サッカー日本代表が大躍進していることで、連日テレビに出ずっぱりの前園だが、この日の番組のトップニュースのW杯の話題でも、前園が解説を務めた。
松本人志も含め、出演者らがサッカー通でないことから、途中、脱線することもあったものの、それも番組の“色”。前園もそつなくこなしていたのだが、次回の対戦相手であるベルギー代表のロメル・ルカク選手に話が及ぶと、松本が「ニカク?」「笑福亭?」とボケ始めたのだ。
こういった事情があってか、東野からは他の番組への出演も多く忙しいことを指摘されつつ、「違う番組のほうが生き生きとしてますね」と鋭いツッコミが。前園は「ここ(ワイドナショー)の経験が生きてきてる」とフォローするも、「やめたいと思ってるでしょ?」と追い打ちをかけられた。
確かに、ワイドナショーでは途中で茶々を入れられるなど、やりにくそうな雰囲気も見せる前園だが、それぞれの番組ごとにキャラを変えられることは前園の強みだ。
「TBS系の『ビビット』や『ひるおび!』では、多くの年齢層が見る時間帯ということが影響しているのか、ボケは控えめでとにかく丁寧にコメントをしています。他のコメンテーターとのバランスも取りながら、自身が経験者であることをひけらかしたり、前へ前へと出ない姿勢がいいですね。一方、バラエティ色の強い『ワイドナショー』やその他のサッカー関連のバラエティ番組では、イジられ役に徹することができる。共演者もやりやすいでしょう」(芸能関係者)
しかし、このようにウケも狙える前園だが、実は解説者としての評価は高く、ネット上では「前園さん、おバカキャラだと思っていたけどめちゃくちゃ話わかりやすい」「前園さんの話は頷くことが多い」という声も多い。前園にオファーが絶えないことも納得だ。
関係者の中には「今回のW杯で一番活躍したのは前園だな」という人も多いが、まさにその通りかもしれない。