社会
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社会 2023年05月08日 11時55分
『サンモニ』青木氏、天皇制度に「どうなのかな」と批判? 英国王室と比較した持論が物議
7日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、ジャーナリストの青木理氏が日本の皇室に変革を迫る一幕があった。 番組は、イギリスでチャールズ国王の戴冠式が行われたVTRを放送する。祝賀ムードにも見えたが、司会の関口宏は「一部には君主制に反対する声もあった」と付け加える。コメントを求められた青木氏は、戴冠式で変化が見られたことに言及し、「人種や奴隷制と英王室がどう向き合うのかっていう問題も今、非常に問題になっていて、チャールズ皇太子(発言のまま)が積極的に発言したりとかしているんですね」と指摘。 そして、「それでもおっしゃるように、君主制に対する批判が相当に渦巻いている。だから今、イギリス王室というのは、この伝統を守るために変えるところは変えないといけないっていうのが、必死に模索している最中なわけですね」と話した。 >>『サンモニ』青木氏の発言が誤り、専門家に「しっかり見ていきましょう」と注意受ける<< ここで青木氏は、なぜか日本の皇室に話を飛躍させ、「日本の皇室制度、天皇制度ってのはどうなのかなと。例えば、女系天皇だったりとか女性天皇だったりとかに対するものすごい相変わらずの抵抗感とか、あるいは家父長的な皇室のあり方とかね。このあたりもやっぱり伝統を守るんだったら、やっぱり変える。時代に合わせるっていうことも、同時にしていかないと、なかなかこう君主制っていうものは維持できなくなってくるんじゃないかってあたりを、我々もちょっとね、学ばなくちゃいけないんじゃないかなっていう気はしますよね」とコメントした。 イギリス王室の話題から日本の皇室に変革を迫った青木氏に、一部視聴者からは理解の声も上がっていたが、それ以上にネット上では「英国王室と日本国皇室の違いを説明していない。単純に比較することはできない。相変わらずの印象操作」「変えるところは時代に合わせて変えろと言いながら、憲法改正は否定する。単に日本の皇室を嫌っているだけ」「王室と皇室を一緒にするなんて。皇統を断絶させたいという意図が透けて見える」「公共の電波に乗せていい発言とは思えない」と憤りや疑問の声が相次いでいる状況だ。
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社会 2023年05月08日 06時00分
ジャニー氏の性加害、BBCが報じたワケ 子ども番組司会者の性的事件隠蔽の過去が影響?
故ジャニー喜多川氏の性的加害疑惑をイギリスの公共放送『BBC』が取り上げ、日本のネット上では「イギリスのBBCは日本みたいに忖度しない」「海外イギリスBBCが先行してジャニーズの闇に斬り込んだ」といった声が上がり、海外のメディアが踏み込んだ報道をしたことを称賛する声が多い。 一方、事件を報じた現地イギリスではジャニー氏の事件に対する議論より、別の事件を思い出す人が多かったようだ。それはイギリスのテレビ司会者で慈善活動家であったジミー・サヴィル氏の性犯罪事件。イギリス在住とみられる人々はTwitterで「ジャニーは日本のジミー・サヴィル」「ジミー・サヴィルについては話題にしてはいけない。吐き気がするだけだ」「彼は本物の悪」などとつぶやき、大きなトラウマを抱えているかのような反応を見せていた。 それほどまでに拒絶されているジミー・サヴィル氏とは一体どのような人物なのだろうか。サヴィル氏は1975年から1994年までBBCで放送されていたイギリスの人気子ども番組『ジムにおまかせ』の司会を務めていた人物。同番組は少年少女が会いたいという有名人に会わせるなど、少年少女たちの夢をかなえる番組で、サヴィル氏は子どもたちの憧れ的存在であった。なお、サヴィル氏は2011年に84歳で死去している。 >>ニュース番組の芸能人コメンテーターは変? 海外では「分からないなら見るな」、専門家が淡々と説明する国も<< 死後、2013年に国民を驚かせる衝撃的な事件が明らかになった。同年にイギリス警察が提出した捜査報告書によると、サヴィル氏は子ども番組で司会者を務めていた当時、出演者の少年少女らに楽屋で性的暴行を加えていたというのだ。被害者は少なくとも72人いて、最年少は当時8歳の少年だったそう。ただ事件が発覚したのは死後で、生前に逮捕されることはなかった。警察が捜査するきっかけになったのもサヴィル氏の死後で、当時10代だった複数の女性が性的暴行を受けたと証言したことだった。 さらに捜査を進めると、サヴィル氏はボランティアスタッフとして働いていた国営病院施設でも性的暴行を行っていたことが明らかに。施設の患者少なくとも103人に性的暴行を加え、被害者は5歳から75歳だった。