気のモンストール(柴田 善臣騎手)は直線伸びを欠き、4着と期待を裏切った。 レオアクティブは父アドマイヤムーン、母レオソレイユの牡2歳馬。戦績は6戦2勝。主な勝ち鞍=重賞初勝利。横山典騎手は2勝目。杉浦 宏昭調教師は初勝利。「配当」☆単勝(7)1、540円☆複勝(7)420円(3)1、040円(4)390円☆ワイド(3)(7)3、000円(4)(7)1、160円(3)(4)2、740円☆枠連(3)(5)2、520円☆馬連(3)(7)1万1、270円☆馬単(7)(3)2万7、540円☆3連複(3)(4)(7)2万3、330円☆3連単(7)(3)(4)18万5、220円*レース結果については、必ずJRA公式発表でご確認ください。
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スポーツ 2011年11月12日 15時00分
日本シリーズが吹っ飛んだ! TPOわきまえなかった巨人・清武代表
11月11日、巨人・清武英利球団代表兼GM(61)が、コーチ人事などを始めとした渡辺恒雄球団会長の独裁体制を告発した。ところが、当初、一蓮托生かと思われた桃井恒和オーナー兼社長(64)が、清武代表に反論したものだから、巨人のお家騒動は混迷へと向かうことになった。 もともと、渡辺会長のワンマンぶりは有名で、それを告発した清武代表の勇気は買うが、野球界全体としては、大きな迷惑を被ることになってしまった。この日は12日開幕の日本シリーズ(中日対福岡ソフトバンク)の前日で、例年通り、中日・落合博満監督(57)とソフトバンク・秋山幸二監督(49)が出席して監督会議、会見が開かれたのだ。年間最大のビッグイベントが開幕する前日に、過激な会見をやった清武代表の行為は、日本シリーズに冷や水を浴びせるような形となった。 野球界では日本シリーズ開催中は、できるだけ静観して、話題がシリーズに集中するように配慮するのが慣例となっている。それもあって、FA有資格者からの行使申請受付も、シリーズ終了の翌日からと定められているのだ。本来なら、「さあ、明日から日本シリーズ」といった調子で、野球界全体が盛り上げなければいけない日に、前代未聞の会見を開いた清武代表の行為はいかがなものか。 清武代表にも言い分はあるだろう。ヘッドコーチ残留が内定していながら、渡辺会長から2軍降格を指示された岡崎郁コーチが、契約を交わす予定になっていたのが、この日だったからという事情は分からぬではない。「日本シリーズ開催中よりマシ」との判断だったのかもしれない。しかし、清武代表が会見を日本シリーズ前日にぶつけたことで、テレビの報道番組では、この話題で持ちきり。翌日の新聞でも、シリーズの話題は隅に追いやられてしまった。 この先、メディアは清武代表、渡辺会長を追いかけて、シリーズの報道に割かれる時間、スペースが減ってしまうのは明白。地味なカードの日本シリーズより、巨人の内紛を取り上げた方が話題性があるのだから、メディアとしては当然のことで、試合のテレビ視聴率にも響きかねないのだ。 日本シリーズを吹っ飛ばしてしまった清武代表。野球界にかかわる者として、TPOをわきまえなかった彼の責任は軽くはないのではなかろうか。(落合一郎)
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スポーツ 2011年11月12日 13時40分
王座返上したはずの前王者が“返上無効”を主張! 混迷極めるボクシングWBC世界バンタム級王座
11月6日、東京・国立代々木競技場第2体育館での王座決定戦で、クリスチャン・エスキベル(メキシコ)を破り、WBC世界バンタム級王座を奪取した山中慎介(29=帝拳)に思わぬ事態がふりかかった。WBCによって、王座返上とみなされた前王者のノニト・ドネア(28=フィリピン)がタイトル返上を否定したのだ。 そもそも、この試合は挑戦者決定戦として行われる予定だった。ところが、試合2日前に、WBCのマウリシオ・スレイマン事務局長が「ドネアは10月の防衛戦前から階級変更を公言していた」として王座返上を決め、急きょ、王座決定戦に格上げしたのだ。ドネアからは返上届が提出されていなかったが、「家庭の事情で多忙なため、連絡が取れていない」としていた。 ところが、当事者のドネアが自身のツイッターで、「私はまだ118ポンド(バンタム級)のタイトルは返上していない。WBCであれWBOであれ(ドネアは2団体王者)、タイトル返上は自分が決めること」と返上そのものを否定したのだ。 これに泡を食ったのがWBCと山中が所属する帝拳ジム。ドネアは10月の防衛戦で、WBCからの指名試合を義務付けられていたが、「これがバンタム級最後の試合だから」と主張し、指名試合を回避し、選択試合(挑戦者を選択できる試合)に変更した。もともと、ドネアが最後の指名試合を行ったのは、09年3月で、指名試合の期限である1年はとうに過ぎており、WBCは「返上の約束」を重んじたのだ。しかも、ドネア陣営は帝拳ジムと、1階級上のWBC世界スーパーバンタム級王者・西岡利晃との対戦交渉を進めており、帝拳側としても、キツネにつままれたような思いなのだ。 WBCのホセ・スライマン会長は「人気選手のわがまま」と不快感を示したが、山中としては冷静ではいられない状況となった。万が一、このままドネアが返上無効を主張し続ければ、事態はまさに混迷を極めることとなる。(落合一郎)
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レジャー 2011年11月11日 17時59分
京王杯2歳S(GII、東京芝1400メートル、12日)藤川京子のクロスカウンター予想!
