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芸能 2015年04月12日 19時00分
椿鬼奴婚約! 相手は売れない借金持ち若手芸人 婚約指輪は新婦から借金して購入
お笑い芸人の椿鬼奴(42)が、ギャンブル酒好きの芸人の佐藤大(35)と婚約を発表した。 佐藤はお笑いコンビ『グランジ』の一人。「2013年ごろには無収入になりまして。住んでいた家を売り払い野宿生活。アスファルトは大変。体温を持っていくから」と言っていたが、1年前に鬼奴の家に転がり込んだ。仕事がなく、現在の月収は10万円だという。その佐藤が、鬼奴に借金をして婚約指輪を贈ったことが大きな話題になっている。 佐藤は「結婚って普通だったら一生に一度のことじゃないですか。どちらか先に死ぬときに、いい思い出が残っていたらいいなと。お金を出して思い出を買ったと思えば、いい投資だと思います」と、贈った理由を説明。「自分の月収の12カ月分」という婚約指輪は単純に120万円。鬼奴も「彼の収入も借金も聞いたことがない。貯金は無いんです。(借金は)いくらあるか分からない」と、答えていたが、彼からのプレゼントに大喜びしていた。 しかし、街の声は様々だ。「借金してまで買った指輪はいらない」、「愛はお金じゃないから、もっと安くてもよかった」、「稼げるようになったら最初に欲しい」という意見や、「これから稼いで頑張ろうという証」、「男気だから喜んでもらう」という声も。「最終的に鬼奴さんが払うことになるんじゃないの?」なんて厳しい感想もある。 年内に結婚したいと言っている二人に、秋田に住む佐藤の母は「息子の結婚を知ったのは、きょう見たニュースでだったんです。昨年の2月に仕事で秋田に帰ってきたときに『オレ、椿鬼奴さんと付き合っているんだ』と言っていたのですが、息子と違ってすごく人気がある方ですからね。『この子、何を言ってるんだろう』と本気にはしませんでした」と驚きを隠せない。そして、「雅代さん(鬼奴の本名)は比較にならないほど売れていますし、東京の中心、渋谷の裕福な家庭で育たれたとか。それに比べて、うちの大は片田舎の生まれで、収入も少ないですからね。予想外の展開にいまは驚いてばかりです。落ち着いたら私たちが上京して、雅代さんと雅代さんのお母さまにもご挨拶しなければと考えています」と、今後のことも考え始めているようだ。 佐藤は現在、婚約したことでテレビ出演が多くなっているが、それでも芸人仲間などから借りている借金が約250万円あるという。芸歴14年で売れていない佐藤と、裕福な家庭に育ったお嬢様で収入もしっかりある鬼奴の不釣合いカップル。心配している世間や佐藤の母のためにも、大好きなギャンブルや酒量を減らし、貯金生活を始めることが、夫婦円満の秘訣になりそうだ。
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社会 2015年04月12日 18時00分
売春徹底取り締まり最終段階で韓国美女が日本に大量流入
韓国で売春行為への締め付けが徹底強化され、国内で稼いでいた女性や斡旋業者が日本へ大量流入し始めている。 「昨年、韓国では『売春特別法』が制定から10年を迎え、近々にさらなる強化策として、売春地封鎖策が開始される予定。そのため、現在約26万人いるという売春婦らが徐々に世界各地に飛び出している。中でも日本は一番の人気で、ますます韓国人売春婦で溢れかえろうとしているのです」(風俗記者) 韓国政府によれば、すでに韓国売春婦は海外に約8万人、うち5万人は日本にいるという。 「これまでの強化策で、すでにソウルの売春密集地・ミアリテキサスなどが閑古鳥状態で、そこをさらに締め出されれば続々と日本を目指すことになる。彼女たちは3カ月ビザで来日し、昼間は掃除婦などをして夜は売春に走るのです。一時、歌舞伎町や鶯谷などの相場は一晩3万円でしたが、すでに値崩れも起き始めています」(風俗事情通) 日本で韓国人売春が増える背景には、国内の取り締まり強化に加え、就職難も大きく影響しているという。 「大卒者は年間40万人とされていますが、韓国経済の低迷や退職年齢の延長、賃金引き上げなどの余波で、大企業の採用は11万人前後まで落ち込んでいる。韓国統計庁によると、若者(15〜29歳)の失業率は11.1%で、10人に1人は職無しの状態です。その結果、就職にあぶれたエリート女子らも、手っ取り早く海外で稼げる売春に走っているというのです」(本誌特派記者) 韓国の雇用労働部の発表では、'13〜'14年に海外就業研修を通じて就労した人材(平均就業年齢27.1歳)の渡航先国で、最も多いのが日本の501人。その人気の高さがうかがえる。 「文化の洗練度やファッション、漫画などの影響もありますが、日本は彼女たちにとって治安がよく稼ぎやすい、最も近い国。韓国お得意の整形で美女に変身し、日本で体を売る女性が激増することは間違いありません」(同) 日本の風俗界が心配!?
