本作は、新米法医学者の万木朝顔(上野)が、父であり刑事の平(時任三郎)が力を合わせて、遺体に隠された謎と事件の真実を解明していくというストーリー。初回は13.7%(ビデオリサーチ調べ、関東区)という高視聴率を記録した。志田にとっては、今年1月放送の『ハケン占い師アタル』(テレビ朝日)に続き、今年2回目のドラマ出演となる。
本作で志田は、空気の読めないアルバイトの医大生、安岡光子を演じている。初登場となる第2話では、朝顔の職場である興雲大学の法医学教室にアルバイト希望としてやってきた光子が、朝顔に「法医学興味あるの?」と聞かれ「全然」とばっさり否定し「ここなら人気ないし倍率低そうだから」とあっけらかんと答えるシーンが描かれた。
視聴者からは「光子(志田)キャラ濃すぎ(笑)次にどんな発言するのか毎回楽しみだわ」「イラつく役だけど、志田未来がやると不思議とイラつかない」「光子のポジションって視聴者目線なんだよね。だから初めての解剖で気絶したり、現場のことわからなくて空ぶったりするのも、なんだか親近感がわく」との声が挙がっている。
「志田未来といえば、2005年放送の『女王の教室』(日本テレビ系)で天才子役としてブレイクした女優です。その後『14歳の母』(同)や『小公女セイラ』(TBS系)などの話題作に出演し、“過酷な運命に立ち向かう優等生キャラ”というイメージが定着していました。しかし、2016年放送の『レンタル救世主』(日本テレビ系)では、ラップで自分の思いを吐き出すという個性的な資産家令嬢・百地零子を演じ、2017年放送の『ウツボカズラの夢』(フジテレビ系)では、母の従姉妹の家庭に居候し、純朴な見た目でありながらも、一家の父と息子2人を誘惑し、関係を持つという悪女・斎藤未芙由を熱演しました。さらに2018年放送の『ハラスメントゲーム』(テレビ東京系)では、クレーマーのヤンママ・小川麻衣役など、近年では今までのイメージを覆すような、個性的な役を多く演じています。幅広い役を演じながらも、どの役にも自然にハマる演技力の持ち主といえるでしょう。
「『朝顔』で演じている光子は、空気の読めないキャラという点では『ハケン占い師アタル』で演じた神田和実と似通っています。しかし、視聴者からは『結婚生活順調なのか、前より顔色よくてキレイに見える』『志田未来のメガネ姿、色気あるな〜』『元々可愛い系だけど、人妻になってからはちょうどいい肉付きになって“イイ女感”出てる」と、結婚後さらに色気が増した志田を絶賛する声が挙がっています。“子役上がりの女優”から“大人の魅力ある女優”へと転身できたことが、人気の理由でしょう」(ドラマライター)
近年、今までのイメージを覆す強烈なキャラクターを数多く演じてきた志田。大人の色気をかもし出す“人妻女優”として、一皮むけた志田の今後の快進撃に期待したい。