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スポーツ 2015年05月22日 11時00分
幕内出場歴代最多 角界のレジェンド旭天鵬の脅威の身体能力
大相撲夏場所(両国国技館)は終盤戦に突入。優勝争いも佳境だが、その奮闘ぶりがひときわ光っているのが、サッカーのカズ、野球のイチロー、スキージャンプの葛西などと並ぶ角界のレジェンド、幕内の最高齢力士、旭天鵬(40)だ。 今場所で幕内在位98場所目。あと2場所で史上2人目(1位は魁皇の107場所)の100場所に到達する。今場所5日目には魁皇の持つ幕内出場回数1444回を上回り、こちらは史上1位に躍り出た。 「そのうちに大相撲界の記録は全部、モンゴル力士に塗り替えられてしまうよ」 ある大相撲関係者はそう言うが、ほぼいつ十両に落ちるかわからない平幕で暮らしながら、これだけの出場回数を積み重ねてきたのだから、やはり素直に褒め称えるべきだろう。この旭天鵬の長持ちの秘密はどこにあるのか。 「本人は次の3つを挙げています。一つ目は決して無理をせず、食べたいだけ食べ、飲みたいだけ飲む。次に常に前向きでいること。年齢のことを言われても、逆によくやっているじゃないかと褒められていると受け取ることにしているとか。そして決して怠けないこと。毎日、必ず稽古場に降りて体を動かすようにしている。汗をかくと心が落ち着くそうです。どれも納得できることばかりで、中高年の人にはぜひ参考にしてほしいですね」(担当記者) 次々に塗り替えていく記録も、今では大きな活力剤になっている。 「どんなものであれ、次はこうしてやると目標を持っていた方がいい。そうしないと、気持ちが動かないこともあるから」と旭天鵬は話し、身近に置いているティッシュの箱に達成できそうな記録を紙に書いて貼っている。こんないつまでも年齢を感じさせない旭天鵬に、これまたさまざまな記録を更新中の横綱・白鵬も「2人でゆっくり話してみたい。きっと参考になることも多いはずだから」と一目置き、魁皇の記録に肩を並べた4日目の夜にはさっそく夕食を共にした。 モンゴル人同士の連帯感もバッチリ。これでは日本人力士の出る幕がない。
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社会 2015年05月21日 16時00分
新宿歌舞伎町「第2次ぼったくり」で起きていること(2)
「同胞」と安心させ、外国人が外国人をぼったくりするパターンも急増している。 影野氏が続ける。 「歌舞伎町は韓国人や中国人、もしくは若いカップルだらけになりました。ゴジラの登場もあって、このところ田舎からやってくる人たちも増えた。『歌舞伎町は危ない』といわれているのに、わざわざ(笑)やってくる。まさに歌舞伎町は、怖いもの見たさに人がやってくるサファリパークのような場所です。キャッチにしても、昔は脱サラで一攫千金を夢見て30歳を超えてもキャッチになりたがる人がたくさんいたもんですが、今は半グレが何も考えずに『ひとまずキャッチでも』『キャッチくらいしかできない』という“でもしか”キャッチが増えています。僕らがぼったくりをしていた時代は、客が数十万円を払ってショックを受けているところへ『せめてものプレゼントです。ヘネシーをどうぞ』と酒をおごってショックを和らげたものです。まあ『ヘネシーです』といっても、トリスに味の素をかけて味をヘネシーっぽくしたバッタものですが(笑)。昨今の“第2次”ともいえるぼったくりは、すぐに暴力を振るったりと、まるで余裕がないのも特徴ですね」 シャレのような話ではあるが、シャレにならないのは毎晩、交番の前で店と客が「話が違う」ともめていることだ。もはや新宿署から伝わる話では「夜の電話を取るのが鬱になってきた」という署員もいるほど「ぼったくられた」という電話が頻発しているのだ。 歌舞伎町のぼったくり事情に詳しく、自ら『歌舞伎町ぼったくり被害相談室』を開設している青島克行弁護士(うみとそら法律事務所)が語る。 「そもそも、まともな店が客ともめるわけがないのです。警察がもっと裁量を発揮して、まず客と店との連絡先を交換させ、ひとまずは帰すという対応をしてくれればいいのですが、警察が『民事不介入』と言って『当事者同士で話せ』と突き放しているのが問題です。