さらにサヴィル氏は死体から義眼を取って指輪を作り、霊安室で死体と性行為もしていたそうだ。 事件が認められたのは死後だったが、それまで疑惑がなかったわけではない。1978年には、とあるパンクロッカーがサヴィル氏の行為についてBBCのインタビューで指摘したのだが、反感を買ってかBBCを出入り禁止になったそうだ。また事件を取材しようとしていたスタッフがBBCから解雇されることもあった。この背景にはボランティア活動や寄付金集めなどの功績が認められ、サヴィル氏がイギリスの王室や首相らと良好な関係を築いていたこともあるだろう。生前は国宝級の人物ともてはやされていた。事件発覚直後も、BBCは犯行に関する放送をとりやめイギリス国内で批判の声が上がっていた。その後、批判の声を受けてか犯行を報じるようになった。報道の中では、他のメディアと同じように当時の出来事やサヴィル氏の犯行を細かく伝えたほか、当時のBBCの幹部が犯行を「おそらく認識していた」とはっきりと伝えていた。 こうした状況を経験しているイギリス国民はジャニー氏に関する報道を冷静にみているようだ。Twitterではイギリスの人とみられる人たちが「サヴィル氏の犯罪を隠蔽したメディア(BBC)がジャニー氏について報じるとは非常に皮肉」「イギリスだってサヴィル氏の犯罪を彼の死から1年後まで隠蔽した」「改めてサヴィル氏についても知られるべき」と指摘している。 ただ、サヴィル氏の一件がきっかけで芸能界での性的虐待が見直されるようになったことも事実。性的暴行が警察の報告によって認められてから、芸能界における性的虐待に関する大規模捜査が行われ、1950年代後半からBBCの子ども番組への出演などで人気を集めたロルフ・ハリス氏が2013年に逮捕されている。ハリス氏は1960年代から80年代にかけて未成年の少女に対して不適切な行為をしていたことが明らかになり、未成年の少女4人に対する11件の暴行で2014年に有罪が言い渡された。またロック歌手のゲイリー・グリッターも芸能人という立場を利用して未成年の男女に性的暴行を加えていたことが明らかになり2012年に逮捕。2015年2月に有罪が確定している。 サヴィル氏のことは思い出したくもないという人もいるが、今回BBCがジャニー氏の件をあえて報じたのは、事件を隠蔽しBBCに在籍していた優秀な記者がここ数年で別のメディアに移り、別メディアでサヴィル氏について報じるようになったことも影響しているかもしれない。結果的にBBCは優秀な記者を失ったため、隠蔽したことを引き合いに出されるリスクがあってもジャニー氏の疑惑を報じたのだろう。公平な立場で報道をする機関であることを世間にアピールするとともに内部の記者たちに示すという面でも、意味のあることだったのだろう。 これまでうわさされていたものの、テレビなどで大きく報じられることのなかったジャニー氏の疑惑。取材したBBCには日本から称賛の声が上がる一方で、イギリスでは素直に称賛するわけにはならない事情があるようだ。
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社会 2023年05月07日 06時00分
泌尿器科医の男が男性患者に性的暴行、未成年も 治療と称して患者の局部を触る
多くの人は医師を信頼して受診するだろうが、海外では医師という立場を利用して患者に性的暴行をし続けた男がいる。 アメリカ・ニューヨークで55歳の泌尿器科医の男が、男性患者らに治療と称して性的暴行を加えていたことが発覚し逮捕された。海外ニュースサイト『New York Post』と『Insider』などが4月12日までに報じた。 報道によると、男は勃起不全に関する論文を執筆し、メディア取材を受けたこともあるニューヨークでは有名な泌尿器科医だったという。男は2015〜2019年の少なくとも5年間、当時未成年の2人を含む男性患者7人に性的暴行を加えた。ある男性患者Aは、診察室で男とふたりきりになった際にポルノ動画を見て自慰行為をするように指示されたほか、診察と称して大人のおもちゃを使用されたこともあった。また手袋を着用せずに直腸検査が行われたが、不必要と思われる検査だったそうだ。Aがどの時点で疑いを持ったのかは不明だが、男は治療の度に医学的に必要な行為だと説明して納得させていた。 >>38歳の偽医師、患者らに避妊具と偽りアメの棒を装着し逮捕 中には妊娠した女性も<< また当時未成年で現在25歳の男性患者Bは、2016年から2019年まで性的暴行が続いたことを明かしている。男は自身の目の前でBに自慰行為をさせた後「やり方が間違っている」と言ってBの陰茎を触った。さらに男はBの性的興奮を促すような行為をしたそうだ。Bは当時を振り返り「1回の性的暴行は20分ほどだったが永遠に感じた。性的暴行は何度も続いて(医療行為ではなく)性的暴行であると気づいたが、公に話すのに時間がかかった」と話している。なおA、Bの暴行の際、看護師などはおらず2人きりの診察室で行われたとみられている。 