東京11R、京王杯2歳Sは◎モンストールが重賞連勝を狙います。 目下2連勝中。前走の新潟2歳Sは、道中は中団を追走、リラックスした走りで脚を温存しました。4角は外を回り、直線で仕掛けられると瞬時に反応。エンジンが掛かると一気にトップスピードに乗り、快勝しました。2着馬が猛追してきましたが余裕で放し、危なげない勝ちっぷりで、勝ちタイム1分33秒8はタイレコード。 レースでは力むことなく余計な力を使わないし、緒戦で好位から競馬ができたようにスピードもあり、自在性豊か。前走使った上がりは32秒7と鋭く、瞬発力勝負になりやすい東京1400メートルは合いそう。新潟とコース形態も似ているし、マイル重賞で勝ち星を挙げているのも好感が持てます。この時期に完成度が高いのは強みですし、ここも突破して無傷の3連勝を飾ってくれそうです。(14)モンストール(5)ゲンテン(7)レオアクティブ(12)ダイワインスパイア(9)ロッソコルサ(4)オリービン(1)ナイスヘイロー馬単 (14)(5) (14)(7) (14)(12)3連単 (14)-(5)(7)(12)(9)(4)(1)-(5)(7)(12)(9)(4)(1)モンストール 1頭軸マルチ※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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スポーツ 2011年11月11日 16時56分
結局は内輪モメ? プロ野球・巨人軍 清武英利球団代表が渡邉恒雄氏を告発
プロ野球・読売巨人軍の清武英利球団代表兼ゼネラルマネージャーが11日、文部科学省内で記者会見を開き、読売新聞主筆で巨人会長の渡邉恒雄氏の言動を強く批判する声明を発表した。 清武代表によると、来季の巨人軍のヘッドコーチは岡崎郁氏と内定し、11日に契約書を交わす予定で、渡邉会長もこのことを了承していたものの、今月4日の夜に「報告なしに勝手にコーチの人事をいじくるというのは、そんなことありうるのかね」と記者団へ発言。9日には、ヘッドコーチの人事について、岡崎氏を更迭させる人事を決定。後任に野球解説者の江川卓氏と交渉していることも告げられたという。清武代表は会見で、「会社の内部統制やコンプライアンスを破ることはあってはならない」と厳しく批判。「プロ野球を私物化するような行為を許すことはできません」と語った。 しかし、「コンプライアンス上の重大な件」での会見があるということで集まった報道陣からは、「結局、清武代表と渡邉会長の巨人軍内部での内輪モメ?」「これでまた、江川さんが悪者になるじゃないの?」との声もチラホラ。憤慨する清武代表との間に温度差があった。
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芸能 2011年11月11日 15時30分
妻夫木演じる「のび太」がCMで大反響! 『ドラえもん』の実写化計画は1972年からはじまっていた?
