2001年から2012年まで放送されていた同番組。メンバーは、若手芸人がネタを披露する前身番組『新しい波8』から選抜したキングコング(梶原、西野亮廣)、ロバート(秋山竜次、馬場裕之、山本博)、ドランクドラゴン(塚地武雅、鈴木拓)、北陽(虻川美穂子、伊藤さおり)、インパルス(板倉俊之、堤下敦)が中心となり、一時期は視聴率20%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を連発していたバラエティーだ。
近藤氏とカジサックは当時の思い出を回顧。2001年当時、20代を中心に若いメンバーで結成されることになったが、近藤氏はキングコングらのグループ以外に、年齢層が少し高いもう一つのグループがあり、その2択で迷っていたことを告白した。近藤氏は「品川庄司だったり、おぎやはぎだったり、オレが好きだと思った人たちで作ったら“こういうのはできるよな”っていうのと、若い人たちで作ったらこっち(キングコングら)だよなっていうのがあった」と振り返った。また、そのどちらのグループにも入っていたのが、ドランクドラゴンだったと言い、カジサックを驚かせていた。
「近藤氏と言えば、『はねる』メンバーから猛批判を受けていた人物。梶原も番組中に“面白くねぇんだったら死ねよ”と言われたり、噛んだことを指摘した際には“お前そのイジりやめろって言ったろ、殺すぞ!”と脅されたことを明かしています。しかし今回、近藤氏がカジサックのチャンネルに出演したところを見ると、関係は良好のようですし、暴露は信頼関係があって言えることなんでしょう。2000年代はまだパワハラという言葉もほとんど使われていなかった時代ですし、何より“番組を面白くしたい”という近藤氏の気持ちが悪い方向に出てしまっただけなのではないでしょうか」(テレビ誌ライター)
番組が終了して約7年。それぞれの道でメンバーが活躍しているが、同番組がなければ今の彼らはないのは事実である。パワハラはあったものの、今は近藤氏に感謝していることだろう。