宇多田ヒカル活動再開で早くも確定しそうなNHK紅白の目玉

　高畑充希(24)がヒロインを演じるNHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(4月4日スタート)の主題歌を、活動休止中の宇多田ヒカル(32)が担当することが先ごろ、明らかになった。
　NHKが記者発表し、同日、宇多田自身も「今、ちょうど曲の真ん中辺りの歌詞残り一行を絞り出そうとしているところ」とツイートした。

　宇多田は2010年8月以降、事実上活動を休止していた。私生活では14年2月に8歳年下のイタリア人バーテンダーと結婚し、昨年7月に第1子となる男児を出産。音楽活動再開が期待されていたが、今回、ようやく実現した格好だ。
　「昨年12月、一部で来春に音楽活動を再開すると報じられたが、宇多田の父で音楽プロデューサーの宇多田照實氏が否定。しかし今回、活動再開が発表されたことで、あの報道はガセではなかったということになる。予定外に早く情報が漏れて、照實氏が火消ししたのかもしれない」(スポーツ紙記者)

　ファンにとって喜ばしいのはもちろんだが、NHKにとっても大きな喜びだ。
　「宇多田によるNHKへの楽曲提供は06 年『みんなのうた』の『ぼくはくま』以来。ドラマへの書き下ろしは初。朝の連ドラの注目度を上げるには強力な武器となるはずで、ドラマのプロデューサーも『復帰宣言すらしていない彼女にオファーするのは大変勇気がいりましたが、結果は奇跡のようなタイミングでお引き受けいただき、喜びで胸がいっぱいです』とコメントしている」(同)

　さらにこんな気の早い話もある。
　「これで今度の紅白歌合戦の目玉が一つできたということです。昨年の紅白は目玉がなく、視聴率も悪かった。今年は視聴率挽回が至上命題になるので、宇多田の出場は今から視野に入っているはず」(同)

　今年の宇多田の動向に注目したい。