国民的漫画『ドラえもん』がテレビCMで実写化され話題を呼んでいる。 このCMは20年後のドラえもんの世界を描いており、野比のび太役を妻夫木聡、ジャイアン役を小川直也が務めている。イケメン俳優として一定の地位を築いた妻夫木だけに、のび太役は似合わないのでは? と不安視されていたが、ネットでは意外にも好評なようで「早く次回作が見たい!」という声もあがっている。 さて、こうなってくると主人公である「ドラえもん」がどうやって実写化されるのか気になっている人も多いことだろう。かつてドラえもんはCGキャラクターとして『徹子の部屋』に登場していた過去はあるものの、実写の人物として出演するとなればこれは史上初である。 ただ、実は『ドラえもん』にはアニメになる数年前、なんと本当に実写ドラマにする企画があったという。 この企画を立ち上げたのは株式会社ピー・プロダクション。『マグマ大使』『スペクトルマン』などの実写ヒーローものを多数製作してきた特撮映像プロ。実写『ドラえもん』の企画が立ち上がったのは1972年。ドラえもんの映像企画としては一番早かったと思われ、持ち込まれたのはテレビ朝日では無くフジテレビだった。 今、考えるとなかなかのトンデモ企画に聞こえるが、原作者である藤子不二雄の両人は異様にノリノリだったようで実際に着ぐるみの雛型も製作されていたという。残念ながら、この企画は日の目を見る事が無かったが、企画書はいまだに現存しておりファンの間では伝説のエピソードとして語り継がれている。 考えてみれば、60〜70年代は子供向け特撮ドラマの全盛。『丸出だめ夫』や『鉄人28号』など様々な漫画が実写化されてきた。これは藤子不二雄作品も同様で香取慎吾が演じる30年以上前、『忍者ハットリくん』が実写されていた。ちなみこの『実写ハットリくん』は大人の俳優がそのままハットリの面を被ったかなりインパクトのある作品で、当時見ていた子供達に大きなトラウマを植え付けた。 昔から「子供漫画の実写化は当たらない」と映像業界でも言われていたが、近年では『妖怪人間べム』のドラマが着ぐるみやキャストのハマり具合で評価を得ており、やや傾向が変わってきたようだ。 「実写ドラえもんCM」の登場も漫画の実写化に自信がついた力の誇示なのかもしれない。(安永由美彦)
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トレンド 2011年11月11日 15時30分
何かと似ている!? ユージとJOYの見分け方
何かと似ていることで話題の、ユージとJOY。共にハーフであり、モデル兼タレントとして活躍する彼らは、容姿もキャラクターも非常に似ている。そのため、共演回数の少ない人には間違えられてしまうこともままあるのだとか。実際、ユージと別番組にて共演した人物がJOYと初共演した際に「以前、○○で共演したときはお世話になりました」と挨拶をしてしまった、と言うケースも。先日、11月1日に放送された『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系列)の企画「有吉被害者の会」でも並んで出演、ともに有吉に「でくのぼう」と斬られていた。 似ているのはあくまでテレビでのキャラであって、本当は性格は正反対と言えるぐらいに違うらしいが、モデル時代から親交もあって仲は良いとのこと。過去にはJOYが肺結核で休養した際は彼がレギュラー出演していた番組にユージが代役として出演したこともあり、ユージも先日のイベントでJOYのことを「ライバルというか戦友」と称していた。 それにしても、あまりに似ているこの二人。そんな彼らの見分け方がようやく見つかった!? 11月9日、番組のロケで共演することとなったため、JOYが「ブラザーとロケ〜♪」と称し、ユージと共に変顔をしている写真画像をTwitterにてアップした。その後、絵の描き比べをしたようで、ホワイトボードに同じお題に沿って描いた絵を披露。お題はアンパンマン、ドラゴンボールの悟空、クレヨンしんちゃんの3つだったのだが、果たしてその結果は…? ユージ自身はもともと絵が描くのが好きで、今までにもブログやTwitter上で自身の描いた絵を公表している。かなり特徴を掴んでいて細かいシンプソンズの絵や、独特な画風のオリジナルの絵など、意外な才能を発揮していた。 今回のJOYとの描き比べでも、各キャラの特徴を捉えた絵を披露していたが、変わってJOYは実に個性的な仕上がり。ユージの絵との余りの差に、フォロワーが「本気で描いてる? 狙ってる?」と質問した所、「ブログ見てくれてる人は知ってると思いますが、オレは狙わなくても何書いてもこの顔になっちゃうんです、ハィ。笑」と返答。どうやら絵の腕前は本当のようだ。 今までも似すぎていると話題になっていた2人、これでいくらかの見分けが付くのかも? ただし、紙とペンが2人の手元にあればの話だが。参考アンパンマンhttp://t.co/FqyNOQktドラゴンボールの悟空http://t.co/NGBD4sMvクレヨンしんちゃんhttp://t.co/ya4haF0h
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レジャー 2011年11月11日 15時30分
