「芸人としての格が一気に上がる。バラエティー番組に出演しても、ひな壇ではなく司会席に近くなるでしょう。所属する吉本興業内でもセンセイとして処遇されます」(放送作家)
次に起こるのが『火花』の映像化だ。
すでに多くのテレビ局や配給会社がドラマや映画権を巡り、版元である文藝春秋社に殺到。プロデューサーらが企画書を手に行列を作っているのだ。
「権利料が青天井となっています。映像化権でウン億円という値まで飛び交っているんです。芸人として史上初の芥川賞ですから権利料も史上初の高値を記録する可能性が高い」(同)
当然、気になるのは芥川賞受賞作家となった芸人・又吉のギャラだ。
「これまではピースの又吉として相方の綾部と基本、折半が決まりだった。ピンでも12〜15万円がいいところ。でも作家先生という冠が付いたことで最低でも100万円〜。本人が納得しなければもっと上がりますよ。今後はバラエティーや司会のオファーもこれまで以上に殺到するでしょう。賞を取ったことで強いて例えるなら爆笑問題や、くりぃむしちゅークラスにランキングされます」(芸能プロ関係者)
さらに、早くも噂されているのが解散説だという。
「局は又吉だけと仕事がしたい。ギャラも天地の差がついていく」(事情通)
又吉センセイの時代到来。