『New York Post』によると、他にも男は患者に性的なジョークをメッセージで送り、別の医師と会わせるという名目で2人の未成年患者を州外に連れ出したこともあったそうだ。 2022年12月に、男は当時未成年だった2人を含む7人の男性患者に性的暴行で訴えられたが、2023年4月11日に患者に対する性的暴行や未成年者を州外に誘導した罪などで逮捕、起訴された。男は容疑を否認しているが今後の裁判で有罪が認められた場合、最大で60年の刑務所行きが言い渡される可能性がある。 このニュースが世界に広がると、海外のネットユーザーからは「立場を利用した最低な医師。こんな変態はずっと刑務所に入れておくべき」「男は性的暴行をするために泌尿器科医になったのかも」「男は最初、勃起不全に関する実験のつもりで被害者に手を出していたけど、だんだん歯止めがきかなくなったのでは」「何をされるか分からないから未成年者は保護者と一緒に治療室に行く必要があるかも」「公になるまでに時間がかかったのは被害者が恥ずかしかったこともあるが、男が治療だとうまく言いくるめていたことも影響しているだろう」「他にも被害者がいそう」といった声が上がっていた。 男がそれなりに名の知れた医師であったことも、患者を信頼させ、事件発覚まで時間がかかった要因かもしれない。余罪も含めて徹底的に調べ上げ、男には相当な罰が下されるべきだ。記事内の引用について「NYC urologist busted for allegedly fondling underage boys, using sex toys on patients」(New York Post)よりhttps://nypost.com/2023/04/11/nyc-urologist-busted-for-allegedly-fondling-using-sex-toys-on-male-patients/「Survivor of New York urologist charged with sexually abusing patients says he spoke out so the doctor 'had no more opportunities to abuse anyone'」(Insider)よりhttps://www.insider.com/new-york-urologist-indicted-on-charges-of-sexual-abuse-patients-2023-4
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社会 2023年05月06日 19時00分
シンナー中毒の中学生、飼育小屋のウサギを大量虐殺!【衝撃の未成年犯罪事件簿】
大麻やシンナーなど青少年の薬物使用が多数検挙された80年代。埼玉県のある中学校で痛ましい事件が発生した。 1984年の冬、某小学校で飼育されていたウサギ4羽が何者かの手によって殺される事件があった。ウサギは強い衝撃で内臓が潰されており、さらに死体は校庭に設置してあった鉄棒にぶら下げられていた。 ウサギは小学校内の飼育小屋で飼われており、児童たちにも人気の動物であった。弱い動物を狙ったあまりに卑劣な犯行であり、学校の関係者は深く悲しみ、犯人を捕まえる事を誓ったという。 >>空手部の生徒が先生を滅多打ち!一体、何があったのか?【衝撃の未成年犯罪事件簿】<< そして、事件から数か月が経過した頃、ウサギを殺した犯人として、近所に住む中学生の生徒3人が器物損壊と建造物損壊で補導された。彼らは近所では札付きの不良であり、シンナーを吸うために誰もいない小学校の校庭へ忍び込んだという。そこでウサギや鶏を飼っている飼育小屋へ侵入。 シンナーで錯乱状態に陥っていた3人は、白いウサギをサッカーボールと見間違え、次々に蹴り殺してしまったという。そして、死んでしまったウサギは校庭の土の中に一度埋めたが、何を思ったのかもう一度掘り返し、鉄棒に括り付けた。さらに校舎の至る所に金色のスプレーを使い、落書きをして逃げ帰ったという。 彼らは全員、重度のシンナー中毒者で、錯乱した状態で万引きやオートバイを盗むなどで補導された事が何度かあったという。何度も捕まってしまった事から「誰もいない場所」を求めて、深夜の小学校に忍び込み暴力の限りを尽くしたのだ。 彼らが非行に走ってしまった理由は明らかではないが、親から育児放棄をされるなど、疎外感を感じており、それが檻にいたウサギの虐殺に繋がったのではないかとされている。
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社会 2023年05月06日 17時00分
ヤフオクで“資料”の美術品購入? 苦しい釈明を繰り返し辞任に追い込まれた舛添元知事
