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「痛快!ビッグダディ」が“別居ネタ”でTBS「オールスター感謝祭」に打ち勝つ!

 なんと、あの「痛快!ビッグダディ」が、TBSの名物番組「オールスター感謝祭」に打ち勝った。

 香川県小豆島を舞台にして、“大家族モノ”として人気を集めているテレビ朝日系列の「痛快!ビッグダディ」。そのシリーズ第17弾前編が、9月29日土曜日(午後6時30分〜8時54分)に放送された。

 今回の第17弾は前編、後編と2週に分けての放送で、これは昨年10月1日&8日の第12弾以来、1年ぶり2度目のこと。

 6月23日放送の第16弾以来、3カ月のインターバルを空けての今回のテーマは、なんと「別居」。4月には離婚するしないですったもんだした末、美奈子さんが一歩引くことを約束し、離婚しないことで決着した。前回の放送では夫婦ゲンカも一切なく、極めて平和な日常がオンエアされたが、あまりにも唐突で急な展開。

 主人公のビッグダディこと林下清志さん(47)と、18歳年下の妻・美奈子さん(29)との間で、6月から別居の話し合いがもたれ、子どもたちの夏休みが終わるとともに、それを実行することが決まった。

 ところが、番組内で別居に至る経緯説明が全くなく、ビッグダディの口から語られたのは、「それぞれの子どもたちが気を遣わなければならないから」とのあいまいなもの。別居はしても、離婚はしないという。

 番組は海で遊んだり、夏休みイベントを敢行したりの映像が淡々と流された。視聴者もワケが分からぬまま、エンディングへと向かい、別居の数日前に子どもたちに報告。ビッグダディは美奈子さんの1人息子の五男(中1)だけは、一緒に連れて行きたいと発言。どうするかは、本人の意思次第とした。

 そして、夏休み最後の日である9月2日、別居は決行された。これまでの家には美奈子さんと、その子どもたちが残り、ビッグダディのファミリーは経営する「島の接骨院」の2階に部屋を借りて引っ越し。結局、美奈子さんの息子はビッグダディの元へと行った。

 これまで、美奈子さんは接骨院の受付を担当し、仕事も夫婦一緒にやってきた。だが、これを契機に美奈子さんは新たな道を進むべく、調理師免許の資格を取るべく勉強中。

 別居を始めてから1カ月、その後の生活は10月6日土曜日(午後6時30分〜8時54分)の後編で明らかになる。

 ビッグダディが美奈子さんと再婚し、新シリーズとなってからの視聴率は、第12弾前編=昨年10月1日=12.5%、同後編=同8日=15.2%、第13弾=今年1月4日=15.7%、第14弾=4月7日=16.1%、第15弾=同29日=10.6%、第16弾=6月23日=12.7%と推移している。

 夫婦ゲンカのシーンを流さなかった前回(第16弾)は、「なぜ、ケンカしないんだ」との視聴者からの苦情が、テレビ朝日に殺到したとのウワサもある。ビッグダディが一部マスコミに話したところによると、番組構成については美奈子さんが権限を持っているという。同局からギャラが発生していること、経費は局持ちであることはビッグダディ自身が明らかにしており、“偽装別居”の匂いもしないではない。

 視聴率が低迷したここ2回の反省を踏まえ、今回は“別居ネタ”で視聴者を引き付けたようで、視聴率は第1部(午後6時30分〜7時)=9.1%、第2部(7時〜8時54分)=14.3%と盛り返した。

 この数字は同時間帯に放送されたTBS「オールスター感謝祭'12秋」第2部(午後7時〜11時48分)の12.5%をも上回った。TBSにしてみれば、まさにオールスターを集めたのに、素人の大家族モノに負けるとは屈辱以外ないだろう。それだけではない。今回のビッグダディは同時間帯で、民放地上波の堂々トップだったのだ。

 テレビ朝日的にはしてやったりの数字だったろうが、正直、別居に至る経緯がイマイチ分からず、視聴者はチンプンカンプンだろう。お約束だった夫婦ゲンカのシーンも封印された平凡な番組内容で、後編に引っ張れるかどうか注目だ。
(坂本太郎)

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