今週の東京デビューの注目馬は、10月20日(日)第5R芝1400m戦に出走予定のマイネルシャルフ。馬名の由来は「冠名+鋭い」。牡、鹿毛、2011年5月6日生。美浦・国枝栄厩舎。父ディープインパクト、母ゴールドインザグラス、母父Ascot knight。生産は新冠町・ビッグレッドファーム、馬主はサラブレッドクラブ・ラフィアン。愛馬会法人・ラフィアン・ターフマンクラブの募集馬で総額3600万円。近親には芝・ダートで3勝を挙げたイチゴイチエ(父マンハッタンカフェ)がおり、ビワハイジ、ブエナビスタなど曾祖母アグサンからなる優秀な一族。ディープインパクト産駆らしく柔らかさがあるがやや筋肉質。重心の低いストライドの伸びた走法で、良い脚を長く使いそうなタイプ。遅生まれということもありまだ馬体に幼さがあるが、丸みを帯びており長い距離よりもマイルくらいの距離が合いそうだ。なお、鞍上には柴田大知騎手を予定している。
京都デビューの注目馬は、10月20日(日)第5R芝1800m戦に出走予定のリバーソウル。馬名の由来は「兄名の一部+心」。牡、黒鹿毛、2011年2月12日生。栗東・浅見秀一厩舎。父ネオユニヴァース、母ソニンク、母父Machiavellian。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主は林正道氏。近親には第76代日本ダービー馬・ロジユニヴァース(父ネオユニヴァース)がおり、半兄には2012年ダイオライト記念(JpnII)を勝ち、同年の川崎記念(JpnI)で2着に入り9勝を挙げているランフォルセや、2011年のアーリントンカップを勝ったノーザンリバー(父アグネスタキオン)がいる。本馬は全体的にすらっとした馬体で、しなやかな筋肉をもっておりパワーはあまりなさそうだが、芝でキレそうなタイプ。繋ぎは若干長めで胴長、馬体からは長めの距離が良さそうだが、気性面を考えるとマイルから2000mくらいがベストか。なお、鞍上は岩田康誠騎手を予定している。
※出走予定競争には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適正を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。