「これで、メジャーな芸能人になるチャンスをつかみましたね。すべては身長のおかげといっていいでしょう」(芸能リポーター)
来年3月29日にスタートする2010年上半期朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」(月〜土午前8時15分)でヒロイン役を演じることになった松下。
「このドラマは『ゲゲゲの鬼太郎』などで知られる漫画家・水木しげる氏の妻・武良布枝さんの同名エッセイを原案にしたもの。極貧の中、漫画に打ち込む夫を支え、おおらかに生きる女性を松下が演じる」(芸能ライター)
担当プロデューサーは「ナチュラルでのびやかなイメージがヒロイン像にピッタリ」と説明したが、起用理由のひとつに“身長”があったと言われている。
「布枝さんは、当時の女性としてはかなり背が高い165センチで目立ったらしく、ずっと身長コンプレックスを持っていたそうです。174センチの松下に白羽の矢が立ったのも無理ありません」(芸能ライター)
当の松下は「決まった時はうれしくて震えがきました。昔、ヒョロっとしていて、“一反木綿みたい”と言われたことがあります」と、水木ワールドと浅からぬ因縁があったことを笑顔で話してみせた。
“一反木綿”とは体をくねらせながら空を飛ぶ白い布状の妖怪のことで、水木ワールドでも、おなじみのキャラクターだ。
「芸は身を助けるならぬ身長は身を助けるといった感が強いですが、とにかく、これからが勝負です」(芸能リポーター)
松下は兵庫県川西市生まれの24歳。妹がひとりいる。
15歳の時、スーパーモデルを数多く輩出したエリート・モデルコンテストに出場し、2000年7月の日本人大会で優勝。翌年「爽健美茶」(日本コカコーラ)のCMで一躍注目を集めるようになった。
「それでも仕事をセーブして、ストレートで東京音大に入ったほどの音楽好き。母親の影響でピアノが大好き」(芸能ライター)
また身長ばかりでなく、スリーサイズの方も上から86・60・89というナイスバディーのため今回関係者から“恋愛禁止令”が出されているという。