条例違反の点についても、防犯カメラの活用をすれば客引き行為の立証だってできるはずですし、料金トラブルが毎晩のように起こるのは、店側が料金説明義務を果たしていないからだと警察が断定してくれればいいのです」 ぼったくるアホウにぼったくられるアホウ…。 「ぼったくりに遭ったら、もうキャッチのセリフからずっと録音しておかないと証拠にはなりませんよ。警察も、被害届を受理するのが面倒だから書類にしたくない。話し合ってくれと帰すのは、面倒を避けたいだけです」と影野氏も言う。 ぼったくりを「人生勉強になった」と見るか、それとも「人生最悪の出来事」と見るか…。歌舞伎町には今宵も“甘く危険な香り”が漂っている。
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芸能 2015年05月21日 15時30分
決して薄給じゃなかった能年玲奈
所属事務所からの独立騒動で渦中の能年玲奈だが、売れっ子としてそれなりの給料をもらっていたことを、発売中の「週刊新潮」(新潮社)が報じている。 相談相手の演技指導の女性とともに、今年に入って事務所に無断で個人事務所を設立していたことが発覚した能年。各メディアは演技指導の女性から“洗脳”され独立を画策していたことを報じた。 ところが、「週刊文春」(文芸春秋)は独立の理由として、NHKの朝ドラ「あまちゃん」のヒロインに抜てきされた後も月給がわずか5万円だったことや、大作映画のオファーを事務所が断るなど、なかなか仕事を入れてくれないためであると報じた。さらには、同誌記者が能年の母を直撃したところ、“洗脳”を否定した。 「これまでの報道をまとめてみると、明らかに事務所の方が分が悪かった。そんな状況もあり、今回の『新潮』の記事は事務所関係者が事務所サイドの“反論”をリークしたのでは」(芸能記者) 「新潮」によると、「あまちゃん」に出演していた13年には月給を20万円に増額、夏と冬には合わせて200万円以上のボーナスが支給され、家賃や光熱費は事務所持ち。その後、月給の値上げは据え置かれたというが、昨年には夏と冬合わせて800万円のボーナスが支給され年収は1000万円を超えていたというんだ。 この話が事実だとすれば、決して待遇は悪くなかったが、最後はメールのやりとりで事務所と“決別”。現在は自分で家賃を払ったマンションに住んでいるという。 「このままいけば両者の主張は平行線。能年はかなり頑固な性格なので、そう簡単には折れないだろう」(同) 能年はこのところ、ブログで自宅で気ままに楽しむ様子を掲載。まだまだそれなりに稼いだ“蓄え”がありそうだ。
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レジャー 2015年05月21日 15時30分
ハッシーの中央競馬新馬セレクション(番外編(9))
今週の注目馬は、5月23日(土)新潟第6R3歳未勝利戦に出走予定のショウナンカブト。これまで3戦しているが、デビュー戦はダートを使い大敗。前々走は内枠のポケットにハマってしまい勝負所で動くに動けず。直線大外に持ち出した時にはすでに大勢を決した後だった。前走は少し距離が長かった上に勝負所で外を回った分脚が上がってしまい6着と、まだスムーズな競馬が出来ていない。血統的に使われつつ良くなっていくタイプで、スムーズな競馬さえ出来れば一発があっても不思議ではない。 今週はもう一頭。5月23日(土)新潟第10R早苗賞に出走予定のアクセラレート。初戦は稍重とはいえ馬場を気にして伸び切れず敗れたが、良馬場で行われた前走は、勝負所で大外を回りながら長く良い脚を使い差し切り勝ち。着差以上に強い勝ち方。今回は直線が長い新潟の外回りと条件は良い。良馬場なら突き抜けてもおかしくない。※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。<プロフィール>ハッシー山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。
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スポーツ 2015年05月21日 14時00分