今年の3月から4月にかけて政治の世界を騒がせたのが、高市早苗氏だろう。総務大臣時代の政治的公平の解釈に関する行政文書を「捏造である」と主張し、「捏造でなければ議員辞職する」と断言して話題なった。文書は総務省の公式な行政文書だと認めらたことで、高市氏は苦しい立場に追い込まれた。さらに、4月9日に行われた奈良県知事選では、同氏が推した候補が敗れてしまった。 この高市氏の騒動で思い出されるのが、今から7年前の2016年に、苦しい釈明を繰り返した末に東京都知事の辞職に追い込まれた舛添要一氏のケースだろう。 舛添氏は、前職の猪瀬直樹氏の辞職に伴う選挙で2014年に当選。16年5月に『週刊文春』(文藝春秋)を始めとする各メディアが、政治資金問題を追及し始める。その内容は公私混同とも取られかねない政治資金の使い方であり、小さな買い物の内容のセコさも話題となった。 >>舛添要一氏、三浦瑠麗氏を猛批判「不勉強でテレビ文化人の欠陥を晒している」賛否集まる<< 政治資金で購入した書籍の中には『クレヨンしんちゃん』が含まれていた。これには「児童の保護者から子どもが悪い言葉づかいをまねる」と相談を受け、どのような表現がなされているか確認するためと釈明したとされる。しかし、「クレヨンしんちゃん」の言葉づかいを確認するならば、マンガ本よりアニメ作品の方を確認すべきだろう。 さらに、シルクの中国服を購入していた件を記者会見で問われた舛添氏は「肩が引っかからずスムーズに書道ができる」ためと主張。記者から「袖がない服を着れば良いのでは」とツッコミを受けると、舛添氏は「気温が低い時もある」といった反論を行い、その様子が「大喜利状態」とも言われた。 また、ヤフーオークションを利用し、たびたび美術品を購入していた件には「昔の東京の姿を考える資料」などと苦しい釈明を繰り返した。美術品を政治家が「資料」と主張するのはやはり無理があるだろう。さらに、「勤務中にヤフオクに触ったことはない」といった言い訳もトンチンカンと話題になった。 このほか、2015年4月から2016年4月までほぼ毎週末、神奈川県湯河原町の別荘の行き来に公用車を使ったことも問題視された。同氏は「人工股関節を入れているので、自宅の風呂では足を伸ばせない」「湯河原の風呂は広いので足を伸ばせる」と釈明している。また、千葉県木更津市の温泉リゾートホテルに家族と宿泊し、政治資金を支出したことも批判の的となった。 舛添氏は、この年ブラジルのリオデジャネイロで行われた五輪の閉会式への出席の意思を見せ、その先の2020年の東京五輪へ向け続投したい意思を示していた。しかし、一層のバッシングの強まりと、都知事の不信任案可決も見込まれたため、6月15日に辞職願を提出し、21日付で都知事を辞職している。
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社会 2023年05月06日 06時00分
クルーズ旅行中に男性客が死亡 飲み物用冷却庫に遺体を保管し腐敗が進行、遺族が運営会社を提訴
豪華客船で各国をめぐるクルーズ旅は、世界中で人気が高い旅のひとつだ。このたび、ずさんな対応をしたクルーズ会社が訴えられてしまったようだ。 アメリカ・フロリダ州フォートローダーデール発着のクルーズ船内で、死亡した男性客の遺体を適切に保管しなかったとして、遺族が損害賠償を求めてクルーズ会社を提訴した。海外ニュースサイト『Miami New Times』『UPI』などが4月23日までに報じた。 報道によると2022年8月、フロリダ州在住で78歳の妻とその夫(以下男性、年齢不明)は、豪華客船で行くカリブ海のクルーズ旅行に参加した。同年8月15日、心臓疾患を持つ夫が船旅中に亡くなったという。男性は心臓疾患が原因で亡くなったようだが、死亡時の状況など、詳細は報じられていない。 >>友人男性を殺害した男、遺体を崖から捨てるもバランス崩して一緒に転落 谷底で男性2人が遺体で見つかる大惨事<< 死亡時、船はプエルトリコ付近を航行中であった。男性の妻は、今後の対応について判断を求められたという。クルーズ会社の社員は、妻に2つの選択肢を提示。ひとつは、近くのプエルトリコの港に寄港し、男性の遺体を降ろして、現地で検視をした後アメリカに男性を移送するというもの。2つ目は、このまま船内の遺体安置室に男性を保管し、船旅を続けてアメリカに戻った後、葬儀会社に引き渡すというもの。妻は後者を選択したという。 男性死亡から6日後、船は無事にアメリカに帰港。葬儀会社の担当者が男性の遺体を回収するため、同船に乗船した。しかし男性の遺体は遺体安置室にはなく、飲み物を保管する冷却庫内に安置されていた。男性の遺体は袋に入れられ、床に敷いた平パレットの上に置かれていたという。遺体は腐敗が進行。腐敗ガスで遺体が膨らみ、肌は緑色に変色していたそうだ。遺体安置室が最初から故障していたのか、途中で故障したのか不明だが、男性の遺体を冷却庫に移して、保管していたのは間違いないそうだ。 遺体の損傷が激しく、男性の葬儀ではお棺を開けることができなかったという。2023年4月19日、男性の妻および家族は尊厳を踏みにじられたとして、クルーズ会社に約1億3千万円の損害賠償を求める訴訟を提起した。