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木嶋佳苗〜首都圏婚活大量殺人事件

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提供:週刊実話

 2008年頃から1年ほどの間に、41歳、53歳、80歳の男性3人が相次いで死亡する事件が起きた。当初はいずれも事件性のない自殺と見られていたが、3人とも自殺する理由が見当たらないこと、現場に不審な点があること、さらに3人とも婚活サイトで共通の女性、木嶋佳苗(当時34歳)と交際していた事実があること、しかも佳苗は3人から270万円〜1850万円という多額の現金を受け取っていたことなどが判明した。

 さらに、この3人以外にも、佳苗は婚活サイトで次々に男性と知り合っては男女の関係となって信用させ、「結婚のための資金」「両親に合わせたい」などと言葉巧みに多額の現金を受け取っていたことがわかった。

 そして2009年9月、長野県の男性から現金をだまし取った詐欺容疑で逮捕される。続けて詐欺容疑で5回逮捕された後、2010年2月には都内の男性が死亡した件での殺人容疑で逮捕。合計で9回も逮捕され、詐欺や窃盗、殺人など10件で起訴される。

 裁判では、佳苗がすでに中学の時に知り合いの預金を勝手に引き出して使ったこと、性欲と金銭に貪欲であることなどが明らかにされた。起訴内容は一部認めたが、殺人についてはすべて否認した。

 2012年4月13日、さいたま地裁における裁判員裁判で、佳苗は死刑を宣告された。佳苗はこれを不服とし、即日控訴した。

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