橋本千春の勝馬ピックアップ!(11/12)京王杯2歳S 他4鞍
☆東京11R「京王杯2歳ステークス」(芝1400メートル) 新馬戦を圧勝(0秒6差)、返す刀で新潟2歳Sを優勝したモンストールが完成度の高さに加えて、(実績+実力の)総合力でライバルを一歩リードしている。 脚質も自在性に富み、どんなレースにも対応可能なだけに、信頼度は高い。秋はここから始動と目標を定めて調整してきただけに、もちろん仕上げに抜かりはない。 終いがシッカリしており、東京の坂も難なく克服するだろう。朝日杯FSに向けて、ここはあくまで通過点に過ぎない。 相手は、大物感漂う関西馬のオリービンと、前走の勝ち内容(0秒4差)が光る、ダイワインスパイア。◎14モンストール○4オリービン▲12ダイワインスパイア△5ゲンテン、7レオアクティブ☆東京10R「パラダイスステークス」(芝1400メートル) デキの良さが目立つ、アンシェルブルーが起死回生の一発を決める。 2週前に坂路(800メートル)で48秒3と、破格のタイムを叩き出し絶好調をアピール。勝利へ大きく前進だ。前走は7着と期待を裏切っているが、0秒3差なら巻き返しは十分可能だろう。 阪神牝馬S、函館スプリントSはカレンチャン(スプリンターズS)相手に2、3着と好勝負を演じており実力は確か。ハンデ(54キロ)も恵まれたし、差し切りが決まる。 休み明け2戦目で走り頃のガルボと、桜花賞5着のフォーエバーマークが相手になる。◎9アンシェルブルー○5ガルボ▲8フォーエバーマーク△6トライアンフマーチ、14オセアニアボス☆東京9R「赤富士ステークス」(ダ2100メートル) 休み明けを1度使って動き、気合いともガラリ一変。上積みの大きいゴールデンチケットが狙い目。 休養前は超一流のダート馬サクセスブロッケン、ヴァーミリアン相手に5、4着と好戦して来た実績があり、条件クラスでは役者が違う。大いに期待したい。 当面の相手は、上がり馬のソリタリーキングと、復調成った素質馬のトーセンアレス。◎3ゴールデンチケット○12ソリタリーキング▲8トーセンアレス△4インフィニットエア、15リバティバランス☆新潟11R「黒崎特別」(ダ1200メートル) 安定感はメンバー屈指の、タンジブルアセットで今度こそ。 状態も、中1週で疲れが残っていた前走とは雲泥の差。丹内騎手も2度目で手の内に入っているし、期待して大丈夫。 勢いのあるヤマニンラレーヌ、ウォータールルドの3歳両馬が相手。◎11タンジブルアセット○13ヤマニンラレーヌ▲14ウォータールルド△8ハニーメロンチャン、9コウエイフラッシュ☆京都11R「アンドロメダS」(芝2000メートル) 満を持して出走する、アドマイヤメジャーが2連覇を達成する。 久々も素質高いダノンバラードが相手だが、菊花賞9着のユニバーサルバンクも不気味。◎6アドマイヤメジャー○2ダノンバラード▲3ユニバーサルバンク△10マヤノライジン、13マカニビスティー※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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レジャー 2011年11月11日 15時30分
一発逆転! 仲町通のここが抜きどころ(11/12) 京王杯2歳S
◆東京11R 京王杯2歳S◎オリービン○モンストール▲ゲンテン△ナイスヘイロー△ネオヴァンクル△ダイワインスパイア 新馬、新潟2歳Sに続き無傷の3連勝を狙うモンストールに注目が集まるのは当然か。約2か月ぶりの実戦となるが、今週の坂路追いで素晴らしい瞬発力を見せたように臨戦態勢はできている。スピードの絶対値が高く扱いやすい馬と聞く。完成度の高さは、2歳の今の時期では大きなアドバンテージになるだろう。馬連の軸として考えたい。この馬を負かすとすれば、未勝利戦を勝ったばかりになるが、デビュー前から素質の高さが評判のオリービンか。1800→1400mの距離短縮がカギになりそうだが、道中のペースに若干戸惑いそうな不安はあるものの小回りの競馬場と違い直線の長い東京コース、エンジンがかかれば持ち前の身体能力の高さで圧倒するシーンがあっても不思議でない。この2頭が主力。デイリー杯から参戦してきたゲンテンは、前走では引っ掛かって押し出される形での逃げ。後続から格好の標的にされながらの3着だけに内容は上々。広い東京の1400mは合いそうだし、長距離輸送も苦にしないタイプ。中間の動きも上々で、再度、好走可能。以下、ナイスヘイロー、ネオヴァンクル、ダイワインスパイアあたりを抑えておきたい。【馬連】流し(14)軸(1)(4)(5)(11)(12)【馬単】流し(4)軸(1)(5)(11)(12)(14)【3連単】フォーメーション(4)(14)→(4)(5)(14)→(1)(4)(5)(11)(12)(14)<プロフィール>仲町通(なかまち・とおる)在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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