訴状では、男性の遺体を適切に管理しなかった同社の過失を訴えている。訴訟を受けて、各メディアがクルーズ会社に取材を申し込んだが回答は得られていない。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「最後のお別れができず、遺族の怒りはごもっとも」「6日間、冷たい飲み物と死体が空間を共有。こちらの方が問題だと思う」「腐敗が進行していたら、臭いもすごそう」「霊安室もデジタル化しているはず。故障中なのは最初から分かっていたと思う」といった声が上がった。 遺体安置室が故障する不運が重なってしまったものの、遺体保存のために、面倒でも最寄りの港に寄港した方が金銭的にも会社の評判的にも、ダメージは少なかったかもしれない。記事内の引用についてCelebrity Cruise Ship Kept Corpse in Drink Cooler, Lawsuit Says(Miami New Times)よりhttps://www.miaminewtimes.com/news/celebrity-cruise-ship-kept-dead-body-in-beverage-cooler-lawsuit-alleges-16809838Widow sues Celebrity Cruises after husband's decomposing body stored in drink cooler(UPI)よりhttps://www.upi.com/Top_News/US/2023/04/23/widow-sues-celebrity-cruises-husband-decomposing-body-drink-cooler/7931682264103/
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社会 2023年05月05日 22時00分
車輌プレート、時刻表、運転台の部品まで「盗り鉄」による迷惑事件
鉄道をこよなく愛し、写真撮影を趣味とする人を「撮り鉄」と呼ぶ。迷惑行為が社会問題化しているものの、基本的に車輌を撮影する行為は、鉄道の楽しみ方の1つとして認知されている。 一方で害悪でしかない存在が、「盗り鉄」。鉄道関係の物品を盗む人物の総称で、昨今頻発。2023年に入っても、「盗り鉄」事件が相次いで発生した。 今年2月、JR北海道の特急で旧国鉄時代から活躍する「キハ183系」の車輌の「指定席・自由席」を表示するプレートが相次いで盗まれたとして、同社が被害届を提出。この車両は3月17日に定期運行の終了が決定しており、そのことを知る鉄道マニアによる盗みである可能性が極めて高いものと見られる。 >>39歳無職女、線路に傘5本を投げ入れて逮捕 接触した急行電車が緊急停止<< また、JR東海管内では3月、静岡県のJR富士川駅で54歳の男が構内に掲げられていた縦1.2メートル、横80センチの時刻表を盗んだとして逮捕されている。この男はその後、昨年5月にも同駅構内でJR東海が作成した宣伝用ポスターも盗んだことが判明し、4月に再逮捕された。認否や動機などについては明らかにされていないが、収集癖もしくは転売目的であることが有力だ。 このような「盗り鉄」による窃盗はほぼ毎年発生している。特に、2019年5月に発生した静岡県島田駅のケースでは、夜間滞泊していた車両から運転を制御する装置・警報器・操作レバーなどが付いた高さ8センチメートル、幅80センチ、奥行き25センチの運転台の部品、行先表示器などが全て盗まれ、上下線の一部が運休になる事態に発展した。 「盗り鉄」はもちろん、「撮り鉄」による迷惑行為も真面目に鉄道を愛する人物の肩身を狭くさせる。行うべきではないことは、明らかだ。
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社会 2023年05月05日 06時00分
生後2カ月の娘を殺害した父親、ペットの猫が犯人だと主張 後に犯行を認めて逮捕
子どもを虐待する卑劣な親はいるが、海外では子どもに危害を加えながらも“猫”の仕業だと言い訳した父親がいる。 アメリカ・ミネソタ州で、41歳の父親が生後2カ月の娘を殺害。しかし父は、娘の死の原因についてペットの猫が攻撃したことだと供述した。海外ニュースサイト『Law & Crime』と『Mirror』などが4月7日までに報じた。 報道によると2021年9月、男は娘を複数回殴り殺害したという。娘は両親と暮らしていたが事件当時、妻は仕事に出掛けていて男と娘は家にふたりきりだった。 >>昼寝中の大惨事!飼い犬が女性の顔の上で粗相、口に排泄物が入る ひどい感染症に<< 午後5時ごろ、男は妻に娘の様子がおかしく、また約20ポンド(約9キロ)の猫が娘の隣に横たわっているとメールで伝えた。メールを受けて午後6時ごろ妻は帰宅。目が膨れ上がった娘の姿を目撃した。娘は息をしていたが寝ているわけではなく気絶しているような状態だったため、妻は午後7時ごろ娘を病院に連れて行った。