さて、富士Sは◎シンボリグランが万全の態勢を整えてきました。
前走の関屋記念は抜け出しにかかったところ、一番大外からカンパニーがすごい脚で追撃。0秒6差2着に敗れましたが、抜け出したところでソラを使っていましたからね。脚部不安後の仕上げで完調手前だったことを考えればよく走っています。それに、走破時計の1分32秒4も優秀です。
以前は落ち着きがなく、カーッとなり行きたがる気性でしたが、最近はスムーズに運べるようになって、課題だったゲートも上手になりました。馬込みがヘッチャラな強い精神力にも一層磨きがかかっています。
これまでワンランク上のメンバーと接戦を繰り広げてきた地力は明らかに上位。最終追い切りでは、坂路で50秒3の好時計マーク。鋭さ増した走りは状態の良さを物語っています。