佐野氏は一連の騒動後、自身のTwitterやオフィシャルブログを更新せず沈黙を守っていたが、デイリー新潮(新潮社)の取材に対応した。同誌の10月4日号掲載分によると、借金について「現状で確実に返せるのは月2万円」と告白したという。「将来子どもたちの学費がなくなればさらに返せると考え、野茂氏に返済計画を伝えた」とのこと。同誌によると、佐野氏は野茂氏に返済期限を10年延ばしてもらったが、約束を守らなかったのだという。
佐野氏は現在も家賃30万円の賃貸マンションに妻子と住んでいるとも報じられている。それが本当だとするならば、生活水準を落とす気がなく、現状を維持したまま「月2万円」を返済しようと考えているということか。なお「使い道」についてはこれまで通り「控えさせてください」と語らず。一部には「風俗に使ったのではないか」とも噂されている。
佐野氏の身勝手な言い分と行動に、ネットユーザーからは怒りの声が噴出。特に現在も30万円のマンションに住みながら「月2万しか返さない」と言い張っていることについては、「月2万じゃ100年経っても返せない。実際のところ返す気がない」「踏み倒す気満々」「8万くらいの家に住めば月20万は返済できるだろ」「生活水準を落とそうという気がないのは許せない」などと、厳しい声が相次いでいる状態。記事が事実だとすれば佐野氏に返済する気があるとは思えず、一般人から「踏み倒す気満々」と取られても致し方ないだろう。
「現在佐野氏は講演活動やテレビのゲスト解説、そしてBCリーグ・石川ミリオンスターズの取締役を務めていますが、これらの仕事は全て失う可能性が高い」
「心優しい野茂氏がそれを望んでいるかはわかりませんが、日本人メジャーリーガーのパイオニアでアメリカ・日本両国で尊敬されている野茂氏の顔に友達面をしながら泥を塗っていたことが事実なら、佐野氏に仕事のオファーはもうないでしょう」
「取材に対して『月2万の返済しかしない』と言いながら、実は家賃30万円のマンションに住んでいることが事実だとすれば心象が悪すぎる。今後野球関係の仕事がほしいなら、自分の口から『なぜ金が必要になったのか』『何に使ったのか』をきちんと説明するべきです。友人から借金をせざるを得ないほど重大な理由なら、理解してもらえるかもしれません。いずれにしても今、彼は大ピンチに立たされていると思います」(以上、野球関係者)
現役時代はピンチの場面でリリーフに出ることが多かった佐野慈紀氏。人生の大ピンチを、どう乗り切るつもりなのだろうか。