春に1000万を勝ち上がってから調子を上げ、随分と力をつけてきました。とくに、ここ2戦は重賞に挑戦して善戦しています。
クイーンSは上がり勝負になってしまいましたので、切れる脚がないこの馬にとっては少し分が悪かったようですが、それでも勝ち馬アサヒライジングから0秒4差。そして、前走の朝日CCは初の牡馬相手の重賞。4角3番手から早めにスパートする積極的な競馬で踏ん張りに踏ん張って5着を確保しています。直線の坂にも耐え、相当な粘り腰。この内容にはビックリしました。
今回は自己条件に戻っての一戦。戦ってきた相手を考えれば、一層評価は上がります。ゴール板まであきらめずに走る強い精神力の持ち主。また、どう走ったらうまくレースを運べるかということを一戦一戦、学んでいるようにも思えます。
東京は直線が長いですが、開幕週の馬場なら期待度アップ。先行力があって、長く脚を使えるのがプラチナのセールスポイントですからね。中間の動きもいうことなし。輸送にも慣れてきましたし、現級3着の実績もありますから、54kgのハンデを生かしてしぶといレースをしてほしいです。