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芸能 2015年04月12日 17時00分
南国爆乳女子アナがフリー転身で写真集出版
マニアの間で話題の超爆乳アナウンサーが写真集を出版した。 NHK沖縄でニュース番組『おはよう沖縄』などに契約アナとして長年出演していた竹中知華アナ(33)が3月いっぱいでNHKを辞め、フリーに転身した。竹中アナは東京の杉浦友紀アナ、そして札幌の千葉雅美アナとともに、“NHK三大爆乳アナ”として、女子アナウォッチャーの間で知られた存在だ。 フリーになった直後、4月に入り、さっそく写真集『ASAKARA TOMOKA』をリリースした。 「7年もNHK沖縄の朝の顔だっただけあって、沖縄での知名度は抜群。なので、沖縄県限定で写真集を発売したんです。NHKのニュース読みのアナウンサーだったときは女性視聴者に嫌悪感を抱かせないため、なるべく胸を強調しないようにしてました。今回もセクシー写真集ではないので、さすがにヌードやビキニのカットはないです。しかし、タンクトップで胸を張って、はちきれんばかりの姿や、ベッドでジャンプして巨乳がバウンドしたところなど、爆乳を隠すことがなくなった」(女子アナウォッチャー) かつて、竹中アナがブラウスの衣装でニュースを読んでいる姿がネット上で話題になった。沖縄県民にとっては竹中アナの爆乳はお茶の間で見る日常の光景。しかし、竹中アナの存在を知らない沖縄県外の人にとっては、ボタンがはじけ飛びそうな爆乳が、まるで放送事故と思えてしまうのだろう。普通に竹中アナがニュースを読んでいるだけの映像が、『沖縄であった放送事故』として動画サイトへアップされているほどだ。 そういう風に爆乳アナとして有名なだけあって、県外の女子アナウォッチャーや巨乳好きから、注文が殺到しているという。 「フリーになることを視野に入れ、1年前から竹中アナ本人の希望で、知人の女性カメラマンたちに声を掛けて製作し、フリーになった日の4月1日に発売したんです。今回、かなり売れているので、第2弾、第3弾もありえるでしょう。今回のように竹中アナの身内が中心となって出版するのではなく、大手出版社が主導して、出たがりの竹中アナをその気にさせれば、水着などのちょっとエロを感じさせる写真集を出すことも可能でしょうね」(NHK関係者) 一部では「写真集での開放的な姿よりも、ニュース読みの際、カーディガンの前ボタンがはじけ飛びそうになったり、サイズが合ってなくてパツンパツンのブラウス姿の方が、羞恥プレーっぽくてエロスを感じた」という声も出ているが、水着となれば話は別。推定Hカップの水着姿、是非とも拝見したい。
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社会 2015年04月12日 16時00分
足し算できず破談 インドの仰天結婚式
インドで簡単な算数の足し算ができなかったために、結婚式の最中に花嫁とその親族が一斉に退席、結婚を破棄するという珍事が起きた。 3月11日、インド北部のウッタル・プラデーシュ州で数百人の参列者を集めた盛大な結婚式が行われていた。インドでは家と家、親と親が結婚を決める“見合い結婚”が今もなお多く、結婚式当日までこの新郎新婦は交際期間が実質ゼロだったという。 「式が進むにつれて、花嫁のラブリーさんとその親族が新郎の言動や所作などから“一体どういう教育を受けてきた男性なのだろうか”と教育水準に対する疑問が湧きだし、この日初めて間近に新郎と接したラブリーさん自身も不安に思い始めたのです」(現地特派記者) そしてついに意を決した新婦の親族の一人が新郎に簡単な「さんすう」の問題を出し、解答を求めた。それは「15+6はいくつだ」というもので、驚くべきことに新郎は「17だ」と答えたのだった。 それを聞いたラブリーさんは言葉を失い、ラブリーさんの父親も「花婿の親、親族は新郎がまともな学校教育を受けていないということを隠していた」と怒り心頭。ラブリーさんを引き連れ結婚式場から出て行き、新婦側の親族、友人も一斉に退場したのだ。 「インドでの結婚は約80%が見合い結婚といわれ、花嫁が花婿の家に渡す持参金、カースト制の制約、夫が死亡した場合の妻の殉死など独特の事情が存在している。そのためラブリーさんの結婚解消も地元警察が仲介に乗り出し、交換していた宝飾品や贈答品、現金などの全てを両家が返還することで最終的に決着しました」(前出・記者) 結婚・破局の形も国それぞれだ。
