応援に駆け付けたのは、ヤンキー先生こと義家弘介参院議員(37=自民)と、ミスターの物まねで知られるプリティ長嶋・市川市議(54、本名=片岡馨)の2人。500人を超す有権者が異色の顔合わせに盛り上がった。
義家氏にとってモリケンは母校、明治学院大学の先輩に当たる。しかし義家氏は「普通なら森田さんにつく。それでも私は白石さんを選んだ。千葉の教育問題に取り組めるのは白石さんしかいません」と猛プッシュ。
プリティ長嶋氏もまた芸能界では大先輩のモリケンに対し、「同じタレント議員でも中身のない人」とチクリ。真っ向勝負を挑む構えをみせた。
同知事選で公明党県本部は白石氏を支援。引退する堂本暁子知事は、いすみ鉄道前社長の吉田平氏(49=民主、社民、国民新推薦)を後継指名している。
自民党県連は森田、白石、吉田各氏に割れて統一候補擁立を断念、自主投票となった。ほかに社会福祉法人理事長の八田英之氏(64=共産党推薦)、元県議の西尾憲一氏(58=無所属)が立候補している。