すべては、4年ぶりに出演した同局の連ドラ『Chef〜三ツ星の給食〜』。初回視聴率がいきなりの8.0%とシングルスタート。その後も視聴率は振るわず2話が7.0%、3話も6.2%、第4話にいたっては4.9%と5%を割ってしまったのだ。
ドラマは、世界中から注目される三ツ星レストランの天才女性シェフ・星野光子(天海)が、小学校の給食を作るというキテレツストーリー。視聴率同様、業界の評価も散々なのだという。
「脚本がめちゃくちゃで何の仕掛けもない。小学生に三ツ星シェフの味を語らせる設定がまずアウト。すべてが作り物の世界とすぐ分かるため、何の感情も生まれない」(他局のドラマプロデューサー)
どうやら天海サイドは、企画書などを十分に吟味することなく、フジとの関係性だけでオファーを受けたという。このツケは今後、女優・天海に大きくのしかかることになりそうだ。
「数字が取れない女優の烙印を押された天海に、他局からのオファーはなくなります。今後、彼女が主演するとしたら、フジのドラマくらいでしょうね」(制作会社プロデューサー)
こんな状況下、大手広告代理店や視聴率調査会社のリサーチで、ようやく天海サイドも気が付いたという。
「もしこのドラマが他局だったら1〜2%、いや、3〜5%はアップしていたのではないでしょうか。先頃導入された録画率を測定するタイムシフトの数字を見ても歴然。今やフジと言うだけでNGの時代なんですよ」(業界関係者)
今回、天海サイドが被った被害額だが…。
「女優の既存価値としては100億円近い損害になるのでは…。今回のドラマのギャラ1本250万円では、とてもじゃないが元がとれない」(芸能関係者)
今後、天海のような俳優陣がまだまだ現れそうだ。