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松本人志 年金情報流出問題に不快感「国民レベルで裁判したらいい」

 7日放送のフジテレビ「ワイドナショー」でダウンタウンの松本人志が、約125万件もの個人情報を流出させた日本年金機構に不快感を露わにした。

 番組では、日本年金機構の個人情報流出問題をトピックスとして扱い、出演者で議論が交わされた。流出の原因は、九州ブロック本部(福岡)の職員が添付されたメールを開封し、ウィルスに感染。何者かによるサイバー攻撃を受けて、約125万件の個人情報が流出した。

 ゲストコメンテーターとして出演した社会学者の古市憲寿氏は、「情報流出も問題ですけど、1か月間ぐらい公表してなかったことの方が、大問題。隠していたと思われていても仕方が無い」とトラブルを隠蔽した行為の方が罪深いと糾弾。同じくゲストコメンテーターとして出演した長嶋一茂氏も「警察が言わなかったら、隠蔽していた可能性はあるんですよね」と古市に同調した。
 
 この問題において、日本年金機構が最初にサイバー攻撃を確認したのは先月8日。流出したことを確認したのは先月28日。しかし、事実を公表したのは今月1日で、タイムラグが生じていた。

 松本は「タチ悪いなぁ」と顔を歪めながら不快感を露わにし、「こんなもん日本国民が一丸となって、日本年金機構を訴えれないんですか!?」とヒートアップ。さらに「国民レベルで裁判したらいいじゃないですか、もう」と声を荒げた。

 そして、「みんなでもっと怒っていいと思うし」と国民に言い聞かし、「便利なことって悪いヤツにとっても便利なんやで」と注意喚起した。

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