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スポーツ 2015年04月12日 15時00分
ハリルジャパンを脅かす中国サッカー大改革の本気度
白星スタートを切った新生サッカー日本代表、ハリルホジッチ監督(62)に難敵が登場!? 日本批判を繰り返す中国政府当局が『サッカー改革全体案』を発表し、欧州強豪各国や南米も警戒を強めているという。 「中国は過去度々、サッカー強化に乗り出していますが、今回の政府の本気度は今までとは違うともっぱらです。ものすごい選手が輩出され、次回ロシアW杯で台風の目になるかもしれません」(海外特派記者) 習近平国家主席はかねてからサッカー好きで知られていた。「3つの夢がある」と公言しており、それはW杯「出場、優勝、そして開催すること」だそうだ。 「短・中・長期に分けた50項目の目標と強化計画が立てられていました。完全に日本を意識した中身もあります」(同) サッカー強化策を進める管理機関は民間になるという。中期目標として、青少年サッカー人口の大幅増加、プロリーグ組織をアジアのナンバー1水準に上げ、国内の小中学校サッカー部を現在の4倍にあたる2万校まで増やす。また、「より地域に根ざしたクラブへの改革」と明記されており、チーム名から企業名を外す方向だという。そう、これはJリーグが創設されたときの日本のスタイルだ。 「中国国内のサッカー人気は、確実に高まってきています。前回ブラジルW杯が行われたとき、自国が出ていないのにパブリックビューイングの前には大勢の国民が集まって盛り上がっていました」(専門誌記者) 中国は日本のJリーグを研究しており、近年、定期的に日本サッカー協会を訪れ、レクチャーを受けてきた。友好関係ならともかく、日本の関係者は中国を格下と見くびっていたらしく、クラブチームの経営ノウハウまで教えてしまった。 「国家政策となれば、それ相応の代表監督を招集できるはず。次回ロシアW杯に向け、あっと驚くような大物を据えるのでは」(同) サッカーは“創造性のスポーツ”といわれる。自由奔放とは縁遠い国が、国家の力で果たしてどれほど上に行くことができるのか−−。けだし見物である。
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社会 2015年04月12日 14時00分
約2割値上げで『マッサン』効果終焉のサントリーウイスキー
ウイスキー国内最大手サントリースピリッツ(旧サントリー酒類)が、4月1日から国産ブランドの『山崎』、『白州』、『響』などの主力商品を平均2割という高率で値上げしたことで、NHK朝の連続テレビ小説『マッサン』のヒットで加速した国産ウイスキーブームが終焉に向かっている。 国産ウイスキーは若者を中心に起きたハイボール人気で数年前からブームが到来。さらにニッカウヰスキー創業者の竹鶴政孝をモデルにした『マッサン』の大ヒットで注目度がさらに上がった。 「その昔、庶民の間で少し贅沢なウイスキーとして愛され“ダルマ”と呼ばれた『サントリーオールド』は、銀座のクラブに置いていなかった。俳優の三浦友和と当時現役だった巨人の原辰徳監督が、8丁目のクラブに出向いた際、三浦がオールドを注文すると『ありません』とボーイにあっさり言われたなんて逸話もあるほどです」(都内バー経営者) ところがここ数年は、銀座高級クラブでも『山崎』の'12年や『響』の'17年などのボトルキープが急増。特に『山崎』は、『山崎シングルモルト・シェリーカスク2013』が英ウイスキーガイドブックで世界最高のウイスキーに選ばれ、需要はさらに伸びていたという。そこへ来ての大幅の値上げとなった。 「昨年暮れにサントリーが値上げを発表した直後から、ウイスキーを扱う飲食店が買いだめして品薄になっていた。既にデパートなどの酒類売り場でも、『山崎』や『響』などが買い占められ、いつ入荷するかわからない状態です。結果、クラブはもちろんのこと、バーやスナック、居酒屋などでも高くなってしまう。せっかく『マッサン』で加速した“国産ウイスキーブーム”に水を差した形です」(飲食店関係者) ただでさえ4月から食料品も輸入原材料の高騰で値上げが相次ぎ、庶民の財布を苦しめている。ウイスキー値上げは、さらに我々から細やかな楽しみを取り上げてしまった格好だ。