男も共に病院に向かった。 病院で娘は肋骨、大腿骨が折れ、舌の一部の断裂や脳出血を起こしていると診断された。警察も病院に駆けつけたが、男は警察に「20ポンドの(ペット)猫が赤ちゃんの上に横たわり負傷させた」と説明したそうだ。男の説明を受け、警察は病院側に猫が攻撃した可能性を問いただしたが、医師はけがの程度が重く、猫が引き起こした可能性はゼロに近いと証言した。なお、赤ちゃんはけがの影響で脳の活動がほとんどなく、生命維持装置に入れられたままだったが回復の可能性がないとの診断を受け、事件から約2カ月後の2021年11月に正当な手続きの上、生命維持装置を切り死亡が宣告された。 医師の証言を受け、警察が繰り返し男に事情聴取を行った結果、男は以前の発言を翻し「どのようにして娘がけがをしたのか分からない」などと証言を変えた。その後「おむつを替えるときに少し乱暴だった可能性がある」「(事件当日)娘を通常よりも強く抱き締めたかも」と発言。最終的には「十分な力で娘を殴って殺した」と供述して罪を認めた。男は2021年10月に逮捕された。 2023年4月に男の裁判が行われ、娘を殺害した罪などで15年の刑務所行きが言い渡された。 このニュースが世界に広がると、海外のネットユーザーからは「最低なニュースだ」「娘を殺すなんて狂っている」「猫のせいにするなんて他人事のようで罪に対する意識も低い」「猫が赤ちゃんを殺すはずがないだろう」「赤ちゃんでも骨を折るほどなんてよほどの力がなければ無理。男は相当な暴力を振るった」「刑が軽すぎる。終身刑でいい」「終身刑を下さなかった裁判官の考えを聞きたい」といった声が上がっていた。 幼い娘を殺した男の罪は重く、猫のせいにした言い訳も卑劣である。もっと重い刑をと願う人が多いことも納得だろう。記事内の引用について「Dad who beat infant to death and blamed her catastrophic injuries on family’s cat will spend less than a decade in prison」(Law & Crime)よりhttps://lawandcrime.com/crime/dad-who-beat-infant-to-death-and-blamed-her-catastrophic-injuries-on-familys-cat-will-spend-less-than-a-decade-in-prison/「Evil dad tried to blame baby daughter's death from horrendous injuries on 20lb pet CAT」(Mirror)よりhttps://www.mirror.co.uk/news/us-news/evil-dad-tried-blame-baby-29653759
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社会 2023年05月04日 06時00分
自分のそっくりさんを殺害しID盗もうとした女、SNSで身バレし逮捕 国際指名手配中の逃亡犯と発覚
友人だと思っていた人に裏切られるほど、悲しいことはない。海外では、友人に殺されかけた人がいる。 アメリカ・ニューヨーク市在住の女性に、強力な鎮静剤入りチーズケーキを食べさせ、殺害しようとした疑いで起訴されていた女の裁判で、裁判所が21年の禁固刑有罪判決を言い渡した。海外ニュースサイト『The Guardian』『Daily Mail』などが4月20日までに報じた。 報道によると、2016年1月ごろ、同市ブルックリン在住の女性(現在35歳)が女A(現在47歳)と知り合った。2人が出会った経緯は報じられていない。女性とAはすぐに意気投合したようで、お互いの家を行き来する仲になった。 >>インフルエンサー、殺人事件の現場で自撮り実況の動画公開 血まみれで意識のない被害者が映り批判殺到<< 2人が知り合ってから約半年後、Aが女性の家を訪れた。Aは手土産のチーズケーキを持参。食べるよう勧められ、女性はチーズケーキを口にした。しばらくして女性の体調が悪化。嘔吐を繰り返したのち、ベッドの上で意識を失ったという。翌日、女性の姉が昏睡状態の女性を発見した。室内の異変に気付いた姉が警察に通報。救急隊も駆けつけ、女性は病院に搬送され、一命を取り留めたそうだ。数日後に女性は退院して帰宅。室内には強盗が入ったようで、女性のパスポート、労働許可証、指輪などの貴重品がなくなっていた。 このときすでにAとは、連絡がとれなくなっていた。捜査を開始した警察は、一連の強盗がAの犯行とみて調べを進めていったという。さらにチーズケーキの容器を調べたところ、強力な鎮静剤の成分が検出された。Aがチーズケーキに致死量の鎮静剤を混ぜ、女性に食べさせたとみた警察は殺人未遂の疑いでAを指名手配したという。 事件発生から半年後、警察はようやくAの身柄を拘束した。