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データインパクト 横山典騎手(後編)

 8月23日現在、JRAリーディングで4位につけている横山典弘騎手。夏場に主戦に置く札幌競馬も残すところ2週となり、ラストスパートの期待がかかる。今回は、先週に続いて当地での彼の面白データ後編をお伝えしたい(集計対象は2005年〜09年8月9日まで)。

 ◆ダ1000メートルは鬼 この条件は46戦し、<15、9、7、15>。何と勝率33%で複勝率は67%! 3戦中2戦以上の確率で複勝圏内をキープしているのだから、ダ1000メートルで横山典を無視するのは自殺行為といえる。この条件に限れば、単複収支もベタ買いでプラスになってしまうので、ぜひとも押さえておこう。

 ◆ダ1700メートルも及第点 札幌ダートで一番多くレースが行われる1700メートル。人気別でみると、1番人気時より、4〜7番人気あたりの中穴での収支がいい。もっとも、その実績は1000メートルには遠く及ばないので、大勝負は避けたいところ。1700メートルで狙い目となるのは、古川、岩田、柴山、中舘あたり。

 ◆芝は中長距離が狙い目 芝では1200メートル、1500メートルの短いところより、1800メートル以上がいい。特に2000メートル以上には強く、単複を1万円ずつ買い続けていたら、102万円が117万円に増加した計算になる。芝コースでの横山典は長いところで狙いたい。

 ◆ダートでの乗りかわりに強い ダートでの乗りかわり時は、複勝収支がプラス。やはり、下手クソ(?)から横山典に乗りかわると、馬も一変するということか。誰が下手クソか調べようとしたが、1人あたりのサンプル数が少ないので公表は控えたい。いずれにしても、「横山典はほかの騎手よりうまい」と断言しておこう。

 ◆馬場状態別 大ざっぱに結論だけ書くと、「芝は渋った方が良く、ダートはパサパサの方が得意」。札幌は雨が多い方ではないので、ダートが得意な原因は晴れが多いからかもしれない。

 ◆まとめ 夏場に福島や新潟ではなく、北海道シリーズに専念するメリットは「新馬で有力馬をお手馬にできる」ことが大きいはず。しかし、横山典は新馬、それも1番人気に弱く、翌年のクラシック候補を入手できているとはいいがたい。今年、ダービージョッキーになったが、基本的には前回、別の鞍上がヘグッて勝てなかった古馬を乗りかわって制す…このパターンが札幌シリーズでは目立っている。

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