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スポーツ 2015年04月12日 13時00分
阪神・鳥谷が1番打者転向以外にもイメチェン その陰で不振にあえぐ選手が
トラのクールガイ、鳥谷敬内野手(33)がテレビCMに出演し、あまりのイメチェンぶりにファンが驚いている。 「球団側が『明るい内容にして欲しい』とお願いしたようですね。でも、鳥谷本人が引き受けてくれるとは制作スタッフも驚いていました」(TV制作プロ関係者) 鳥谷が登場したテレビCMとは、衛星放送スカイAのプロ野球中継番組の宣伝。お茶の間でプロ野球中継を見ていたら、鳥谷がテレビ画面から出てきて、カメラ目線で決めポーズをするというもの。カメラ目線を送るときの鳥谷は目を大きく見開いており、「こんな一面があったんだ…」と、意外さで視聴者を喜ばせている。クールガイのイメージは崩れたかもしれないが好評のようだ。 「阪神の選手グッズでいちばんの売上を記録しているのは鳥谷です。藤浪のルーキーイヤーだった年も、鳥谷の方が、売上が上でした」(在阪記者) 鳥谷が宣伝したプロ野球中継日は3月29日の中日戦。中日はレギュラー選手の高齢化が進み、若手選手がポジション奪い取れていない。新しいスター選手が出てこないせいか、どの放送局も「中日戦は視聴率が取りにくい」とこぼしており、主催の阪神球団としても何かしらの手を打たなければならないと思ったのだろう。 しかし、鳥谷が覆したのはクールガイのイメージだけではなかった。 「和田(豊=52)監督の構想で、鳥谷の打順を変更しました。『1番鳥谷、3番西岡』の打順が理想だというのです。鳥谷は出塁率も高く、走れる選手ではありますが、鳥谷が1番打者で活躍すればするほど、生え抜きの中堅が活かされない…」(前出記者) 1番打者鳥谷の和田構想で犠牲者になったのは、二塁の定位置を奪った上本博紀(28)だ。開幕から、鳥谷と西岡を繋ぐ2番打者で起用されているが、精彩を欠いている。4月3日の巨人戦ではチームが快勝しても、上本だけは5打数無安打。前節のヤクルト戦ではバント失敗に加え、2失策と、いいところが全くなかった。 「昨季は1番打者でチームに貢献しました。右方向にも打てるバッターなので、2番打者の適性もあると思いますが、鳥谷が出塁すると、バントやエンドラン、カウントごとにサインがめまぐるしく変わるので、戸惑いを感じているようです」(同) 上本自身も、「自由度が違う」と、1番打者時代との違いをこぼしていた。 和田監督は現役時代、2番打者で二塁手を任されていた。上本に期待し、自身と同じポジションを踏襲させたのだろうが、逆効果となってしまった。1番鳥谷が出塁する度に、上本は悩んだ表情に変わる…。 「鳥谷は昨オフに5年20億円とも言われる契約で阪神に残留し、事実上の生涯トラ宣言をしたようなもの。その後、鳥谷をCMで起用したいという企業も現れ、詳細を詰めている段階です。1社あたりのギャラが5千万円とも7千万円とも言われています」(球界関係者) 今回のスカイAのCMでのイメチェンはその一環であり、CMタレントとしてブラウン管に登場し、お茶の間を楽しませる機会はさらに増えそうだ。しかし、本職でのイメチェン、1番打者鳥谷は上本からしたら見たくないだろう。
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その他 2015年04月12日 12時00分
【幻の兵器】実戦経験なしの“零戦の後継”三菱十七試艦上戦闘機「烈風」
