☆東京10R「ダービー」(芝2400メートル)
◎3マカヒキ
○1ディーマジェスティ
▲14ヴァンキッシュラン
△7ロードクエスト、12リオンディーズ
俗に、ダービーは最も運の強い馬が勝つと言われてきた。しかし、出走頭数が28頭、24頭の時代から頭数が整備され18頭に確立した以降は、とんでもない馬が勝つケースはほとんどなく、実力のある馬が栄冠を手にしている。ちなみに、過去10年間の優勝馬は1番人気5頭、2番人気1頭、3番人気3頭。唯一7番人気で優勝したエイシンフラッシュも皐月賞3着馬だった。前置きが長くなったが、本命には皐月賞2着のマカヒキを推す。長蛇を逸したが、メンバー最速の差し脚で0秒2差と迫った内容はここに大きく望みをつないだ。ダービー馬にふさわしい実力が備わっている。特筆すべきはデビュー以降、4戦(3勝、2着1回)すべてメンバー最速の上り(3ハロン)を記録していることだ。舞台が広い東京コースに替わり、一段と競馬はし易くなっただけに、今度は差し切りが決まるとみた。相手は、皐月賞馬ディーマジェスティ。8番人気での優勝だったが、レースレコードだからフロックとは言わせない。逆転も夢ではない。
☆東京11R「薫風ステークス」(ダ1400メートル)
◎5ラディカル
○9トーセンマイティ
▲14スマートアヴァロン
△4サンレーン、6リアルプロジェクト
休み明けの千万条件を快勝し、勢いに乗るラディカルでもう一丁。地力強化の跡は歴然だ。これからまだまだ強くなる可能性を秘めた4歳馬で、プラスアルファも魅力。しかも、勝っても降級するだけに勝負度合いは高い。セールスポイントは持続力のある末脚で、コース替わりは大歓迎。一気呵成に2連勝を達成する。相手は、メンバー屈指のコース巧者(4勝)トーセンマイティ。
☆東京12R「目黒記念」(芝2500メートル)
◎5モンドインテロ
○6マリアライト
▲15クリプトグラム
△9サムソンズプライド、16タッチングスピーチ
近4戦、(1)(1)(6)(1)着と充実ぶりは目を見張らせる、モンドインテロをイチ押し。唯一の6着は重賞初挑戦のダイヤモンドS。3400メートルは未知の領域で、経験の差が出たもの。決して悲観することはない。2400メートルで3勝を挙げており、距離は最適。舞台も前走のメトロポリタンSと同じだし、千載一遇のチャンスをモノにする。相手は、マリアライト。牝馬とはいえ、GI(エリザベス女王杯)優勝の底力は侮れない。
☆京都10R「安土城ステークス」(芝1400メートル)
◎15ミッキーラブソング
○2ベルルミエール
▲18ティーハーフ
△6アルバタックス、8ダンツキャンサー
休み明けの鞍馬Sを小差2着と好走、益々快調のミッキーラブソングでいける。ハンデは据え置きの55キロだし、距離が1400メートル(3勝、2着2回)に延びるのも強調材料。母コイウタはヴィクトリアマイルを含め5勝を挙げた名牝。血統的にも1本筋が通っており、オープン特別の手薄なメンバーが相手ならチャンスは大きい。差し切りが決まる。相手は、復調著しいベルルミエール。適鞍(1400メートル3勝)を得て好勝負に持ち込みそう。
※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。