市井は千葉県船橋市出身。そのため、「好きな地元千葉県を襲った甚大な災害。この数日、私には何ができるのか生まれ育った緑豊かで暖かな海風から命の芽吹きを感じ、 自然あふれる大好きな千葉県に何を返していけるのか本当に迷いました」と思いを綴っている。車で現地へ向かおうとするも周囲から止められ、さらに、地元が心配で体調を崩し腎盂炎にもなってしまったという。そこで、「正解はないけれど、子どもたちと話し合い、我が家でほんの少しですが救援物資を館山へ送らせていただきました」と決断し、行動を起こしたようだ。
ただ、これに対しては非難の声も生じている。「少しですが救援物資」と本人が投稿している通り、投稿された宅配便の送り状(伝票)の写真に「100サイズ」とあり、縦横奥行きの3辺の合計が100cm以内のサイズということ。これを受けてネットでは「宅急便一個送るくらいなら、何もしないか募金でもした方がマシ」「ボランティアは黙ってやってこそ評価されるもの」「体調不良を含めてアピール不要の駄文」といった厳しい声が並ぶ。
地震や台風などの被災が起こると、不要なものが救援物資として送られてくる、ボランティ志望者が殺到しかえって迷惑をかける、といった問題が発生する。市井も当初は車で被災地へ向かうことを考えており、それをとどまったのは評価できる。だが、わずかな救援物資が本当に役に立つかと言えば、疑問符が付くとの見る人もいる。
芸能人ボランティアは、2018年の西日本豪雨では、斎藤工やYOSHIKIの活躍が話題となった。今回も、千葉にEXITのりんたろー。や元ZOZO社長の前澤友作氏などが現地入りしている。市井は先ごろ行われた参議院議員選挙に立憲民主党公認で出馬するも、落選している。今後も政治活動の継続を明言しているため、社会派や地元愛アピールを行いたかったのかもしれないが、荷物一個を送っただけの行動を大々的に主張したことで、思わぬ非難を浴びてしまったと言えるだろう。
記事内の引用について
市井紗耶香のインスタグラムより
https://www.instagram.com/sayakaichii/
市井紗耶香のツイッターより
https://twitter.com/sayakaichii
市井紗耶香のオフィシャルブログより
https://lineblog.me/sayakaichii/