上重アナは今年4月『スッキリ!!』の司会者に起用された直後にスキャンダルが発覚した。都内にある40階を超える高級マンションの最上階を購入した際に、番組の有力スポンサー企業の創業者から無利子で1億7千万円という大金を借りていた。さらに、その創業者からは2千万円を越える超高級外国産車も貸与されていたことも明らかになった。年収が約2千万円弱と言われる上重アナには高い買い物だと指摘され、スポンサー企業との癒着であるとも糾弾された。
日テレの社内では番組降板や解雇の噂も流れたが、上層部は「人の噂も75日」とばかりに上重アナを『厳重注意』と『事情聴取』だけで同問題を不問にした。上重アナは、『スッキリ!!』の番組内で詳細について触れなかったが、疑念をもたれたことについては謝罪をしていた。
その上重アナが日テレを代表して、オリンピックの現地キャスターを務めるという。記者会見では代表取材もあるため、日本中のテレビにも世界中のテレビにも上重アナの顔と声が流れることになる。「治安の悪さで女性アナを担当させるわけには行かない」というスタッフの声もあるが、スキャンダルをなし崩しにした人間に対する人事としては大甘決定という事は否めない。
そして、上重アナは問題になったあのマンションに、まだ住み続けているという。
「高級外国産車は手放したと聞くが、マンションにはまだ住んだままです。結婚直前と言われたファッションモデルの安座間美優(28)と半同棲していた住まいでもあるのに、破局しても住み続けるのは理解しがたい。それに、金利の問題はその後どうなっているのか分からない。上重はあの騒動はもう終わっているとでも思っているのだろうか」(男性週刊誌記者)
インターネット上には、まだかなり辛らつな意見がある。「何事もなかったようにしてるよね」、「図太い神経してますね。こっちは朝からあなたの顔見るとムカつくので日テレ見ないようにしてますが」、「懲りてない、反省してない」、「え? まだ引っ越してなかったんだ。 こいつダメだね」といった声だ。
こういった批判を上重アナはどんな気持ちで聞いているのだろうか。もしくは、聞こえないようにしているのかもしれない。