「今回は古巣のフジがお情けで優しい手を差し伸べた感じではないでしょうか」と語るのは番組製作会社社員。「司会のパートナーは“浪速のみのもんた”の異名を取る宮根誠司キャスターです。日本テレビ系『ミヤネ屋』でその人気は全国区となりました。これ以上ないお膳立てすね」と語る。滝クリの「ニュースJAPAN」降板にはタイミングが突然だったので様々な憶測を呼んだのも事実。「その時の罪滅ぼしの意味合いもあるのでしょう」とのこと。
ただ、“浪速のみのもんた”の起用でも不安がないわけではないという。「この新番組は日曜午後10時の放送です。フジのこの時間帯は鬼門です。この数年間で何度も番組がリニューアルされましたが、どれも決め手に欠けました。今回もあまり長続きしないのではなんて言われていますね」(番組製作会社社員)。
さらに宮根との相性にも問題があるという。「関西弁でまくしたてる宮根のペースに滝クリはついていくことはできるのでしょうか。存在感を示すのは容易ではないと思います。半年後に宮根の隣にいるのはフジの局アナになっているかもしれないですね」(番組製作会社社員)。
予算削減でフリーキャスターには不遇の時代にどこまで滝クリは勝負できるのか? まずは期待を込めて見守りたい。