烈風は零戦の後継機として期待されながら、ついに戦うことがなかった幻の新鋭機である。海軍は早い時期から「零戦の次」が必要であることを認識しており、零戦が実戦参加した翌年の昭和16年には三菱へ後継機の開発を内示している。ところが、当時の三菱は先年に開発したばかりの零戦の改修と、試作中の十四試局地戦闘機(のちの雷電)で手一杯だったため、とうてい応じられる状況ではなかった。 そのため、開発に向けた協議が始まったのは、太平洋戦争が始まってから半年ほど経った昭和17年4月となり、零戦を生み出した堀越二郎技師が担当することとなった。まず4月16日に行われた海軍側と三菱側の打ち合わせにおいて、海軍は零戦の成功から同等の格闘性能とさらなる重武装を要求し、機動性を高めるべく低翼面過重とすることも求めた。同時に、エンジンは中島飛行機において開発が進められていた「誉」を使用するよう、強く主張していた。 しかし、堀越技師は誉の安定性に危惧を抱き、自社において開発を進めていた「ハ43」を想定していたため、両者は鋭く対立した。そして、エンジンをめぐる対立と迷走が、結果的に烈風の死命を制したのである。 やがて、海軍から三菱に要求仕様書が提出されたが、伝えられる内容は概ね以下のようなものだった。・零戦三二型と同等以上の格闘性能・最大速度は高度6000メートルにおいて638キロ以上・上昇速度は6000メートルまで6分以内 なお、焦点のエンジンは「昭和十八年三月までに審査を合格したもの」とし、当時はまだ開発途上だった三菱の「ハ43」を排除している。仕様が提示される前から、海軍と三菱とは協議を繰り返ししていたものの、こうして海軍は強引に誉の採用を決定してしまった。 ともかくエンジンも決まったことで本格的な開発がスタートしたが、雷電の作業や零戦の改良に人手を取られたこともあり、作業は遅延した。試作初号機が完成したのは昭和19年4月で、着手から2年も経過していたのである。 既に、開発開始直後のミッドウェー海戦で空母航空隊に壊滅的な打撃を受け、さらにガダルカナル島からも撤退を余儀なくされるなど、戦局は悪化の一途をたどっていた。そんな状況で、海軍の大きな期待を担った新鋭機が、この烈風だったのである。しかし、各種審査や初飛行の後、本格的な試験飛行が始まると、その期待は完全に裏切られた。それも、最悪に近い形で。 最大速度も上昇力も零戦とさして変わらないどころか、劣っていたのだ。そのような体たらくとなった最大の要因は、なんといっても誉エンジンの出力不足であり、堀越技師らの危惧は現実のものとなったのである。 この結果に対し、海軍はいったん烈風の開発中止さえ決意したが、もとより「誉」に対して懸念を表明していた堀越技師は黙っていられない。海軍に対しエンジンの換装許可を取り付け、当初の想定どおり「ハ43」を装備したところ、最高速度も上昇力も計画値に近い性能を発揮した。気を良くした海軍は、「誉」をあきらめ、エンジン換装機を「烈風一一型」として制式採用を決定、ただちに量産に入るよう三菱に命じた。 しかし、烈風はどこまでも不運な機体だった。エンジンの工場が空襲と東海地震によって破壊され、生産が不可能となってしまう。結局のところ、敗戦までに完成したのはわずかに数機で、もちろんなんら戦局に関与することはなかった。 またエンジンにタービン過給器を装備し、武装を30ミリ機関砲へ強化した対爆撃機用の「烈風改」も計画されていたが、こちらも実現することはなかった。 零戦の後継機である烈風の操縦性は良好であり、あるテストパイロットは「我に烈風2000機あらば、戦局の挽回も可能なり」と評したとさえ伝えられる。だが、そもそも三菱における「ハ43」の開発も難航しており、もし堀越技師らの主張が受け入れられていたとしても、昭和19年春の段階でエンジンが十分な性能を発揮できていたかどうかは疑問で、それどころか不具合続出で機体に装備できなかった可能性すらあるのだ。 結局、最近の研究では烈風でも米軍の新鋭機「F8Fベアキャット」などには及ばず、戦局を挽回するには至らないとの意見が大勢を占めている。さらに、当時の日本の工業基盤、燃料事情、激減した熟練搭乗員など、目に見えにくいが重要な要素も考慮すると、烈風も他の日本機と同様に大きな損害を出し、自爆攻撃機となりはてただろうとの指摘さえもある。これらの意見は、まったく妥当なものであろう。 しかし、零戦、隼、紫電改などの実戦で活躍した機体はともかく、試作機にもかかわらず戦後の少年誌などでスターとなった戦闘機は烈風のみと言っても良い。なぜなら、堀越技師を始めとする当時の関係者と戦後のファンが、ともに起死回生の夢を託した戦闘機であり、また実戦を経験しなかったからこそ「零戦の後継機」としての名誉を汚すことはなかったのだから。(隔週日曜日に掲載)■三菱十七試艦上戦闘機「烈風」要目全幅/14m全長/10.98m全高/4.23m翼面積/30.86平方メートル自重/3266kg最大重量/5315kg発動機/ハ43-11型最大速度/627km/h実用上昇限度/10900m航続距離/1600km武装/20mm機関砲×2、13mm機関砲×2または20mm機関砲×4、60kg爆弾×2乗員/1名