Aの居場所を特定できたのは、AがSNSを利用していたからだ。Aは2014年に地元ロシアで隣人の54歳女性を殺害した容疑で、国際指名手配されていた。直後にAはアメリカに逃亡し、偽名を使いニューヨークで暮らしていたという。Aはフェイスブックを利用しており、毛皮や宝石で着飾った写真を度々投稿。ニューヨークに住む被害者の娘が、Aとみられる人物のSNSを発見して独自に探偵を雇い、Aの行方を追った。この探偵がAの居場所を特定し、警察に情報提供したそうだ。 逮捕されたAは殺人未遂で起訴された。裁判で担当検事は「Aは逃亡先のアメリカで、別人になろうと画策した。自分とよく似た女性に狙いを定め、IDを盗むために殺害しようとした」などとその動機を訴えた。なお、Aは容疑を否認している模様。複数回の審理を重ね、クィーンズ上級裁判所は殺人未遂の罪で、禁固刑21年の刑をAに言い渡した。検察側の主張が認められた形だ。なおAは判決に納得がいかず、法廷で裁判長に罵声を浴びせたという。 このニュースが世界に広がるとネット上では「恐ろしい。女は人の命など何とも思っていないのだろう」「女性は一生友達が作れなくなりそう」「2人は顔だけでなく、体型までそっくり。これは狙われる」「アメリカの入国審査は機能していないのか」「逃亡犯なのにSNS使うとか、脇が甘すぎる」「警察が無能。探偵の力を借りないと、まともに犯人を捕まれられない」「女はラッキーだ。ロシアの刑務所よりはマシだと思う」といった声が上がった。 国外に逃亡しても、人は変わらないのだろう。逃亡先でも、悪事を働いた結果、女は長期にわたり刑務所に入ることになってしまったようだ。記事内の引用についてWoman who poisoned lookalike with cheesecake to steal identity convicted(The Guardian)よりhttps://www.theguardian.com/us-news/2023/feb/09/woman-poisoned-lookalike-with-cheesecake-convicted'It was easy for her to kill': Victim of Russian dominatrix speaks out as her former friend is sentenced to 21 years for poisoning her with laced cheesecake to steal her identity(Daily Mail)より https://www.dailymail.co.uk/news/article-11992337/Russian-dominatrix-tried-poison-friend-cheesecake-sentenced-21-years.html
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社会 2023年05月03日 17時00分
「汚す」ことに執着? 自転車のサドルや自動車、人に尿をかける異常な事件
人間には誰しも性癖というものがあると言われる。基本的にそれを持つことは自由だが、歪んだ性癖を犯罪にぶつける人物も、存在する。 特に他人や物を汚すことで性癖を満たそうとする人間は、非常に迷惑。さまざまな手口で、犯罪を引き起こしている。 1月3日には、静岡県藤枝市で同僚だった46歳女性が所有する自動車に自身の精液を複数回塗りつけて汚したとして、51歳の男が逮捕されている。この男は被害女性に好意を寄せており、自動車を精液で汚すという行動に出た。 >>43歳高校非常勤講師男、女性の自転車サドルに体液をかけ逮捕「興味本位でかけた」と供述<< また、昨年12月20日には、愛知県内を走っていたJR東海道本線岡崎~蒲郡間で、31歳会社員の男がプラスチックに入れた自身の尿を座席と女性の背中の間にストローを差し込み、背もたれから衣服にかけるという事件も発生した。このケースのように、自身の尿をかける犯罪はこの他にも多々発生している。 そして、「汚す」性癖の極めつけとも言うべき事件が、2月13日に逮捕された28歳会社員の男のケース。昨年12月14日から15日にかけ、福島県相馬市内の駅駐輪場に停められていた自転車のサドルに排便をした。その後の調べで、男が好みの女性が乗っていた自転車を狙い、犯行に及んでいたことが発覚した。 いずれのケースも「人や物を汚し、その反応を楽しむ」という極めて悪質な性癖が事件の要因となっていると見られる。被害者にとっては気持ちが悪く、精神的ダメージを負うことになる。 性癖を持つこと自体は直ちに犯罪とは言えないが、犯罪はもちろん、他人に迷惑をかけることも、極めて不適切で好ましくない行動と言える。
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社会
43歳会社役員男、駐車監視員に暴行し逮捕 違法駐車のステッカーに怒りか
