番組では、日本年金機構の個人情報流出問題をトピックスとして扱い、出演者で議論が交わされた。流出の原因は、九州ブロック本部(福岡)の職員が添付されたメールを開封し、ウィルスに感染。何者かによるサイバー攻撃を受けて、約125万件の個人情報が流出した。
ゲストコメンテーターとして出演した社会学者の古市憲寿氏は、「情報流出も問題ですけど、1か月間ぐらい公表してなかったことの方が、大問題。隠していたと思われていても仕方が無い」とトラブルを隠蔽した行為の方が罪深いと糾弾。同じくゲストコメンテーターとして出演した長嶋一茂氏も「警察が言わなかったら、隠蔽していた可能性はあるんですよね」と古市に同調した。
この問題において、日本年金機構が最初にサイバー攻撃を確認したのは先月8日。流出したことを確認したのは先月28日。しかし、事実を公表したのは今月1日で、タイムラグが生じていた。
松本は「タチ悪いなぁ」と顔を歪めながら不快感を露わにし、「こんなもん日本国民が一丸となって、日本年金機構を訴えれないんですか!?」とヒートアップ。さらに「国民レベルで裁判したらいいじゃないですか、もう」と声を荒げた。
そして、「みんなでもっと怒っていいと思うし」と国民に言い聞かし、「便利なことって悪いヤツにとっても便利なんやで」と注意喚起した。