2015年9月、オランダの中学校で、男性教師が生徒に向かっていきなり消火器を噴射し、騒動となったと海外ニュースサイト『Daily Mail』が報じた。同国内を中心に拡散された動画には、授業をしている教師が居眠りをしている生徒を見つけ、いきなり大声を上げて近くにあった消火器を、居眠り中の生徒目がけて噴射している様子が映っている。周りの生徒たちも突然の出来事に驚き、悲鳴を上げながら教室から避難。教室内は消火剤で真っ白になった。同記事によると、この動画は教室にいた生徒によってたまたま撮影されたものだという。
同国内では、ネットを中心に「ここまでする必要はない」「ものを使って相手を傷つけるのは体罰」「まずは口頭で注意すべきだ」といった批判が集まったそうだ。一連の騒動を受け、学校側は教師に厳重注意をしたという。
生徒の教育のための行為かもしれないが、保護者から猛批判を浴びたのはアメリカの教師だ。
2015年6月、アメリカ・ミネソタ州の中学教師の女性が、性教育の課外授業と称して生徒たちを「アダルトグッズの専門店」に連れて行き騒動となったと海外ニュースサイト『CBS News』が報じた。この中学校では性教育の授業がカリキュラムに含まれていて、教室内で講習も行っていたが、教師はさらに深い知識を生徒たちに伝えるべく、アダルトグッズの専門店に連れて行ったという。
しかし保護者たちは課外授業について何も知らされておらず、激怒。一部の保護者は州の教育委員会に報告したが、同校が私立であったため、「教育委員会は介入することはできない」と判断されたそうだ。教師に対しての処分もなかったという。
薬物の怖さを伝えるべき教師が薬物に手を出し、その様子を自らのTwitterに投稿した騒動もあった。
2013年1月、アメリカ・コロラド州の高校に勤める当時23歳の女性教師が、マリフアナを使用していることをTwitterに投稿して、騒動となったと海外ニュースサイト『The Daily Caller』が報じた。教師は自身のTwitterに「マリフアナを吸いながらテストの採点をしているわ」「自分の車の中にマリフアナがあるなんて笑っちゃう」といったコメントとともに、マリフアナと思われるものを吸っている自身の写真を投稿した。
地元のニュース局が投稿を見つけて報道したことで、騒動が明るみになり、教師は解雇されたそうだ。教師は生徒から好かれていたようで、一部の生徒は解雇の撤回を求めたが、学校側は受け入れなかったという。
どんな教師と出会うかは、子供の人生に大きな影響を与えるだろう。教師には、生徒にとって出会えてよかったと思える行動をしてもらいたいものだ。