「まず深夜帯ながら初の冠となるのが『バイきんマン(仮)』(フジテレビ系)。自分はいい女だと勘違いする女性らを説教する新感覚バラエティーです。もう一つは、日本テレビで土曜日の夕方に放送されるコント番組。小峠が座長となり、芸人をキャスティングしながら毎週、コントを発表していく内容。来年の今頃は、有吉や坂上のポジンションに居座っている可能性が高い」(制作会社幹部)
それにしてもなぜ、ここにきて小峠が急に注目されるようになったのか? 業界関係者の誰もが口にするのが、天才的なリアクション芸だという。
「誰に振られても返しのうまさ、ツッコミのうまさはピカイチ。見ていて安心できる。ダウンタウンの松本人志や爆笑問題の太田光、くりぃむしちゅーの上田晋也らが認める理由です。また、テンポよく繰り出すキレ芸も、カンニング竹山やアンジャッシュ児島一哉よりも数段上です。今やバラエティーのキャスティング会議では、ザキヤマや出川哲朗や狩野英孝よりも人気があるんです」(放送作家)
人気が右肩上がりを続けているとともに、脚光を浴びているのが激安の番組出演料だという。
「彼についているKというマネージャーが、かなりの切れ者なんです。元ナベプロの人間ですが、とにかく損して元を取れというタイプ。また、各局のプロデューサーとパイプがあるのも彼の強み。ギャラも拘束時間に関係なく、一律3万円〜だった。最近はさすがにアップしたが、それでも10万円〜。このご時世に、制作サイドから、あまりに安いという理由によりギャラアップを申し出るほどだったんです」(芸能関係者)
小峠の実力と激安ギャラをウリに、お笑い界で天下を取るのは時間の問題?