大相撲人気復活の陰で… 日本人力士のホープ・遠藤「引退危機」(2)
しかし、この早過ぎる復帰には周囲から疑問の声も上がっている。 自身も左膝の靭帯を痛めたことがあるベテランの若の里も「周りの筋肉を鍛えるといっても限界があるし、膝の関節がグラつくことで他の部分も痛めやすい。引退間近の力士ならともかく、まだ20代前半なんだから、思い切って手術して根本からしっかり治した方が絶対にいい」と話している。 過去に膝の故障が原因で大成できず、引退に追い込まれた有望力士は、それこそ枚挙にいとまがない。遠藤もその危険性が十分にあるのだ。果たして、この強行出場が吉と出るのか、それとも凶なのか。もし凶と出れば、せっかく盛り上がっている大相撲人気に頭から冷水を浴びせることにもなりかねない。 そうでなくとも、白鵬、照ノ富士、逸ノ城ら、話題になるのは相変わらずモンゴル人力士ばかり。これでは相撲協会も、ブーム再来と喜んでばかりはいられないだろう。 史上初の2度目の7連覇に挑む横綱・白鵬も、いまひとつスッキリしない。 初場所、ご法度ともいえる審判部批判をして逆に自分が批判されると、一転して報道陣に背中を向け、千秋楽まで無言で通したのはまだ記憶に新しい。以来、報道陣との関係が修復されたとはとても言えない。 「むしろ陰にこもってますます不穏になったといえるでしょう。何しろ白鵬は、例の審判部批判問題に加えて新たに愛人問題を抱えていますから。これまで大相撲界きっての愛妻家で通っていたのに、都内の渋谷のマンションに同じモンゴル出身の若い女性を囲っていた、という報道は衝撃的でした。現役の横綱にこんなスキャンダルが持ち上がるのは非常に珍しいことですよ。白鵬からは、このことについて何の反応もなく、また報道陣もあまりにも生々しくて切り込めずにいますが、もしも変な形で優勝が途切れたり、もう一度トラブルでも起こしたら一斉に叩きに出るでしょう。朝青龍のような土俵の去り方だけは見たくはありませんが…」(担当記者) 白鵬は、きらびやかな実績とは裏腹に評価は急降下する一方で、もはやこれまでのような優等生ではない。そうかと言って他の2人の横綱である2場所連続休場の鶴竜や8場所も優勝から遠ざかっている日馬富士では代役は務まらないし、話題の若手、照ノ富士や逸ノ城らも、スージョのハートを遠藤並みに熱くはできないだろう。 日本人力士の優勝は平成18年初場所の栃東を最後に途切れたまま、もう9年も現れていない。八百長、新弟子暴行死事件、野球賭博問題などを乗り越え、ようやく回復した大相撲人気も、その実態は実に危ういものなのだ。 この夏場所で、関取の象徴である大銀杏を初めて結うことができた遠藤には、ますます協会からの重圧がのしかかりそう。一日でも長く、その勇姿を見ていたいのだが…。
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アイドル 2015年05月21日 12時40分
第7回AKB48総選挙 各グループを速報値から分析「ロリキャラ争いに変化が起きたHKT48」
『AKB48 41thシングル選抜 総選挙』の投票が開始され、20日(水)にAKB48劇場で投票の速報が発表された。速報発表の様子は各劇場にも生中継され、メンバーもファンの皆様とともにその様子を見守った。速報時点での1位はHKT48の指原莉乃、2位はAKB48(NGT48兼任)の柏木由紀、3位はAKB48の渡辺麻友という結果になった。 “指原チルドレン”とも呼ばれることがあるHKT48だが、今年もチルドレンたちに勢いは健在だ。まず、1期生の兒玉遥と宮脇咲良、2期生の田島芽瑠と朝長美桜が、非常に良い順位争いをしている。このデットヒートこそが、HKT48のパワーの源と言っていいだろう。指原莉乃は、テレビ番組でHKT48からランクインするメンバーの予想として、宮脇咲良、兒玉遥、朝長美桜、森保まどか、田島芽瑠、坂口理子、松岡菜摘、冨吉明日香らの名前を挙げたが、他にも速報値では、神志那結衣、岡田栞奈、秋吉優花、下野由貴、駒田京伽、後藤泉らも入っている。また、渕上舞は速報で選抜圏内となり、大きな注目となった。 そんな中、注目は秋吉優花だろう。かつては、指原に、「この子、すっごい面白い」と目をかけられていたが、やがて後輩に“なこみく”こと矢吹奈子と田中美久が加入すると、注目は彼女たちに移ってしまった。ファンからは、秋吉が“なこみく”に「ロリキャラを盗られた!」と見られていた。しかし、今回の速報で、“なこみく”は二人とも圏外だったが秋吉は見事にランクイン。テレビ番組でのコメント力で評価が高い秋吉だけに、活躍の舞台は増えそうだ。
