2007年からモーニング(講談社)で連載中の『きのう何食べた?』は、ゲイカップルの食生活をメインに、ゲイが抱える悩みや現状を描いた作品。2009年には、宝島社発表の『このマンガがすごい!』オトコ編6位を獲得し、男性誌での連載ながら女性にも人気の作品となっている。
「これが本当ならば、同じくゲイにスポットを当てたテレビ朝日の『おっさんずラブ』の影響は大きいということでしょうね。あれだけ大ヒットし、2018年の“流行語大賞”にもノミネートされたのは、低迷気味のドラマ界にとっても明るい話題。一時期、“不倫ドラマ”が連発されたように、2019年は“ゲイカップル・ドラマ”が流行しそうです」(テレビ誌ライター)
2014年に一般女性と結婚を発表した際には、ネット上で“ロス”が起きたほど人気のある西島と、その確かな演技力で映画賞を総ナメし、最終回には視聴率25.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を獲得した『JIN-仁-』(TBS系)や二宮和也主演のドラマ『ブラックペアン』(同)などに出演している内野の共演は、ネット上でも話題となっている。
Twitterトレンドには、双方の名前や作品タイトルがランクインし、「このカップリング最高かよ」「興奮しています」「ぜったい観る!」と祭り状態になっているのだ。しかし、ここである問題が浮上している。
「ネットの一部では、ソース元が“日刊大衆”であることを危惧しています。『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ)で名物スタッフがリストラされたと報じて、松本人志がTwitterで不快感を露わにした件(記事はデマだったと謝罪し、後に削除)や、昨年“ダレノガレ明美が事務所から独立する”と報道し、本人がTwitterで否定したこともありました。こうしたこともあってか、“大丈夫?”と訝しい思いを抱いているネットユーザも多いんです」(エンタメライター)
ファンの多くはこのドラマ化に対して、“事実であってほしい”と願っていることだろう。テレビ東京からの正式な発表を待ちたい。