NTTドコモの吉澤和弘社長がプレゼンテーションして概要を紹介。同社の協創パートナーであるワコムの井出信孝社長兼CEOと、日本プロゴルフ協会の倉本昌弘会長が、5G回線を使ったコラボレーションの様子を紹介した。
続けて佐藤が登壇。この日は、実際に佐藤自身がXR(xReality、VR/AR/MRの総称)を使ってゲームを体験している動画が流れた。“日本で初めて5Gを体験した俳優”となった佐藤は「バーチャルの世界に自分が入っていくのではなくて、自分のいる現実世界に新しい何かが出てくる感覚。全然気持ち悪さがない。今いる部屋という感覚はあるので、その壁に穴が開いて敵が出てくる感じですね」と語った。
また、開幕まであと2日に迫ったラグビーワールドカップ2019日本大会に向けて、7月に行われた日本代表対フィジー代表の試合を、5Gを使ったマルチアングルで視聴。「切り替えに時間がかかったり、ちょっと手こずるかと思ったら、とてもスムーズですね」と驚きつつ、さっそく使いこなしている様子だった。スポーツの楽しみ方を変える新しい視聴方法に、「スポーツ観戦するときに、プレイだけでなく、監督や敵の選手の表情も見たいので、すごくうれしい」と話した。
NTTドコモのラグビーワールドカップへの取り組みを紹介するCMに出演する佐藤。「フィールドに立っているかのようなかつてない臨場感」というコピーのCMは、「ワールドカップから観戦の新たな可能性が広がるという先進性を意識して撮りました。最先端のテクノロジーを宣伝するCMですが、撮影の方法も最先端で、苦労もあったけど非常にやりがいがありました」と語った。
佐藤は「今回いろいろな体験をして、5Gが僕たちの日常のすぐそこまで近付いていると実感しました。新しい時代になると考えるとワクワクしますし、みなさんもぜひドコモの5Gを体験して、ワクワクしていただけたらうれしいです」とPRした。
高速・大容量、低遅延、多数接続が5Gの特徴。ドコモは9月20日からプレサービスの運用を開始し、東京・名古屋・大阪の4店舗に5G体験コーナーを設置する。また、ラグビーワールドカップ2019日本大会の初戦を5Gで生中継し、マルチアングルによるライブビューイングを実施する。