イギリスのエドワード8世とアメリカ人、ウォリス・シンプソンとの関係、そして現代に現れたウォリー・シンプソンという女性の2つの時代の物語が交差する映画を監督するマドンナ、自分も映画ビジネスにおいて、実力をある事をこの映画でガイに証明したいのだ。
映画の内部関係者は、デイリー・メールに対し「シンプソン婦人は、アンドレア・ライズボロウが演じ、ウォリー・シンプソンはアビー・コーニッシュが演じます」「2人はとても強い女性の役です。この映画はいわゆる『劣性の力』についてなんです。このテーマは、マドンナの監督デビュー作としてはふさわしいと思いますし、偶然の一致ではないんです」「ガイは、マドンナと2人で初めてマラウィ共和国(『I AM BECAUSE WE ARE』の撮影のために2008年)に行き、その国についてのドキュメントをマドンナが制作した際、ガイは、『マドンナはダメな監督だ』という私見を一般にさらしました。ですから、この映画はガイに対して『誰が格上か』という事を判らせる為に制作されるように感じます」
映画の撮影は、20日火曜日に高級なロンドン郊外、ケンジントンにあるパブ、『ザ・アビンドン』で始まった。この監督業と同時に、マドンナは脚本も担当している。映画は2011年7月に公開される予定だ。