2023年02月21日 22時00分
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社会
『ミヤネ屋』、伊藤容疑者の父取材で物議「放送するべきじゃない」バッシング加速で番組に疑問の声
2023年02月21日 17時45分
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社会
羽鳥アナ、玉川徹氏に「恩を仇で返さないように」痛烈な忠告で称賛の声 スタッフからも笑い?
2023年02月21日 14時00分
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社会
60歳小学校教諭 生徒に「バカな奴らばっかり」と暴言 処分に「軽い」の声も
2023年02月21日 12時00分
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社会
ロケット打ち上げ「失敗」記者に「国益に反している」苫米地氏が批判 「科学的な立場では成功」持論
2023年02月21日 11時55分
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「黙らせてやった」ガミガミうるさいと男が妻をめった刺しし殺害、終身刑判決に
2023年02月21日 06時00分
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52歳男、飼い犬を原付バイクで引きずり逮捕「犬が血まみれになっている」と通報
2023年02月20日 21時00分
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谷原章介、犬の鳴き声による騒音トラブルに「理解できない」発言で物議 「ノイローゼにもなる」指摘も
2023年02月20日 17時00分
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社会
『サンモニ』、「ロシア勝利か人類滅亡かの二択」偏った考えの映像に疑問の声「ウクライナが抵抗するのが悪いと言っている」指摘も
2023年02月20日 11時50分
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社会
酔っ払いが建物に立ち小便、ビルのオーナーが激怒し男性を射殺してしまう
2023年02月20日 06時00分
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43歳警官の女、同僚の交際男性に発砲 パトカー内での浮気を目撃、女性が殺害される
2023年02月19日 06時00分
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「競馬ブーム」前夜、競馬ファンの中学生177人が補導されていた【衝撃の未成年犯罪事件簿】
2023年02月18日 19時00分
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家系図掲載が炎上の岸元議員、過去にはエリート学歴職歴アピールで落選ケースも
2023年02月18日 17時00分
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小学校の女性校長、体育教師の既婚男性と不倫 校内で性行為、男性の妻が動画を撮影か
2023年02月18日 06時00分
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50歳会社員男、ズボンから下半身を露出し女性に抱きついて逮捕 わいせつ目的を否定
2023年02月17日 23時00分
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81歳男、空き家でダイナマイトを保管し書類送検「解体をしていたら恐ろしいことに」指摘も
2023年02月17日 22時00分
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カズレーザー、迷惑動画の若者の個人情報拡散に「訴えて実名が出たら同じ」持論に賛否の声
2023年02月17日 17時00分
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岸和田市長、大阪市内の塾をSNSで宣伝?「企業への肩入れ的な言動」市民から批判も反論
2023年02月17日 12時40分
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橋下徹氏、靖国参拝できる環境「命をかけて作れ」政治家に訴え物議 「分祀を勘違いしないで」厳しい指摘も
2023年02月17日 12時10分