☆福島11R「ラジオNIKKEI賞」(芝1800メートル)
◎8ストレンジクォーク
○3アンビシャス
▲4ナヴィオン
△12ミュゼゴースト、16ロジチャリス
波乱含みのハンデ戦を象徴するように1番人気の優勝は、過去10年間で1度(2005年)だけしかない。2、3着も各2回。今年も一筋縄ではいかないが本命には、ストレンジクォークを推す。一発逆転の底力を秘めているからだ。ダービーTR・青葉賞で10着に敗退したことで人気を落としているが、これで見限るのは早計。というのも、勝負所でパッチンを喰い不完全燃焼に終わったからだ。0秒9差なら巻き返しは十分可能だろう。全2勝を右回りの中山2000メートルで挙げているように、コース替わりと距離短縮は大歓迎。前走比2キロ減のハンデ54キロも強調材料だ。馬場が渋って時計がかかればさらにチャンスは広がる。当面の相手は、ハンデ頭(56.5キロ)のアンビシャス。前走は出遅れて不発に終わった、ナヴィオンの巻き返しも怖い。
☆福島10R「さくらんぼ特別」(芝1200メートル)
◎13アルマエルナト
○10ゴールドペガサス
▲3ダイトウキョウ
△2モーニングコール、9ファンデルワールス
ここでは実績、実力ともアルマエルナトが一歩リードしている。千万条件は2走前に房総特別を快勝し、実力は立証済み。この時も今回と同じ休み明けだったから、久々の不安はない。もとより、降級するのを待っていたのだから、臨戦過程は寸分の狂いがないし期待して大丈夫。福島も初勝利を飾った相性の良いコースだ。相手は、勢いのある3歳馬ゴールドペガサスと、ダイトウキョウ。
☆函館11R「巴賞」(芝1800メートル)
◎8レッドレイヴン
○3エックスマーク
▲1マイネルミラノ
△6リベルタス、7ペルーサ
1800メートルで<4212>と、メンバー最多の勝ち星を挙げているレッドレイヴンをイチ押し。オープン特別を2勝しており、実績もここでは上位。昨年のこのレースは5着と人気を裏切っているが、出遅れが響いたもの。同じ失敗を繰り返すことは考えられない。短期放牧の効果も見込めるし、期待したい。2着争いは混戦だが、地力あるエックスマークが一歩リード。穴は、先行力あるマイネルミラノ。
☆中京11R「CBC賞」(芝1200メートル)
◎9ベステゲシェンク
○7ダンスディレクター
▲6ウリウリ
△8ジャストドゥイング、14ホウライアキコ
中京コース2戦2勝と、コース相性抜群のベステゲシェンクがついに、初重賞制覇を達成する。重賞は3度目の挑戦だが、1回目のシルクロードSは直線良く追い込み0秒2差4着、続くオーシャンSは道中不利を受けたにもかかわらず0秒2差3着と巻き返し、チャンスは時間の問題を印象付けている。ここは、病み上がり(骨折休養)のハンデを抱えているが、不安は全く感じさせない。万全と言える出走態勢が整っており、能力全開出来ると確信する。展開、馬場状態に左右されない強みもあり狙い目は十分だ。相手は、休み明け2戦目で走り頃のダンスディレクター。充実一途のウリウリはハンデ55.5キロが鍵。
☆中京10R「濃尾特別」(ダ1800メートル)
◎16アドマイヤランディ
○3エクストラゴールド
▲11ネオジェネシス
△5エアカミュゼ、9キングズガード
デムーロ騎手とコンビを組む、アドマイヤランディでいける。一クラス上の準オープンで再三好走してきた実績があり、降級すれば力は上位。差し切りが決まる。相手は、降級2戦目(前走2着)のエクストラゴールドだが、上り馬のネオジェネシスも侮れない。
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。