朝ドラ94作目となる同作は、雑誌「暮しの手帖」の創業者たちをモチーフとし、11歳で一家の父親代わりとなったヒロインが、静岡と東京を舞台に激動の昭和を駆け抜ける姿を描く。高畑は2500人超の応募者の中から選ばれたという。
「高畑は舞台経験も豊富な若手の実力派。朝ドラも経験済みで、13年後期『ごちそうさん』で杏が演じるヒロインめ以子の夫・西門悠太郎(東出昌大)の妹・希子を演じ、知名度が急上昇した」(芸能リポーター)
ところでNHK朝の連ドラのヒロインは注目度の高さの割に、実はギャラが安いことで知られている。
「1本あたり『あまちゃん』の能年玲奈が3万円以下、『花子とアン』の吉高由里子が約4万5000円だったそうです。特に朝ドラは約10カ月間、週5日以上は撮影で拘束されるので、他の仕事はほとんど取れないのです」(同)
では、なぜ、そんな低ギャラの朝ドラに女優たちは出たがるのか。
「民放の全国ネットは約30局くらいですが、NHKは約50ある。しかもNHKは海外でも視聴可能で、視聴者への浸透度が全然違う。だからギャラが安くても、朝ドラ出演後、CMや民放ドラマ、映画などのオファーが増加して、元は取れる」(同)
9月28日スタート『あさが来た』のヒロイン・波瑠(23)には朝ドラ後のオファーがすでに殺到しているそうだが、高畑も朝ドラ後は国民的女優になるかもしれない。