実質の活動期間は約3年。彼女と言えば、欅坂の躍進に欠かせない存在だっただけに、ファンのショックも大きいようで、「長濱ねる卒業ってあの絶対的美少女枠は替え玉きかんぞ…」「推しの卒業がこんなにツライとは。涙が止まらぬ」「長濱ねるが欅坂卒業したら、俺何を目標に生きていけば良いのかわかんない」と全国から卒業を惜しむ声が続々と寄せられている。
一方、3月7日に自身の今後について発表したのが元AKB48の宮澤佐江。彼女は昨年7月いっぱいで芸能活動を一時休止していたが、自身のインスタグラムで、7月から開催されるミュージカル「ピーターパン」で1年ぶりに芸能活動を再開させることを報告した。
彼女の同期には大島優子や秋元才加など、女優として一定の評価を得ているメンバーもいるが、大堀恵はママタレントに、野呂佳代はバラエティの道へ、また、小野恵令奈は引退とそれぞれの道を歩いている。そんな中、宮澤が決めた「再開」に人々の反応もあまり芳しくなく、ネット上では「今さら復帰したところで、果たして需要はあるのかな」「ただ、今後また仕事が無くて精神を病まないようにね」「結局、華やかな芸能界忘れられなかっただけのこと」と冷たい言葉が投げられている。
宮澤は2006年、AKB48の一員としてデビュー。「さえちゃん」の愛称で親しまれ、総選挙では最高8位(2015年)を獲得。2009年にリリースしたDVD『彼女』は、年間女性アイドルDVD売り上げ1位を記録するほどの人気だった。だが、2012年には上海のSNH48に移籍するなど紆余曲折を経ていた。
宮澤の活動再開に対する「今さら?」といった論調の意見を見ていると、ピーク時に長濱がファンに惜しまれながら卒業するという意味では、アイドルとしては本望なのでは?という気もしてくる。今後、彼女が芸能界にとどまるのかが注目されるところだ。