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芸能 2015年04月12日 12時00分
未練タラタラ!? 新山千春が明かした奇妙な離婚生活
新山千春(34)が先日、『上沼・高田のクギズケ!』(読売テレビ)に出演。昨年末に離婚したプロ野球・埼玉西武ライオンズの黒田哲史2軍内野守備走塁コーチとの“仲睦まじい”離婚後の生活を明かした。 この日、自称・円満離婚ということでココリコ・遠藤とゲスト出演した新山。離婚当初、一部で2度にわたる新山の浮気報道で黒田が愛想を尽かしたのが原因と言われていたが、新山は「旦那さんからずっと家庭に入ってくれと言われていて、いったん専業主婦になったけど、また仕事が増え始めて、“話が違うやろ”となった」と真相を告白。 また、離婚後、黒田が1人で住んでいる家を出る際、1カ月かけて家をクリーニングしたそうで、「新しいパートナーがいつ来ても私の形跡がないように、花柄のトイレタリーとかも全部取って、ニトリのブルーのに変えた」と発言。これに対し司会の上沼恵美子は「美談に聞こえるけどやりすぎ。まだ元ダン(旦那)のことを意識してますよね」と指摘していた。 さらにパネリストの芸能リポーター・井上公造から復縁について聞かれると、「うちは、全くないというのはありえなくて…」切り出し、「3日前も旦那さんと娘と一緒にご飯食べた。外食しようと思ったけど、『作ってや』と言われて、3人でうちで鍋を食べた」と、元夫との食事を明かした。 新山は離婚の2日前まで、思い出づくりでハワイに家族旅行したが、この食事の際、黒田から「今年も(お互い)フリーやったら、3人でどこか海外行けへん」と提案されたという。 別れる必要なかった!?
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その他 2015年04月12日 11時00分
国がん発表「がんになりやすい地域」知っておきたいその理由
国立がん研究センターが先ごろ、都道府県別のがん罹患状況をまとめ公表した。 2011年に新たにがんと診断されたのは、推計約85万人。そのうち男性で最も多いのは胃がんで、女性は乳がん。胃がんは男女ともに日本海側に多く、今後は塩分の摂取や胃がんの元となるピロリ菌の感染状況など、その原因を調べるという。 「塩分摂取量が最も多いのは青森県。確かに、日本海側の県と東北地方は摂取量が多いようです。逆に摂取が少ないのは静岡、東京、京都、神奈川で、今回の発表データでも胃がんに罹る人は少なかった」(厚労省関係者) また、肺がんは北海道や西日本に多く、喫煙率を見ると青森、北海道、福島、石川、栃木、宮城と高い県が続いている。肝臓がんは、C型肝炎ウイルスの感染者が多い西日本で極めて多いことが判明した。 世田谷井上病院の井上毅一理事長がこう分析する。 「東京は開業医がしっかりしている上、検診を定期的に受ける体制ができている。それが大きいと思いますよ。北海道などの僻地は病院までどれだけの距離があるか。こういう違いも大きいのではないでしょうか。西日本に関して言えば、ウイルスに感染していても焼酎などの強い酒をあおり、タバコを吸う人も少なくない。そうした習慣が、がんにかかる原因となります」 大腸がんは、北海道、東北、山陰地方で多い傾向が出た。 「大腸がんのリスク因子はアルコールや油です。統計には表れていませんが、美食に慣れている東京は大腸がんも比較的多い傾向にあります」(前出・厚労省関係者) 長野と広島では、罹患者の割合に比べ死亡者の割合が少なく、がん研究センターは、「がんの早期発見や標準治療が有効に行われているため」と見ている。 食生活に対する強い意識と、マメに検診を受けることが重要ということだ。
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