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アイドル 2015年05月21日 12時07分
第7回AKB48総選挙 各グループを速報値から分析「次世代エースを圏外にしてしまったNMB48」
『AKB48 41thシングル選抜 総選挙』の投票が開始され、20日(水)にAKB48劇場で投票の速報が発表された。速報発表の様子は各劇場にも生中継され、メンバーもファンの皆様とともにその様子を見守った。速報時点での1位はHKT48の指原莉乃、2位はAKB48(NGT48兼任)の柏木由紀、3位はAKB48の渡辺麻友という結果になった。 総選挙で強いのがSKE48ならば、逆に弱いグループがNMB48だ。エースである山本彩こそ5位となり、好発進であったが、かつてWエースと呼ばれていた渡辺美優紀の順位は18位といまいち。さらに、そこから下が悲惨だ。NMB48での速報でのランクインは山本、渡辺以外で、80名中でたったの6名(兼任メンバーは所属元で算出)である。 次世代を期待される渋谷凪咲が75位、薮下柊が63位、矢倉楓子が62位。彼女たちは、まだランクインできたから良いものの、昨年、センターにも抜てきした白間美瑠は、なんと圏外だった。NMB48の惨劇はこれにとどまらない。AKB48から移籍して、これまでランクインの常連であった藤江れいな、梅田彩佳、市川美織も圏外である。この結果を受けて山本彩は、ステージ上で「悔しい」と号泣した。 そんなNMB48だが、唯一、明るい話題がある。それは、沖田彩華が44位にランクインしたことだ。沖田はNMB48の一期生として加入。しかし、まずチームNの結成に参加することができず、その後、2期生を中心に結成されたチームMにも参加できなかった。そんな中でもアンダーメンバーとして粘り強く活動を続け、やがてチームMに入ることになる。今では副キャプテンとしてチームの柱として活躍している。もちろん、沖田はこれまで一度もランクインしたことはないが、今回は大きなチャンスが巡ってきている。 沖田の躍進はあったものの、やはりNMB48は総選挙に弱いということを今年も証明してしまった。NMB48のファンの間では、「もう他のメンバーはあきらめて、すべての力を山本彩のみに捧げて、彼女の順位を一個でもアップさせる方が得策なのでは?」との意見も飛び出している。果たして、6月6日の開票イベントでは、速報の発表以上のNMB48のメンバーの名前を見ることができるのだろうか…。
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芸能 2015年05月21日 12時00分
【バラエティ黄金時代】なぜ「オレたちひょうきん族」はお笑い界の歴史を変えたのか
80年代の社会現象のひとつに、漫才ブームが挙げられる。B&Bやツービート、島田紳助・松本竜介やザ・ぼんち。そして、上方漫才の長である、横山やすし・西川きよし。この立役者たちが、フジテレビ系の日曜よる9時に『THE MANZAI』(『花王名人劇場』の枠内)を開始させると、人気が過熱。絶頂期の80年には、関東地方で30%超え、“笑いの本拠地”関西地方では45.6%の視聴率を叩き出したほどだ。 その流れを汲んで翌81年にスタートしたのが、『オレたちひょうきん族』(フジ系)。当初、土曜よる8時といえば、国民的コメディアンだったザ・ドリフターズの『8時だョ!全員集合』(TBS系)が独占していた。そこに、ビートたけし(ツービート)、明石家さんま、紳助、片岡鶴太郎、山田邦子、西川のりお(のりお・よしお)、おさむ(ザ・ぼんち)、島田洋七(B&B)、ヒップアップなどが対抗。すると、翌82年には、視聴率が逆転。およそ3年後(85年)には、おばけ番組を終了させて、“土8戦争”を見事に制した。 