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ラジオNIKKEI賞(JpnIII 福島1800m 7月1日) 遅れてきた大物・ロックドゥカンブが勇躍みちのく入り

 デビューから連勝、南半球産(ニュージーランド)ときたらピンとこない人はいまい。ロックドゥカンブは同厩の4歳馬キンシャサノキセキ(オーストラリア産)のデビュー当初とイメージがダブる。
 ロックとキンシャサのキャリアを比較してみると、ロックの3月デビューに対し、キンシャサは3月の時点で既に3戦を消化。「(ロックは)遅生まれらしく、レース後の反動が大きい」と堀師が言うように、この時点での完成度はキンシャサが上をいっていた。
 では気性面はどうか。折り合いに苦労し、能力だけで押し切っていたキンシャサに比べ、ロックは追い出してもなかなか反応しないおっとりとした気性。「素直な性格で、乗り心地がいい馬。乗り役は選ばない」そう師は評する。これは、なかなか重賞を勝てないキンシャサに欠けている部分でもある。
 そして、馬体重。キンシャサが465〜475kgで安定していたのに対し、ロックは前走で14kgもの大幅な増量。ほぼ成長分と考えれば、一戦ごとの上積みの大きさも後者が一歩リードする。
 「デビュー戦の後より疲労回復が早くなっているし、一戦ごとに成長しているのは確か。今回はハンデ差もあるからね」
 無傷のまま重賞獲得となれば、未完の大器キンシャサ超えはもちろん、菊花賞のダークホースとして一躍、脚光を集める存在になりそうだ。

 【最終追いVTR】Wコースで併せ馬。5Fで2馬身先行し、3Fすぎから相手が内に入り併走状態に。直線で追い比べとなると、鞍上のゴーサインに俊敏に反応し、瞬く間に2馬身突き放して見せた。デキは一段と上昇中。

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