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山Pが“世界進出”を目指す理由 日本のドラマよりも都合がいい?

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 山Pこと歌手で俳優の山下智久(34)が、日欧共同制作の連続ドラマ「THE HEAD」で海外ドラマデビューすることを、各スポーツ紙が報じている。

 各紙によると、同ドラマはスペインに本社を置く欧州有数の制作会社「ザ・メディアプロ・スタジオ」が主導。米ドラマ最高峰「エミー賞」を受賞した「HOMELAND(ホームランド)」を手がけた、ラン・テレム氏が総指揮を執るという。

 すでに世界30の国と地域での放送と配信が決定。日本では2020年春に動画配信サービス「Hulu」で公開予定。

 ドラマの舞台は、南極の科学研究基地。長い冬を迎えるにあたり、研究員たちは10人の「越冬隊」を残して基地を去ることになるが、突如、基地と外界の交信が断絶。半年後に戻ってみると、2人の生存者を残し、7人が死亡、1人が行方不明になっていた…というサバイバルミステリーだ。

 山下以外のキャストは全員欧米人。山下は“日本代表”としてメインキャストの越冬隊の1人を演じ、セリフは全編英語だという。

 「以前から英語を学び、海外への思いをはせていた山下だが、ついにチャンスが訪れた。なかなかジャニーズで海外に目を向けるタレントはいないが、だからこそ、山下の挑戦をジャニーズも全面的にバックアップすることになるだろう」(芸能プロ関係者)

 昨年は主演ドラマを映画化した「劇場版 コード・ブルー‐ドクターヘリ緊急救命‐」が興行収入93億円のヒットを記録。しかし、現在放送中の主演ドラマ「インハンド」(TBS系)は初回を除き、視聴率が1ケタ(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で振るわない。

 「『コード・ブルー』はあまりセリフのない役だったが、山下にハマった。『インハンド』はそれなりにセリフがあるが、滑舌が悪くて聞き取りにくい。英語のセリフなら、そのあたりの問題をクリアできるのでは、という狙いも海外進出の理由なのでは」(芸能記者)

 世界レベルでの活躍を目指してほしいものだ。

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