ではなぜ、“ひょうきん族”はお笑い界の歴史を変えることができたのか。ひとつに、芸人のキャラクター化がある。それまでは、話術のみで知られていた芸人たちが、本格的なコント、度の過ぎるアドリブ、私生活の暴露によって、的確なキャラクターが付けられた。その強度も、回を重ねるごとに増していったため、浸透するに時間はかからなかった。そして、その人気を盤石化したのは、たけし扮する“タケちゃんマン”だ。 「ヒーロー=正義」という概念を覆した、タケちゃんマン。前半はコントで、後半は悪の怪人と対決した。さんまが演じたこの敵キャラも、タケちゃんマンと肩を並べるほど有名になった。初期は、ブラックデビル。演じたのは、高田純次だ。ところが、3話目を撮り終えたところで法定伝染病にかかってしまったため、急きょ降板。作った衣装を着られるさんまが突然、抜てきされた。これが、吉と出た。黒塗りで、大きな耳。「クワッ、クワッ」と奇声を発し、話せば関西弁というギャップがウケにウケ、アミダばばあの誕生につながった。 これは、怪人化した老女。すごいのは、登場時に流れた『アミダばばあの唄』を、さんまのコネによってサザンオールスターズの桑田佳祐が作詞・作曲した点だ。その後も、耳の形をしたナンデスカマン、妖怪人間知っとるケなど、おもしろ怪人が続々出現。「なぁ〜んで〜すか〜?」、「知っとるけ」といったフレーズも、あわせて浸透した。また、知っとるケがハードなゲームに挑戦させられたあとに発した「体がもちまシェーン」、「飲めまシェーン」なども、今なお芸人が使う人気フレーズだ。 タケちゃんマンも、さんまの怪人キャラも、同番組から誕生した完全オリジナル。だが、“ひょうきん族”の魅力のひとつに、他局であろうが遠慮なしでパクるという面もあった。“ひょうきんベストテン”が、そうだ。 黒柳徹子と久米宏の司会で人気を博した歌番組『ザ・ベストテン』(TBS系)を、セットごとパクったこのコーナー。驚くのは、本家本元は“ひょうきん族”を放映していたフジテレビではなく、TBSだった点だ。司会は、黒柳&久米のゴールデンコンビをまねることなく、シンプルに、紳助とフジの局アナが務めた。山村美智子、寺田理恵子、長野智子らが歴任したが、この頃、局アナがバラエティー番組に出演して、芸人にイジられることは皆無に等しかった。しかし、紳助の遠慮なきツッコミ、並み居る芸人たちによる手加減ゼロの攻撃で、局アナたちは鍛えられた。彼女たちはアイドル化して、「女子アナ」という新語が誕生。女性タレントと同等の扱い・人気を得て、女子アナブームが到来した。 ちなみに、近藤真彦のものまね時に使われる「マッチで〜す!」は、このコーナーから生まれている。鶴太郎がマッチに扮して、執拗にカメラに向かって「マッチで〜す!」を連呼。すると、いつしか、ひとり歩きした。さらに、『めちゃ×2イケてるッ!!』(フジ系)の人気企画“めちゃ日本女子プロレス”のルーツも、ここだ。当時、大人気だった女子プロレスラーのクラッシュ・ギャルズ(長与千種&ライオネス飛鳥)、ヒールの極悪同盟(ダンプ松本、クレーン・ユウなど)もリングから出演して、芸人たちとバトル。これがその後、“めちゃイケ”のリングで甦ったのだ。 番組が終了して26年たった今なお、たけし、さんまは笑いの神様だ。そして、“ひょうきん族”を観て育ち、芸人になりたいと思った者たちが今その夢を叶えて、バラエティー番組の柱となっている。この秩序が保たれているうちは、“ひょうきん族”から生まれた名フレーズ・ムーブメントは継承されていくに違いない。(伊藤雅奈子=毎週木曜日に掲載)
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芸能 2015年05月21日 12時00分
ギャラもバラエティー番組の倍以上 女優・近藤春菜(ハリセンボン)の評価がうなぎ上り
