安藤降板話のきっかけは『スーパーニュース』のリニューアル。つい先ごろ、安藤と椿原慶子アナの2トップに加え、新たに『めざましテレビ』を卒業した生野陽子アナの起用が発表された時から、周囲がざわつき始めていた。そもそも、改編の度に安藤の降板話は幾度となく報じられてきたが、今回はかなり信憑性が高いという。
「後ろ盾がなくなる可能性が出てきたんです。これまでは、フジ局内で情報制作局制作担当局長を務める夫の力で何とか首をつないできたが、次の人事異動で左遷されるという話が飛び交っているんです。生野の起用は、ポスト安藤のためであることは現場の誰もが認めている」(放送作家)
そもそも、安藤の降板話が浮上するようになったのは、番組の低視聴率もさることながら、一番の理由がバカ高い出演料。なんと、年間3億円以上もギャラが支払われているというのだ。
「毎年契約更改する度にギャラが上がるんです。現場のプロデューサーも夫の顔色を窺い拒否できなかった。ちなみに、安藤のギャラは1本当たり130万円〜。帯番組を担当するフリーアナの中では間違いなくトップクラスです。貯金も5億円とも噂されています」(事情通)
しかも、安藤のリストラ降板話に関連し、もう一つ面白い話が局内に飛び交っているという。9月30日付でTBSを退社し、フリーに転向した田中みな実のとばっちりを被ったというのだから聞き捨てならない。
「今回の安藤のリストラは完全な玉突きですよ。そもそも生野が『スーパーニュース』に横スベリさえしなければ、安藤の座はしばらくは安泰だった。ポスト安藤がいなかったからです。しかし、田中がフジの新番組『ニュースな晩餐会』に起用されたお蔭で、人事プランが大幅に狂ってしまったんですよ」(関係者)
なんと生野アナは、当初、田中が担当する新番組『ニュースな晩餐会』のメーンMCに内定していたというのだ。
「田中が所属する事務所は剛腕で知られるばかりか、バックには芸能界を牛耳るドンがついている。でなければ、9月にTBSを退社して10月からライバル局のフジでレギュラーを持てる訳がありません。これは、元日テレからテレ朝に移籍した羽鳥慎一の時と全く同じパターンです」(関係者)
この状況に安藤がどう出るか。今後に注目だ。