「ヒロインがいまだに決まらないんです」
と声を潜めるのは制作プロデューサー。つい数年前までは主演・木村と出すだけで、多くの芸能プロダクションからさばききれないほどの売り込みがあったという。ところが、最近はその事情が変わりつつあるというのだ。
「人気女優らが皆、木村と聞いただけで逃げ出す。ドラマで関わり合うと面倒だという評判が定着しているんです。撮影スケジュールはすべて木村中心で動いているため、間近になるまで決まらない。脚本は当然として、美術セットから小道具に至るまで細かい注文が随時、入るんです。それらを修正するために、いつもギリギリになってしまうそうなんです」(芸能事情通)
さらに木村主演ドラマにつきものの、あるお約束も敬遠される理由だという。
「キスシーンです。彼の主演ドラマは、必ずヒロインと熱い抱擁シーンがマストで入ってくる。皆、嫌がるんです。また、木村は身長が170センチ未満。女優らが背を低くし高さを合わせなければならない。結果、おしゃれなハイヒールなど履けないんですよ。以前は困った時の北川景子がいたんですが、残念ことに結婚してしまった。ゼロから探している状態なんです」(芸能関係者)
さらにギャラに関してもブーイングが上がるという。
「木村が1本最低300〜500万円も取るため、他の共演者が抑えられてしまう。昔なら関係なかったのですが、最近はTBSも制作費を圧縮し始めた。そのシワ寄せが共演者に来るんです」(前出・芸能事情通)
今回、木村が演じるのはどんな難解なオペも絶対にやり遂げるスーパードクター。どこかで聞いたようなよくある設定だが、大丈夫?