本家本元の角野卓造もかなり焦っているという。お笑いコンビ・ハリセンボンの近藤春菜(32)が最近、女優として評価を高めているばかりか、初主演も夢ではなくなっているからだ。 「既に春菜の元には、ドラマや映画など十数本の出演依頼が舞い込んでいる。残念ながらヒロインのオファーではないが、どの作品も主人公の運命に大きな影響を与える重要な役柄ばかり。いまクリエイターが注目する“新人女優”と言っても過言ではありません」(芸能プロ関係者) そもそも春菜が女優として着目されるきっかけとなったのは、昨年に放映された吉高由里子主演のNHK連続テレビ小説『花子とアン』。主人公・はなの先輩“白鳥かをる子”役の演技力が高い評価を得たのだ。 「春菜は役作りのためにトレードマークである眼鏡をあえて外したんです。きれいに結い上げた髪には不釣り合いな大きなリボンを添えて登場したのも、全て春菜のアイデア。彼女なりにちょっとずれた良家のお嬢様を演じていた。NHKのスタッフは、春菜の機転と肝っ玉の据わった演技力に度肝を抜かれていました」(事情通) 春菜が女優としてさらに注目を集めたのが、ゲスト出演したドラマ『Dr.倫太郎』(日テレ系)。主演の堺雅人やヒロインの蒼井優を喰ったとの評判が、テレビ界を駆け巡ったのだ。 「春菜は重要な仕事を任されたことで同僚から嫉妬され嫌がらせを受けうつになる、難しい役を好演していた。精神的に病んだ様子が物凄いリアルだったんです。結果、春菜の演技が倫太郎(堺)の名医ぶりを際立たせたんです」(テレビ誌記者) しかも最近は、某キー局で春菜を主演にした企画も持ち上がっているという。 「男運がなく、常に騙され続けている春菜が最後は幸せを掴む物語です。企画書を読んだ春菜は、その場で即決したというぐらいにのめり込んでいますよ」(編成マン) となれば当然、知りたいのは春菜の出演料。芸人と女優とでは果たしてどれほどの差が生じるのか。ゴールデン&プライム帯のバラエティーとドラマで比較してみた。 「バラエティーだと1本あたり20〜30万円ですが、ドラマだと一気に70万円以上に跳ね上がる。NHKでも朝ドラで実績があるため基本15万円〜。もちろん女優としての実績が増えれば芸人のギャラも倍々になる」(芸能プロ関係者) そんな中、春菜本人を始め関係者を悩ませているのがスケジュール調整。 「芸人として売れっ子のため、スケジュールが逆立ちしても出ないんです。皮肉な話ですが…」(事情通) 芸人と女優どちらを選ぶ?
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芸能 2015年05月21日 11時45分
長い長い下積みを経てようやくブレークしたDAIGO
19日放送の番組で、今年の日本テレビ系「24時間テレビ」のマラソンランナーに抜てきされ、26日までに返答の“猶予期間”を与えられた、ロックバンド「BREAKERZ」のボーカル・DAIGOだが、ここに至るまでは長い長い下積みを経ている。 もともと、母方の祖父が元衆議院議員で、第74代内閣総理大臣の竹下登氏という名門の生まれ。 中学3年生の時、兄の持っていたBOOWYのCDをきっかけに音楽に目覚め独学でエレキギターを練習し、友達と行ったカラオケで一番上手かったためボーカルを目指すことになった。高1でコピーバンドを結成し、高3でボイストレーニングを開始。その後、人を介してあこがれの氷室京介を紹介され、03年に「DAIGO☆STARDUST」としてソロデビューを果たしたものの、全く売れず、07年に現在の所属事務所に移籍し「BREAKERZ」として活動を開始。DAIGOに改名した。 それでも全く売れなかったため、ついに竹下氏の孫であることをカミングアウト。腕をクロスさせるポーズと共に発する「うぃっしゅ」という決めゼリフが流行するなど、タレントしてバラエティー番組などに引っ張りだこになった。 「いわば日本のセレブな家柄にもかかわらず、本人は高圧的な態度を取ることもなくかなりフランク。そんな態度が好感を呼んだ」(バラエティー番組関係者) そして、先ごろ、女優の北川景子との熱愛が発覚。北川も会見などではまったく交際を隠すことなく、堂々と順調な交際ぶりをアピールしている。 「マラソンランナーは断るはずがない。それどころか、北川はゴールで待ち構えるなど、彼氏を盛り上げる演出に協力するのではと早くもうわさされている」(芸能記者) 周囲は今後、DAIGOと北川の交際を温かく見守ることになりそうだ。
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