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『ベスト・キッド』、ウィルが息子を語る

 映画『ベスト・キッド』のUKプレミアが15日木曜日、ロンドンで開催。
 ジャッキー・チェン(『ラッシュアワー』シリーズ)と『ベスト・キッド』のプロデューサーである両親のウィル(『M.I.B.』『インディペンデンス・デイ』)、ジェイダ(『コラテラル』『スクリーム2』)、そして妹のウィロウ(『アイ・アム・レジェンド』)と共に現れた主役のジェイデン・スミス(『地球が静止する日』)はロンドンのレスター・スクエアにあるオデオン・シネマのレッドカーペットに登場した。
 この映画の主役を演じた12歳のジェイデンは、映画の為のトレーニングでスケジュールが目一杯だった事を打ち明けた。「すっごく疲れたよ。腕立て伏せ、懸垂、腹筋を毎日5時間もやっていたんだから」
 そして共演者のジャッキー・チェンは、ジェイデンの熱意を褒めちぎって、今でも彼がトレーニングを続けている事を口外した。「やる気まんまんで、いつもトレーニングしていたよ。今でもやっているんだよ。僕の主催する学校から、ジェイデンの元へとベストの教師を送って、一緒にトレーニングをしているよ」
 しかし、プレミア会場でジェイデンは、この映画にあまり興奮していない様子で「だってもう何回も見ちゃったんだよね」と告白した。

 自慢の息子を持つウィルとジェイド・スミス夫婦は、ジェイデンの今後の将来を楽しみにしていると語った。ジェイドは、「現在、ジェイデンはやりたい事をやるチャンスを持っているから、これからどうなるかは見守って行くわ」。ウィルもまた「皆んなをハッピーにする事より素晴らしい事なんてこの世にはありえないよ。(俳優は)最高の仕事だよ」とコメントした。更にウィルは、息子ジェイデンに関して小さな頃からハリウッドで生活していることで、『名声』へのプレッシャーに対処できると確信している。他の子供スターたちとは違い「ジェイデンはそういうプレッシャーが無縁ではない場所で育ったんだよ。彼はこの職業が家業だって、判っているんだ。多くの子供スターたちは、14か16歳で一家の大黒柱になることのプレッシャーからつぶれていく。だから僕ら家族は少しでもそれを解決できれば、って思うよ。今はジェイデンの仕事に対するエネルギー、欲求と愛情に関してよく注意してみているんだ」とコメントした。

 今回のイベントには他にもヒップホップMCのディジー・ラスカル、ラッパーのティンチー・ストライダー、元『ホーリーオークス』の俳優スチュアート・マニング、そして現在妊娠中の元『イーストエンダー』ナタリー・キャシディーが姿を見せていた。

 『ベスト・キッド』は8月14日土曜日から全国公開開始。

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