「テレビ業界に携わっているとは言え、いちサラリーマンのイベントのチケットに応募者が殺到。チケットは即完しました。イベントではシークレットゲストとしておぎやはぎ・小木博明がゲストに来たのですが、佐久間さんは番組出演者と本気でケンカして収録中に黙ってしまったことがあったと告白。それでも編集で『面白くしてくれた』と感動していました」(芸能記者)
佐久間と言えば、劇団ひとり、おぎやはぎが出演している『ゴッドタン』、素人だった学生をテレビに出演させ、劇場公演まで行っている『青春高校3年C組』、これまでにも『ウレロ』シリーズや『SICKS〜みんながみんな、何かの病気〜』、『NEO決戦バラエティ キングちゃん』など、お笑い好きなら誰もが一度は観たことのあるテレ東のバラエティ番組を支えてきた人物である。
「同ラジオ番組が人気になったのは、佐久間さんを通して芸人や番組の裏側を知れるだけでなく、これまで数々の番組を手がけてきた佐久間さんが、普段どんなことをインプットしているのかを知れるところにあります。佐久間さんは学生の頃から舞台や映画、ドラマなどを数多く観ており、それが番組を作る上での礎になっています。ラジオはそれを知れるいい機会なんですよ。また、番組内で芸人とのエピソードを多く話すのも特徴的です。極楽とんぼとレギュラー番組『極楽とんぼのこちらササキ研究所』をやっていた頃、ちょうど山本圭壱が謹慎になり、放送中止になりかけました。その時、一般の人が出ているものもあったので、落ち込んでいるのにも関わらず、加藤浩次は『全部同じリアクションするから、もう一回撮ろう』とわざわざ撮り直しを直談判して責任を取ったそうですよ」(同上)
劇団ひとり、キングコング、オードリー若林正恭、千鳥など、深夜3時とは思えない豪華芸人も数多く登場する同番組。『オールナイトニッポンゼロ』は、ほとんどのパーソナリティーが1年で交代してしまうが、これから、ますますリスナーが増えれば、番組継続も夢ではないだろう。