と、早くも不安視する声が局内に飛び交っているのが、来年1月に放送される『A LIFE』(TBS系)。SMAPの木村拓哉(44)がグループ解散後に初めて受ける主演作として注目を集めているドラマだ。さらにTBSを悩ませているのが木村の無理難題に近いオーダーだという。
「木村は主演作に対する思い入れが強すぎる。美術セットはもとより、台本もギリギリまでチェックし、自分が納得しないとプロデューサーに書き直しを命じるんです」(ドラマ関係者)
また、過去に民放ドラマにとって一番重要な番組宣伝がないがしろになってしまうのも常。それでもキムタクブランドのおかげで高視聴率を記録し、事なきを得てきたという。しかし、そんな彼の力も今や地に墜ちてしまったというのだ。
「SMAP解散による木村人気の凋落ぶりは目を覆いたくなるようなありさまです。紅白に出場しないばかりか『SMAP×SMAP』特番もVTR出演の可能性が高い。視聴者はこの不満を木村にぶつけるはずです」(大手広告代理店幹部)
さすがの木村も、世情には敏感になっているという。
「だからこそ、SMAP解散後に受けるこのドラマは絶対に失敗ができない。その結果、ドラマスタッフに対するオーダーがこれまでと比べ物にならないくらいに激しくなっているんです」(前出・ドラマ関係者)
現在の木村が高視聴率を取るために、こだわり抜いているのが共演者だという。すでに一部週刊誌にはヒロインである竹内結子や松山ケンイチ、木村文乃、菜々緒、浅野忠信、山崎努、笑福亭鶴瓶といった名前がすっぱ抜かれているが…。
「浅野、山崎、鶴瓶以外はギリギリ妥協したキャスティングなんです。とくに、低視聴率男として有名な松山ケンイチに関しては、今も木村はOKを出してはいません」(芸能事情通)
そんな事情の中、木村がTBSに新たに突きつけたのが、豪華ゲスト陣だ。
「綾瀬はるかや石原さとみ、長澤まさみといった女優陣や、注目度だけは抜群のベッキーや夏目三久などを指名しています。いずれも一度は断られているにもかかわらず、再度ゲストオファーをするよう要望されているそうです」(同)
だが当然、掛かってくるのがバカ高い出演料だ。
「木村に対し、1本450万円〜。他の共演者も竹内が200万円〜、浅野が150万円〜、山崎が160万円〜、鶴瓶が220万円〜。さらに豪華ゲストのギャラを加えると、1話当たり1億円は優に超える」(芸能プロ関係者)
果たして、初回視聴率は何%をゲットするのか!?