まずはアンディがスパーリングを行い、フライングニーを連発。微笑を浮かべながら「今回はコレで倒すつもり。オレの飛びヒザ蹴り食らったら彼のアバラが折れるョ」とKO予告を放った。
不敵に毒針葬を宣告したアンディの毒舌は止まらない。対戦する山本には「インターネットで調べたけど出てこない」と、全日本キックのウエルター級王者をあたかも無名の扱い。それどころか山本戦を「準備運動」とし、眼中にない。かなり辛らつな“先制口撃”だが、山本も黙ってなかった。
その後の会見でアンディの一連の発言に反論。手始めに毒針葬について「ヒザ蹴りはボクには当たらナイジェリア」とダジャレで一蹴すれば、1回戦が「準備運動」としたことには「大目玉食らう」「ケガすんぞって」などと不快感をあらわにした。
決戦を前に激しくけん制し合った2人。トーナメントのカギを握る一戦なだけに、ゴングが待ち遠しい限りだ。